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1955-11-18 第22回国会 衆議院 議院運営委員協議会 第1号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和三十年十一月十八日(金曜日)     午前十一時十分開会     ————————————— 協議事項  第二十三回国会準備に関する件     —————————————
  2. 田中伊三次

    座長代理田中伊三次君) 椎熊委員長代理がまだお見えになりませんから、私が暫時かわって司会をいたします。どうぞよろしくお願いいたします。  それではこれから議院運営委員協議会を開きます。  この際、議長から発言を求められております。
  3. 益谷秀次

    議長益谷秀次君) 去る九月十日、中村委員長より一身上の都合により辞表を提出されましたので、あとの委員長代理決定していただいた上、許可しようと考えておりましたが、当時理事の大部分が洋行中でありましたため、御帰朝を待っておりましたが、その後の政情でお集まり願えませんでしたところ、去る十一月九日、各理事の方がお集まり願えましたので、委員長辞任後の代理椎熊君に御決定を願いまして、当日付で中村君の辞任を許可いたした次第であります。右御報告申し上げます。   〔座長代理田中伊三次君)退   席、座長椎熊三郎君)着席〕
  4. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) 所用のため、ちょっとおくれましてまことに申訳ありません。  本日お集まり願いましたのは、来たる臨時国会召集を前にして、会期その他開会式順序等をあらかじめ御相談申し上げたいためであります。  ただいま益谷議長から御報告がありましたように、中村運営委員長は、先般来辞意を表明せられまして、前回の議運理事会においてこのことを了承いたしましたので、閉会中でありましたから、議長において辞職を認められました。その理事会において、次の運営委員長ができるまで、私に委員長代理をやれということでございましたから、それで本日この協議会を主宰する次第でございます。何分よろしくお願いいたします。  それでは官房長官が間もなくお見えになりますので、それまでの間に、一昨日議運理事会を開きまして、その際あらかじめ理事会で申し合せをしたいろいろのことがございますので、本日皆様の御承認を得れば、その通り実行できます。  第一は、議員控室の件であります。各党の分野がいろいろ変りまして、御承知のような状態になっておりますので、当然控室の変動があるわけで、お手元に案が差し上げてありますが、理事会では、各党控室は、自由民主党は現在の向う側、それと現在社会党が使っております部屋、それから議場のうしろ部屋一つ社会党は、旧来自由党社会党が使っておりましたところを全部と、曲りました手洗いのこっちの部屋一つ、そのほかに三階の方に第十六議員控室自由民主党の方では、第二十四号、第二十五号、その他政調会等に便利なような第十四号、それで一人当りの坪数等から見ると、大体旧来の慣例からいって適当である、理事会ではこの案を採用しようではないかということであります。その際おのおの各党に持ち帰って、本日までに決定してくるということであります。自由民主党ではいかがでございますか。
  5. 福永健司

    福永健司君 この間お話の通りでけっこうだと思います。
  6. 井上良二

    井上良二君 社会党ではいろいろ相談をいたしましたが、御存じの通り社会党が十日に合同いたしまして、直ちに合同手続事務当局にとりました関係から、社会党両派では、それぞれ合同に基く部屋移動をいたしました。従って、各控室がそれぞれ宿がえをいたしまして、全部整備ができたところであります。この整備に基いていろいろな印刷物や名札その他一切の諸経費をつぎ込んで、やっと宿がえが完成したところであります。そこでまた宿がえということになってくると、事務的にも大へん支障を来たしますし、いろいろな関係で困るから、さしあたりいろいろ御都合もあろうが、今のままで当分の間置いといてくれ、こういう意向が強い。もしできればそうしていただきたい。
  7. 池田禎治

