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1954-05-11 第19回国会 衆議院 厚生委員会 第44号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十九年五月十一日(火曜日)     午前十時五十六分開議  出席委員    委員長 小島 徹三君    理事 青柳 一郎君 理事 中川源一郎君    理事 松永 佛骨君 理事 長谷川 保君       越智  茂君    田子 一民君       降旗 徳弥君    安井 大吉君       山下 春江君    滝井 義高君       柳田 秀一君    岡  良一君       杉山元治郎君  出席政府委員         厚生事務官         (薬務局長)  高田 正巳君         厚生事務官         (社会局長)  安田  巌君         厚生事務官         (保険局長)  久下 勝次君         厚 生 技 官         (公衆衛生局環         境衛生部長)  楠本 正康君         厚 生 技 官         (医務局長)  曽田 長宗君  委員外の出席者         議     員 大久保武雄君         参議院議員   有馬 英二君         厚生事務官         (児童局企画課         長)      中村 光三君         厚生事務官         (引揚援護局引         揚課長)    木村 又雄君         専  門  員 川井 章知君         専  門  員 引地亮太郎君         専  門  員 山本 正世君     ————————————— 五月七日  委員佐藤芳男君辞任につき、その補欠として中  野四郎君が議長の指名で委員に選任された。 同月八日  委員高橋等君及び加藤勘十君辞任につき、その  補欠として津雲國利君及び岡良一君が議長の指  名で委員に選任された。 同月十日  委員山口シヅエ君及び有田八郎君辞任につき、  その補欠として三宅正一君及び川上貫一君が議  長の指名で委員に選任された。 同月十一日  委員三宅正一君辞任につき、その補欠として小  平忠君が議長の指名で委員に選任された。     ————————————— 五月十日  市町村職員共済組合法案(内閣提出第一七七  号) 同日  戦傷病者戦没者遺族等援護法公務死適用範囲  拡大に関する請願(原茂君紹介)(第四七五  八号)  未帰還者留守家族等援護法による医療給付適用  期間延長に関する請願(原茂君紹介)(第四七  五九号)  国立療養所給食費増額に関する請願(原茂君  紹介)(第四七六〇号)  医師法、歯科医師法及び薬事法の一部を改正す  る法律廃止に関する請願外一件(田中好君紹  介)(第四七六一号)  戦傷病者援護強化に関する請願(丹羽喬四郎  君紹介)(第四七七八号)  同(佐藤洋之助君紹介)(第四七七九号)  同(今澄勇君紹介)(第四七八〇号)  同(白浜仁吉君紹介))第四八〇九号)  同(早稻田柳右エ門君紹介)(第四八一〇号)  同(橋本登美三郎君紹介)(第四八一九号)  同(赤城宗徳君紹介)(第四八二〇号)  同(大石ヨシエ君紹介)(第四八二一号)  同(加藤高藏君紹介)(第四八五一号)  国民健康保険における医療給付費の二割国庫負  担法制化に関する請願(木村文男君紹介)(第  四七八一号)  同(足鹿覺君紹介)(第四七九五号)  同外二件(木村文男君紹介)(第四七九六号)  受胎調節普及に関する請願(足鹿覺君紹介)(  第四七九四号)  指定薬品以外の医薬品販売業者資格制度に関す  る請願(村上勇君紹介)(第四七九七号)  医業類似療術行為期限延長反対に関する請願  (原茂君紹介)(第四八一一号) の審査を本委員会に付託された。     ————————————— 本日の会議に付した事件  医師法、歯科医師法及び薬事法の一部を改正す  る法律の一部を改正する  法律案(苫米地義三君外四十名提出、参法第一  〇号)(予)     —————————————  旧戦艦陸奥の戦没者遺体引揚げに関する請願(  佐竹新市君紹介)(第七二号)  奈佐村に簡易上水道敷設の請願(佐々本盛雄君  紹介)(第一〇三号)  在南会社従業員の遺家族に戦傷病者戦没者遺族  等援護法適用の請願(永田亮一君紹介)(第一  〇四号)  戦傷病者援護強化に関する請願(今井耕君紹  介)(第一六一号)  同外一件(中野四郎君紹介)(第一六二号)  同(志村茂治君紹介)(第一六三号)  同(山本正一君紹介)(第一六四号)  同(河野一郎君紹介)(第一六五号)  同(柳田秀一君紹介)(第一六六号)  同(池田清志君紹介)(第一六七号)  同(木村俊夫君紹介)(第一六八号)  同(風見章君紹介)(第一六九号)  同(大高康君紹介)(第一七〇号)  同(大久保武雄君紹介)(第一七一号)  同(迫水久常君紹介)(第一七二号)  同(濱田幸雄君紹介)(第一七三号)  同(葉梨新五郎君紹介)(第一七四号)  同外一件(赤城宗徳君紹介)(第一七五号)  同外一件(橋本登美三郎君紹介)(第一七六  号)  同外一件(塚原俊郎君紹介)(第一七七号)  同外一件(佐藤洋之助君紹介)(第一七八号)  同(山崎猛君外一名紹介)(第一七九  号)  同(丹羽喬四郎君紹介)(第一八〇号)  同(門司亮君紹介)(第一八一号)  同(原彪君(改)紹介)(第一八二号)  同外一件(加藤高藏君紹介)(第一八三号)  同(小泉純也君紹介)(第一八四号)  同(小島徹三君紹介)(第一八五号)  元満州開拓犠牲者遺族援護強化に関する請願  (倉石忠雄君紹介)(第一八七号)  同(吉川久衛君紹介)(第一八八号)  同(松平忠久君紹介)(第一八九号)  同(中澤茂一君紹介)(第一九〇号)  医療金融公庫設置に関する請願(栗田英男君外  一名紹介)(第一九三号)  同(高瀬傳君外一名紹介)(第一九四号)  戦傷病者戦没者遺族等援護法公務死適用範囲  拡大に関する請願(坊秀男君紹介)(第一九五  号)  同(伊瀬幸太郎君紹介)(第一九六号)  保健婦助産婦看護婦法存続に関する請願外一件  (中川源一郎君紹介)(第一九七号)  国立ハンゼン病療養所の医師等の増員並びに  待遇改善に関する請願(山花秀雄君紹介)(第  一九八号)  らい予防法の一部改正に関する請願(神近市子  君紹介)(第一九九号)  同(山花秀雄君紹介)(第二〇〇号)  国立大分病院の整備拡充に関する請願(廣瀬正  雄君紹介)(第二〇一号)  同(金光庸夫君紹介)(第二〇二号)  国立ハンゼン病療養所の医師等の増員並びに  待遇改善等に関する請願(山花秀雄君紹介)(  第二〇三号)  片山病ぼく滅対策確立に関する請願  (岡本忠雄君紹介)(第二〇五号)  同(船越弘君紹介)(第二〇六号)  同(高橋禎一君紹介)(第二〇七号)  留守家族援護に関する請願(只野直三郎君紹  介)(第二〇八号)  社会福祉事業振興法制定に関する請願外五件(  只野直三郎君紹介)(第二〇九号)  鴨川町外六箇町村に組合立伝染病院設置に関す  る請願(水田三喜男君紹介)(第二一〇号)  築舘町に保健所設置の請願(長谷川峻君紹介)  (第二一一号)  北海道引揚無縁故者集団收容施設疎開住宅建設  促進に関する請願(武田信之助君外二十名紹  介)(第二一二号)  清掃法制定に関する請願(只野直三郎君紹介)  (第二一三号)  清掃事業費国庫補助等に関する請願(小枝一雄  君紹介)(第二一四号)  同(町村金五君紹介)(第二一五号)  長野県の簡易水道及び汚物処理施設の災害復旧  費国庫補助等に関する請願(原茂君紹介)(第  二一七号)  生活保護法による保護基準率引上げに関する請  願(小枝一雄君紹介)(第二一八号)  国立療養所給食費増顧に関する請願(柳田秀  一君紹介)(第二一九号)  同(小川豊明君紹介)(第二二〇号)  衛生検査技師法制定に関する請願(柳田秀一君  紹介)(第二二一号)  大麻取締法廃止に関する請願(岡本忠雄君紹介  )(第二七四号)  船員保険及び労災保険制度改善に関する請願(  鈴木善幸君紹介)(第三四〇号)  大樹町に排水溝設置の請願(伊藤郷一君紹介)  (第四一一号)  戦没者遺族援護強化に関する請願(青柳一郎君  介)(第五一五号)  同(中村幸八君紹介)(第五三九号)  戦傷病者援護強化に関する請願(加藤鐐五郎  君紹介)(第五一八号)  星塚敬愛園の病床増設等に関する請願(山中貞  則君紹介)(第五三四号)  国立弘前病院改築に関する請願(楠美省吾君外  一名紹介)(第五三五号)  鈴木医院の災害復旧建設費補助に関する請願(  原茂君紹介)(第五三六号)  保健婦助産婦看護婦法存続に関する請願(中川  源一郎君紹介)(第五三七号)  結核予防法の一部改正に関する請願(三宅正一  君紹介)(第五三八号)  御岳山地区国立公園施設計画に関する請願(  並木芳雄君紹介)(第五六〇号)  国立療養所給食費増額に関する請願(内藤友  明君紹介)(第六二八号)  戦傷病者援護強化に関する請願(田渕光一君  紹介)(第六二九号)  養護施設等に対する収容措置費増額に関する請  願(杉山元治郎君紹介)(第六五六号)  ねずみ、こん虫駆除事業費国庫補助に関する請  願(羽田武嗣郎君紹介)(第六九七号)  大麻取締法廃止に関する請願(高橋禎一君紹  介)(第六九九号)  戦傷病者援護強化に関する請願(安藤覺君紹  介)(第八五六号)  保育所措置費国庫補助増額に関する請願(關内  正一君紹介)(第九一〇号)  保育事業費国庫補助増額に関する請願(淺香忠  雄君紹介)(第一〇〇五号)  社会保障費減額反対に関する請願(寺島隆太郎  君紹介)(第一〇〇六号)  旧豊川海軍工廠における戦没動員学徒等の遺家  族援護に関する請願外一件(八木一郎君紹介)  (第一〇八九号)  保育所措置費国庫補助増額に関する請願(助川  良平君紹介)(第一〇九〇号)  同(粟山博君紹介)(第一〇九一号)  保健婦助産婦看護婦法存続に関する請願外一件  (杉山元治郎君紹介)(第一一ニ四号)  クリーニング業法存続に関する請願(迫水久常  君紹介)(第九八四号)  戦傷病者援護強化に関する請願(青柳一郎君  紹介)(第一一八〇号)  戦傷病者戦没者遺族等援護法公務死適用範囲  拡大に関する請願外十件(中村幸八君紹介)  (第一一八一号)  し尿消化槽建設費国庫補助に関する請願(椎熊  三郎君紹介)(第一一八二号)  保育所措置費国庫補助増額に関する請願外一件  (山下春江君紹介)(第一一八三号)  同(山下春江君紹介)(第一二六五号)  同(加藤勘十君紹介)(第一三〇九号)  同外一件)中村時雄君紹介)(第一三一〇号)  民生事業費国庫補助に関する請願(福井勇君紹  介)(第一一八四号)  国民健康保険事業振興に関する請願(青柳一郎  君紹介)(第一一八五号)  社会保障費減額反対に関する請願(田中織之進  君紹介)(第一二六四号)  大麻取締法の一部改正に関する請願(船越弘君  紹介)(第一四〇六号)  大麻取締法廃止に関する請願(船越弘君紹介)  (第一四〇七号)  クリーニング業法存続に関する請願(長野長廣  君紹介)(第一四三八号)  同(水谷長三郎君紹介)(第一四三九号)  国立浜村療養所移転に関する請願(徳安實藏君  紹介)(第一五〇六号)  戦傷病者戦没者遺族等援護法公務死適用範囲  拡大に関する請願(中村幸八君紹介)(第一五  〇七号)  二等症の未復員者給与法適用患者生活費支給  に関する請願(内藤友明君紹介)(第一六二一  号)  母子福祉資金貸付に関する請願(大石ヨシエ君  紹介)(第一六二二号)  生活保護予算増額に関する請願(竹山祐太郎君  紹介)(第一六二三号)  未復員者給与法による入院患者に生活費支給等  に関する請願(岡村利右衞門君紹介)(第一六  二四号)  社会保障費減額反対に関する請願(鈴木茂三郎  君紹介)(第一六二五号)  戦傷病者戦没者遺族等援護法公務死適用範囲  拡大に関する請願(西村直己君紹介)(第一七  六六号)  国民健康保険団体所属保健婦設置費国庫補助  にする請願(山口六郎次君紹介)(第一七六八  号)  無名戦死の墓献納に関する請願(山口六郎次君  外一名紹介)(第一七六九号)  クリーニング業法存続に関する請願(荒舩清十  郎君紹介)(第一八一九号)  国立福知山病院患者輸送用自動車整備に関す  る請願(大石ヨシエ君紹介)(第一八二六号)  昭和二十九年度国立公園施設費増額に関する請  願(星島二郎君紹介)(第一八二七号)  同(只野直三郎君紹介)(第一八二八号)  社会保障費及び公共事業費全額国庫補助に関す  る請願(館俊三君紹介)(第一八二九号)  戦没者遺族弔慰金等支給に関する請願(大石  ヨシエ君紹介)(第一八三一号)  戦没者遺族弔慰金支給に関する請願)(大石  ヨシエ君紹介)(第一八三二号)  雲仙、阿蘇及び霧島国立公園施設整備促進に関  する請願(池田清志君紹介)(第一八三三号)  健康保険事業強化に関する請願(中村時雄君紹  介)(第一八三四号)  国民健康保険事業強化に関する請願(熊谷憲一  君紹介)(第一八三五号)  国立神戸療養所増築に関する請願(大石ヨシエ  君紹介)(第一八三六号)  社会福祉事業振興に関する請願外一件(只野直  三郎君紹介)(第一八三七号)  国民健康保険団体所属保健婦設置費国庫補助  に関する請願外五件(只野直三郎君紹介)(第  一八三八号)  医師実地修練改善に関する請願(只野直三郎君  紹介)(第一八三九号)  昭和二十九年度社会保障費確保に関する請願(  只野直三郎君紹介)(第一八四〇号)  保育所措置費国庫補助増額に関する請願)只野  直三郎君紹介)(第一八四一号)  昭和二十九年度生活保護費増額に関する請願(  山花秀雄君紹介)(第一八四二号)  社会保障費減額反対に関する請願(甲斐政治君  紹介)(第一八四三号)  同(伊東岩男君紹介)(第一八四四号)  同(黒澤幸一君紹介)(第一八四五号)  クリーニング業法における試験制度存続に関す  る請願(笹本一雄君紹介)(第一九二六号)  クリーニング業法存続に関する請願(笹本一雄  君紹介)(第一九三一号)  社会保障費減額反対に関する請願外六件(伊瀬  幸太郎君紹介)(第一九五六号)  国民健康保険団体所属保健婦設置費国庫補助  に関する請願(山口好一君紹介)(第一九五七  号)  同外二件(只野直三郎君紹介)(第一九五八  号)  同(高橋等君紹介)(第一九五九号)  国民健康保険事業強化に関する請願(田中稔男  君紹介)(第一九六〇号)  社会保険における暖房料認可に関する請願(佐  々木更三君紹介)(第一九六二号)  社会保障費増額に関する請願(菊川忠雄君紹  介)(第一九六三号)  同外一件(只野直三郎君紹介)(第一九六四  号)  国民健康保険団体所属保険婦設置費国庫補助  に関する請願(福田昌子君紹介)(第二一三二  号)  社会保障費減額反対に関する請願(片島港君紹  介)(第二一三三号)  昭和二十九年度国立公園施設費増額に関する請  願(大石ヨシエ君紹介)(第二一四四号)  大麻取締法廃止に関する請願(船越弘君紹介)  (第二一四七号)  クリーニング業法における試験制度存続に関す  る請願(福田繁芳君紹介)(第二二八〇号)  理容師美容師法廃止反対に関する請願(佐々木  盛雄君紹介)(第二二八一号)  生活保護法による保護基準率引上げ等に関する  請願(天野公義君紹介)(第二三二三号)  同(島上善五郎君紹介)(第二三九七号)  クリーニング業法における試験制度存続に関す  る請願(大西禎夫君紹介)(第二三二四号)  同(齋木重一君紹介)(第二三九五号)  戦傷病者戦没者遺族等援護法公務死適用範囲  拡大に関する請願(中村幸八君紹介)(第二三  二六号)  保育所措置費国庫補助に関する請願外一件(山  下春江君紹介)(第二三九四号)  保健婦助産婦看護婦法存続に関する請願(辻寛  一君紹介)(第二三九六号)  松本市にモデル国立病院設置の請願(増田甲子  七君紹介)(第二三九八号)  国立松本病院甲信越地区の中心病院として整  備拡充に関する請願外一件(増田甲子七君紹  介)(第二三九九号)  国立松本病院関東裏日本の中心病院として整  備拡充に関する請願外一件(増田甲子七君紹  介)(第二四〇〇号)  社会保障費減額反対に関する請願(早稻田柳右  エ門君紹介)(第二四五七号)  戦傷病者戦没者遺族等援護法公務死適用範囲  拡大に関する請願(早稻田柳右エ門君紹介)(  第二四五八号)  狂犬病予防法の一部改正反対に関する請願(早  稻田柳右エ門君紹介)(第二四五九号)  国立療養所病床増加等に関する請願(滝井義  高君紹介)(第二四六〇号)  日雇労働者健康保険法の一部改正に関する請願  (加藤勘十君紹介)(第二四六一号)  クリーニング業法における試験制度存続に関す  る請願(岡本忠雄君紹介)(第二五八六号)  同(石橋湛山君紹介)(第二五八七号)  同(菊川忠雄君紹介)(第二五八八号)  同(河野密君紹介)(第二五八九号)  同(菊池義郎君紹介)(第二五九〇号)  同(岸田正記君紹介)(第二五九一号)  同(帆足計君紹介)(第二五九二号)  同(齋木重一君紹介)(第二五九三号)  同(永井勝次郎君紹介)(第二五九四号)  同(加藤常太郎君紹介)(第二五九五号)  同(木村文男君紹介)(第二五九六号)  同(坪川信三君紹介)(第二五九七号)  同(池田清志君紹介)(第三五九八号)  同(高橋禎一君紹介)(第二五九九号)  同(櫻井奎夫君紹介)(第二六〇〇号)  同(佐竹新一君紹介)(第二六〇一号)  未帰還者留守家族等援護法による医療給付適用  期間延長に間する請願(岡良一君紹介)(第二  六〇二号)  生活保護法による保護基準率引上げ等に関する  請願(山口シヅエ君紹介)(第二六〇三号)  戦傷病者援護強化に関する請願(坪川信三君  紹介)(第二六〇四号)  国民健康保険団体所属保険婦設置費国庫補助  に関する請願(金子與重郎君紹介)(第二六八  五号)  生活保護法による保護基準率引上げ等に関する  請願(山口シヅエ君紹介)(第二六八六号)  クリーニング業法における試験制度存続に関す  る請願(赤路友藏君紹介)(第二六八七号)  戦没者遺族弔慰金支給に関する請願(大石ヨ  シエ君紹介)(第二六八八号)  同(大石ヨシエ君紹介)(第二六八九号)  戦傷病者援護強化に関する請願(植木庚子郎  君紹介)(第二七六〇号)  同(木村俊夫君紹介)(第二七六一号)  同(菊池義郎君紹介)(第二七六二号)  同(橋本清吉君紹介)(第二七六三号)  戦没者遺族弔慰金等支給に関する請願(大石  ヨシエ君紹介)(第二七六四号)  同(大石ヨシエ君紹介)(第二七六五号)  社会保障費減額反対に関する請願(松平忠久君  紹介)(第二七六六号)  戦傷病者戦没者遺族等援護法公務死適用範囲  拡大に関する請願(逢澤寛君紹介)(第二七九  〇号)  戦傷病者援護強化に関する請願(平野三郎君  紹介)(第二八二九号)  同(生田宏一君紹介)(第二九五五号)  社会保険における暖房料認可に関する請願(菊  池義郎君外二名紹介)(第二八三〇号)  未帰還者留守家族等援護法による医療給付適用  期間延長に関する請願(辻政信君紹介)(第二  八三一号)  社会保障費減額反対に関する請願(寺島隆太郎  君紹介)(第二八八一号)  同(中村時雄君紹介)(第二九五三号)  クリーニング業法における試験制度存続に関す  る請願(田中角榮君紹介)(第二八八二号)  同(赤松勇君紹介)(第二九四八号)  同(西村力弥君紹介)(第二九四九号)  理容師美容師法の一部改正反対に関する請願(  岡村利右衞門君紹介)(第二八八四号)  同(小澤佐重喜君紹介)(第二九五〇号)  同(赤松勇君紹介)(第二九五一号)  附添看護婦及び附添婦の身分保障に関する請願  (水谷長三郎君紹介)(第二八八五号)  在日朝鮮人に対する社会保障適用等に関する請  願(田中稔男君外三名紹介)(第二八八六号)  南方未帰還同胞に関する請願(中川源一郎君紹  介)(第二九五二号)  遺族年金並びに弔慰金支給促進に関する請願(  (庄司一郎君紹介)(第二九五六号)  理容師美容師法の一部改正反対に関する請願(  山手滿男君紹介)(第三〇二六号)  同(西村力弥君紹介)(第三〇二七号)  同(野田卯一君紹介)(第三〇九三号)  同(木村俊夫君)(第三〇九四号)  国立療養所臨浦園災害復旧工事施行に関する  請願(淡谷悠藏君紹介)(第三〇二九号)  クリーニング業法における試験制度存続に関す  る請願(平岡忠次郎君紹介)(第三〇九五号)  同(富田健治君紹介)(第三〇九六号)  同(田口長治郎君紹介)(第三〇九七号)  同(船越弘君紹介)(第三〇九八号)  同(淡谷悠藏君紹介)(第三〇九九号)  同(木原津與志君紹介)(第三一〇〇号)  同(成田知巳君紹介)(第三一〇一号)  同(松永東君紹介)(第三一〇二号)  同(千葉三郎君紹介)(第三一〇三号)  同(小島徹三君紹介)(第三一〇四号)  同(有田喜一君紹介)(第三一〇五号)  同(椎熊三郎君紹介)(第三一〇六号)  同外一件(佐々木更三君紹介)第三一五六号)  