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藤田進君 私がお尋ねせんとするところは、他の
委員から殆んど聞いて頂きましたから、重複した部分についてはお尋ねいたしませんが、いずれにしても、本日は持ち帰
つて会派の相談の上で、後日これを
審議するということになると思いますから、その場合、会派で相談するに役立つだけの事情を明らかにしておきたいという趣旨ですが、先ほど赤木さんのほうから
質問があ
つた点を、もう少し私は事情を今までの事態だけについても明らかにしておきたいと思いますが、どうも
政務次官の御
答弁は、率直に言いますと、非常に不勉強のように私は聞いていて思います。それだけの不勉強なら、結構ですが、我々尋ねたものに対する的確な
お答えができかねるように思います。
政令では五月二十一日改正せられて、二十五名の
定員に変更があ
つて、爾余の分については伺
つておりませんが、その二十五名の範囲で、「第一条に掲げる事項に関し学識経験のある者のうちから、
食糧庁長官が
任命する。」こうな
つておる。ところがその
任命せられるについて各
階層ある中に、特に
国会議員、
国会議員の中で過去いろいろな申合せ等もあり、会派から
代表的な人を選ぶ。こういうような
一つの手段ですね、
学識経験者というものの、その選び方としては、いろいろ
階層に分けておやりにな
つているわけなんですよ。今度一名
増員して七名にな
つて、この一名は曾
つて片柳さんでしたが、たまたま
参議院議員であ
つた。而も偶然にも
緑風会の所属であ
つたというにすぎないので、一般的な
学識経験者のカテゴリーから、これはお選びに
なつた。それが今度変
つて、そういう
考え方を変えて、
学識経験者でまあ
全員二十五名、そうなるはずなんですが、選び方の中で、今度は殊に
参議院緑風会という、これを会派の中に一枚加えて、
梶原さんがたまたま
推薦されております。こういうことだと、こうおつしや
つているように思うのですが、私は併し、赤木さんの
質問に対する
答弁は、そのいずれとも明確でないのです。
学識経験者としてではなしに、
緑風会という
参議院の会派ですね、
参議院には自由党という会派もございます。社会党もございます。御承知の
通り。それで今度
緑風会だけ、こういうまあ
参議院の中からお選びに
なつたということであるならば、その事情を、もつと明確にして頂かないと、会円派でも問題になるこ思うのです。