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菊川孝夫君 事務当局の
責任者としての正示
次長並びに課長の御
説明で大体この法
律案を提案される
大蔵省の意図というものは、僕らはよくわかりましたし、この
運営についても皆さん方の御答弁で大体了解できたと思います。ただこれが五百六十億の
予算が盛られる
予算委員会における質疑応答の当時の速記録を読んでみましたら、ちよつと違うのですが、併しあなたの今おつしやられたような運用をされるのは、私は正しい行き方だと、又そうなければならんと
思つておりますが、ちよつと僕らは違うように思います。この点については
相当論議した、この五百六十億は一番やかましく論議した項目の
一つであ
つたわけですが、ところが少し違うようです。従
つて私はやはり本案について、もう事務当局の御意向はよくわかりましたので、大臣並びに或いはそれに代る政務次官に対しての御質問だけをただ簡単に二、三点残しまして、これで事務当局に対する質問は終りたいと思いますが、そこで、
委員長に
一つ議事
運営についてお聞きしたいのですが、と言うのは、我々野党が遅くまで残
つて盛んにや
つておるのですが、今日も野党は三人も残
つて、野党と
言つてはなんですが、一応反対党側ですが、野党側がいるのに、自由党の
委員諸君が殆んど帰
つてしまわれる、こういう
運営について、本当ならば会議を開いて議事をすることはできないのです。で、少くとも今日は採決とか何とかいう
お話もございました。で、理事会でも大体それではそういう方針で臨もうじやないかというわけで、我々は質問をや
つておるわけなのですが、ところが与党の諸君は、まあお前らだけや
つておれ、そしておれらは知らんぞとい
つて帰
つてしまう、こういう
運営が果していいのですか。この点について僕は与党側の
委員長として伺
つておきたい。そういうことになれば、仮に
委員長が採決されようとしたときに二、三名で成立するということが多い。それで我々はあんなものはいやだと
言つて、ぽつと席をはずしてしまうということに
なつたら、そういうことで一体いいのかどうか。それでは、私は
大蔵委員会の
運営につきまして非常に不満だと思うんですよ。而も与党側の
委員が二名だけ残
つておるだけだ。そしてそういう場合に、いつまでも会議を継続されて、お前ら言わせるだけ言わせておけ、
あとはおれら知らんぞとい
つてさつさと帰
つてしまうということでは、僕らこそ非常に不満ですがね。この
運営について
委員長から
一つ、今後にもういよいよ重要な税法その他を控えて、会期の期限も大分迫
つて来まして、今後もこういう
運営を続けられるつもりかどうか。この点をお伺いしたい。