同(矢尾喜三郎君紹介)(第三一五七号)  同(山崎始男君紹介)(第三一五八号)  同(灘尾弘吉君紹介)(第三一五九号)  同(關谷勝利君紹介)(第三一六〇号)  同(青木正君紹介)(第三一六一号)  同(鈴木正文君紹介)(第三一六二号)  同(武知勇記君紹介)(第三一六三号)  社会保険診療報酬一点単価引上げ等に関する請  願(松永佛骨君外二名紹介)(第三一五四号)  生活保護費増額に関する請願(石山權作者紹  介)(第三一五五号)  クリーニング業法における試験制度存続に関す  る請願(前田榮之助君紹介)(第三一九六号)  同外一件(只野直三郎君紹介)(第三一九七  号)  同(今井耕君紹介)(第三二二三号)  同(勝間田清一君紹介)(第三二六八号)  同(田中彰治君紹介)(第三二六九号)  同(井伊誠一君紹介)(第三二七〇号)  同(中川俊思君紹介)(第三二七一号)  同(上林與市郎君紹介)(第三三一八号)  清掃法制定に関する請願(只野直三郎君紹介)  (第三一九八号)  生活保護法医療費支払に関する請願(中川源一  郎君紹介)(第三二二四号)  指定薬品以外の医薬品販売業者資格制度に関す  る請願(黒金泰美君紹介)(第三二二五号)  未帰還者留守家族等援護法による医療給付適用  期間延長に関する請願(勝間田清一君紹介)(  第三二六四号)  戦傷病者援護強化に関する請願(只野直三郎  君紹介)(第三二六五号)  未帰還者留守家族援護強化に関する請願(有  田八郎君紹介)(第三二六六号)  象頭山国立公園施設整備促進に関する請願(福  田繁芳君紹介)(第三二六七号)  生活保護法による保護基準率引上げ等に関する  請願(山花秀雄君紹介)(第三三一九号)  社会保障関係経費確保に関する請願(大石ヨシ  エ君紹介)(第三三二〇号)  戦没者遺族弔慰金支給に関する請願(大石ヨ  シエ君紹介)(第三三二一号)  同(大石ヨシエ君紹介)(第三三二二号)  社会保障費減額反対に関する請願(大石ヨシエ  君紹介)(第三三二三号)  保健所国庫補助金復活に関する請願(大石ヨシ  エ君紹介)(第三三二四号)  クリーニング業法における試験制度存続に関す  る請願(中井一夫君紹介)(第三三五一号)  同(小平忠君紹介)(第三三五二号)  同(降旗徳弥君紹介)(第三四六四号)  同(三浦一雄君外一名紹介)(第三四六五号)  同(柳原三郎君紹介)(第三四六六号)  同(中村時雄君紹介)(等三四六七号)  社会保障費増額に関する請願(稻葉修君紹介)  (第三三五三号)  新潟県に国立結核アフター・ケア設置に関する  請願(稻葉修君紹介)(第三三五四号)  同(櫻井奎夫君紹介)(第三四六九号)  未帰還者留守家族等援護法による医療給付適用  期間延長等に関する請願(稻葉修君紹介)(第  三三五五号)  戦没者遺族弔慰金等支給に関する請願(山下  春江君紹介)(第三三五六号)  戦傷病者援護強化に関する請願(中澤茂一君  紹介)(第三三五七号)  同(松平忠久君紹介)(第三三五八号)  同(降旗徳弥君紹介)(第三三五九号)  同(羽田武嗣郎君紹介)(第三三九九号)  同(小川平二君紹介)(第三四六二号)  同(原茂君紹介)(第三四六三号)  指定薬品以外の医薬品販売業者資格制度に関す  る請願(倉石忠雄君紹介)(第三三六〇号)  同(坂田英一君紹介)(第三三六一号)  同(中井一夫君紹介)(第三三六二号)  同(佐藤善一郎君紹介)(第三三六三号)  同(尾崎末吉君紹介)(第三四六八号)  社会保険診療報酬一点単価引上げに関する請願  (仲川房次郎君紹介)(第三三六四号)  国民健康保険団所属保健婦の設置費国庫補助に  関する請願(杉村仲次郎君紹介)(第三三六五  号)  保険所保険婦の国庫補助増額に関する請願(長  野長廣君紹介)(第三三六六号)  理容師美容師法の一部改正反対に関する請願(  中澤茂一君紹介)(第三四〇〇号)  結核医療費増額に関する請願(長野長廣君紹  介)(第三四五八号)  谷地町立保育所増築費補助に関する請願(牧野  寛索君紹介)(第三四五九号)  清掃法案の一部修正に関する請願(只野直三郎  君紹介)(第三四六〇号)  社会保険における暖房料認可に関する請願(只  野直三郎君紹介)(第三四六一号)  戦傷病者戦没者遺族等援護法公務死適用範囲  拡大に関する請願(荒舩清十郎君紹介)(第三  四七〇号)  クリニング業法における試験制度存続に関する  請願(佐藤善一郎君紹介)(第三五二六号)  同(山本幸一君紹介)(第三五二七号)  同(井堀繁雄君紹介)(第三五七〇号)  同(伊藤好道君紹介)(第三五七一号)  同(山本勝市君紹介)(第三五九四号)  同(首藤新八君紹介)(第三六一七号)  戦傷病者援護強化に関する請願(池田清君紹  介)(第三五二八号)  同(赤路友藏君紹介)(第三五二九号)  社会保障関係経費確保に関する請願(山口丈太  郎君紹介)(第三五三〇号)  指定薬品以外の医薬品販売業者資格制度に関す  る請願(岡部得三君紹介)(第三五六八号)  同(中村幸八君紹介)(第三五六九号)  同(山口丈太郎君紹介)(第三五九〇号)  同(山口丈太郎君紹介)(第三六一五号)  未帰還者留守家族援護強化に関する請願(山  下春江君紹介)(第三五七二号)  附添看護婦及び附添婦の身分保障に関する請願  (長谷川保君紹介)(第三五九一号)  社会保障費増額に関する請願(辻原弘市君紹  介)(第三五九二号)  受胎調節普及に関する請願(牧野寛索君紹介)  (第三五九三号)  同(山口丈太郎君紹介)(第三六一八号)  クリーニング業法における試験制度存続に関す  る請願(青柳一郎君紹介)(第三六三三号)  同(石村英雄君紹介)(第三六三四号)  同(萩元たけ子君紹介)(第三六三五号)  同(小林信一君紹介)(第三六八〇号)  社会保障費増額に関する請願(武藤運十郎君紹  介)(第三六三六号)  同(田中織之進君紹介)(第三六八一号)  未帰還者留守家族等援護法による医療給付適用  期間延長に関する請願(武藤運十郎君紹介)(  第三六三七号)  健康保険傷病手当金支給期間延長に関する請願  (武藤運十郎君紹介)(第三六三八号)  戦没者遺族援護強化に関する請願(楯兼次郎君  紹介)(第三六三九号)  指定薬品以外の医薬品販売業者資格制度に関す  る請願(有田喜一君紹介)(第三六八二号)  同(小林絹治君紹介)(第三七三七号)  同(佐瀬昌三君紹介)(第三七三八号)  同(中井一夫君紹介)(第三七三九号)  受胎調節普及に関する請願(高橋禎一君紹介)  (第三六八三号)  同(椎熊三郎君紹介)(第三六八四号)  同(井谷正吉君外一名紹介)(第三七六一号)  戦傷病者援護強化に関する請願(今村忠助君  紹介)(第三六八五号)  同(池田清志君紹介)(第三六八六号)  生活保護法による保護基準率引上げ等に関する  請願(天野公義君紹介)(第三七三六号)  未帰還者留守家族援護強化に関する請願(小  川平二君紹介)(第三七五八号)  未帰還者留守家族等援護法による医  療給付適用期間延長等に関する請願(三宅正一  君紹介)(第三七五九号)  社会保障費増額等に関する請願(柳田秀一君外  二名紹介)(第三七六〇号)クリーニング業法  における試験制度存続に関する請願(淺香忠雄  君紹介)(第三七九六号)  同(杉村沖治郎君紹介)(第三七九七号)  同(河原田稼吉君紹介)(第三八八八号)  附添看護婦及び附添婦の身分保障に関する請願  (中澤茂一君紹介)(第三七九八号)  社会保障費増額等に関する請願(中澤茂一君紹  介)(第三七九九号)  未帰還者留守家族等援護法による医療給付適用  期間延長に関する請願(中澤茂一君紹介)(第  三八〇〇号)  軍属の遺族援護に関する請願(熊谷憲一君紹  介)(第三八二八号)  国立千葉療養所の看護婦寄宿舎新築に関する請  願(臼井莊一君紹介)(第三八二九号)  健康保険法等の一部改正に関する請願(田子一  民君紹介)(第三八三〇号)  日雇労働者健康保険法の一部改正に関する請願  (福田篤泰君紹介)(第三八三四号)  未帰還者留守家族援護強化に関する請願(舘  林三喜男君紹介)(第三八五一号)  理容師美容師法の一部改正に関する請願(伊東  岩男君紹介)(第三八五二号)  指定薬品域外の医薬品販売業者資格制度に関す  る請願(逢澤寛君紹介)(第三八五四号)  社会保険診療報酬一点単価引上げに関する請願  (中川源一郎君外一名紹介)(第三八八九号)  戦傷病者援護強化に関する請願外一件(岡田  五郎君紹介)(第三九〇九号)  同(永田亮一君紹介)(第三九一〇号)  同(大橋武夫君紹介)(第三九一一号)  同(中村時雄君紹介)(第三九一二号)  同(吉田重延君外一名紹介)(第三九一三号)  同(竹尾弌君紹介)(第三九一四号)  同(喜多壯一郎君紹介)(第三九一五号)  同(中島茂喜君紹介)(第三九一六号)  同(有田喜一君紹介)(第三九一七号)  同(首藤新八君紹介)(第三九一八号)  同(迫水久常君紹介)(第三九一九号)  社会保障制度確立に関する請願(島上善五郎君  紹介)(第三九二〇号)  理容師美容師法の一部改正反対に関する請願外  二件(甲斐政治君紹介)(第三九六八号)  同(瀬戸山三男君紹介)(第三九六九号)  同(伊東岩男君紹介)(第三九七〇号)  指定薬品以外の医薬品販売業者資格制度に関す  る請願(始關伊平君紹介)(第三九七一号)  同(淺香忠雄君紹介)(第四〇二六号)  同(櫻内義雄君紹介)(第四〇二七号)  未帰還者留守家族等援護法による医療給付期間  延長に関する請願(萩元たけ子君紹介)(第三  九七二号)  未帰還者留守家族援護強化に関する請願(井  手以誠君紹介)(第四〇一八号)  社会保険における暖房料認可に関する請願(小  山倉之助君紹介)(第四〇一九号)  クリーニング業法における試験制度存続に関す  る請願(伊東岩男君紹介)(第四〇二〇号)  同(臼井莊一君紹介)(第四〇二一号)  同(小山倉之助君紹介)(第四〇二二号)  同(伊藤好道君紹介)(第四〇二三号)  同(逢澤寛君紹介)(第四〇二四号)  同外一件(山口好一君紹介)(第四〇二五号)  国立療養所給食費増額に関する請願(細迫兼  光君外二名紹介)(第四〇二八号)  戦傷病者援護強化に関する請願(中村三之丞  君紹介)(第四〇五四号)  同(細野三千雄君紹介)(第四〇七三号)  同(辻政信君紹介)(第四〇七四号)  同(富田健治君紹介)(第四〇七五号)  (同田子一民君紹介)(第四〇七六号)  同外一件(堀川恭平君紹介)(第四〇七七号)  同(熊谷憲一君紹介)(第四〇七八号)  同(原健三郎君紹介)(第四〇七九号)  