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福永政府委員 新聞等に
出発予定の
日取り等が報道されておりますが、これももとより非公式のものでございまして、
事務当局におきまして、
国会等が
延長されるという
ようなことを
考慮せずして、大体の
見当で一応の
スケジユール等を組みました。そういうものが伝わ
つておるわけでございます。従いまして、先刻も申し上げました
通り、
国会の
審議ということは、もとより第一義的に考えなければなりませんので、
国会におきましていかに御
決定になりますか、これからの問題でございますが、さらに
会期が
延長される場合、しかもそれが何日
延長されるかという
ようなこと等も、もとより
関連のあることでございます。ただ
政府として一応望ましいと考えておりますことは、
総理大臣が諸
外国に参りまして、向うの
要人等にも会う
都合等からいたしまして、六月上旬ぐらいに出発できることが望ましいとは考えておりますが、
国会の
会期延長等と
関連して、その
通り参りますかどうかということにつきましては、今後の
事情の
推移いかんによるところでございます。でございますが、参りますということにつきましては、まあ
総理大臣においても、先ほど
土井さんが、
国会の様子によ
つてはもうやめにするのかという
お話でございましたが、その点については、大体参りたいという
希望でおるわけでありまして、場合によ
つてはやめるという話は、まだ出てはおらないのでございます。さ
ような次第でございますが、先ほどの、この二十二日までの
会期のうちに
報告等ができるかという具体的な御
質問の点につきましては、ただいま
会期の
延長の
話等も出て、これから本
委員会及び本
会議でいかにおきめになりますか、これは今後の問題でございます。いずれにいたしましても、ただいまのところでは、この
会期延長とも
関連いたしますので、もとより私
どもといたしましては、
会期中に
国会を通じてということは、これは望ましい
報告の形であろうと存じておる次第でございますが、二十二日までにという点につきましては、もとより
会期が
延長にならないということになりますと、ぜひとも二十二日までにということでも考えなければならないわけでございます。そこらにつきましては、
国会のお
取扱いになる
会期延長がどうなるかということを、
政府も今見守
つておる
状況でございます。