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1954-10-21 第19回国会 衆議院 郵政委員会 第30号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
二十九年十月二十一日(木曜日) 午前十時五十二分
開議
出席委員
委員長
田中織之進君
理事
船越 弘君
理事
大高 康君
飯塚
定輔君 石田 博英君
河原田稼吉君
武知
勇記君
佐藤觀次郎
君
山花
秀雄
君 櫻内 義雄君
淺沼稻次郎
君 土井 直作君 原 彪君
委員外
の
出席者
郵政事務官
(
郵政局長
) 松井 一郎君
郵政事務官
(
経理局長
) 八藤
東禧君
郵政事務官
(
経理局主計課
長)
長田
裕二君 専 門 員 稻田 穣君 専 門 員 山戸 利生君
—————————————
九月十日
委員
三
池信
君
辞任
につき、その
補欠
として小峯 柳多君か
議長
の
指名
で
委員
に選任された。 同月十四日
委員山花秀雄
君
辞任
につき、その
補欠
として上
林與市郎
君が
議長
の
指名
で
委員
に選任された。 十月四日
委員吉田賢一
君
辞任
につき、その
補欠
として冨
吉榮二
君が
議長
の
指名
で
委員
に選任された。 九月二十六日
委員冨吉榮二
君が死去された。(十月十一日確 認) 十月二十一日
委員上林與市郎
君
辞任
につき、その
補欠
として
山花秀雄
君が
議長
の
指名
で
委員
に選任された。
—————————————
本日の会議に付した事件
郵政事業
に関する件
—————————————
田中織之進
1
○
田中委員長
これより
郵政委員会
を開会いたします。本日は閉会中にもかかわらず再度
委員会
に御
出席
を願いまして厚くお礼を申し上げます。本
委員会
は去る九月、三日間にわた
つて
委員派遣
の報告を聴取し、あわせて
局舎
の
改善
、簡保及び
郵便年金
の・融資、
郵便貯金
の
増加状況
、
行政整理
後の人員の
配置転換等
について検討いたしましたが、本日よりなお三日間これらの諸問題について
調査
を続行いたしたいと存じます。
局舎
の
改善
については、前回の
委員会
におきましても各
委員
より積極的な御発言もありましたので、この際何らかの
委員会
としての
意向
をまとめたいと存じますし、できればこの三日間のうちにこれをとりまとめたいと存じますので、御了承を願います。 それでは
郵政事業
並びに
監察制度
に関する件について
調査
を進めます。 まず明年後の
予算編成
の時期も迫
つて
おるのでありますが、承れば
事務当局
としての
明年度予算
についての
方針がま
とま
つて
、
大蔵省
との間に提出されたかに聞いておるのでありますが、三十年度の
郵政予算
の大体の
輪郭等
について、この際
説明
を願いたいと思います。
経理局長
も間もなく参りますが、順序の
関係
からその点についての
説明
を願いたいと思いますので、
主計課長
の
長田
君から
説明
を願います。
長田裕二
2
○
長田説明員
経理局長
はただいますぐ参ります。このたび
大蔵省
に対して
要求
いたしました
昭和
三十年度
郵政事業特別会計
の
歳入歳出予定額概算
につきまして簡単に御
説明
いたします。
昭和
三十年度の
概算要求
は、
業務外収支
二百八十億四千四百万円を除きまして、
収入支出
とも千七十五億九百万円
余り
を
要求
いたしました。 まず
歳入
につきまして申し上げますと、
事業収入
といたしまして千二十六億円
余り
、昨年度と比較いたしまして白十四億円ばかり
増加
しております。
歳入
のうち
資本収入
を申し上げますと出十八億五千万円でございまして、昨年度の九億九千八百万円に比較いたしまして三十八億五千百万円の
増加
を見てございます。
事業収入
の
内訳
を簡単に申し上げますと、
事業収入
のうち
郵便業務収入
を三百八十一億四千二百万円見込みました。二十九年度と比較いたしますと二十一億三千三百万円の
増加
でございます。これは
昭和
二十九年度の
郵便業務収入
の予想に二%加えた額を見込んでございます。
為替貯金業務収入
といたしましては二十一億六千三百万円を見込みました。二十九年度
成立予算
と比較いたしまして、これは逆に一千二百万円ばかり
減少
を見込んでございます。最近の実績から見まして若干の