    池田禎治君 ちょっと懇談にして下さい。
  8. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) 速記をとめて下さい。   〔速記中止
  9. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) 速記を始めて下さい。本日のところ、控室の件は未決定にしておきまして、一両日中理事会におまかせを願います。今度は理事会できめたのを最終決定としたいと思います。     —————————————
  10. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) 次に、議席の件でございます。各党それぞれ移動がありましたので、議席も変ります。そこで、先般の理事会で一応の申し合せをいたしましたのは、議長席に向って左側が自由民主党、右側は社会党、続いて無所属が多少ございますので、それが一番こっち、そういうことに理事会では申し合せをいたしました。すでに自由民主党では議席変更などをやってしまったようでございますから、御承認願えればけっこうであります。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  11. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) それでは議席はその通り決定いたします。     —————————————
  12. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) 次は、来たる臨時国会会期の件でございます。会期の件は、もとより国会で自主的にきめる問題でございますけれども召集した政府の方でも希望がありまして、三週間程度にしてもらいたいということでございましたが、理事会では、しからば通常国会をいつ開くかということを、これから根本君が来て明確になりましょうが、十二月二十日ごろに開きたいというのでございまして、それなら三週間といって、また延長とかなんとかいうことなしに、二十五日にしたらどうかという一応の相談でございました。それも各党、党に持ち帰って、きょうまでに大体の決定をしてもらうことになっておりましたが、自由民主党では、社会党の主張せられる二十五日間でよろしかろう、こういうことでございます。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  13. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) それに関連して、実質的にはどうなるかと言いますと、二十二日に召集で、二十一日には現内閣が総辞職するそうです。従って当然総理大臣指名選挙を二十二日にやらなければなりません。指名選挙が終りますと、組閣のため、そうして国会に臨む準備のために、十日間自然休会の形で休ましていただきたい、こういうのが政府の申し入れでございます。そういうやり方で行っていいのかどうか、これらは一切あげて国会の自由の決定にまたねばならぬ。
  14. 山本幸一

    山本幸一君 大体その方向でいいだろう。
  15. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) 御了承願えれば、そのつもりで自然休会等決定は、二十二日の召集日議運において確定いたします。
  16. 井上良二

    井上良二君 その間、緊急重大事項が発生の場合は、内閣が組閣された後においては開くことがあり得べし。
  17. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) 会期、その他会期中に政府が提案せんとする議案等については、官房長官から聞いていただきたい。     —————————————
  18. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) 次は、常任委員各派割当変更の件ですが、事務当局の説明によりますと、政党は今日の形になりましても、自由民主党社会党両派の間の委員の割り振りには変更がないということであります。現在の委員数において、各党都合による人の入れかえは別ですが、数は従前通り、こういうことでございますから、御了承願います。     —————————————
  19. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) 次は、議院運営委員長選挙の件でございますが、中村委員長辞任せられまして、ただいま議長から報告されました通りの結果になっております。召集日当日、会期決定などをする必要上、一切の案件に先んじて、議席指定がきまりましたら、運営委員長選挙を行わなければ、会期をきめる手続上に支障がありますので、議席指定の次に議院運営委員長選挙を行う、それでよろしゅうございますか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  20. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) それではそういうことに決定いたします。     —————————————
  21. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) 次は、議院運営小委員の員数及び選任の件ですが、御承知のように当委員会においては、議院運営小委員、これは理事を充てることになっておるようです。図書館運営小委員、院内の警察及び秩序に関する小委員庶務小委員の三つの小委員会がございます。従前通りこれを設置しておくことに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  22. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) それでは従前通り決定いたします。     —————————————
  23. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) 次は、特別委員会設置の件でございますが、これは各国会ごとにきめなければなりません。現在は海外同胞公職選挙法行政監察貿易振興補助金等の五つの特別委員会がございます。これをこの臨時国会においても、従前通り置くかどうかということです。この際、自由民主党の方で御意見があると思うのですが、これはもう少し研究してもらいたいということを言われておりますから、きょうは……。
  24. 福永健司

    福永健司君 いずれ臨時国会に入ってからということで……。
  25. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) それでは、これは留保しておきます。     —————————————
  26. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) 次は、開会式の件でございます。開会式の式の形式について、参議院からいろいろ御意見があったそうでありますが、事務当局との間に御交渉願いたいということを先般お願いしておきましたから、その後の経過を事務総長から説明して下さい。
  27. 大池眞

    事務総長大池眞君) 向うの方にさっそく交渉いたしましたところ、参議院側では、今こういうふうにしたいという原案と言いますか、きめた案を持っていない、ただ、今までのあれは、どうも形式がおかしいということで、この前両院理事の打合会議論があった程度で、それ以上に向うでは、こういうふうにしてもらいたいという希望案というものは作ってはない。だからそのままでもう一ぺん合同理事会話し合いをする以外にはない。こちらの方で何か改正の案があればけっこうですが……。
  28. 山本幸一

    山本幸一君 この間話したように、結局、一応こちらで案を作って、こちらはこちらで内部的な打ち合せをして、大体よかろうと思ったら、参議院側にもそれを見せて協議したらいいじゃないか。そのときに参議院側意見があったら、織り込むような話し合いをしてもいい。
  29. 長谷川四郎

    長谷川四郎君 この間も、正式な案というものは作られておらなくても、口頭で、こういう点とこういう点を直したいということを、こちらにも話があったのでしょう。ですから、その案を一応ここで大体のことを事務当局から話してもらって、これに対してどうかという、大筋のところだけはここで知っておかないと、事務局としても案が立たないと思う。それを発表してみてやったらどうか。
  30. 大池眞