同(櫻内義雄君紹介)(第四〇八〇号)  同(赤澤正道君紹介)(第四〇八一号)  同(逢澤寛君紹介)(第四〇八二号)  同(橋本龍伍君紹介)(第四〇八三号)  同(大西正道君紹介)(第四〇八四号)  同(寺島隆太郎君紹介)(第四〇八五号)  同(園田直君紹介)(第四一四三号)  同(山下榮二君紹介)(第四一四四号)  同(船越弘君紹介)(第四一四五号)  受胎調節普及に関する請願(岡村利右衞門君紹  介)(第四〇六六号)  同(只野直三郎君紹介)(第四一四〇号)  指定薬品以外の医薬品販売業者資格制度に関す  る請願(青柳一郎君紹介)(第四〇六七号)  同(岡本忠雄君紹介)(第四〇六八号)  同(武田信之助君紹介)(第四一四六号)  理容師美容師法の一部改正反対に関する請願(  相川勝六君紹介)(等四〇六九号)  同(伊東岩男君紹介)(第四〇七〇号)  柔道整復師の健康保険診療報酬一点単価引上げ  に関する請願(荒舩清十郎君紹介)(第四〇七  一号)  クリーニング業法における試験制度存続に関す  る請願(木村文男君紹介)(第四〇七二号)  同(葉梨新五郎君紹介)(第四一三五号)  同(塚原俊郎君紹介)(第四一三六号)  同(高橋圓三郎君紹介)(第四一三七号)  同(戸叶里子君紹介)(第四一三八号)  同(井手以誠君紹介)(第四一三九号)  クリーニング業法存続に関する請願(鈴木茂三  郎君紹介)(第四一三四号)  未帰還者留守家族援護強化に関する請願(江  藤夏雄君紹介)(第四一四一号)  戦傷病者戦没者遺族等援護法公務死適用範囲  拡大に関する請願(古井喜實君紹介)(第四一  四二号)  保育所事業費国庫補助増額等に関する請願(江  藤夏雄君紹介)(第四一四七号)  戦傷病者援護強化に関する請願(中村清君紹  介)(第四一八七号)  同(小島徹三君紹介)(第四一八八号)  同(高橋禎一君紹介)(第四一八九号)  同(苫米地英俊君紹介)(第四二五一号)  同(島村一郎君紹介)(第四二五二号)  同(椎熊三郎君紹介)(第四二七四号)  同(水谷長三郎君紹介)(第四二七五号)  クリーニング業法における試験制度存続に関す  る請願(加藤高藏君紹介)(第四一九〇号)  同(喜多壯一郎君紹介)(第四二七三号)  未帰還者留守家族等援護法による医療給付適用  期間延長に関する請願外五件(萩元たけ子君紹  介)(第四一九一号)  同(大久保武雄君紹介)(第四二四九号)  保育所事業費国庫補助増額等に関する請願(井  手以誠君紹介)(第四一九二号)  医師法、歯科医師法及び薬事法の一部を改正す  る法律廃止等に関する請願(只野直三郎君紹  介)(第四二一六号)  未帰還者留守家族援護強化に関する請願(庄  司一郎君紹介)(第四二一七号)  指定薬品以外の医薬品販売業者資格制度に関す  る請願(佐竹新市君紹介)(第四二一八号)  同(船越弘君紹介)(第四二七二号)  日雇労働者健康保険法の一部改正に関する請願  (加藤勘十君紹介)(第四二二三号)  消費生活協同組合法の一部を改正する法律案撤  回等に関する請願(杉山元治郎君紹介)(第四  二四七号)  傷い軍人の割当雇用に関する請願(大久保武雄  君紹介)(第四二四八号)  未帰還者留守家族等援護法による療養患者に恩  給支給に関する請願(大  久保武雄君紹介)(第四二五〇号)  医薬分業関係法規の改正に関する請願(内藤友  明君紹介)(第四二五三号)  消費生活協同組合法の一部を改正する法律案撤  回等に関する請願(神近市子君紹介)(第四二  九一号)  クリーニング業法における試験制度存続に関す  る請願(松井政吉君紹介)(第四二九二号)  同(福田一君紹介)(第四三二六号)  戦傷病者援護強化に関する請願(中川俊思君  紹介)(第四二九三号)  同(中崎敏君紹介)(第四三二七号)  同(塩原時三郎君紹介)(第四三四三号)  司(前田正男君紹介)(第四三六四号)  同(西村力弥君紹介)(第四三六五号)  同(牧野寛索君紹介)(第四三八四号)  同(淺香忠雄君紹介)(第四三八五号)  同(三宅正一君紹介)(第四三八六号)  あん摩師、はり師、きゆう師及び柔道整復師法  の一部改正に関する請願(安井大吉君紹介)(  第四三一六号)  医師法、歯科医師法及び薬事法の一部を改正す  る法律廃止に関する請願柳田秀一君紹介)(第  四三二三号)  同外四件(中川源一郎君紹介)(第四三四四  号)  生活保護法による保護基準率引上げ等に関する  請願(山口丈太郎君紹介)(第四三二四号)  国民健康保険助成交付金交付に関する請願(佐  々木盛雄君紹介)(第四三二五号)  釜台町に船員保険病院建設反対に関する請願(  井上良二君外一名紹介)(第四三六一号)  国民健康保険における医療給付費の二割国庫負  担法制化に関する請願(中村時雄君紹介)(第  四三六二号)  指定薬品以外の医薬品販売業者資格制度に関す  る請願(山口丈太郎君紹介)(第四三六三号)  元豊川海軍工廠軍属工員の遺家族援護に関する  請願(穗積七郎君紹介)(第四三六六号)  傷い軍人の割当雇用に関する請願(三宅正一君  紹介)(第四三八七号)  理容師美容師法の一部改正反対に関する請願(  瀬戸山三男君紹介)(第四三八八号)  受胎調節普及に関する請願(床次徳二君紹介)  (第四三八九号)  医師法、歯科医師法及び薬事法の一部を改正す  る法律廃止に関する請願(中村三之丞君紹介)  (第四四〇一号)  理容師美容師法の一部改正反対に関する請願(  伊東岩男君紹介)(第四四〇二号)  社会保険診療報酬一点単価引上げに関する請願  (橋本清吉君紹介)(第四四〇三号)  未帰還者留守家族等援護法による療養患者に恩  給支給に関する請願(倉石忠雄君紹介)(第四  四一五号)  同(三浦寅之助君紹介)(第四四三九号)  国立ハンゼン病療養所の医師等の増員並びに  待遇改善等に関する請願(杉山元治郎君紹介)  (第四四一九号)  同(大久保武雄君紹介)(第四四五九号)  らい予防法の一部改正に関する請願(杉山元治  郎君紹介)(第四四二〇号)  同(大久保武雄君紹介)(第四四六〇号)  戦傷病者援護強化に関する請願(杉山元治郎  君紹介)(第四四二一号)  同(林信雄君紹介)(第四四二二号)  同(伊瀬幸太郎君紹介)(第四四三六号)  同(廣瀬正雄君紹介)(第四四三七号)  同(佐藤芳男君紹介)(第四四三八号)  同(青柳一郎君紹介)(第四四八九号)  同(松井豊吉君紹介)(第四四九〇号)  同(上林與市郎君紹介)(第四五一三号)  同(吉武惠市君紹介)(第四五一四号)  社会保障費増額に関する請願(世耕弘一君紹  介)(第四四二三号)  指定薬品以外の医薬品販売業者資格制度に関す  る請願(中川源一郎君紹介)(第四四三五号)  同(大矢省三君紹介)(第四四五八号)  傷い軍人の割当雇用に関する請願(三浦寅之助  君紹介)(第四四四〇号)  戦傷病者戦没者遺族等援護法公務死適用範囲  拡大に関する請願(黒金泰美君紹介)(第四四  五七号)  国民健康保険における医療給付費の二割国庫負  担法制化に関する請願(稻葉修君紹介)(第四  四八五号)  同外三件(佐竹新市君紹介)(第四四八六号)  母子福祉対策確立に関する請願(中村時雄君紹  介)(第四四八八号)  国立療養所給食費増額に関する請願(小川平  二君紹介)(第四四九一号)  同(松平忠久君紹介)(第四四九二号)  同(萩元たけ子君紹介)(第四五一六号)  未帰還者留守家族等援護法による医療給付適用  期間延長に関する請願(小川平二君紹介)(第  四四九三号)  同(松平忠久君紹介)(第四四九四号)  同(萩元たけ子君紹介)(第四五一七号)  元満州開拓犠牲者遺族援護強化に関する請願  (小川平二君紹介)(第四四九五号)  同(松平忠久君紹介)(第四四九六号)  同(青柳一郎君紹介)(第四四九七号)  同(萩元たけ子君紹介)(第四五一五号)  元満州開拓犠牲者遺族援護強化に関する請願  (増田甲子七君紹介)(第四五四三号)  三陸海岸等一帯を国立公園に指定の請願(只野  直三郎君紹介)(第四五五八号)  戦傷病者援護強化に関する請願(松永東君紹  介)(第四五五九号)  同(竹谷源太郎君紹介)(第四五六五号)  同(中井徳次郎君紹介)(第四五六六号)  同(川島金次君紹介)(第四五六七号)  同(加藤鐐造君紹介)(第四五六八号)  同(土倉宗明君紹介)(第四五六九号)  同(大橋忠一君紹介)(第四五七〇号)  同(田渕光一君紹介)(第四五七一号)  同(大上司君紹介)(第四五七二号)  同(鍛冶良作君紹介)(第四五七三号)  同(岡村利右衞門君紹介)(第四五七四号)  同(野田卯一君紹介)(第四五七五号)  同(平野三郎君紹介)(第四五七六号)  同(庄司一郎君紹介)(第四五七七号)  同(松山義雄君紹介)(第四五七八号)  同(松崎朝治君紹介)(第四五七九号)  同(福田一君紹介)(第四五八〇号)  同(細迫兼光君紹介)(第四五九二号)  同(山崎猛君外一名紹介)(第四五九三号)  同(福田繁芳君紹介)(第四六一九号)  同(大平正芳君紹介)(第四六二〇号)  国立療養所給食費増額に関する請願(中澤茂一  君紹介)(第四五九一号)  医師法、歯科医師法及び薬事法の一部を改正す  る法律廃止に関する請願(土倉宗明君紹介)(  第四六三三号)  同外四件(田中好君紹介)(第四六九三号)  戦傷病者援護強化に関する請願(田中幾三郎  君紹介)(第四六三四号)  同(町村金五君紹介)(第四六三五号)  同(松浦周太郎君紹介)(第四六三六号)  同(山手滿男君紹介)(第四六三七号)  同(柳原三郎君紹介)(第四六三八号)  同(山本幸一君紹介)(第四六三九号)  同(楯兼次郎君紹介)(第四六四〇号)  同(齋木重一君紹介)(第四六四一号)  同(辻原弘市君紹介)(第四六四二号)  同(三鍋義三君紹介)(第四六四三号)  同(田中織之進君紹介)(第四六四四号)  指定薬品以外の医薬品販売業者資格制度に関す  る請願(花村四郎君紹介)(第四六七三号)  同(坪川信三君紹介)(第四七二六号)  社会保険診療報酬一点単価引上げに関する請願  (平野三郎君紹介)(第四六七四号)  戦傷病者戦没者遺族等援護法公務死適用範囲  拡大に関する請願(中澤茂一君紹介)(第四六  七六号)  未帰還者留守家族等援護法による医療給付適用  期間延長に関する請願(中澤茂一君紹介)(第  四六七七号)  未帰還者留守家族等援護法による医療給付適用  期間延長等に関する請願(横路節雄君紹介)(  等四六九二号)  受胎調節普及に関する請願(福田昌子君紹介)  (第四七三五号)     —————————————
  2. 小島徹三