減少
を見込んでございます。他
会計
からの
受入れ
は
総額
といたしまして六百一億四千八百万円、昨年二十九年度に比較いたしまして九十億五千万円の
増加
を見込みました。その
内訳
を申し上げますと、
郵便貯金特別会計
からの
受入れ
を百八十三億五千四百万円、二十九年度と比較いたしまして三十八億八千四百万円の
増加
を見込みました。
簡易保険
及び
郵便年金特別会計
からの
受入れ
といたしましては、二百三十七億百万円を見込んでございます。二十九年度と比較いたしまして三十六億三千二百万円の
増加
でございます。
日本電信電話公社
からの
受入れ
百五十九億四千五百万円で、前年度と比較いたしまして十四億の
増加
を見込んでございます。その他、他
会計
からの
受入れ
といたしましては、
厚生保険特別会計
とか、あるいは
船員保険特別会計
とか、
労働者災害補償保険特別会計
、あるいは
専売公社
からの
受入れ
とかいうようなものが若干ずつ増減ございますが、総体として相当額
増加
しておる次第でございます。同じく他
会計
からの
受入れ
の
内訳
でございますが、
一般会計
からの
受入れ
は十八億一千六百万円、前年度と比較いたしまして三千三百万円の
増加
を見込んでございます。
事業収入
のうち
雑収入
といたしましては二十二億四百万円を見込みました。一億八千三百万円の
増加
でございます。そのうちおもなものは、
収入印紙取扱費受入れ
が七億九千五百万円、前年度比一億五千三百万円の
増加
、
預金利子
一億三千五百万円、
恩給法納金
四億八千六百万円、それらのものが
雑収入
のおもなものでございます。以上総計いたしまして、
歳入総額
千二十六億五千九百万円を見込んだ次第でございます。 ちよつと申し添えます。今
歳入
の
概要
で
資本収入
のことを詳しく申し上げるのを失念いたしました。
資本収入
は四十八億五千万円、前年度と比較いたしまして三十八億五千百万円
増加
いたしましたことは先ほど申し上げましたが、その
内訳
といたしまして、
借入金
を三十三億五千万円予定いたしてございます。前年度五億円に比較いたしまして、二十八億五千万円の
増加
でございます。
設備負担金
十五億円を予定いたしてございまして、対前年度比十億百万円の
増加
でございます。この
設備負担金
十五億円は、
局舎建設
のために
簡易生命保険
及び
郵便年金特別会計
から九億一千八百万円を繰入れ、
郵便貯金特別会計
から五億八千百万円
余り
の繰入れを予定しておるわけでございます。以上の
事業収入
と
資本収入
と総計いたしまして千七十五億九百万円になる次第でございます。 次に
歳出
の
総額
は同じでございます。そのうち
業務費
といたしまして一千十四億円を見込んでございます。対前年度費百十八億七千七百万円の
増加
でございます。大きくわけますと、
業務費
に対比いたします
局舎
その他
建設費
の六十一億でございます。対前年度比三十五億九千四百万円
余り
の
増加
でございます。
公債
及び
借入金償還
といたしまして九百万円を見込んでございます。
予備費
は
歳入歳出
の
関係
から、前年度は一億五千五百万円見込んでございましたが、三十年度
概算要求
といたしましては全然見込んでございません。大きな
項目
といたしましては以上申し上げました
業務費
、
局舎
その他
建設費
、
公債
及び
借入金償還金
、
予備費
でございます。 次に
業務費
の
内訳
について簡単に申し上げます。まず
業務費
のうちの最もおもなものは
人件費
でございます。
職員基本給
が四百九十五億九千六百万円、前年度に比較いたしまして三十四億五千五百万円の
増加
でございます。
職員
諸
手当
五十億六百万円、これまた六億五千二百万円の
増加
。その他
職員特別手当
、
超過勤務手当
、
生徒手当
、
休職者給与
、
存命職員給与
、
賃金——賃金
は従来は
需品費
の中に含まれておりましたが、
昭和
三十年度におきましては
人件費
の方の部類に入れて
要求
いたしました。
賃金
十一億九千七百万円、諸
手当
二十億四十八百万円等でございまして、
人件費
の総計七百六十億七千六百万円でございます。二十九年度に比較いたしまして七十四億四千五百万円の
増加
を見込んでございます。そのうち
定員増加
を見込みましたのが八千七百六人でございます。
人件費
の
単価
の
増加
によるものが二十七億、
