運営者
Bitlet
姉妹サービス
kokalog - 国会
yonalog - 47都道府県議会
nisalog - 東京23区議会
serelog - 政令指定都市議会
hokkaidolog - 北海道内市区町村議会
aomorilog - 青森県内市区町村議会
iwatelog - 岩手県内市区町村議会
miyagilog - 宮城県内市区町村議会
akitalog - 秋田県内市区町村議会
yamagatalog - 山形県内市区町村議会
fukushimalog - 福島県内市区町村議会
ibarakilog - 茨城県内市区町村議会
tochigilog - 栃木県内市区町村議会
gunmalog - 群馬県内市区町村議会
saitamalog - 埼玉県内市区町村議会
chibalog - 千葉県内市区町村議会
tokyolog - 東京都内市区町村議会
kanagawalog - 神奈川県内市区町村議会
nigatalog - 新潟県内市区町村議会
toyamalog - 富山県内市区町村議会
ishikawalog - 石川県内市区町村議会
fukuilog - 福井県内市区町村議会
yamanashilog - 山梨県内市区町村議会
naganolog - 長野県内市区町村議会
gifulog - 岐阜県内市区町村議会
sizuokalog - 静岡県内市区町村議会
aichilog - 愛知県内市区町村議会
mielog - 三重県内市区町村議会
shigalog - 滋賀県内市区町村議会
kyotolog - 京都府内市区町村議会
osakalog - 大阪府内市区町村議会
hyogolog - 兵庫県内市区町村議会
naralog - 奈良県内市区町村議会
wakayamalog - 和歌山県内市区町村議会
tottorilog - 鳥取県内市区町村議会
shimanelog - 島根県内市区町村議会
okayamalog - 岡山県内市区町村議会
hiroshimalog - 広島県内市区町村議会
yamaguchilog - 山口県内市区町村議会
tokushimalog - 徳島県内市区町村議会
kagawalog - 香川県内市区町村議会
ehimelog - 愛媛県内市区町村議会
kochilog - 高知県内市区町村議会
fukuokalog - 福岡県内市区町村議会
sagalog - 佐賀県内市区町村議会
nagasakilog - 長崎県内市区町村議会
kumamotolog - 熊本県内市区町村議会
oitalog - 大分県内市区町村議会
miyazakilog - 宮崎県内市区町村議会
kagoshimalog - 鹿児島県内市区町村議会
okinawalog - 沖縄県内市区町村議会
使い方
FAQ
このサイトについて
|
login
×
kokalog - 国会議事録検索
1955-07-28 第22回国会 衆議院 運輸委員会 第34号
公式Web版
会議録情報
0
昭和三十年七月二十八日(木曜日) 午後二時十二分
開議
出席委員
委員長
原
健三郎
君
理事
有田
喜一
君
理事
臼井
莊一君
理事
木村
俊夫
君
理事
山本 友一君
理事
青野 武一君
理事
大西
正道
君
上林
山
榮吉
君 堀内 一雄君 眞鍋 儀十君 伊藤 郷一君
關谷
勝利
君
徳安
實藏
君
山口丈太郎
君
池田
禎治
君
竹谷源太郎
君
出席政府委員
運 輸 技 官 (
船舶局長
) 山下 正雄君
委員外
の
出席者
専 門 員 志鎌 一之君 ――
―――――――――――
七月二十三日
委員竹谷源太郎
君
辞任
につき、その
補欠
として
今村等
君が
議長
の
指名
で
委員
に
選任
された。 同月二十五日
委員櫻井奎夫君
及び
古屋貞雄
君
辞任
につき、そ の
補欠
として
井岡大治
君及び
正木清
君が
議長
の
指名
で
委員
に
選任
された。 同月二十六日
委員徳安實藏
君、
今村等
君及び
木下哲
君
辞任
に つき、その
補欠
として
益谷秀次
君、
竹谷源太郎
君及び
大西正道
君が
議長
の
指名
で
委員
に
選任
さ れた。 同月二十七日
委員有田喜一
君
辞任
につき、その
補欠
として長
井源
君が
議長
の
指名
で
委員
に
選任
された。 同日
委員長井源
君
辞任
につき、その
補欠
として
有田
喜一
君が
議長
の
指名
で
委員
に
選任
された。 同月二十八日
委員楯
兼次郎君、
上林
山
榮吉
君及び
益谷秀次
君
辞任
につき、その
補欠
として
栗原俊夫
君、大村 清一君及び
徳安實藏
君が
議長
の
指名
で
委員
に選 任された。 同日
理事有田喜一
君及び
大西正道
君
委員辞任
につき、 その
補欠
として
有田喜一
君及び
大西正道
君が理 事に当選した。 ――
―――――――――――
七月二十二日
