○湯山勇君 私も今の点をお聞きしたか
つたわけですが、今の点はよくわかりましたので、それと関連してやはり
予算関係のことですが、
生活保護費は最初の
政府提案が二十億であ
つたのを二十五億に殖やされたわけであります。そのときにいろいろ衝撃があ
つたわけですけれ
ども、結論的に言えば五十億という予備費をそういうものに振り向けた、そこでその予備費の穴埋めをどうするかということを大蔵
大臣に尋ねたところが、それは
経費節約によ
つて生み出す、こういうことなので、今
大臣がおつしやいましたように二百億というものを生み出すということになりますと、
予算審議当初に
考えたものと実際に行われるものとの間には、非常に大きな開きができると思うのです。我々が了解しているのは五十億というものをとにかく節約によ
つて埋める。本来ならば各費目ごとにそれだけのものを修正して、そうして予備費を殖やして元
通りの予備費を確保した上で配分すべきものであるけれ
ども、間に合わんからそういう
措置をと
つたのだと、こう
言つておるので、二百億と五十億との間の開きというものが、実際は今いろいろ
お話ができましたような
方面へしわ寄せされるということになれば大変な問題だし、特に今の修正のときの重要な点は
生活保護費等は大きな問題だ
つたわけでございまして、そういう点をお
考え頂ければ、各省各部局一律に一割節減だとか或いは五分節減だとか、そういうことは大蔵
大臣としてもできないはずだと思うのです。そういう点を十分
一つ御配慮、申上げるまでもないことだと思いまするけれ
ども御配慮頂きまして、
一つ是非すでに今のような問題は私のところへも参
つた例がございますので、そういうことのないようにお願い申し上げたいと思います。