    小島委員長 これより会議を開きます。  まず本日の請願日程の審査に入ります。日程第三三六、健康保険法等の一部改正に関する請願の審査をいたします。まず紹介議員の説明を聴取いたしたいと存じます。田子一民君。
  3. 田子一民

    ○田子委員 本請願は岩手県盛岡市菜園鍼灸師三浦彬敬君の御提出にかかるものであります。同君はこの種の連合会の副会長をしており、長年この業に従事しておるものであります。請願の要旨は請願文書に明瞭に書いてございますが、要点は、健康保険法並びに生活保護法の中に医療給付の事項としましてはり及びきゆうを挿入願いたいということでございます。御承知のようにはり、きゆうは近年科学的に研究せられまして、単に日本の学界においてその医療としての効果を認められるのみならず、フランスのごときは日本に特に人を派遣しまして研究するがごとく、学界でも大きなセンセーシヨンを起しておるのでございま。このはり、きゆうだけは他のあんまなどと違いまして、これだけ健康保険法並びに生活保護法に除かれておるのであります。街頭録音等の場合でもぜひこれを医療給付に入れたいというような声も多うございますし、また神経痛であるとかあるいは血液の循環の疾病などにつきましては特に希望が非常に多いのであります。私は専門家でありませんからよくわかりませんけれども、こういう声もひとつよく御研究をいただきまして、政府において適当な法文によつてこの請願の趣旨を御採用願いたいと思うのであります。  現在はり、きゆうの人たちは全国で五万ということでございます。しかし生活はいずれもよくありませんで、この研究にも事足らないようなわけでありますので、どうぞそれらの人々の生活の面からも、また職業の面からも特に御配慮をいただきたいと思うのであります。その他のこと等につきましては、この請願文書で尽きておると思いますから、これを省略させていただきます。
  4. 小島徹三