自動車損害賠償保障法案
の一部
修正
に関する請 願(
上林
山
榮吉
君
紹介
)(第四三八二号)
勇足
駅、
上士幌
駅間に
国営自動車運輸開始
の請 願(
本名武
君
紹介
)(第四四五五号)
海難救助強化
に関する
請願
(
有田喜一
君
紹介
) (第四四五六号) 同月二十五日
京都
、
米原間電車化促進
の
請願
(
小林郁
君紹 介)(第四五〇七号)
野岩羽線会津滝原
、
今市
間の
鉄道敷設促進
に関 する
請願
(
高瀬傳
君
紹介
)(第四五〇八号)
大糸線並び
に
白新線全通促進
に関する
請願
(田
中彰治
君
紹介
)(第四五〇九号)
新潟海岸欠壊防止
に関する
請願
(
臼井莊一君紹
介)(第四五一〇号)
町営高峯飛行場拡張
に関する
請願
(
床次徳二
君
紹介
)(第四五五〇号)
蒲田
駅
乗降口増設
の
請願
(
宇都宮徳馬
君
紹介
) (第四五五一号)
国分
駅
拡張
の
請願
(
中馬辰猪
君
紹介
)(第四五 六八号) 同(
池田清志
君
紹介
)(第四五六九号) 同月二十六日
国有鉄道未成線宝泉寺
、
隈府間開通促進
に関す る
請願
(
石坂繁
君
紹介
)(第四六一八号) の
審査
を本
委員会
に付託された。 同日
四国循環鉄道
の
早期実現
に関する
陳情書
(第四三二号)
民間航空徳島飛行場設置
の
陳情書
(第四六三号)
四国循環鉄道
阿
土海岸線敷設促進
に関する
陳情
書(第四六四 号)
紀勢線全通促進
に関する
陳情書
(第四九三号)
大津測候所設置
の
陳情書
(第四九四号)
神戸始発東海道線特急運転
に関する
陳情書
(第四九五号) を本
委員会
に送付された。 ――
―――――――――――
本日の会議に付した案件
理事
の互選
閉会
中
審査
申出に関する件 小
委員
及び小
委員長
の
補欠選任
請願審査小委員長
より
報告聴取
海運
に関する件 請 願 一 十島村産の
鉄道用枕木買上げ増量
に関す る
請願
(
床次徳二
君
紹介
)(第四号) 二
全国避難
港の
整備促進
に関する
請願
(北
れい吉
君
紹介
)(第九号) 三
三陸鉄道敷設工事
を
前谷地起点
より着工 の
請願
(
村松久義
君
紹介
)(第二〇号) 四 宮下、川口間の
鉄道開通促進等
に関する
請願
(
八田貞義
君
紹介
)(第二六号) 五 焼尻港築設に関する
請願
(
森三樹
二君紹 介)(第六一号) 六
焼尻島灯台
に
ロータリビーコン器設置
の
請願
(
森三樹
二君
紹介
)(第六二号) 七
塩釜
港
修築
に関する
請願
(
愛知揆一君紹
介)(第八三号) 八 同(
竹谷源太郎
君外四名
紹介
)(第八四 号) 九
全国避難
港の
整備促進
に関する
請願
(椎 名隆君
紹介
)(第八五号) 一〇
タクシー
の
運賃料金改訂
に関する
請願
(
中居英太郎
君
紹介
)(第九八号) 一一
港湾整備費増額等
に関する
請願
(
關谷
勝利
君
紹介
)(第一一七号) 一二
志布志線谷之口
駅の駅員無配置計画取 止に関する
請願
(
伊東岩男
君
紹介
)(第一 一八号) 二二 長良町
国鉄踏切存続
に関する
請願
(河
野金昇
君
紹介
)(第一三四号) 一四
塩釜
港
修築
に関する
請願
(
保科善四郎
君外二名
紹介
)(第一三五号) 一五
大糸線全通促進
に関する
請願
(
下平正
一君
紹介
)(第一六四号) 一六
日豊線急行列車
を
西鹿児島
駅まで
延長
の
請願
(
上林
山
榮吉
君
紹介
)(第一八四 号) 一七
東北本線大宮
、仙台間の
電化促進
に関 する
請願
(
高瀬傳
君
紹介
)(第二二〇号) 一八
港湾整備予算増額等
に関する
請願
(小
西寅松
君
紹介
)(第二二一号) 一九
タクシー
の
運賃料金改訂反対
に関する
請願
(
岡崎英城
君
紹介
)(第二七六号) 二〇
定点気象観測業務再開
に関する
請願
(
原健三郎
君
紹介
)(第三〇四号) 二一 吹田、八尾間に
国営自動車運輸開始
の
請願
(
淺香忠雄
君外二名
紹介
)(第三九〇 号) 二二
大糸線全通促進
に関する
請願
(
下平正
一君
紹介
)(第四五一号) 二三
大糸線全通促進
に関する
請願
(
植原悦
二郎君
紹介
)(第四八一号) 二四 同(
下平正一
君
紹介
)(第五五八号) 二五
日豊線急行列車
を
西鹿児島
駅まで
延長
の
請願
(
池田清志
君
紹介
)(第五一五号) 二六
急行
たかちほ号を
鹿児島
市まで
延長
の
請願
(
池田清志
君
紹介
)(第五一六号) 二七
碁石崎
に
燈台設置等
に関する
請願
(小
澤佐重喜
君
紹介
)(第五二六号) 二八
能登線敷設促進
に関する
請願
(
南好雄
君外四名
紹介
)(第五三三号) 二九
大糸線全通促進
に関する
請願
(
田中彰
治君
紹介
)(第五八二号) 三〇 同(
塚田十一郎