    事務総長大池眞君) この前の両院理事合同の打合会で、衆議院側からは、開会式形式についてとかくの議論はございませんでしたが、参議院側の方に議論があるということで、将来考えたらどうかと申し出られた話のうちには、現在行われております開会式形式のうちで、一番前列のところに総理大臣、これは行政部代表として出ております。それから司法部代表として最高裁の長官、それからして会計検査院独立機関として、それから両院の副議長、こういう形で出ておりますので、どうも司法部代表もしくは会計検査院長あすこに出るのはおかしいじゃないか、むしろ議員だけで、あすこに参列するというならば、こういう方は、あの前に立たずに、どこか適当なところ、たとえば上の方とか、どこかに考える方がよくはないかという議論が出ております。それに、国会図書館長が国務大臣の待遇を受けるために、認証官の前の席に入っておりますが、これも考える余地があるんじゃないかというのであります。それ以外に向う希望としては、これは国会法改正も多少関連があると思いますが、両院開会式を行う場合に、衆議院議長両院代表して式辞を読むが、これはでき得ることであれば、両院交互にやらせてもらえるような方法考えられないだろうか、これは国会法でも、衆議院議長がこれを主宰することになっておる。これとの関連はもちろんありますが、そういうことが出ておりました。先ほど申し上げました形式式辞の問題、これだけが向うで何とか将来考えられないだろうかという点であります。
  31. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) この問題は、一つ速記をとめて、懇談で御意見を自由に御発表願います。   〔速記中止
  32. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) 速記を始めて下さい。開会式の儀式の形式その他に関しましては、近く議運理事会協議会を開きまして、一応の案ができましたら、参議院と交渉の上、りっぱにできるようにきめたいと思います。     —————————————
  33. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) 官房長官がお見えになりましたから、この際臨時国会召集するに至りました経緯並びに政府希望を御遠慮なく御発言を願います。
  34. 根本龍太郎

    官房長官根本龍太郎君) 臨時国会召集につきましては、すでに当時の自由党両派社会党の要請がございまして、政府としては、できるだけすみやかにということで、いろいろ準備をしておりましたが、大体その準備態勢もおおむね見通しがつきましたので、御承知のように二十二日に召集するということを決定いたしまして、公布の手続をいたした次第でございます。その間社会党の統一、並びに自由民主党の結成ができましたので、そういう経緯から見ますれば、やはり首班の再指名が行われるということが至当ではないかというような考え方からいたしまして、まだ閣議で正式に決定しておりませんけれども、大体二十一日の臨時閣議で総辞職決定し、二十二日に首班指名をしていただきたい、かように考えておる次第であります。臨時国会会期の問題は、国会できめることでございますが、政府といたしましては、新内閣ができますれば、現在の閣僚構成員が変って参ることが当然予想されますし、その間、新内閣としていろいろの人事並びにその他政策の問題についても、あらためてまた協議をしなければならぬと思いますので、適当な期間自然休会が行われまして、その間の準備期間を与えてほしいと存じております。政府希望としましては、大体十日間くらいの自然休会をいただければ非常にけっこうだと考えております。自然休会後において、現在のところ、これまた新内閣がきめることでございますが、大体の予想といたしましては、新内閣ができた後の政府の所信を本会議において総理が表明されることが適当ではないかと考えておる次第でございます。  それから臨時国会における政府関係として提出いたしたいと考えておる法案は、ごく事務的なものに限りたいと考えておる次第でございます。現在大体予想されますのは、御承知のように公職選挙法のうちで、中央選挙管理委員構成員が五名各党から推薦されておりますが、それは各党一名ずつになっております。二名以上になってはいけないということになっております。従来は、両派社会党、自由、民主、それから緑風会と五名になっておるのであります。ところが現在のこの法律でありますと、社会党の方でも一名減らなければならぬ、自由民主党も一名減らなければならぬので、実情に沿わないと思う。そこでこれの改正をいたすのが至当ではないかということで、それに関連する法律改正を提出いたしたい、かように考えております。その次に米の買上数量が増加いたしておりますので、食糧証券発行の限度の改正をいたさないといけないと思いますので、これに関連しまして食管法の一部改正法案というものを出されなければならぬ。その次に条約の承認の問題がございますが、これは著作権の問題に関してだと思います。これは畑の関係国との関係もありまして、臨時国会でやっておいた方が時期的に都合がいいので、これも出る予定に考えております。もう一つ、これは新しい問題でございますが、原子力燃料の探鉱、これが現在の原子力ブームでありましょうか、非常にたくさんの請願が出ておるのだそうであります。ところが、今これを規制する方法がございませんので、非常に困難を来たしておる状況であります。予算もほとんど伴わない問題でございますし、これに関する臨時特別措置法を出したいという通性省の強い要望がありますので、これも新内閣において決定の上は、出すのではないかと考えております。もう一つは、国会承認を必要とするところの人事の問題がございますので、これが出ると思います。もう一つは、現在の政務次官制度改正いたしまして、副大臣並びに参政官というものを置く必要があるのではないかという議論が出ておるのでありまして、これも新内閣において決定されることでございますが、もしそういうものができました場合には、これも臨時国会で御審議を願わなければならぬ。大体のところ、今予想されるものはそういう程度のものでございます
  35. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) 官房長官に聞きたいのは、当面当然問題になる期末手当等の問題が、今度の臨時国会では議論されるだろうと思います。これは十二月十五日までに支給しなければならぬが、それらについて、新内閣考えもあるのでしょうけれども、あらかじめ用意がありましょうか。
  36. 根本龍太郎

