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神崎証人 ただいま申されましたのは、たしか
休業当時に発表した三十五億円の
資料だと私は考えますが、その中に入
つているたしか二十何億に評価されている不動産、これの評価につきましては、何倍かに
水増ししたということは不動産課がや
つたことでありますし、あるいは有価証券は証券課でや、りました。その当時私は、
松本室長から、最近のバランス・シートをつく
つてくれ、こういうことを言われました。しかしながら、私は、その当時、たしか
休業は十月二十四日でありますが、九月の
決算もできておりませんので、そういうものは私はできません、こうお答えいたしました。ところが、
室長の方で、やむを得ずいるので、何か不動産の方に頼んである、それで不動産の方でたしか二十六億か七億、それから有価証券の方で三億
幾ら、約三十億に近い
数字が出て来た、
あと残りの大きい
数字をぼくに聞かせてくれ、こう申しますので、それでは概算でよければ私の方でお教えいたします、こう申しまして、仮払いとかあるいは什器備品造作勘定というものを約二億
ちよつとの概算
数字を申し上げておきました。それで、三十五億に満たない部分はその他の資産、こういうように書かれておると私は
記憶しておりますが、そういうような状態で作成されたものだと私は考えております。