君
紹介
)(第五八三 号) 三一 香住町に
気象測候所設置
の
請願
(
有田
喜一
君
紹介
)(第七〇四号) 三二
国営自動車
の
運転区間延長
に関する請 願(
山口好一
君
紹介
)(第
七三
八号) 三三
二俣佐久間線敷設
の
請願
(
太田正孝
君
紹介
)(第七七八号) 三四
国営自動車中馬線
の
運転区間
を
名古屋
駅まで
延長
の
請願
(
早稻田柳右エ門
君紹 介)(第七七九号) 三五
戦傷病者
に
国鉄無賃乗車復活
に関する
請願
(
中村時雄
君
紹介
)(第八一一号) 三六 同(木村俊
夫君紹介
)(第八四三号) 三七
柏崎燈台設置
に関する
請願
(
石橋政嗣
君
紹介
)(第九〇五号) 三八 山元町、角田町間に
国営自動車運輸開
始の
請願
(
愛知揆一君紹介
)(第九〇九 号) 三九
戦傷病者
に
国鉄無賃乗車復活
に関する
請願
(
福田昌子
君
紹介
)(第九四三号) 四〇 同(
平野三郎
君
紹介
)(第一〇二三 号) 四一 同(
熊谷憲一
君
紹介
)(第一〇二四 号) 四二
戦傷病者
に
国鉄無賃乗車復活
に関する
請願
(
助川良平
君
紹介
)(第一〇六二号) 四三 同(
古井喜實
君
紹介
)(第一〇六三 号) 四四 同(
亀山孝一
君
紹介
)(第一〇六四 号) 四五 同(
上林
山
榮吉
君
紹介
)(第一〇六五 号) 四六 同(
中川俊思君紹介
)(第一〇六六 号) 四七 同(
有馬英治
君
紹介
)(第一一一一 号) 四八 同(
首藤新八
君
紹介
)(第一一一二 号) 四九 長井線十一及び十四
列車
を荒砥駅まで
延長運転
に関する
請願
(
原健三郎
君
紹介
) (第一一一三号) 五〇 成田駅、蚕桑駅間に
停留所設置
の
請願
(
原健三郎
君
紹介
)(第一一一四号) 五一
戦傷病者
に
国鉄無賃乗車復活
に関する
請願
(
岡崎英城
君
紹介
)(第一二八九号) 五二
国鉄大井
町
駅東口廃止反対
に関する請 願(
山口好一
君外一名
紹介
)(第一二九〇 号) 五三
戦傷病者
に
国鉄無賃乗車復活
に関する
請願
(
野依秀市
君
紹介
)(第一三九七号) 五四 一戸、荒沢間の
鉄道敷設促進
に関する
請願
(
田子一民
君
紹介
)(第一五二九号) 五五
鹿児島国際空港開設促進
に関する
請願
(
中馬辰猪
君
紹介
)(第一六五七号) 五六
戸井線敷設促進
に関する
請願
(
田中正
巳君
紹介
)(第一六五八号) 五七
戦傷病者
に
国鉄無賃乗車復活
に関する
請願
(
亘四郎
君
紹介
)(第一七八六号) 五八 同(
高村坂彦君紹介
)(第一七八七 号) 五九
戦傷病者
に
国鉄無賃乗車復活
に関する
請願
(
今澄勇
君
紹介
)(第一八六五号) 六〇 鍛冶屋、梁瀬間の
鉄道敷設促進
に関す る
請願
(
堀川恭平
君
紹介
)(第一八六六号) 六一 西唐津駅、呼子町間の
鉄道敷設促進
に 関する
請願
(
保利茂
君
紹介
)(第二〇四七号) 六二
国鉄加古川線滝野
駅に
快速列車停車
の
請願
(田中武
夫君紹介
)(第二一〇一号) 六三 同(
山口丈太郎
君
紹介
)(第二一三六号) 六四
自動車損害賠償保障法案
の一部
修正
に 関する
請願
(
小澤佐重喜
君
紹介
)(第二一 一八号) 六五
国鉄加古川線滝野
駅に
快速列車停車
の
請願
(
渡海元三郎
君
紹介
)(第二一八七号) 六六
日南鉄道敷設促進
に関する
請願
(伊東
岩男
君
紹介
)(第二二四八号) 六七 伊那、
茅野間国営自動車
の
運輸区間
を 上諏訪まで
延長
の
請願
(
吉川久衛
君
紹介
) (第二二四九号) 六八
国鉄飯田線
の
災害防止
に関する
請願外
一件(
原健三郎
君
紹介
)(第二二八三号) 六九 同(
中島巖
君
紹介
)(第二二八四号) 七〇 同(
正木清
君
紹介
)(第二二八五号) 七一 同(
長谷川保
君
紹介
)(第二二八六 号) 七二
平戸瀬戸海難防止工事施行
に関する請 願(
北村徳太郎
君
紹介
)(第二二八九号)
七三
米ノ津港防波堤築設に関する
請願
(池
田清志
君
紹介
)(第二二九二号) 七四
戦傷病者
に
国鉄無賃乗車復活
に関する
請願
(
早川崇
君
紹介
)(第二三三二号) 七五
大糸線全通促進
に関する
請願
(
松平忠
久君
紹介
)(第二三三三号) 七六
地方鉄道軌道整備法
に基く
予算措置
に 関する
請願
(
山口丈太郎
君
紹介
)(第二四 〇六号) 七七
大糸線全通促進
に関する
請願
(
西村彰
一君
紹介
)(第二四七五号) 七八
国鉄飯田線
の
災害防止
に関する
請願
(
中島巖
君
紹介
)(第二五一一号) 七九 大森駅西側の
ガード拡張
に関する
請願
(
松岡駒吉
君
紹介
)(第二五四七号) 八〇
三尾大島
に
灯台設置
に関する
請願
(有
田喜一