職員基本給
が四百九十五億九千六百万円で、前年度に比較いたしまして三十四億五千五百万円ふえました。
内訳
は、
基本給
といたしまして二十七億二千万円は
単価
の
増加
によるものでございまして、七億三千五百万円は
定員
八千七百六人の
増加
によるものでございます。以下諸
手当
その他の
人件費
は
単価
の増によるもの、
定員
の増によるもの、その他個々の
項目
の内容により事項が
増加
したものによる等でございます。
人件費
の
総額
七十四億円の
増加
を見ている次第でございます。 その他
業務費
の
項目
といたしまして、諸謝金、
報償費
、旅費、
需品費
、
交際費
、諸払戻金、
補填金
、
国際分担金
、
定額貯金割増金
、
外国為替支出歩合金
、
振替貯金支払利子
、他
会計
への繰入れ等、全部合せまして約四十億の
増加
を見ております。そのうちおもな
項目
だけについて申し上げますと、
特定局
の
需品買上げ
とか、
現業局
の
局舎防護
のための措置による
経費
、無
集配特定局
百局、
簡易郵便局
百局を増置するための
経費
、
集配運送料
の
調整
、
特定局
における
電報配達費
の
調整
、
保険事業
の被
保険者福祉施設
の拡充あるいは
郵便貯金
の
純増目標
九百五十億円達成のために要する
経費
、前年度は九百億を
目標
といたしましたが、三十年度におきましては九百五十億円を
目標
にしておる次第でございます。
簡易保険
の
募集目標
を二十九年度の十五億円から十七億円に
増加
いたしますために要する
経費
、
郵便年金
の
募集目標
を六億円から七億円に
増加
いたします
経費
、あるいは
郵便貯金
の
事業創始
八十周年
記念行事
、
地方保険局
の
機械化
の問題、
研修所
の
普通部研修生
の
給与
を
養成手当
にいたすとか、さような
項目等
によりまして、
人件費
、物件費合せまして百十八億ばかりの
増加
を見ている次第でございます。
局舎
その他
建設費
六十一億の問題につきましては、
郵便局舎
の
関係
の問題といたしまして、後ほど別個に御
説明
申し上げた方がよろしいかと存じます。たいへん雑でございますが、これで
予算
の
説明
を終ります。
田中織之進
3
○
田中委員長
資本収入
の点で
お話
のありました
借入金
、
設備負担金等
との
関係
で、
郵便局舎
の
改築計画等
に限定した部分を特別に御
説明
願えませんか。
八藤東禧
4
○八
藤説明員
明年度
三十年度の
概算要求
といたしまして、六十一億円
程度
大体
概算
しているわけでございますが、これはかねがね当
委員会
におきまして、
老朽局舎
というものに対する
計画
的な
対策
を至急講じなければならないという御
趣旨
の
国政調査
の御結論なり、あるいは当
委員会
の御
意向
などをちようだいしてお
つた
わけでございますが、それらの当
委員会
の御
要求
を
基礎
といたしまして、私
ども郵政当局
といたしまして三十年度を
出発点
といたしまして、ほぼ六、七年の間に、何とか御
指摘
の
老朽局舎
というものの穴を埋める
応急対策
を講じようということを考える次第に
至つたの
でございます。その
局舎
の
計画
の
基礎
となりましたところの
局数
であるとか、あるいは坪数であるとか、あるいは
建設
の態様、本
建築
であるかあるいは木造であるかというようなことにつきましては、後刻
郵務局
及び
建築部
の方から詳細申し上げることといたしまして、
予算
上として取上げたやり方といたしますと、大体において四十年以上を経過しているところの
局舎
、これを
目標
といたします。その中でそれぞれ
老朽度合い
がございますが、ともかく
応急
に処置しなければならないだろうというもの十八万坪ほどでございましたが、大体一応当面の緊急なものとして取上げました。これを六箇年ほどの間に一応修築いたしたい、かような
計画
を立てたわけであります。これに要しまする大
ざつぱな予算
上の
所要額
は大体二百四十億円
程度
ではなかろうかという見込みでございます。この二百四十億円ほどの
所要額
、これを
財政計画
の上から考えまして、まずそのうちいわゆる
自己資金
でございますが、
減価償却費
、それから
損益勘定
における
収支差額金
、第三番目といたしましては在来もあ
つた
のでございますが、他
会計
からの
設備負担金
、この三
