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天田勝正君 いろいろ
伊能さんが、先ほどの
理事会でも御心配なさ
つて、慎重な
発言をなさ
つているように私
どももお聞きしたのであります。ところが、
委員会で国務
大臣、
政府委員等の
出席を求める場合は、これは事務的には
通常、
委員会で何君はどの
大臣を
要求いたしますというようなことで、簡単に
要求しているのです。それがスムーズに
出席なら
出席、或いは
当該大臣が何かの故障で出られないというような場合は、その旨を
大臣秘書官なり何なりが通知して
参つて、こういう
事情で出られないが、次の
機会にしてくれとか、そういうことで、極めてスムーズに運んだと思
つているのです。これは証人に喚問するというようなことであれば、これは多数決で
決定して云々などというような、今衆議院の
決算委員会等がや
つている
方式もとらなければなりませんでしようが、併しこれは、
政府委員として
出席を求めているのであ
つて、これは
通常、今まで院の
慣例に基いて、一議員が
要求するならば、それに出るなり出ないなり、或いは新しく
事情が出て参れば、それはそれを申出てもらう。こういうことで私はよろしいんではないかと考えて、そのことも、先般も申上げてある。そういうふうにお計らいを願いたいと同時に、この事柄は、特にそのうちの
外遊問題については、前十九
国会でもいろいろお
話合いがあり、且つ、本
委員会に
おいても、そのことが問題になりまして、
政府側からも、
官房長官等が
出席されまして、
重要法案が可決されたら進んで本
会議に
おいて
説明をするという
意思表示すらあつたことであります。併しまだ
最終決定はしてない。こういう当時の答弁であつたわけです。すでに今日は、
最終決定もされておることでございますし、むしろ進んで
説明されるということが然るべきときだから、それをこちらが、院のほうで、併し今会期中でございませんので、本
会議という
機会がありませんから、それに代るところの院の
運営を司
つている本
委員会で
説明を求めるということは、一向に無理を強いるものでは、私はない。こういうふうに考えまして、これは
前例通り一つお取計らい願いたいと、こう申上げておきます。