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三浦辰雄君 まあ契約で万事何でもすればそれは誤りなくできると言えばそれまでですけれ
ども、今日はなかなかいわゆる民主主義とか何とかで以てうるさい連中がそう言つちや悪いけれ
ども多い。ましてや多層、高層建築を建ててですよ、八階、九階とかやろうとい
つたような連中には相当にいうところの顔役とかにはまる場合が多いのですよ。現にあなた場所は言えないけれ
ども、東京の三区の中の中央の道と結び付くような非常に重大な接触点にはそういう
計画等が幾多あるやにさえ聞いておるのです。そうい
つた場合、それらはどこに一体
法律にそういうことを明記しているのだ、それはいいということだ、逆に……。なぜならばこの
土地の基準については、敷地の基準については成るほどこういうものは
規定まで設けているけれ
ども、片方は無条件で貸出すということを
言つているじやないか、そうして三分の二以下を人に貸すことまさに間違いない、で
償還はこの
通り信用がある、何が故に我々を大体受付けないのだ、そういうことを契約等に名をか
つて一体束縛するということはこれは甚だ不都合だ。なぜなら私は九階の家を建てて二階までしかほかの
用途に使わないで二階以上は全部住む。その率からいえば五分の四近く
住宅の解決に充てようというのに何だというようなことを
言つて来る
関係もあると思うのです。なぜなら
償還規定のところに行
つて居直
つている形が出ている。この点どうかと思う。