○矢嶋三義君 皆さんの御了承を得ましたから簡単に
答弁を求めます。
第一点は
地方公務員法の一部
改正案は政府側としては最終案を得たかどうか。
それから先般の本
委員会でも全会一致で
文部大臣に強く要望したのでありますが、あの
地方公務員法の一部
改正の中に教育公務員の停年制を織り込むような
内容のものは絶対に反対であるということを、
文部大臣に本
委員会の総意によって
委員長から申し入れいたしました。それに対して
文部大臣は全く同感であると、閣議決定も大体その方向できまったが、条文整理の段階になって自治庁と
文部省の見解が若干相違しているので、運用の面で心配な点があるから、さらに今善処しているところだと、こういう当時の返事が
文部大臣からあったわけでございますが、先ほどお伺いしましたように、
地方公務員法一部
改正案は政府として最終案を得たかどうか、それから教育公務員については停年制を適用しないという
文部省の主張は百パーセント通ったかどうか、これが第一点。
それから第二点の
答弁は、先般来この義務教育費半額国庫負担法に基く、半額は
文部省が完全に各都道府県に交付する、残りの同額の二分の一は
地方財政
計画の中に盛り込まれており、しかもその点を
文部省も了承しているし、自治庁当局も了承していると、さらに十学級に十三人、あるいは十二学級に十三人というあの数字は、教育的な根拠のある数字でもなければ、また政令非該当県を何ら拘束するものでもないということを本
委員会で
答弁され、その
内容を周知徹底させるために都道府県知事と都道府県教育
委員会に対して通牒を出すようにということを要請したところ、
文部大臣は善処を確約し、さらにそれを効果あらしめるために自治庁長官と話し合って、その上で善処したいということを
答弁されました。私は早急に取り運んでいただきたいということを要求していたわけですが、自治庁長官との話し合いの結果どうなったか、いつ通牒を出されたか、その通牒の案文もお答え願いたい。
それから第三点は、こういう問題については、こちらからあらためて聞かれなくても、宿題になっている問題についてはみずから進んで私は
政府委員は今後
答弁願いたいと思う。それは余剰農産物の協定は成立したやに承わっております。そこでこの前
質問し、
政府委員が
答弁を保留して帰られたことは、この余剰農産物の無償千五百万ドルの
内容と、それからこれが届いた場合には、これは中小炭鉱と中小企業の窮迫している地帯の学童に最優先的にこれを供与するという吉田内閣時代に国民に誓約をしたあの基本
方針というものは、今の鳩山民主党内閣は堅持されるのかどうかということをこの前伺っているわけで、
答弁を保留して帰られたわけです。その三点について御
答弁を求めます。