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松岡平市君
防衛分担金の
折衝等があって従って十両日ごろには
予算の
提出は困難ではございませんかと申し上げた。そういうことはあらかじめ
政府だけでなくても、われわれにおいても十五日ごろ
予算の
提出は困難だというふうに当時予想されたにもかかわらず、
責任のある
政府が、しかもこれは私だけの
意見でない
大蔵大臣もちゃんと
承知しております。今日
閣議において大丈夫だと言って、ここで繰り返し繰り返しあなたはおっしゃった。私は今更遅れたものを取り返しはつきませんから、これについて何も百万言を費やしても、ただあなたは遺憾だ、お詑をするとよりほか、あなたの御
答弁はないと思うから、どうこう申しませんが、少くとも
政府は、この
委員会でああいう論議の
経過において
確約された、その
確約を果されなかったということについては、私はまことに
政府に対して遺憾の意を表せざるを得ない。のみならず今後におきましても、
政府がああいう形において
確約されたことさえも果されないということであれば、今後少くとも
政府が
確約されたことについても、われわれは容易に信用しがたくなるということだけは申し上げておきます。
私はこれより以上あなたの
答弁を求めても仕方がないのだからいたしませんけれども、われわれとして少くとも
運営委員会として先般の議運に
政府がかく
確約したということを伝え、のみならず院の
運営について
責任を負う立場において、
政府の今回のあの
確約を果されなかったということについては、
委員会の権威のためにもはなはだ残念であるということを
一つ政府としても十分記憶しておいていただきたいということを申し述べまして、私はこれより以上のことを追及いたしません。十分特に
官房長官の、今後この
委員会における
態度を御考慮願っておきたい。