    小島委員長 右請願につき政府の意見があれば伺います。
  5. 久下勝次

    ○久下政府委員 本請願につきまして、特に健康保険関係につきまして、私から政府の意見を申し上げたいと思います。はり、きゆうを健康保険の給付として取上げてもらいたいということは、かねてより各方面から要望を私ども伺つておるのであります。ただ御案内のように健康保険の建前は、医師及び歯科医師による医療に限定をされりる建前になつておます。また一方はり、きゆうというような、広い意味では医療ではございましようけれども、厳密な意味における医療の範囲には入つていないものにつきましては、医師及び歯科医師の行います医療との関係につきましても、いろいろ検討を要する点があると考えておる次第でございます。そういうようなことで、私どもとしてはただいまのところはまだ検討の段階でございまして、積極的にこの問題を健康保険の給付として取上げるという段階にまでは至つていない実情でございます。  なおこの問題につきましては、関係者の要望も強いのでございますから、今後とも十分研究を続けたいと考えておるわけであります。     —————————————
  6. 小島徹三

    小島委員長 次に日程第九四、第一一八、第一三七、第一九五、第二八六、第三六二、第二三四、第二七九、第三四一、第四五一、第五二四、第二九六、第三一三、第三二七、第三三二、第三九四、第四四一、第四四三、以上保険局関係の各請願を一括して議題とし、まず政府の意見をお述べ願います。
  7. 久下勝次

    ○久下政府委員 簡単に申し上げたいと思います。いろいろの案件が一括して請願に出ておるのでございますが、いずれも請願の本旨は私どもとしてもごもつともの点があろうと思いますので、今後の問題として十分研究いたしたいと思つております。
  8. 小島徹三

    小島委員長 次に委員並びに紹介議員の御発言はございませんか。——なければ請願の審査に関する問題は中絶いたします。     —————————————
  9. 小島徹三

    小島委員長 これより医師法歯科医師法及び薬事法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案を議題とし、審査に入ります。  まず提案者より趣旨の説明を聴取したいと思います。有馬英二君。
  10. 有馬英二

    ○有馬参議院議員 医師法歯科医師法及び薬事法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案の提案の理由を御説明いたします。  医師法歯科医師法及び薬事法の一部を改正する法律昭和二十六年法律第二四四号)は占領当時制定せられたものでありまして、昭和三十年一月一日から実施することが定められてありますが、はたしてわが国の現状において完全医薬分業制度が支障なく実施できるかどうかは、この際再検討を要する問題であると存ずるのであります。すなわちその実施上の問題点は大体二つに要約することができるのであります。  その一つは、この法律を実施するには、その制定当時、実施の前提条件としてあげられた条件がはたして現在整えられているかどうかという点であります。  他の一つは、この法律の実施がわが国の現状において国民生活にいかなる影響を及ぼすかということであります。  前段の問題点である実施の前提条件は、医薬分業実施に適応した新しい合理的な医療費体系を確立するということであります。しかるに、この条件は現在まだ何ら具体的に実現しておらないのでありまして、この事実は今国会の衆議院厚生委員会の質疑応答によつても明らかであります。これらは今後さらに十分なる検討が国会においても行われなければならない基本条件であります。  第二の問題点たる国民生活に及ぼす影響につきましては、大約しますると次の通りになるのであります。医療費負担の国民経済に及ぼす影響、特に社会保険経済に及ぼす影響、国民の便、不便に対する影響、疾病治療に対する影響、これらの点につきましても、国民各界の意見、特に医師の薬剤師の側における意見は必ずしも一致しておりませんので、今後十分なる検討を要するわけであります。かくのごとく、今日の実情においては、この法律に規定されておる実施の期日たる昭和三十年一月一日という期日については、いまだ十分なる見通しと確信とを得ることができませんので、一応これを別に法律に定める日と改正し、この法律実施につき、その前提となるべき諸条件を十分検討し、国民の保健と福祉の向上のために適正なる結論を得たる上、法律をもつて実施の期日を定めんとするものであります。  以上が本法律案提出の提案理由であります。何とぞ慎重御審議のあらんことをお願いする次第であります。
  11. 小島徹三

