運営者 Bitlet 姉妹サービス
使い方 FAQ このサイトについて | login

1954-11-30 第20回国会 衆議院 決算委員会 第1号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十九年十一月三十日(火曜日)     午後零時三分開議  出席委員    委員長 田中 彰治君    理事 押谷 富三君 理事 田中 角榮君    理事 高橋 英吉君 理事 柴田 義男君    理事 杉村沖治郎君       天野 公義君    高橋 禎一君       村瀬 宣親君    片島  港君       山田 長司君    大矢 省三君       佐竹 新市君  委員外出席者         専  門  員 大久保忠文君         専  門  員 岡林 清英君     ————————————— 十一月三十日  委員並木芳雄君及び吉田賢一君辞任につき、そ  の補欠として村瀬宣親君及び佐竹新市君が議長  の指名で委員に選任された。     ————————————— 本日の会議に付した事件  国政調査承認要求に関する件  証人出頭要求に関する件     —————————————
  2. 田中彰治

    田中委員長 これより決算委員会を開会いたします。  まず国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。前国会まで承認申請をいたして参りました調査事項が三項目ありましたので、前回同様調査を続けて参りたいと思います。すなわち調査事項として、一、歳入歳出の実況に関する事項、二、国有財産に関する事項、三、政府関係機関収支に関する事項でありまして、この調査の目的は決算の適正を期するためであり、調査の方法は関係方面よりの意見聴取調査報告及び参考資料要求等調査の期間は本国会会期中とし、以上についてその承認要求書議長あて申請いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  3. 田中彰治

    田中委員長 御異議なしと認めます。よつて衆議院規則第九十四条による要求書申請手続をいたしたいと思いますが、その作成等については委員長に一任願います。  次に調査に必要な参考資料提出要求に関し、関係官庁その他各方面に対して照会回答を求める必要があるときは、前回において委員長に御一任願いました通り、今回も同様の取運びにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  4. 田中彰治

    田中委員長 御異議なしと認め、さようにとりはからいます。     —————————————
  5. 田中彰治

    田中委員長 それでは前国会において調査未了なつております政府関係機関のうち、造船融資に関する件を議題として審議を進めたいと思いますが、それにはまず本委員会の冒頭において決定しました国政調査承認要求をいたさなければなりません。つぎましては委員長においてただもにその手続をいたしたいと思いますので、暫時休憩いたします。    午後零時六分休憩      ————◇—————    午後零時二十四分開議
  6. 田中彰治

    田中委員長 休憩前に引続き委員会を再開いたします。  国政調査承認要求の件につきましては、議長承認を得ましたから御了承願います。  それでは前国会において調査未了なつておりました政府関係機関収支に関する件のうち、日本開発銀行の造船融資に関する件を議題といたします。本件の調査につきましては、前国会以来吉田茂君を証人としてしばしばその出頭を求めたのでありますが、種々理由を設けて遂に出頭を得ることができませんでした。従いまして、本問題調査に支障を来すことはなはだしい現状であります。  つきましては、諸事情もすでに解消されたことと思料いたされますので、あらためて来る十二月四日午前十時本委員会吉田茂君を証人として出頭を求めることにいたしたいと思いますが、これに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立
  7. 田中彰治

    田中委員長 起立多数。よつて右の通り決しました。手続については委員長に御一任願います。
  8. 山田長司

    山田(長)委員 ただいまの委員長の発言についての附帯条項を申し上げたいわけです。それは、今日までたびたび理解に苦しむような理由で不出頭でありますが、このことについて、もし四日に不出頭の場合は、五日の朝全員吉田君の大磯の自宅に行つて臨床尋問することを本日の委員会で決定していただきたいと思うのです。これを動議として提出いたしますからとりはからいを願いたいと思うのです。
  9. 田中彰治

    田中委員長 ただいまの山田長司君の動議賛成の方の起立を求めます。   〔賛成者起立
  10. 田中彰治

    田中委員長 起立多数。よつてその通り決しました。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時二十七分散会