君
紹介
)(第二五四八号) 八一
杞柳並びに杞柳製品
の
鉄道等級運賃引
下げに関する
請願
(
有田喜一
君
紹介
)(第 二五四九号) 八二
大糸線全通促進
に関する
請願
(
原茂
君
紹介
)(第二五五〇号) 八三
甲府
、
長野
間の
電化促進
に関する
請願
(
松平忠久
君
紹介
)(第二五五一号) 八四 同(
原茂
君
紹介
)(第二五五二号) 八五 同(
小坂善太郎
君
紹介
)(第二五五三 号) 八六
国鉄川崎
駅
改築
に関する
請願
(
野田武
夫君紹介
)(第二六〇六号) 八七
戦傷病者
に
国鉄無賃乗車復活
に関する
請願
(
周東英雄
君
紹介
)(第二七二二号) 八八 宮田、原町両
駅間等
に
鉄道敷設
の
請願
(
淵上房太郎
君
紹介
)(第二七二三号) 八九
甲府
、
長野
間の
電化促進
に関する
請願
(
下平正一
君
紹介
)(第二八六二号) 九〇
大糸線全通促進
に関する
請願
(
下平正
一君
紹介
)(第二八六三号) 九一
甲府
、
長野
間の
電化促進
に関する
請願
(
宮澤胤勇
君
紹介
)(第二九九三号) 九二 雫石、生保内間の
鉄道敷設促進
に関す る
請願
(山本猛
夫君紹介
)(第二九九四 号) 九三 宮之城線に
デイゼルカー運
転の
請願
(
池田清志
君
紹介
)(第二九九五 号) 九四
肥薩線
及び
山野線
に
デイゼルカー運転
等の
請願
(
池田清志
君
紹介
)(第二九九六 号) 九五
新潟海上保安部出雲崎出張所設置
の請 願(
三宅正一
君
紹介
)(第三〇八二号) 九六
白棚鉄道開通促進
に関する
請願
(粟山 博君
紹介
)(第三一四四号) 九七
山野線
に
デイゼルカー運転
の
請願
(池
田清志
君
紹介
)(第三一九三号) 九八
中央本線名古屋
、中津川間の
複線電化
に関する
請願
(
早稻田柳右エ門
君
紹介
)( 第三一九四号) 九九 福岡県
下国鉄主要路線
の
電化促進
に関 する
請願
(
池田禎治
君外三名
紹介
)(第三 四〇三号) 一〇〇
肥薩線隼人
、吉松間に
気動車増発
に 関する
請願
(
池田清志
君
紹介
)(第三四〇 四号) 一〇一
新潟海岸欠壊防止
に関する
請願
(櫻
井奎夫君外
二名
紹介
)(第三四〇八号) 一〇二
戦傷病者
に
国鉄無賃乗車復活
に関す る
請願
(
神田博
君
紹介
)(第三六〇二号) 一〇三
焼津新駅
並びに
駅北口設置
の
請願
(
西村直己
君
紹介
)(第三六〇三号) 一〇四 同(
神田博
君
紹介
)(第三六〇四 号) 一〇五
上越西線直江津
、越後湯沢間の
鉄道
敷設促進
に関する
請願
(
内藤友明
君
紹介
) (第三六四八号) 一〇六
五島
及び
壱岐対馬航路
の
国営
に関す る
請願
(
石橋政嗣君紹介
)(第三八三三 号) 一〇七
東海道線電化
を岡山まで
延長
の
請願
(
亀山孝一
君
紹介
)(第四一三九号) 一〇八
五島
及び
壱岐対馬航路
の
国営
に関す る
請願
(
綱島正興
君外七名
紹介
)(第四二 一六号) 一〇九
品鶴線
に
客車運転
に関する
請願
(宇
都宮徳馬
君
紹介
)(第四二一七号) 一一〇
日南鉄道敷設促進
に関する
請願
(伊
東岩男
君
紹介
)(第四二五八号) 一一一
国鉄熱海
駅
改築
に関する
請願
(
畠山
鶴吉
君
紹介
)(第四二九一号) 一一二 熱海港
修築工事促進
に関する
請願
(
畠山鶴吉
君
紹介
)(第四二九二号) 一一三 伊王島海区
平瀬航路標識設置
の
請願
(
田口長治郎
君
紹介
)(第四三三一号) 一一四
戦傷病者
に
国鉄無賃乗車復活
に関す る
請願
(
大野伴睦
君
紹介
)(第四三六二 号) 一一五 江川崎村、窪川町間の
鉄道敷設促進
に関する
請願
(
關谷勝利
君
紹介
)(第四三 六三号) 一一六
弥彦線踏切警手
の
廃止中止等
に関す る
請願
(稻村隆一君
紹介
)(第四三六四 号) 一一七
若江本線国営自動車
の
運転区間
を大 津市まで
延長
の
請願
(
草野一郎平
君
紹介
) (第四三六五号) 一一八
大津測候所設置
の
請願
(
草野一郎平
君
紹介
)(第四三六六号) 一一九
自動車損害賠償保障法案
の一部
修正
に関する
請願
(
上林
山
榮吉
君
紹介
)(第四 三八二号) 一二〇
勇足
駅、
上士幌
駅間に
国営自動車運
輸開始の
請願
(
本名武
君
紹介
)(第四四五 五号) 一二一
海難救助強化
に関する
請願
(
有田喜
一君
紹介
)(第四四五六号) 一二二
京都
、
米原間電車化促進
の
請願
(小 林郁君
紹介
)(第四五〇七号) 一二三
野岩羽線会津滝原
、
今市
間の
鉄道敷
設
促進
に関する
請願
(
高瀬傳
君
紹介
)(第 四五〇八号) 一二四
大糸線並び
に
白新線全通促進
に関す る
請願
(