    小島委員長 本法律案に関する審査は本日はこの程度にいたします。     —————————————
  12. 小島徹三

    小島委員長 再び請願日程の審査に入ります。  日程第四三七、あん摩師、はり師、きゆう師及び柔道整復師法の一部改正に関する請願の審査をいたします。まず紹介議員の説明を聴取したいと存じます。安井大吉君。
  13. 安井大吉

    ○安井委員 ただいま委員長の朗読されましたのは私が紹介議員として説明を申し上げたいと思います。これは主として柔道整復師の方に関係が多いので、あんま、はり、きゆうの方には関係が少いのでありますが、但し法文が一つでありますからこの点について申し上げたいと思います。  これは講道館の中にある社団法人の全日本柔道整復師会会長金井良太郎氏よりの請願に基くものであります。  御承知のように、従来柔道整復師は、医師の同意を得まして脱臼とか骨折の患部に施術をやることについて、応急の場合だけ認められておつた。ところが漸次これらの整復師の医薬に対する考えも、また技術も進んで参りまして、実際は応急として単純なる脱及び骨折は現に見ているのであります臼。その事柄を第五条の但書の中に、単純なる脱臼、単純なる骨折を施術するということを挿入していただきたい。そのほかは本文は、すなわち「あん摩師及び柔道整復師は、医師の同意を得た場合の外、脱臼又は骨折の患部に施術をしてはならない。」これはちつとも動かさないのであります。「但し、柔道整復師が、応急手当をする場合は、この限りでない。」という但書があります。その但書の中に「単純脱臼、単純骨折を施術する場合及びその他の」と、これだけを挿入いたしたいというのであります。  御承知のように今や整形外科も発達して参りましたが、従来わが国の医術の歴史から考えてみれば、こういう人の手によつて効果を上げているものがたくさんある。また医者の手によらなければならないようなものを自分の領域へかかえ込もうとするのでは決してありません。きわめて単純なものだけやろう、こういうことを入れていただきたいという請願であります。
  14. 小島徹三

    小島委員長 右につき、政府の意見があれば御開陳願います。
  15. 曽田長宗

    ○曽田政府委員 ただいまの問題につきましては、私どもの方でもしばしばかような意見を伺つてはおるのであります。この単純骨折の場合には医師の指示を要せずして柔道整復師の施術を受けてもいいということにしてはどうかということについて、私どももいろいろ検討いたしてみておるのであります。やはり現在の医療体制とでも申しますか、また医学の逐次進歩して参りました状況という点から考えますれば、やはり単純骨折なりやいなやということの診定というようなことが、——もちろん簡単な場合にはその鑑別を誤らぬこともあろうとは考えられるのでありますけれども、今申し上げましたように、いろいろ医術が進んで参り、また国民が医療に対する質の向上ということを要望しておるという点から参りますれば、今まで医師の指示がなければならなかつたというこの規定を特に緩和しなければならぬという理由が、どうしても私どもとしては発見し得ないように感じておるのでありまして、将来さらに検討はいたそうかと思つておりますが、今はこれをかような改正をいたすという気持にはなつておりません。
  16. 小島徹三

    小島委員長 委員の御発言はございませんか。——なければ次へ進みます。     —————————————
  17. 小島徹三

    小島委員長 日程第三三、第三四、第四一、第四二、第四九、第五七、第五八、第七二、第三六九、第四七五ないし第四七七、第五〇八、第六六、第六七、第一一一、第一二〇、第一二三、第一五三、第一五四、第一五五、第二一三、第二三五、第四五四、以上医務局関係の請願を一括して議題とし、政府の意見をお述べ願います。
  18. 曽田長宗

    ○曽田政府委員 いろいろとたくさんの事項について請願があるのでございますが、各項につきまして、私ども大体御趣旨のところはよく了解できますので、十分検討いたしたいというふうに考えております。
  19. 小島徹三

    小島委員長 委員並びに紹介議員の御発言はございませんか。——なければ次へ進みます。     —————————————
  20. 小島徹三

    小島委員長 日程第二四六、第二七四ないし第二七八、第二九七ないし第三〇〇、第三一五ないし第三一八、第三四〇、第三五七ないし第三五九、第三八九ないし第三九一、第四二〇、第四四四、第五二二、第五二三以上指定薬品以外の医薬品販売業者資格制度に関する請願を議題とし、審査に入ります。まず紹介議員の説明を聴取したいと存じます。青柳一郎君。
  21. 青柳一郎

    青柳委員 本請願は、山口県薬業連合会長の申出にかかるもの外二十六件に及ぶものでございます。この請願の要旨は、昭和三十年一月一日から医薬分業が実施せられることになつておりますが、現在の薬剤師はきわめて少く、医薬品の完全配給は困難であると考えられ、従つてこれが解決策として医薬品の販売に関して薬種商に求める以外にないのでありますが、現在のわが国の薬種商は一定の資格がなく、単に各地方庁の免許によつてその業務に従事するにすぎません。医師、助産婦、理容美容師など保健衛生に携わる者のほとんど全部が資格制度でありますのに、薬種商のみが現状のまま放置されておるのは不合理であると思うのであります。つきましては、指定薬品以外の医薬品販売業者の免評制度を全国共通の資格制度に改められたいというのであります。
  22. 小島徹三

    小島委員長 右につき政府の意見があれば御発言を願います。
  23. 高田正巳

    ○高田政府委員 この請願の御趣旨は、明治以来国のとつて参りました基本方針とは若干ずれて来るわけでございますが、請願の趣旨とされるところも、私どもただいまその必要ありやいなやということにつきまして調査をいたしておりますので、将来の検討問題といたしたいと存じます。私のただいま考えておりますところでは、資格を与えるということで解決いたしますよりは、ただいまのように営業免評の形をとりまして、しかもその営業免評というものをもう少し保護して参る余地はないか、そういう方向でものを考えて行つたらいかがか、かような考えでございます。
  24. 小島徹三

    小島委員長 右につき委員の御発言はありませんか。——なければ次に進みます。     —————————————
  25. 小島徹三

    小島委員長 次に日程第六〇、第七六、第九七、第一四三、以上薬務局関係の請願也一括して議題となし、まず政府の意見を求めます。
  26. 高田正巳

    ○高田政府委員 大体これは大麻取締法に関するものだと承知いたしますが、この大麻には耽溺性の毒成分が含まれておることは明らかでございますし、それから現実にこの大麻を対象といたします違反事件も少数ではございますが発生いたしております。   〔委員長退席、青柳委員長代理着席〕 さらに、わが国が加入いたしております阿片会議条約の規定によりまして、大麻の国際的不正取引を防止するに適する有効な取締りを実施しなければならないという国際的義務を負つておるわけであります。さような関係からこの法律を廃止いたすことは、これはちよつとできかねると思います。ただ取扱いの点につきまして、請願の御趣旨のあるところも十分了解できますので、取扱いの点でその御趣旨を生かして行くようにいたしたい、かようなつもりでおります。
  27. 青柳一郎

    青柳委員長代理 委員並びに紹介議員の御発言はありませんか。——ないようでありますので次に移ります。     —————————————
  28. 青柳一郎

    青柳委員長代理 次に日程第五六、第一四六、第一四七、第一七八、第一八一、第二五一、第三二四、第四四〇、以上社会局関係の各請願を一括して議題となし、まず政府の御意見をお述べ願いたいと思います。
  29. 安田巌

    ○安田政府委員 生活保護法の基準の問題につきましては、現在のところただちに引上げるつもりはございませんけれども、今後の情勢を見て善処いたしたいと思います。なおそのほかの点につきましては、請願の御趣旨を十分研究いたしまして、善処いたしたいと思います。
  30. 青柳一郎

    青柳委員長代理 委員並びに紹介議員の御発言はありませんか。——なければ次へ進みます。     —————————————
  31. 青柳一郎

    青柳委員長代理 次に日程第二、第三八、第四三、第四四ないし第四六、第五〇、第五五、第五九、第六二、第七〇、第七五、第九六、第三〇四、第三〇五、第三一九ないし第三二一、第三八七、第三八八、第四四八、第五二八、以上公衆衛生局関係の各請願を一括議題とし、まず政府の御意見をお述べ願います。
  32. 楠本正康

    ○楠本政府委員 ただいま議題になつておりますのは、逐次個々について御説明するまでもなく、いずれもきわめて適切なる請願あるいは陳情でございまして、しかも一方これらの問題につきましては、おおむね行政措置といたしましてすでに何らかの方策を講じ得る段階になつておりますので、今後かような趣旨を十分に尊重いたしまして、これらの御趣旨を生かして参りたい所存であります。
  33. 青柳一郎