項目
をいわば
自己資金
と考えます。そして二百四十億円の
応急局舎建設費
のうち大体約八十億から九十億くらいは、この六箇年間において
自己資金
でまかなえるだろう。と申しますと、大体百四十億円
程度
が足らなくなるわけであります。足らないといいますか、
自己資金
でまかなえない
金額
、この
金額
を
借入資金
をも
つて
まかなおう、こういう見通しを持
つて
いるわけでございます。単に
建設所要総額
から
自己資金
を差引いた残りの
金額
ばかりではございませんで、申し上げるまでもなく
借入金
でやるとすれば、当然それに対する利息あるいは
償還
を考えなくちやならぬわけであります。それらのものを大体国から借り入れるとして、現在も国の
借入金
というのは年六分、十五年間というのが一定の
条件
でありますが、この
条件
に合せまして
償還金
及び利息等計算いたしまして、それらにいる金をも大体合せてみますと、
利子支払い額
が当面五箇年間には二十八億ぐらいいるだろう、あるいは
償還
が始まるとして三年すえ置きの普通の形式でやるといたしましても、すでに六箇年間における
償還
を始めなくちやならぬものが出て来ますので、ただ六箇年間に限
つて
考えてみますと、それでも二十数億円の
償還金
を必要とする。それらのものを先ほど申し上げました百四十億円の借入れにプラスいたしまして、借り入れるごとにいたしたのであります。大体
昭和
三十年度から始めますれば、
自己資金
以外に
昭和
三十年度において三十五億六千万円と計算いたしておりますが、これくらい借り入れて、それに
プラス自己資金
の二十数億円を加え、三十年度において六十一億円、これを
建設勘定
の
所要資金
、裏を返して申しますれば、
建設勘定
の財源として考えて行こう、そうしてこれがただ単に三十年だけのことでなしに、劈頭申し上げましたように
応急手当
を要する
局舎
全体の、六箇年の中の
初年度
の
計画
と全体の、六箇年の中の
初年度
の
計画
として考えていこう、こういうような一応のそろばんを立てているわけであります。はなはだ簡単でありますが
概要
を申し上げました。
田中織之進
5
○
田中委員長
それに関連してさらに伺いますが、それは
現業
の
老朽局舎
の
改築
ということになると思うのですが、たとえば
仙台
とか熊本とかいう
郵政局
などの
非現業関係
の
局舎
が借物であ
つた
り、あるいは
老朽
であるもの、そういう
局舎
の
改築計画
といういうものはこれとは別個に、いわゆる
官庁営繕
の
関係
で立てられているのか、この中に包含する考えでありますか、その点はいかがですか。
八藤東禧
6
○八
藤説明員
はなはだ遺憾でございますが、私の申し上げました六十一億円の中には、
委員長
のただいまおつしやいましたところの
郵便局舎
にあらざるいわゆる非現と申しますか、
管理関係
について、現在までにすでに着工してお
つて継続工事
となるもの及び現在いわば
土地
は
買つて
あ
つて
も、
建物
、
上物
としてはまだ未着手のもので、当然至急かからなければならぬもの、これらのものは若干見込んでおるような次第でございまして、三十年度の総
所要額
の六十一億の中に、
郵便局舎
には三十二億円、それから
継続関係
として八億円、その他といたしまして二十一億円、この八億円というのは、すでに現在
工事
中のものでございます。その他として二十一億というのが、ただいま
委員長
の御
指摘
になりました非現
関係
で、どうしても至急従来の段取り上、この際一応始末しなければならないのではないかという
数字
でございます。はなはだ私の
説明
が欠けまして痛み入る次第でございます。そういう
計画
でございます。
田中織之進
7
○
田中委員長
ただいま御
説明
になりました分について御
質疑
があれば…。
飯塚定輔
8
○
飯塚委員
今の
継続
とか、あるいは
土地
を
買つて上物
はまだ建ててないというような
計画
を、大体具体的にまだ伺うことができないのでしようか。できるならば、いろいろな
陳情
も来ておることでありますから、これは前も
つて
、今度
予算
が編成されたことによ
つて
不可能ならば、今話をしたことによ
つて
かえ
つて逆
にがつかりさせることになりますけれ
ども
、もしも相当
確実性
があるというようなことで、今でも言い得るようなものがあ
つた
ならば話していただきたいと思います。
八藤東禧
