○
山本(幸)
委員 私は、あつさり
採決してもらいたか
つた。
了承の上で
採決してもらいたか
つた。
理事会で申し上げたことは、か
ような重大な問題は、やはり
総理大臣の
所信をただす必要があるというので、
総理大臣の
出席を
お願いした。しかるに
総理大臣は、きょうはだめだ、あすはよさそうだという話があったけれ
ども、それも御足労願って聞いてもらうと、あすもなおだめらしい、こういう話であ
つたのであります。そこでわれわれとしては、なるほどその他一昨日、昨日
運営委員会できめた
案件もございまし
ようけれ
ども、たまたま
自由党の
皆様がお出しになった
動議が
自由党の勝利に帰したわけで、そこからこうした問題が発生をしたのであるから、この問題を
総理大臣の
出席を願って
審議をすべきである。か
ような
観点に立って、もし
総理大臣の御
出席が願えなければ御
出席願える日にこれをや
つて、あとの
案件はその後にや
つていただきたい、こう私は申し上げたわけです。ところが実際には、三日も四日も、もし
総理大臣が来られないときには、そんなにべんべんとして
重要審議をほ
つておくわけに行かないじゃないか、こういうお説があ
つた。そこで私は、それはご
もつともで、あしたにでも、なおかつ
総理大臣が
出席できぬというときには、あすの本
会議でおやりになることについては、党へ帰って努力いたしまし
よう、こう私は
妥協案を出した。それもだめだということです。結局やむを得ぬから、
議運で正式におはかりいただきたい、こういう経過であるのと、この際もう一つ申し上げておきたいことは、私は、昨夜の
議院運営委員会において
委員長に対して、
質疑を打切
つて散会される寸前に
発言を求めて申し上げておる。それは、
犬養法務大臣の
答弁をお伺いすると、結局
裁判所の
態度決定の上でなければ、これについてはわかりません、こういうことで首尾一貫しておられた。そうなりますと、われわれとしても、今後の
態度は、
裁判所の
態度決定いかんでなければわからない。さ
ようであるならば、
質疑は打切らないで、き
ようは打切るにしても、明日やはりこれを
審議して
行つて、本
会議を開いていただきたい、こう私は
お願いしておるわけである。ということは、
裁判所の
態度決定をまって本
会議を開いていただきたいという
前提なんです。これは記録を見ればわかりますが、昨夜の
発言はさように
発言しております。そこで皆さんの御
了承をいただいたので、当然昨夜の経緯からい
つても、やはり私が
お願いした
ような筋で、その筋を通していただいておはかりをいただきたい。こういう
理由があって、先ほど
理事会ではそういう
主張をしたわけです。こういう点もひとつよく御
了承をいただきたいのであります。