    官房長官根本龍太郎君) 期末手当の問題につきましては、実は数回にわたって関係閣僚会議並びに閣議にこれをかけておるのであります。現業を持っておる各省におきましては、やはり勧告案を尊重して実施すべきであるという意見が強いのでございます。ところが大蔵省関係は、財源の問題と、さらに地方財政との関係において非常に難色を示しまして、私も、実は数次にわたりまして関係閣僚のあっせんをいたしましたけれども、いまだ結論を得ていないのでございます。従いまして、この問題は、新内閣において当然緊急に態度決定しなければならぬ問題だと思っております。もし、期末手当勧告に基いて変更するということになりますれば、当然これは法律事項になりますので、その関係法律案が提出されるということになろうと存じますが、これは現内閣においても、実は結論が出ておりませんので、新内閣決定に基いて処理されるべきものと考えておる次第であります。
  37. 福永健司

    福永健司君 今根本内閣官房長官から、新内閣になったらということを前提として、幾つかのことを言われたのですが、たとえば、その一々については申し上げません。一つを拾ってみますと、副大臣参政官制度というようなものについては、私自身も大へん問題があると思います。数日前、自民党の幹事長たる岸信介氏は、まだ党においては、副大臣参政官制度等は聞いていないし、従って方針等もきまっておらないのだという表現を新聞に出しておったと記憶しておりますが、新内閣においてきめるんだということになりますと、現内閣官房長官が、いずれ続いてやられると想像いたしましても、あまり予告篇を今からおっしゃらない方がよろしいのじゃないかという印象を受けるのであります。ことに今の問題等は、相当世論の批判を浴びるのではないかと思うだけに、いやしくも運営委員協議会で、正式な閣議決定等を見る事前にこれをおっしゃることはいかがかと思いますが、党とどういうふうな打ち合せをしていらっしゃるか、少くとも私どもは党人の一人として、幹事長の言を今まで信頼してきておるだけに、もう少し党と打ち合せをなさった上で御発言を願いたいと思います。
  38. 根本龍太郎

    官房長官根本龍太郎君) 先ほど冒頭に申し上げましたように、座長の方から、率直に、ざっくばらんに、現在予想をされるものはということを言われましたので、そこでこの問題については、いずれ新内閣において決定された後という前提のもとに申し上げたのでありまして、この前提がなければ、実は新内閣ができた場合における状況については申し上げられないことになるのでありますが、一応予測されるものとして申し上げた次第であります。  なおまた、ただいま問題となりました参政官、副大臣制度の問題につきましては、昨日も実は、代行委員の一人の人と幹事長も一緒に協議いたしまして、これは研究すべきであって、そういう方がいいじゃないかという示唆まで受けて、むしろ私の方に研究を依頼されたような状況でありましたので、率直に申し上げたのであります。
  39. 福永健司

    福永健司君 それは官房長官の御意思ですからなんですが、幹事長すら言明を避けておるのを、官房長官が、速記のついておるような会議で、今言ってしまわれることがどうかと思われる。むしろ、これは懇談の席において言われる程度のことになさるべきだと私は思うのですが、私どもがどうこう言うことじゃない。政府側としてそういった取扱いをなさる方がむしろ賢明じゃないかと思う。
  40. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) 私は、少しよけいなことを質問したのかもしれませんが、運営委員協議会は、なるべく真相に触れておきたいものですから、ざっくばらんな話を誘導尋問をしたわけであります。従って、官房長官も率直に現在の考えを申し述べられたことと思います。すべて新内閣がやることであって、現在の内閣が二十一日で辞職するのですから、責任を持って次の国会でごうごうとは言えないことで、根本君の言われた通り前提があります。しかし、そういう真相を知っておくということは、運営委員会の責務としては参考になることだと思います。きょうの情景は好ましい情景であったと私は思うのであります。そういう意味で、内閣国会に対する態度に対しましては、この程度にいたしたいと思います。
  41. 野原覺

