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荒木正三郎君 来年度の
予算に
関係した問題でございますが、来年度の
教職員の
定数をどのように
文部省としてはお
考えにな
つておられるかという問題です。これについては或いは御存じだろうと思うのですが、前の十六
国会の
予算を審議しておる途中で、いわゆる三
党協定というものが結ばれたのであります。三
党協定の中にこれは
教職員だけに限定したものではありませんが、
国家公務員及び
地方公務員の
定数を
削減するということが入
つているわけです。これが
自由党のほうでも了承されておるわけなんですが、これは結局
政府も了承されている問題ではないかと思いますが、その中で
外部に発表されませんでしたが、三
党協定の中に
義務教育関係の
教職員の
定数を減らすということが入
つているわけです。その
数字を私のほうから一応私の聞いているところを挙げますと、
義務教育関係で百七億の
予算説明をしているということです。そのために
中学校において五・九%、これは
予算定員の五・九%、それから
小学校においては五・七%の
人員を節減しよう、こういうことです。これは三
党協定の
申合せといいますか三
党協定という形にな
つておりますので、かなり強い力を私は持
つておるのじやないか、そういうことから
考えて、こういうことが若し実際に行われるということになれば非常な問題になるのじやないかというふうに
考えますので、この問題について私は
政府に対してどういうふうに今
予算折衝をしておられるのか、そういう点についてお伺いしたいと思います。で、これは私は
文部大臣にお伺いしなければならん問題だと
思つてお
つたのですが、どうしても今日はすぐ出られないと、こういうことですから、
関係責任者にお伺いをいたします。