○石原(周)
政府委員 お答え申し上げます。ただいま
下川委員の御指摘に相なりましたように、本日お配りをいたしました資料は非常にたくさんの個所におきまして修正をいたしております。これはその
理由を申し上げまするが、非常に申し訳ないと思
つてあらかじめおわびを申し上げます。こういうような工事の
進行状況を毎月一体どういうふうに中央が把握しておるかという点から申し上げます。これは私
どもの方にはこの
直轄工事と、それから別にお配りしております建設省に委託しておりますもつと厚い表があります、その両方に工事がわかれております。これにつきましては私
どもの方の保安隊の直轄の仕事について申し上げますれば、これは地方建設部というものがございまして地方建設部が実際に施工の
責任に当る、その内訳はこの裏にあります通りであります。地方におきましては別に建設省に委託をしております方につきましては、これはおのおの建設省に地建がございまして、そこに営繕があ
つて、そこで仕事をする。これがまた建設省を通じまして月報をこちらへ届ける、その月報を受けまして、私
どもの方で
一つの帳簿をつく
つて、それから抜き書きをいたしまして、写して差上げたものであります。ただ毎月向うから送
つて参りまする月報、これに誤謬訂正が参ります。私
どもの方の部内におきまする誤謬訂正の状況が不十分でございましたために、三月分の月報が来ましてからその前の誤謬の十分な訂正ができておりませんので、私
どもが写しました原簿におきまして、まだ十分な誤謬訂正の結果が出ていないという点が一点。それからもう
一つはたくさんのものを写しております間に誤記をいたしまして、これはまさにミスそのものでありまするが、最初に申し上げましたようなことがあつたのでありますから、これも十分
事務が不行き届きな点はおわび申し上げなければなりません。そういうようなことのありましたために、御指摘のような非常にたくさんの箇所の訂正をいたしまして、まことに申訳ないと思
つております。十分今後気をつけたいと思います。御指摘のありました各個の工事につきまして、今すぐにお答えをいたすだけの準備をいたしておりませんが、ただ
一つこの訂正後におきまして即日と申しますか、工程が一日であるというものがございます。それは先ほど御指摘になりましたもののうちにございます第一地方建設部の踏切り工事二十七万八千円、十月の八日であります。これは練馬の部隊の中にございます私鉄がございますが、そこの踏切りの部分が部隊の内部にあります。それがこわれまして、これは東武鉄道と思いますが、東武鉄道との間の契約で、直しますときには向うが工事をいたす、その資材を部隊側で提供するということにな
つております。この契約をいたしますには前の日に現場を見せまして、これは金額が小さいものでありますからそのような見積り書による
ところの推計でございます。三社ほどのものを見せまして、当日見積り合せをいたしまして、この東港木材というのが一番安い、そこでまくら木にいたしまして二百四十本だと思いますが、それをこの八日に納めまして、この工事としては終
つております。それから具体的工事は東武鉄道でやりまして、この場合には非常な例外的なケースでございますが、即日その契約の履行が終
つておる、こういうことに相な
つております。それ以外の御指摘のいろいろな点につきましては、昨年度の予算
成立が相当遅れました
関係、あるいは部隊移動が施設の完成の遅延のために足踏みをいたしておりましたような状態から、相当急いでやつた分がございますので、普通の場合に比べますれば相当早目にできておるものがちよいちよいあります。具体的な点につきましてはあるいは必要とありますればさらに調べてお答え申し上げます。