9
○八
藤説明員
ただいまの
飯塚先生
の御質問でございますが、私
ども
かように全体として
郵便局
だけでもここ五、六箇年に二百四十億、その
基礎
として大体四十年以上の
建物
を考えておるわけでございますから、決してここに空にや
つて
おるのではなくて、おつしやる
通り心づもり
としては大体こういうものとしてずつと見ておるのでございます。しかし何せただいまのところ
概算
でございます。従いましてこれが
大蔵省
からあるいはゼロの
査定
を受けるかもしれません。あるいは六十億のうち三十億の
査定
を受けるかもしれません。そういうことになりましたときに、さてそれでは具体的にどれをやるかということにな
つた
ときに初めて、しからばどれからかかるかということに具体的になる。現在では単に六箇年で二百四十億、三十年度二十数億、これを出すという
程度
でや
つて
おりますので、六箇年全体でどの
局舎
が入
つているか
ということを言われれば、全体のことは申し上げることができますが、さて三十年度はどれからかかるかということは言える段階に至
つて
おりません。
大蔵省
から少くとも具体的の
査定
でも出ますまでは御容赦を願いませんと、何せ当
委員会
は公式のところでございますから申し上げかねます。
飯塚定輔
10
○
飯塚委員
それはよくわかります。二十九年度の
予算
においてもそういうような苦い体験を経ておりますから、無理は申し上げません。ただこの際、これは
陳情
としてお取上げ願いたいと思いますのは、
仙台
の
郵政局舎
に対しては十分に御考慮願いたい。なおその三十二億の
局舎
の中には、
特定局
が含まれてあるのでしようか。もし含まれてないとすれば、
特定局舎
も相当な古い
局舎
がありますから、それも十分御考慮に入れておいていただきたいということをつけ加えて申し上げておきます。
八藤東禧
11
○八
藤説明員
お話
の二点、よく承りました。私
ども
実際今後いろいろ
具体案
というときには、極力御
趣旨
の線に沿いたいと思います。ことに終りの点でございますが、私
ども
これを
計画
するにつきましては、
特定局設置
ということを第一の
基準
として考えませんで、
局舎
の状態ということを考えております。いま一つは、その仕事が全体の運行上に占めているところの重さでございますか、たとえば相当大きな
集配
をや
つて
おるというところと、同じ
程度
であ
つて
もごく小さいところと、いろいろな問題がありますが、しかし
特定局
ということを第一の
基準
として分類はしておらない。両方とも同じように考えておる。そうして
事業
上の
重要性
において取上げて行くというふうなことでや
つて
行くということだけお答え申し上げておきます。
田中織之進
12
○
田中委員長
それでは
経理局長
、はなはだ恐縮なのですが、先ほど
主計課長
及びただいま
経理局長
より御
説明
になりました
あらまし
の
数字
に基いて、いろいろ
質疑
したい点もありますので、できればあすの
委員会
までに、ごく
あらまし
の
数字
でよろしゆうございますから、プリントにしたものをひとつ…。
八藤東禧
13
○八
藤説明員
承りました。準備いたします。また時間がなくてできませんでしたら、逐次やらしていただきます。
田中織之進
14
○
田中委員長
なおただいま
委員
の方からの御
意見
で、本日は一応
説明
を伺うだけで、それについての
質疑
は明日にまわしたらどうか、こういう御
意見
もありますので、本日、明日からの
質疑
の
関係
であらかじめ
説明
を受けておいた方がいいと思うような案件がございますれば、各
委員
から御
指摘
を願いたいと思いますが、いかがでしよう。とりあえずあすは本日御
説明
を
願つた点
についてのいろいろの
質疑
があることと思います。
——
それでは
郵政省側
に、なお
郵政局関係
の
庁舎等
で現に
駐留軍
に接収されておる
関係
のものの
返還交渉
の
経過等
の問題、それから目下
調停委員会
に出ております
給与
に関する
組合側
の
要求
に基く
調停案
のその後の
経過等
の問題、そういうようなことについても
明白質疑
が通告されておりますので、あらかじめ御準備願いたいと思います。 それでは明日午前十時から
委員会
を続行することにいたしまして、本日はただいま
説明
を
伺つた
だけで散会いたしたいと思います。 午前十一時二十八分散会