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森本委員 東京郵政局はそうかもしれませんが、私がおった松山の
郵政局におきましては、香美郡なら香美郡の郡内の
特定郵便局長を希望する者が十人おれば、十人全部調査する。その中で、どこそこの
局長を希望するという者よりも、もっと適格者が現実に出たこともあるのです。だからこの十四名の中にも、あなた方が
考えておる奥平朝親氏が唯一無二の人である、初めから一人しかないというふうに
考えておるけれ
ども、その十四名というものを調査したら、その十四名の中に全然適格者がないというふうな断定は、神わざでない限り私は下せぬと思う。それをどういう理由によって下したかということをお聞きしておるわけなんです。神様でない限り、この十四名の中に
白鬚の
特定郵便局長としての適格者が全然ないということを、私は見通すことはできないと思う。せっかく
東京都内の
特定郵便局長を希望しておる者が十四人もおりながら、片方で一年も前に待命になって、
退職金も倍額をもらって、
本省では将来望みがない、もう自分は後進に道を譲る、こういうことでやめた者を、唯一無二の
候補者としてなぜ
任命しなければならなかったか、そこにはなはだ疑問があるわけです。その点を明確にだれもが納得のいく論理を私ははっきり御答弁願いたいと思う。