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土井委員 ただいま
委員長から、非常に
鳩山総理に対して御同情的なお言葉がありました。そのことは決して
異議を申すわけではありませんが、からだが不自由だとか何とかということは、この際私は条件にならぬと思います。本
会議が開かれまして
総理がそれぞれ答弁される、あるいは各
委員会が開かれるというとき、からだが不自由であるというような
事柄で、
委員会に御
出席ができないということを最初から
前提として
考えられるならば、私は
首班指名を受ける資格がないと思う。要するに、この
委員会にだけ出て来ることがからだが不自由で、他の
委員会にはからだが不自由でも出るということはおかしいと思う。
従つて、どの
委員会でありましても、
要求があるならば当然
総理は出て来るべきである。
それからただいま、
総理が出て来なくても、賢明なる
官房長官がおるということでありますが、しばしばこの前においても
福永官房長官に当
委員会として
希望を申し上げ、あるいは
意見を申し上げたけれども、それは常に実行されておりません。だから
といつて、
根本官房長官にただして、その言明されたことが不実行に終るということを
前提として申し上げるのではないのでありますが、そういうこともあり得ないとは
考えられませんので、私は、特に初めてのことだから、
劈頭にそういう問題をただしておきたい。そこで
運営委員会を明後日開くときに、その問題をきめようということになりますと、えてして、まあそういう問題は
休会明けにやろうじやないかというので、お流れになるおそれが多分にありますので、むしろそれは手数を省く上において、また
自然休会になることを、
根本官房長官が言われるようになるべく早く、そうして
政府のいろいろな
行政上の工作が早くできるような
意味においても、私は月曜日に
総理に出て来ていただいて、そういう点について明確に御答弁を願うことが必要ではないかと思いますので、その
意味で申し上げるのであります。