○林(信)
委員 投資者の諸君も非常に注目している、関心を持
つている問題だろうと思うのですけれども、あなたにそれ以上聞いた
つてわからぬといえばこれは責めてもしかたがないことです。それはその
程度にしましてもう一つ聞きますが、今ここに来て戸を締めて、いわゆる休業
状態に入
つて、いわゆる立法化というものを――あなたも促進
委員の一人だと言われるが、そういう点に非常に努力されておるらしい。これはしかし見るものによ
つては、どうなるか知らないが、どう
なつたところで現在の
投資者諸君が満足に
投資を返還してもらうということについてその立法化がどのくらい価値があるか、そういうことや、いろいろ見方があり意見があるのだけれども、これは今あなたといろいろと
質問の形式で議論をしようとは思わないのですが、そういう立法の問題も、
理事長に言わしてもまだ時期的に確定時期を言う時期ではないのはもちろん、見通しとして、およその時期もおそらく言
つたこともなければ言えないだろうと思う。そうすると、相当長期にわた
つてこれが休業されておりますると、言うまでもなく、今まで上げてお
つたような
利益があ
つたとしても、それは半減じやない、ほとんどなくな
つてしまう。にかかわらず社員の諸君は、幹部初め一切のものがあり、物的な設備もそれぞれ経費を食
つておれば、一箇月だけでも相当な金額がいる。先刻二千万円というのが出てお
つたが、それがそれであるかどうか。そういうものがどんどん経費として出て行くということになりますと、これはあるものを売
つて食わなければしかたがないというのが普通の見通しだろうと思うのです。これはそう考えるほかはないでしよう。それとも相当な
利益が上
つていて、まあ
配当までは行かないけれども、経費くらいまかな
つて行くという大体の資産
状態なのでしようか、そこのところをひとつ……。