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1955-05-20 第22回国会 参議院 本会議 第14号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和三十年五月二十日(金曜日)    午前十時五十一分開議     ━━━━━━━━━━━━━  議事日程 第十四号   昭和三十年五月二十日    午前十時開議  第一 ニッケル製錬事業助成臨時措置法を廃止する法律案内閣提出)(委員長報告)     ━━━━━━━━━━━━━
  2. 河井彌八

    議長河井彌八君) 諸般の報告は、朗読を省略いたします。      ——————————
  3. 河井彌八

    議長河井彌八君) これより本日の会議を開きます。 この際、新たに議席に着かれました議員をご紹介いたします。 議席第二百三十四番、地方選出議員新潟選出小柳牧衛君。 〔小柳牧衛起立拍手〕      ——————————
  4. 河井彌八

    議長河井彌八君) 議長は、本院規則第三十条により、小柳牧衛君を大蔵委員に指名いたします。      ——————————
  5. 河井彌八

    議長河井彌八君) この際、日程に追加して、国会法第三十九条但書規定による議決に関する件(肥料審議会委員)を議題とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕      ——————————
  6. 河井彌八

    議長河井彌八君) 御異議ないと認めます。 去る十三日、内閣総理大臣から、肥料審議会委員に、衆議院議員井出一太郎君、稲富稜人君芳賀貢君、平野三郎君、本院議員河野謙三君を任命することについて本院の議決を求めて参りました。五君が肥料審議会委員につくことに賛成諸君起立を求めます。 〔賛成者起立
  7. 河井彌八

    議長河井彌八君) 総員起立と認めます。よって本件は、全会一致をもって五君が肥料審議会委員につくことができると議決されました。      ——————————
  8. 河井彌八

    議長河井彌八君) この際、日程に追加して、国会法第三十九条但書規定による議決に関する件(選挙制度調査会委員)を議題とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕      ——————————
  9. 河井彌八

    議長河井彌八君) 御異議ないと認めます。 去る十三日、内閣総理大臣から、選挙制度調査会委員衆議院議員小澤佐重喜君、鈴木義男君、中村高一君、星島二郎君、三浦一雄君、森三樹二君、本院議員大達茂雄君、小林武治君、中田吉雄君を任命することについて本院の議決を求めて参りました。九君が選挙制度調査会委員につくことに賛成諸君起立を求めます。 〔賛成者起立〕      ——————————
  10. 河井彌八

    議長河井彌八君) 総員起立と認めます。よって本件は、全会一致をもって九君が選挙制度調査会委員につくことができると議決されました。      ——————————
  11. 河井彌八

    議長河井彌八君) この際、日程に追加して、日本銀行政策委員会委員任命に関する件を議題とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  12. 河井彌八

    議長河井彌八君) 御異議ないと認めます。 四月二十八日、内閣総理大臣から、日本銀行法第十三条の四の規定により、安川第五郎君を日本銀行政策委員会委員任命することについて本院の同意を得たい旨の申し出がございました。本件同意することに賛成諸君起立を求めます。 〔賛成者起立
  13. 河井彌八

    議長河井彌八君) 総員起立と認めます。よって本件は、全会一致をもって同意することに決しました。      ——————————
  14. 河井彌八

    議長河井彌八君) この際、日程に追加して、日本電信電話公社経営委員会委員任命に関する件を議題とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  15. 河井彌八

    議長河井彌八君) 御異議ないと認めます。 四月二十八日、内閣総理大臣から、日本電信電話公社法第十二条第一項の規定により、井上富三君、古野伊之助君を日本電信電話公社経営委員会委員任命することについて本院の同意を得たい旨の申し出がございました。本件同意することに賛成諸君起立を求めます。 〔賛成者起立
  16. 河井彌八

    議長河井彌八君) 総員起立と認めます。よって本件は、全会一致をもって同意することに決しました。      ——————————
  17. 河井彌八

    議長河井彌八君) この際、日程に追加して、電波監理審議会委員任命に関する件を議題とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  18. 河井彌八

    議長河井彌八君) 御異議ないと認めます。 四月二十八日、内閣総理大臣から、電波法第九十九条の三第一項の規定により、飯野毅夫君田上穣治君を電波監理審議会委員任命することについて本院の同意を得たい旨の申し出がございました。本件同意することに賛成諸君起立を求めます。 〔賛成者起立
  19. 河井彌八

    議長河井彌八君) 総員起立と認めます。よって本件は、全会一致をもって同意することに決しました。      ——————————
  20. 河井彌八

    議長河井彌八君) 日程第一、ニッケル製錬事業助成臨時措置法を廃止する法律案内閣提出)を議題といたします。 まず委員長報告を求めます。商工委員長吉野信次君。 〔吉野信次君登壇、拍手
  21. 吉野信次

    吉野信次君 ただいま議題になりました法律案につきまして、商工委員会における審議の経過ならびに結果についてご報告申し上げます。 ニッケル製錬事業助成臨時措置法、この法律は、御承知の通り、昭和二十六年六月に、朝鮮事変後に世界的にニッケルが不足いたしましたときに、国内におけるニッケル増産を図ることを目的として制定されたのでございまして、同法におきましては、住友金属鉱山指定いたしまして、指定業者が不測の事態によって損失をこうむりましたときには、一定額を限度として国家補償を行なう、こういう建前になっておったのでございます。ところが、この法律を施行して住友鉱山指定いたしましてから、指定されました住友鉱山はもちろんでありますが、指定をされない他の一、二の業者も非常に熱心にこのニッケル増産に努めました結果、量的にもまた質的にも非常にニッケル増産が順調になって参ったのであります。二十六年には国内生産は二百四十トンに過ぎなかったのでありますが、二十九年にはそれが二千五百トン以上の増産になっておるのでありまして、国内需給の関係から申しましても、国内需給以上に生産ができたのでありますから、昨年度におきましては五百九十三万ドルの多額のものを外国に輸出している、こういう状況でございます。こういうわけでございまして、せっかくこの法律住友金属鉱山指定いたしましたけれども、国家補償を行うことなくして、法律所定目的を達したのでございまして、住友金属鉱山に対しましても、二十八年九月にすでにその指定を解除しておりますので、従いまして、この法律は、もはや必要がない状態でございますから、今回この法律を廃止せんとするのがただいま議題になっております法律案でございます。 商工委員会におきましては、若干の質問もございましたが、これらは速記録によって御了承を願いたいと思います。いろいろ御審議の結果、討論を省略して採決に入りましたところ、全会一致をもって政府原案の通り可決すべきものと決定いたしました。 右御報告申し上げます。(拍手
  22. 河井彌八

    議長河井彌八君) 別に御発言もなければ、これより本案採決をいたします。本案全部を問題に供します。本案賛成諸君起立を求めます。 〔賛成者起立
  23. 河井彌八

    議長河井彌八君) 総員起立と認めます。よって本件は、全会一致をもって可決せられました。 次会議事日程は、決定次第公報をもってご通知いたします。 本日は、これにて散会いたします。 午前十一時二分散会      —————————— ○本日の会議に付した案件 一、新議員の紹介 一、国会法第三十九条但書規定による議決に関する件(肥料審議会委員) 一、国会法第三十九条但書規定による議決に関する件(選挙制度調査会委員) 一、日本銀行政策委員会委員任命に関する件 一、日本電信電話公社経営委員会委員任命に関する件 一、電波監理審議会委員任命に関する件 一、日程第一 ニッケル製錬事業助成臨時措置法を廃止する法律案