    野原覺君 官房長官にお尋ねしますか、臨時国会召集されたのは、鳩山第二次内閣、現内閣です。その召集された現内閣としては、今日一番問題になっておるのは、地方財政の赤字問題だろうとわれわれは考える。憲法第五十三条によって、両社なり往年の自由党臨時国会開会を要求しているわけですが、その案件として、地方財政の赤字問題をあげておったと私は思うのです。ところが召集されたその現内閣は、この臨時国会には地方財政対策を何ら考えていないのだ、こういうものはほったらかしていかれるというのかどうか、このことが一つ。  それからもう一つは、中小企業もやはり問題があります。特に今日の民間産業賃金遅払いの問題、これを一体現内閣はどう考えておるのか。官公労の年末手当は、新内閣によって考えるであろうというあいまいな御答弁でありますけれども、これもやはり問題があるのであります。それと、今申した民間産業の、この年末を前にした賃金の遅払い問題にどう対処されようとしておるか、この二点について、やはり今日では、今の内閣責任がございますから、これをはっきりお伺いしておきたいと思います。
  42. 根本龍太郎

    官房長官根本龍太郎君) 先ほどの質問は、政府として提案するであろうと思われる法律案だけでございました。召集されました理由は、御承知のように野党がそれぞれの案件を提示してあられますから、それが当然議題になることは当りまえだと思います。ただし、それに対する法律処置としての問題は、問題として先ほど申し上げた通りでございますが、地方財政の問題については、現在参議院継続審議になっておる地方財政再建整備臨時措置法というものがございます。そこで地方財政窮況の問題につきましては、当然議題になることは考えられます。それに対する措置等も、これは議題になることとは存じております。それからまた、御指摘の中小企業等の問題につきましても、これは当然議題になると思いますけれども、現在のところ、これに対する立法措置考えていないのでありまして、現行の予算並びに法律運営において措置するというのが至当だというふうに考えておる次第であります。なお新内閣になりまして、これについてあらためて、あるいは立法措置をするとか、あるいは予算措置をするということが起りますれば、これまた当然提出されて、御審議を願うということになると思います。
  43. 野原覺

    野原覺君 地方財政問題は、参議院継続審議法案でいくのだということですけれども、あなたが今法案とは別個に、現在許された法案の中で、あるいは予算の中で、地方財政並びに中小企業の問題も別途の措置考えておると言われた。これは非常に大きい問題ですから、やはり責任者である官房長官からお聞きしたいことは、どういう措置ですか、七百億に近い赤字に対処する別途の措置とはどんなことですか、重ねて聞いておきたい。
  44. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) 国会審議する議案の内容については、当委員会はそこまで深入りしないで、国会に対する心組みを聞く程度にしておいて、しかも二十一日に辞職するのですから、議案の内容にわたる討論のようなことは、やっても仕方がないと思う。
  45. 池田禎治

    池田禎治君 官房長官に一、二お伺いしますが、今同僚野原君からも言われましたように、われわれは成規の手続をもって臨時国会開会政府に要求した。あなたは、先ほど来おいでになっていろいろなことを言われておるが、憲法第五十三条には「内閣は、国会の臨時会の召集決定することができる。いずれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は、その召集決定しなければならない。」と明記してある。憲法はどういうものであるかということは、私は申し上げませんが、あなた方は、われわれが成規の手続をもって八月中旬に要求しているものを、その間今日まで何らおやりにならなかった。それはそれだけの理由があると思いますが、憲法に基く要求をして、しかも手続をして、そうしてあなた方は何らそれに対する釈明がないというのはどういうことですか。国会を軽んずる、大きく言えば憲法をじゅうりんすることだ。政府都合なら都合があって、こういうわけでできなかったという、政府代表しての所信をあなたは述べなければならない。今の法案の問題については、これは議会において、それぞれの委員会において論戦いたしますけれども、これだけ明白な事実を、あなた方は怠慢でおやりにならなかった。どういうわけでできなかったのか。これは当然本協議会において、あなたが政府代表して冒頭におっしゃるべき言葉だと思う。だから国会を軽視する、憲法をじゅうりんするというようなことが出てくるのだ。私は民主政治の基調である憲法を、あなた方が守らないというのは一番不届きなことであると思う。しかもここで質問いたしますと、二十一日に総辞職する。二十二日に首班指名をするとおっしゃる。ある意味ではけんかすぎての棒ちぎれの感がある。しかしそれは新内閣においてやると言う。あなた方与党議員の中からも、あまり予告篇ばかり出すなと言われたが、責任政治のもとにおいて、現内閣としてどういう立場において、どういう手続をとられたか。この内閣が変って、次の内閣ができるのは予定のコースだ、変ってしまえば責任がないということになるかもしれないが、それでは憲法政治、政党政治というものが、根本から破壊される危険があると思う。実際問題としてそういう事態になる。ですから、それは政府としてはどういう考えであるか。少くとも本来なら、あなたが一番先におっしゃるべき事柄ではないかと思う。
  46. 根本龍太郎