田中彰治
君
紹介
)(第四五〇九 号) 一二五
新潟海岸欠壊防止
に関する
請願
(臼
井莊一君紹介
)(第四五一〇号) 一二六
町営高峯飛行場拡張
に関する
請願
(
床次徳二
君
紹介
)(第四五五〇号) 一二七
蒲田
駅
乗降口増設
の
請願
(
宇都宮徳
馬君
紹介
)(第四五五一号) 一二八
国分
駅
拡張
の
請願
(
中馬辰猪
君紹 介)(第四五六八号) 一二九 同(
池田清志
君
紹介
)(第四五六九 号) 一三〇
国有鉄道未成線宝泉寺
、
隈府間開通
促進
に関する
請願
(
石坂繁
君
紹介
)(第四 六一六号) ――
―――――――――――
原健三郎
1
○
原委員長
ただいまより
運輸委員会
を開会いたします。 最初にお諮りいたします。会期の終了も間近でありますので、この際
閉会
中も本
委員会
が運営できますよう、一、陸運特に
日本国有鉄道
の
経営合理化
に関する件、一、
船舶
、
港湾
に関する件、一、
観光
に関する件、一、
空運事業
に関する件を
議長
に申し入れたいと存じますが、御
異議
はございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
原健三郎
2
○
原委員長
御
異議
がなければさよう決します。 なお
閉会
中におきまして
委員派遣
を必要とする場合は、その
承認申請等
の
手続
を
委員長
に御一任いただきたいと思いますが、御
異議
はございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
原健三郎
3
○
原委員長
御
異議
がなければさように決定いたします。 なお
閉会
中におきましても、小
委員会
を
存続
して開会することができるようにするとともに、
委員
の
異動等
に伴う
理事
、小
委員
、小
委員長
の
補欠選任等
につきましては、
委員長
に御一任いただきたいと思いますが、御
異議
はありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
原健三郎
4
○
原委員長
それではさよう決定いたします。 —————————————
原健三郎
5
○
原委員長
これより
請願審査
を行いますが、この際
請願審査小委員長
より小
委員会
の
経過
並びに結果の
報告
に
つて発言
を求められておりますので、これを許します。
臼井
君。
臼井莊一
6
○
臼井委員
ただいま議題となりました
請願案件
につき、
請願審査小委員会
における
審査
の
経過
並びに結果を御
報告
申し上げます。 本月二十五日までに本
委員会
に付託になりました
請願
の総数は百三十件でありまして、これらにつき本二十八日
紹介議員
の説明、
運輸当局
より意見を徴する等、慎重に
審査
いたしたのでありますが、これを
鉄道新線建設関係
、
鉄道電化関係
、
国鉄サービス
の
改善
に関するもの、
国営自動車関係
、
港湾関係
、
海運関係
、
海上保安関係
、
航空関係
及び
気象関係
に大別して申し上げたいと存じます。
鉄道新線建設
に関する
請願
は二十八件でありまして、いずれも
地方交通
の利便、資源の開発、
産業
の振興及び
輸送経路
の短縮をはかる等のため、必要な
路線
を
建設
または完成されたいというのでありまして、
未成線
または
工事着手決定線
についてのもの二十一件、
予定線
についてのもの三件、
予定線
に該当しないもの四件であります。
鉄道電化関係
は十件でありまして、石炭の節約により
国鉄経営
の
合理化
をはかるとともに、
輸送力
を増強し、
産業
の伸展、
旅客輸送
の
混雑緩和
をはかる等のため、
主要幹線
の
電化
、
既電化区間
の
延長
、
都市周辺
の
電車化等
をすみやかに実施されたいというのであります。
サービス
の
改善
に関するものは二十五件でありまして、
急行列車
または
快速列車
の
運転開始
、または
延長列車
の
増発等
、
輸送
の
改善
を要望するもの七件、
地方線区
にディーゼル・カーの
運転
を要望するもの四件、駅または
停留所
の
設置
、駅の
改築拡張
、
乗降口
の新設または
廃止
の
反対等
十二件、
踏切施設
の
存続
または
改善等
を要望するもの二件であります。 右のほか
飯田線
の
災害防止
に関するもの五件、
貨物運賃
の軽減を要望するもの一件、まくら木に関するもの一件があります。
国営自動車関係
は七件でありまして、いずれも
地方
の
交通
に便するため、
国営自動車
の
運転開始
または
運転区間
の
延長
を要望するものであります。
地方鉄道軌道関係
は一件でありまして、
地方鉄道軌道整備法
による
予算措置
に関するものであります。 次に
港湾関係
は十三件でありまして、
港湾
の築設、
港湾施設
の
整備拡充
及び
