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榊原亨君 このあとから医務
局長のはうにもお尋ねしたいと思うのでありますが、これが
末端の
医療機関に、今の政令或いは
施行令というものの内容がはつきり通達されておればいいのでありますが、実際においては通達されていない。甚だしい場合によりますというと、大分県の日田の場合のごときは誰も知らない、或いは大分県の玖珠郡という所ですが、これが又誰も
末端の者は知らん。それから或いは昨日も佐賀県のほうから話があ
つたのでありますが、佐賀県のほうでも全然知らん、或いは熊本県におきましても熊本市は知つている、併し熊本の郡部は全然知らないということが
現実の面であるのであります。それでありますからこそ、私
どもがやかましく言いましたからかどうかわかりませんが、四月の二十日に
なつて
先ほどの
お話の更に行届いておらんかも知れないというので、念を押して医務局のほうで
厚生省から通達を更に出して頂いたというような
事情でございますので、今私ここで
お話しになりましたことに漸く私
どもは理解いたしましてそれを通達するということでございますので、実際を言いましたら去年の
台風が今頃に話に
なつて来るのはおかしいのですが、
末端においては事実そうなんです。従いましてこれは中小企業のほうにおかれまして去年のやつだからもう打切るということでなしに、
末端に通知が行つてそこでお願いするというような相当の期間を置いて、
実情がさようでございますので、御考慮お願いしたいということを私申上げたいと思います。
それからもう
一つは、
末端におきましては、その中小企業のほかの部門におきましては、例えば相当
金融機関に運動をしまして、これはここだけの話でありますが、相当費用を使つてやつても金利が合うのであります。相当高い金利になりましても、ほかの業態においてはそれで合うのでありますが、
医療機関というものは非常に公共性がございますために、高い金利の金を使えない、それで運動も余りよくできない、ですからつい取残されるというような
実情であるのであります。従いましてこれらの点も十分
一つ中小企業のほうでもお考えおき願いたい、こういうことをお願いいたしておきます。なお、
国民金融公庫のほうはどう
なつておるのでございましようか、医務
局長に伺いたいと思います。