    官房長官根本龍太郎君) 私、先ほど申し上げました通り、要求に基いて政府はできるだけすみやかに臨時国会召集するための準備をして参りましたが、それがなかなかできないためにおくれたということを申し上げたのでございます。それが大体おおむねできましたので、召集手続をし、現に御指摘の通りの憲法の条章に従って、臨時国会召集決定されておるわけでございまして、政府としては、憲法をじゅうりんするというような気持は全然ございません。また国会においても十分尊重せられることと考えておる次第でございます。
  47. 池田禎治

    池田禎治君 これ以上の話は水かけ論になりますから論争いたしませんが、実際問題としては、そういう官房長官のお答えは、あまりにも通り一ぺんの答弁であると思う。八月に要求して、今は十一月です。要求に基いてとおっしゃるが、そういう形式論の話でなく、やはり憲法政治を重んずる、議会政治を重んずるという建前なら、政府としても早くやりたかったが、こうだったという、こういう言葉があってしかるべきではないか。しかも二十一日に内閣が総辞職をなされ、そうして首班指名を二十二日にやって組閣に入る。それでは、われわれが唱えておる議会政治というものに対する国会軽視という声が出てくる。そういうことではいけないからお尋ねをしておるのです。私はあなたの言っておることは、形式論の答弁だと思う。しかしこれ以上答えられぬというなら、私はあなたをつかまえて言うべき何ものもない。しかし、それでは憲法政治、議会政治というものはやはり軽視されると思う。
  48. 井上良二

    井上良二君 非常に大事なことですから伺っておきます。大体池田君の発言に対する答弁として官房長官は、臨時国会の要求があった、しかし政府としては召集するには召集するだけの準備をしなければならぬ、その準備にひまどっておった、ところがやっと準備が完了した、国会召集しても、それに臨むだけの態勢ができた、こういう御答弁であります。ところが、さいぜんの御答弁を聞いておると、たとえば年末手当の問題にしましても、あるいは地方財政の再建促進の問題にしても、まだ内閣としては基本的に話し合いができていない、つまり国会に諮るだけの何らの対策ができていない、これはあげて新内閣がきめるべきだ、こういう御答弁のように承わったのです。だから、たとえば地方財政再建整備については、単に参議院にかかっておる継続審議の再建整備促進法を通してもらいたいというのが準備なのか、そうではないでしょう。正しくは、地方財政に対しては政府はこういう再建措置を講ずる、こういう措置をもって国会に臨みたいということじゃないですか。そうして新しく年末手当に対しても、こういう考え方で一つ臨むということでなかったら、国会に臨む政府準備というものが完了したとは言えない。その関係はどうなんですか。
  49. 根本龍太郎

    官房長官根本龍太郎君) 国会召集手続並びにその準備をしておった当時は、保守合同がまだできていないころでございます。自由民主党が成立いたしましたために、与野党の分野が変って参ったわけでございます。それこそ政党責任政治の建前から、この際総辞職をして、あらためて首班指名をして責任を明らかにすることが正しいという意味で、にわかにこれは総辞職、再指名をお願いするということになりましたために、新内閣ができて初めてここで国会に臨むということが当然になると思います。その結果が、これらの諸問題についても新内閣責任を持っていかなければならぬ。それらの問題は新内閣において決定の上、国会の御審議を願うということになったので、通常の場合における状況と、そこで変って参ったと考えておる次第でございます。
  50. 井上良二