    青柳委員長代理 委員並びに紹介議員の御発言はありませんか。——ないようでありますので、次に移ります。     —————————————
  34. 青柳一郎

    青柳委員長代理 次に日程第四二四、第四五二及び第四五三、未帰還者留守家族等援護法による療養患者に恩給支給に関する請願の審査をいたします。紹介議員大久保武雄君の御発言を願います。
  35. 大久保武雄

    大久保武雄君 ただいまの請願は、日本傷痍軍人会の笠時乗氏から請願のあつたものでありまして、紹介議員として御説明申し上げます。  未帰還者留守家族等援護法による療養患者に対しましては、留守家族手当も支給されず、またほとんど全員が結核疾患でございまして、非常に長期の療養を要する者が全国で一万人もある状況でございます。これらの全員が、結核患者は症状が固定していないとの理由によつて、恩給診断の対象となつていないであります。結核は症状が固定することはきわめて困難でございますから、かような関係からいたしまして、長期療養を要するこれらの患者は、経済的に非常な苦境にあえいでいるわけであります。そこでこれらの患者に対しまして、症状の固定に拘束されず、現在の症状に応じてすみやかに恩給診断を実施し、恩給を支給されたいというのでございます。この点は従来の三年間の療養費負担をさらに三年延長され、六年間の療養費負担が、療養費の面におきまして今年の十二月に打切られることになつておるのであります。先般これを一年延期して、その間に対策を考慮するということに相なつておりますけれども、患者の窮状にかんがみまして、将来何とか恒久的な、患者の安定する方途を講じていただきたいというのであります。  なおこれに関連いたしまして、これらの患者のうち身体障害者につきましては、国立の保養所に収容いたしまして、長くそのめんどうを見ることになつておりますが、結核に関しましては、国立保養所へも収容ができないことになつておりまして、結核患者は非常に気の毒でございます。これらの患者につきまして、何とか国立病院に委託をして、国立保養所の規定を準用して、長くこれが療養の全きを期したい、こういう意味でございます。何とぞ御採択あらんことを希望する次第であります。
  36. 青柳一郎

    青柳委員長代理 右につき政府委員の御意見があれば御発言を願います。
  37. 木村又雄

    木村説明員 ただいます請願の御趣旨につきまして説明申し上げます。  まず第一の、現在未帰還者留守家族等援護法によりまして、療養を受けております療養患者であつて、症状が固定していないために恩給診断の対象にならないために増加恩給が支給されないでは遺憾であるから、それについて善処願いたいという御趣旨でございますが、本件につきましては、どちらかと申しますと、恩給局の所掌事務ではないかと思うのであります。私の方ではもともと未帰還者留守家族等援護法による療養につきましては、増加恩給を恩給法によりましてもらつておる場合には、当該患者は本法の対象にしない建前をとつておつたのでございますが、それでは非常にお気の毒だという見地から、増加恩給を受給しておつても食費その他の一部負担金を徴収するということを条件といたしまして、留守家族等援護法による療養を認めることの特例を設けておるのであります。従つて大多数の療養患者は、終戦後今日までずつと増加恩給の受給権がありましたので、増加恩給は、受けておるのではないかと思つておるのでございますが、なお増加恩給を受けておらない方であつて、現在療養中の者であり、かつ増加恩給を受けられるような状況にある方につきましては、恩給局と十分連絡の上で、恩給局において特別考慮するような措置を講じていただけるように努力をいたしたい、さように考えております。  なお次に療養患者の療養期間の延長の問題でありますが、先ほどお話がございましたように、今国会におきまして留守家族等援護法の一部が改正になりまして、従来療養期間が三年、三年、合せて六年でありまして、本年の十二月二十八日でもつてこの六年の療養期間が切れるのでございますが、これをさらに延長いたしまして、来年の十二月二十八日まで療養できるようになつたのであります。その場合に私どもといたしましては、これら療養患者の実態を詳細に十分調査いたしまして、極力実情に即した措置を今後とりたいというふうに考えておりますので、御了承をいただきたいと思います。  それから国立病院に委託する件は、私どもの方の留守家族等援護法では、国立病院あるいは療養所を指定医療機関といたしまして、現在すでに国立病院におきまして療養継続中でありますから、それを委託するという形よりも、現在それがすでに行われておりまして、来年の十二月二十八日で療養期限が切れる者をどういうふうに取扱うかということがむしろ今後の問題でございまして、実態調査を実施いたしまして、極力実情に即したように善処いたしたい、そういうふうに考えております。国立病院に委託する件は、実は現在国立病院を指定医療機関として指定いたしまして、そこに收容して療養を行つておるのでございます。
  38. 青柳一郎

    青柳委員長代理 他に御発言はありませんか。——なければ次に進みます。     —————————————
  39. 青柳一郎

    青柳委員長代理 日程第三、第五一、第六三ないし第六四、第七三、第八六、第一〇〇、第四二三、以上引揚援護局関係の請願を一括して議題とし、まず政府の意見をお述べ願いたいと存じます。
  40. 木村又雄

    木村説明員 引揚援護局所管の各請願事項につきましては、逐一御説明を本来申し上げるべきでございますが、一々その趣旨ごもつともでございますので、十分その趣旨を今後生かすように検討いたしまして、御要望に沿えるよう努力いたしたいと思います。
  41. 青柳一郎

    青柳委員長代理 委員の方々に何か発言はありませんか。——なければ次に移ります。     —————————————
  42. 青柳一郎

    青柳委員長代理 次に日程第七四、第七八、第八二、第八三、第八九ないし第九一、第一二五、第一五一、第七九、第二八四、以上児童局関係の各請願を一括して議題とし、まず政府の御意見をお述べいただきたいと存じます。
  43. 中村光三

    中村説明員 この請願の内容を事務当局といたしましても一々検討をいたしましたが、すべてごもつともな点でございますので、今後その趣旨に沿いまして、政府といたしましては努力を重ねて行きたいと存じております。
  44. 青柳一郎

    青柳委員長代理 委員諸君の御発言はありませんか。——なければ次にお諮りいたします。本日審査いたしました請願中、先日の理事会においてその趣旨を適切なるものと認めました請願すなわち、日程第一、第二、第三三、第三四、第三八、第四一ないし第四六、第四九ないし第五一、第五五ないし第六〇、第六二ないし第六四、第六六、第六七、第七〇ないし第七六、第七八、第七九、第八二、第八三、第八六、第八九ないし第九一、第九四、第九六、第九七、第一〇九、第一一一、第一一八、第一二〇、第一二三、第一二五、第一三七、第一四三、第一四六、第一四七、第一五一、第一五三ないし第一五五、第一七八、第一八一、第一九五、第二一三、第二三四、第二四五、第二五〇、第二五一、第二六四、第二六五、第二七九、第二八四、第二八六、第二九六、第三〇四、第三〇五、第三一三、第三一九ないし第三二一、第三二四、第三二七、第三三五、第三四一、第三六二、第三六九、第三八七、第三八八、第三九四、第四二三、第四四〇、第四四一、第四四三、第四四六、第四四八、第四五一、第四五四、第四五五、第四七〇、第四七二、第四七三、第四七五ないし第四七七、第四八六、第五〇八、第五二四、第五二八の各請願につきましては、いずれもこれを採択の上内閣に送付すべきものと決することとし、報告書の作成等に関しましては委員長に一任することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  45. 青柳一郎

    青柳委員長代理 御異議なしと認め、そのように決します。     —————————————
  46. 柳田秀一

    柳田委員 委員長にお願いしておきましたが、厚生関係でまだ審議すべき問題点が残つておる。一応大体法律案の審議は済んだと思いますが、最近問題になつておりまするヒロポン禍の問題等に関しては同僚岡議員から発言がございましたが、なおこの問題は最近特に大きく社会問題となつておりますので、これに対する当局の考え等をお尋ねしてみたい。さらに今問題になつております白い羽根募金等に関しても昨年相当問題を起しております。輸血銀行あるいは乾燥血液会社等の問題、そのほかビキニの水爆禍の患者のその後の処置の問題、あるいは生活保護面における医療扶助打切りの問題、あるいは健康保険の単価の問題、あるいは監査の問題、そういうような幾多の厚生行政全般に関するいろいろな問題があります。従つてなるべく早い機会に大臣以下全局長がここに出席されまして、こういう厚生行政に関して真剣に各委員との間に討議を重ねることは今非常に緊急な問題だろうと思う。従つてそういう機会を早急にぜひつくつていただきますようにお願いをいたします。
  47. 青柳一郎

    青柳委員長代理 まことに御同感であります、承知いたしました。  本日はこれにて散会いたします。次会は追つて公報をもつてお知らせいたします。    午前十一時三十六分散会