○
加賀山之雄君
教育は申すまでもなく
教員諸君の
養成過程、資質の
向上に、
教育の
向上に目途があることは申すまでもないことでありまして、実施後四年間、絶えず
検討を加えられ、その間幾たびも
改正をせられて、又今回更に
一段の進歩を見たこの
改正案を
提出されたことについて、私は深く
敬意を表する次第であります。
先ほどからお話が出ておりますように、
教育の
単位が充実する。或いは
養成過程の
年限が延びるということは確かに結構なことには違いございませんが、問題はやはり実質的な
向上ということで、単に
単位、
年限の増加だけではいけないので、本当にいい先生を作
つて頂くということに十分な御考慮をお願いしなければならんと私は考えるものであります。従いまして今後もこの点に
文部省とされましては、十分御努力を続けてお願いいたしたい。
なお
荒木委員から御
提案の
決議案につきましては、私も
経過的な
措置或いは特に短期
大学の考え方というものについて、まだ未熟でありますが、十分今後も
検討しなければならん点があるというように考える次第でございまして、この点につきましても、十分なる御
検討をお願いいたしたい。今回の両
法案並びに
附帯決議を含めて
賛成の意を表する次第でございます。