    井上良二君 私は新内閣のことを今聞いておるのじゃないのです。鳩山内閣がこの臨時国会を要求に応じて召集したのですから、そうしますと、鳩山内閣としては、現在まだ責任のある内閣でありますから、この内閣臨時国会召集しておる以上、この内閣としては、こうこうこういう準備態勢臨時国会に臨むのだということの一応の責任というか、原案を持っておられるべきだ。そうすれば、国会に対して何も対策なしということでは、その責任は果されない。ただ頭の中で考えておりました臨時国会における諸般の準備なり方針なりというものが、国会に臨む前に今お話のように変って、新内閣ができるから、そこで新内閣が、鳩山内閣考えておった過程をどう変更するか、どうまたそれを受け継いでやろうとするか、これは新内閣考えるべきことであって、新内閣に対して、これはまだできておりませんから、私どもとやかく言うべきことではないのであります。鳩山内閣としては、一応臨時国会に臨む予算的、法的準備というものがされておらなければならぬ。それを新内閣が受け継ぐか、受け継がないか、そこが問題です。また鳩山内閣としては、受け継いでもらうように努力しなければならぬので、そういう臨時国会に臨む鳩山内閣準備が全然ないということであっては、臨時国会召集した意義というものはなくなってしまう。それははなはだ無責任きわまる。こういうことになるのだが、それはどうなんです、そこは…。そこがややこしくなってくる。
  51. 根本龍太郎

    官房長官根本龍太郎君) これは御承知のように、実際問題といたしまして、最初の場合においては総辞職をして、新内閣を作って国会に臨むというケースはなかったのでございますが、そういう現実の問題が政治情勢として事実上存在する場合には、やはりそれに基いて措置するのが至当ではなかろうか。そういたしますれば、現内閣は当然総辞職するが、準備が全部できておれば、それを今度引き継ぐというような形にすることも、これまたいろいろの問題が出てくると思います。御質問の御趣旨はよくわかりますが、実際問題としては、こういうふうな結果にならざるを得ないだろうと思います。
  52. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) これは大きな問題だと思いますが、国会としては、政府に対して臨時国会を請求する目上、政府準備があろうがなかろうが、そんなことは国会の関与するところではない。準備がないなら政府がいけないということであって、国会自体が批判すればよい。だから当然開けということですから、憲法上開かざるを得ない。
  53. 大橋武夫

    ○大橋武夫君 新しい問題ですが、内閣辞職ということは非常に憲法運用の重大な問題ですから、政府の御見解を明らかにしていただくという意味でお尋ねします。二十一日に内閣が総辞職されます理由を、もう一度明確に御説明いただきたいと思います。
  54. 根本龍太郎

    官房長官根本龍太郎君) これは先ほど申し上げました通り、現在まだ総辞職決定していないのですから、これをざっくばらんにお互いに話し合うというので申し上げたわけでございます。議会政治、いわゆる政党責任政治の建前をとっていくという場合に、従来健全野党という立場でおられました自由党も、それから与党であるところの民主党も、ほとんど、ごく少数の方は別にして、合同されて、政党の分野が変って参ったのでありますから、従って、ここに政党責任政治の本義にのっとりまして、一たん総辞職をして、新たに新内閣首班国会指名していただくことが、国政運用上妥当というような考えがおもな原因だと考えていいのじゃないかと思っております。
  55. 大橋武夫

    ○大橋武夫君 そういたしますと、政党の統合の結果、第二次鳩山内閣の存立の基礎というものが、新しい情勢から見て不適当になってきた、従って新しい内閣の基礎を国会に持つという意味で、この際今まで考えられておった基礎というものがなくなったので、そのために総辞職をして、そうして新しい分野に基くはっきりした基礎の上に成り立つ新内閣を作るべきだ、こういう御判断のように思いますが、それでよろしゅうございますね。
  56. 根本龍太郎

    官房長官根本龍太郎君) そういうふうに私は考えておる次第でございます。
  57. 栗原俊夫

    ○栗原俊夫君 今の問題に関連してですが、根本官房長官にお伺いいたします。今日ただいまの鳩山内閣は、一体自由民主党内閣なのか、もしそうでないとすれば、何党内閣なのか、この点を明らかにしてもらいたい。今日ただいまの内閣は、何党内閣ですか。
  58. 根本龍太郎

    官房長官根本龍太郎君) これはどういう御趣旨かわかりませんが……。
  59. 栗原俊夫

    ○栗原俊夫君 その答弁によっては、あとからややこしくなるから……。
  60. 根本龍太郎

    官房長官根本龍太郎君) 首班指名は、この前日本民主党の総裁がなられたのでありますが、今回は自由党と民主党が合同して、その構成分子も一緒になって参ったのであります。そこでただいま大橋さんから言われたように、政党の基盤が変ったのであります。そこで総辞職をして自由民主党内閣を組織して、明確に政党責任政治の実体を整えることが至当であるという考えで総辞職をし、首班の再指名をお願いする、こういうわけでございます。
  61. 栗原俊夫