港湾整備費
の
増額
を要望するもの等が十件、
海岸欠壊
の
防止
を要望するもの二件、
暗礁除去
を要望するもの一件であります。
海運関係
は二件でありまして、いずれも
航路
の
国営化
を要望しているのであります。
海上保安関係
は七件でありまして、そのうち
燈台
の
設置
を要望するもの四件、
燈台施設
の
整備
、
海上保安部出張所
の
設置
、
海難救助
の
強化等
各一件でありまして、いずれも
船舶航行
の安全の確保を要望するものであります。
航空関係
は二件でありますが、そのうち一件は
国際空港
の
開設
を要望するものでありまして、他の一件は
飛行場
の
拡張
を要望するものであります。 最後に、
気象関係
は三件でありまして、
うち定点観測
の
復活
を要望するもの一件、
測候所
の
設置
を望むものが二件、これらはいずれも
気象災害
を
防止
、軽減することを
趣旨
とするものであります。 以上百五件の
請願
の
趣旨
は、わが国における
運輸交通
の現状より見て、おおむね適切妥当な要望でありますから、
政府
及び
国鉄
においてその
趣旨
に沿うよう善処すべきものと考える次第であります。 よって小
委員会
といたしましては、本日の
請願日程
第一ないし九、第一一ないし一八、第二〇ないし三四、第三七、第三八、第四九、第五〇、第五二、第五四ないし五六、第六〇ないし六三、第六五ないし
七三
、第七五ないし八六、第八八ないし一〇一、第一〇三ないし一一三、第一一五ないし一一八、第一二〇ないし一三〇の各
請願
は、いずれも採決の上内閣に送付すべきものと議決した次第であります。 なお、
戦傷病者
に
国鉄無賃乗車復活
に関する
請願
が二十一件ありますが、本件については七月十八日
衆法
第五七号をもって、
戦傷病者等
の
日本国有鉄道無賃乗車等
に関する
法律案
が提出され、十九
日本院
を通過、参議院において審議中でありまして、
請願
の
趣旨
はおおむね達せられたと認められるのであります。 よって
日程
第三五、第三六、第三九ないし四八、第五一、第五三、第五七ないし五九、第七四、第八七、第一〇二及び第一一四は、いずれも議決を要しないものと決した次第であります。 以上御
報告
申し上げます。
原健三郎
7
○
原委員長
ただいまの小
委員長報告
の通り決するに御
異議
はございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
原健三郎
8
○
原委員長
それではさように決します。 なおお諮りいたします。ただいま議決いたしました各
請願
の
報告書
の
作成等
につきましては、
委員長
に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
原健三郎
9
○
原委員長
御
異議
なしと認め、さよう決定いたします。 —————————————
原健三郎
10
○
原委員長
お諮りいたすことがあります。
理事
でありました
大西正道
君が去る二十一日、
有田喜一
君が昨二十七日それぞれ
委員
を
辞任
せられ、
理事
が二名
欠員
になっておりまするので、この際その
補欠選任
を行いたいと存じますが、選挙の
手続
を省略して
委員長
より
指名
するに御
異議
はございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
原健三郎
11
○
原委員長
それでは
大西正道
君、
有田喜一
君を
指名
いたします。 —————————————
原健三郎
12
○
原委員長
続いてお諮りいたします。
観光
に関する小
委員
でありました
畠山鶴吉
君、
大西正道
君、
濱野清吾
君、
堀内一雄
君、
栗原俊夫
君がそれぞれ
委員
を
辞任
せられ、再び本
委員
となられましたが、小
委員
が五名並びに小
委員長
が
欠員
となっておりますので、これが
補欠選任
を行わねばなりませんが、この際
委員長
において
指名
するに御
異議
はございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
原健三郎
13
○
原委員長
それでは
畠山鶴吉
君
大西正道
君
濱野清吾
君
堀内一雄
君
栗原俊夫
君を小
委員
に、
畠山鶴吉
君を小
委員長
に
指名
いたします。 —————————————
原健三郎
14
○
原委員長
この際
海運
について調査を進めます。
徳安實藏
君。
徳安實藏
15
○
徳安
委員
きわめて簡単に伺いますが、フィリピンの沈船の引き揚げに関しまして、運輸省が関係しておられる大体の模様をお聞かせ願いたいと思います。
山下正雄
16
○山下
政府
委員
フィリピンの船の引き揚げに関しましては、御承知の通り中間賠償でございまして、御承知のようにマニラ地区とセブ地区の船を
政府
が責任をもって、沈船を引き揚げるというような格好になっております。その実際の引き揚げの作業につきましては、民間の業者を七つのグループに分けまして入札を行いまして、そうして七つの業者の責任において沈船の引き揚げを契約しておるという格好になっております。それで引き揚げましたものはこれをフィリピン
政府
に納めるというような格好になっております。運輸省としましては従来からそういうサルベージ業者の監督をいたしております関係上、フィリピンのサルベージに従事します業者の作業の指導、またはそのほかのいろいろの作業上のことにつきましてのアドヴァイスもいたします。また計画もするというような仕事をいたしております。
徳安實藏
17
○
徳安
委員
この契約は運輸省がやっておるですか。
山下正雄
18
○山下
政府
委員
契約の担当者は運輸省であります。
徳安實藏
19
○
徳安
委員
それで最近契約されましたものの内容をお知らせ願えませんか。
山下正雄
20
○山下
政府
委員
この解体の計画につきましては、地区をABCDEFGという七つの地区に分けまして、そうして解体の作業を計画いたしまして、各地区につきまして入札を行いました。それで当初の請負金額としましては総額が二十八億九千三百八十二万二千円というような金額でございましたが、フィリピンからもっと値引きをしろというような要求もございまして、この作業の計画の内容を一部若干変更いたしまして、結局二十三億四千三百九十二万二千六百十一円というような請負の総額に決定いたしました。そのうち今回本年度分の仕事といたしましては二十三億四千三百九十二万二千六百十一円のうち、十三億五千八百九十一万二千六百八円という仕事をやることになっております。そしてこの契約は七月の十一日に正式に業者と契約をいたしました。
徳安實藏
21
○
徳安
委員
その契約されましたのは、どこの会社とどういうような契約をしたということはわかりませんか。
山下正雄
22
○山下
政府
委員
わかっております。Aの地区でございますが、Aの地区の解艇の請負金額は三十年度分でございません。三十二年度分まで含んでおりますが、三億八千九百六十三万八千五百五十七円でございまして、宮地サルベージに契約をいたしております。それからそれの本年の分といたしまして二億二千六百六十九万一千七百十二円でございます。 それからBの地区といたしまして、解艇の請負金額が五億四千百七十万三千九百十円でございまして、これは日本サルベージと契約をいたしております。本年の分といたしましては、このうち二億六千八百四十六万八千四百五十八円というふうに契約いたしております。 それからCの地区につきましては、解艇の請負金額が二億六千二百二十二万七千二百六円、これを飯野重工業に契約をいたしております。本年の分といたしまして、一億六千九百十一万三百二十五円という金額になっております。それからDの地区といたしましては、解艇の請負金額が三億四百十二万九千七百二十八円でございまして、株式会社岡田組と契約をいたしております。本年の分といたしましては一億五千八百九十六万八千六百九円という金額でございます。 Eの地区におきましては、解艇の請負金額が四億八千百三十万三千四百円でございまして、これを株式会社呉造船所と契約をいたしております。その本年の分といたしまして三億三千百八十一万五百六十四円でございます。 それからFの地区といたしまして、解艇の請負金額が一億九千九百二十三万三千七百六十円でございまして、甘粕
産業
株式会社と契約をいたしております。本年の分といたしましては八千百七十八万五千四百五十八円でございます。 それからGの地区といたしましては、解艇の請負金額が一億六千五百六十八万六千五十円、これは東洋海事工業と契約をいたしております。そのうち本年の分といたしまして一億二千二百七万七千四百八十二円という内訳になっております。
徳安實藏
23
○
徳安
委員
その引き揚げに対して引き舟が要るそうでありますが、この引き舟は契約した各会社が雇うのだそうですけれども、これは最近うわさによりますと、何か日本の船でなしに、外国船を利用しておるという話でありますが、それは事実でありますか。
山下正雄
24
○山下
政府
委員
一件だけそういう例がございます。
徳安實藏
25
○
徳安
委員
それはどこでしょうか。
山下正雄
26
○山下
政府
委員
御説明申し上げます。甘粕
産業
と宮地サルベージ会社が引き舟を回航する場合に、いろいろ国内の引き舟を当ってみましたけれども、交渉がうまく成立しませんので、パン・アメリカ号という、総トン数六百トン、馬力千八百馬力、所有者はニューヨークの銀行でございます。シナ人の方という人がこの運航者の代表でございますが、そういう船を契約いたしまして、この甘粕
産業