    ○栗原俊夫君 それは一応了解できますが、今日ただいまの性格を、官房長官から明確に規定してもらいたいのです。
  62. 田中伊三次

    田中伊三次君 それは民主党内閣だ。選挙したときが民主党内閣なんだから……。
  63. 栗原俊夫

    ○栗原俊夫君 あなたに聞いておるのじゃない。官房長官にお尋ねしておる。
  64. 山村新治郎

    ○山村新治郎君 当協議会は議会の運営をなめらかにするための委員会であって、お互いに政治の現実を直視して議論しなければならぬ。従って、再編成間もない今のわが党でもあり、社会党でもありますから、まだ与党なれもしないし、野党なれもしない。従って、きょうの官房長官に対する質問は、この程度にしたいと思います。
  65. 野原覺

    野原覺君 一つお尋ねしたいことがあります。一点だけでけっこうです。鳩山第二次内閣というのは、その基盤は民主党であって、今あなたは政党責任政治ということを何回も繰り返されたのですが、これは結局、政府の基盤というものは政党でなければならぬという立場で言われたと思います。そうなると、自由党と民主党が合同した、そこで基盤が変ってきたために、第二次内閣は総辞職しなければならぬのだ、こういうお考えだろうと私は思うのです。そこで自由党と民主党という、この自由民主党という政党は、民意による政党ではないですね。合同したのですから、選挙による政党ではない。自由民主という単一な政党は…。
  66. 山中貞則

    ○山中貞則君 君たちもそうじゃないか。
  67. 野原覺

    野原覺君 もちろん日本社会党もそうだ。だからこの際は、第二次内閣によって、総辞職するのでなしに、解散すべきではないか。一応自由民主党社会党というものがはっきり信を天下に問うべきではないか、こういう議論がありますが、政府はどうお考えになりますか。
  68. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) それは本委員会の性格を逸脱するのじゃないですか。議運の少数の人たちでやるべきことではないと思います。しかも議運でもない協議会でもありますし、そういった内容にわたった重大な問題は本会議でやることにいたしまして、次に移ります。     —————————————
  69. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) 国務大臣の演説及び質疑につきましては、根本官房長官が明らかにされましたように、新内閣ができて休会明け、十日ほど休んで後、新内閣が議会に臨んだとき所信を披瀝するということですから、その際は当然質疑等が行われてもいい状態になると思います。しかしこれもまだ新内閣ができておりませんから、本日そこまで相談することは穏当を欠くと思います。   〔「あと回し」と呼ぶ者あり〕
  70. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) それではあと回しといたしまして、次に移ります。     —————————————
  71. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) 同僚、東京都第一区安藤正純先生が十月十四日に逝去されました。また埼玉県第三区の杉村沖治郎先生が十月十七日に逝去されました。まことに哀悼のきわみでございます。同僚お二人がなくなられましたので、なるべく早い機会に国会において丁重なる弔意の演説をしていただきたい、こう考えますので、御同意を得れば、召集日一切の事務的手続が終りました後、具体的に申し上げますと、総理大臣指名選挙が終りました後、追悼演説をやりたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  72. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) それではその日に追悼演説を行うことに決定いたします。演説者は慣例等もございますので、その日までに御通告を願います。  両先生に対する弔慰金並びに議員一同からの香典等は先例通り決定してよろしゅうございますか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  73. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) さよう決定いたします。     —————————————
  74. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) 次は、議場内交渉係の件でございますが、旧来の規定通り、百五十人以上の政党では五人、百人以上四人、二十一人以上三人、一、十一人以下正副各一人、このように旧来通りきめてよろしゅうございますか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  75. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) それらの氏名につきましては、召集日当日、午前中までにお届けを願います。     —————————————
  76. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) 次は議事進行係の件でございますが、これは当然与党側におまかせを願いたいと思います。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  77. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) 人選等につきましては、当日までにおきめを願いたいと思います。  そこで、ただいままで御協議願いました点を包括して申し上げますと、召集日の次第、これは午前十時の召集でございまして、直ちに本会議を開き、第一が議席指定、第二が議院運営委員長選挙、第三が会期決定、第四が内閣総理大臣指名、第五が追悼演説でございます。以上をもって、召集日は終りたいと存じます。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  78. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) それでは以上の通りでございます。
  79. 大池眞

    事務総長大池眞君) なお、この際ちょっと御報告申し上げておきます。赤い羽根運動、これはもうとっくに済んでしまいましたが、先例通り議員一名から百円ずつ御醵金を願いたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  80. 椎熊三郎

    座長椎熊三郎君) それでは本日はこれで散会いたします。    午後零時二十三分散会