と宮地サルベージの引き舟を引っぱっていくというような契約をいたしたわけであります。と申しますのは、現在台風のシーズンを控えまして、しかも作業が相当急を要するというような関係上、こういう引き舟の専門の船を利用した方が回航上非常に便利じゃないかというような関係と、もう一つは引き舟の契約が非常に割安であったというような関係上、甘粕
産業
と宮地サルベージはこのパン・アメリカ号を利用したという格好になっております。
徳安實藏
27
○
徳安
委員
今お話を聞いてわかったのですが、結局一千万円に近い金を中国の商人に持っていかれることになるわけであります。まことに残念なことでありますが、しかしいろいろ事情があってそのようになったと思います。今後できることならやはり日本国民の持っている船でできるだけ利用していただくように、運輸省でも指導していただきたい、これが私どもの念願です。御所見を伺いたい。
山下正雄
28
○山下
政府
委員
今回の例は、先ほど申しましたように一ぺんに多くの引き舟を引っぱっていくというような関係上、なかなか引き舟がなかったということもあります。それからまた価格が非常に割安であったという関係上、やむを得ず甘粕
産業
と宮地サルベージとがこの船を契約したというような状況でございまして、この裁定は、今後こういうような例にはならぬよう、極力日本の船でいたしたいと考えております。
臼井莊一
29
○
臼井委員
青函連絡等の貨車航送線についてお伺いしてみたいと思う。これは
国鉄
の関係でありますから、あるいは本日は適当でないかもしれませんが、
船舶局長
として何かそれらに関係して御承知のことがあり、あるいはまた意見を申し述べる機会があればと思って伺うのでありますが、貨車航送船で昨年の洞爺丸事件、先般の紫雲丸の事件を見ても、船が貨車を積んでいて傾いて、あるいはひどい衝撃を食って、中に積んである貨車が倒れる。これがかしぐごとに片荷になって転覆しやすくなるし、転覆して沈没する時間が非常に短かいというふうにわれわれしろうとでも考えられる。そこで考えられるのは、たとえばそういう傾いて、とめるホックみたいなのは何といいますか、かぎですね、あれがはずれるとか切れるようなことがあっても、要するに貨車が横倒しになるとか片荷にならないように工夫したならば、あれほどの災害の起る機会も少くなるのじゃないか、私どもしろうと考えでそう思うのですが、何かそのようなことについて議論がございますか、どうですか、その点をお伺いしたいと思います。
山下正雄
30
○山下
政府
委員
その問題につきましては、運輸省におきましても、造船技術審議会というのがございますが、そこに安全部会というものを設けまして、船の安全性の部面につきましていろいろ議論をいたしております。お話しになりましたような点につきまして、近く
委員会
で結論をつけるというような段取りになっておりますが、御承知のようにああいう重量のあるものを、船の甲板の上に積みます場合には、どうしても船の重心が上りぎみになる。それから傾斜した場合に倒れやすい。倒れましたときにはなお船の安全の性能が悪くなるというようなことになりまして、安全性の見地からは、船の上にああいう貨車のようなものを積まないということが、安全のためにも好ましいということははっきり言えると思います。
臼井莊一
31
○
臼井委員
貨車を甲板の上に積まないで、あるいは下に積めるような方法が講ぜられれば一番いいのですが、しかし現在のままのように積まざるを得ないというならば、私の考えでやはり万一そういう衝撃とか風波のために片寄って、そういうかぎがはずれた場合でも片荷にならないようにそこに工夫する。一般の
船舶
についても何か片荷になることは、しけ等の場合には危険だというので、それぞれ貨物の中でも何か部屋を仕切って、あまりはなはだしく片荷にならぬように防いでいるということを聞いているのですが、そこでどうしたらかぎがはずれたり、切れたりした場合にそうならぬかという問題、それには中ががらんと広ければ操作などによって危険もなく、便利でもあるでしょうが、
列車
のすぐわきに仕切りが一つできれば、そういう一
列車
なり一貨車だけがはずれても横倒しにならぬ、こういう第二段の考え方、こまかく一レールごとに部屋を仕切るということもありますが、部屋を仕切らぬでもできるだく軽くて丈夫な柱を立てておいて、それで最後のときにはささえられる。あるいはまた最近はエレベーターなども鋼鉄線より何かビニール製のロープが非常に丈夫にできる、そういうロープでささえられるとか何かしたなら、この間の紫雲丸のようにああいう急速に衝撃を食って傾く、そうして貨車が片荷になってくるりとひっくり返るということも防げるじゃないか。その点一つしろうと考えですが御研究をいただきたいと思います。ちょっとこの機会に申し上げます。
原健三郎
32
○
原委員長
それでは本日はこの程度で散会いたします。 午後二時四十八分散会 ————◇————— 〔参照〕
請願
に関する
報告書
〔都合により別冊附録に掲載〕