○多賀谷
委員 これは法務
委員会で後ほど一括審議されるそうでありますので、この程度でやめておきます。
さらに
刑事局長に先ほどの
戸畑市の
旭硝子の
牧山工場につきまして、もう少し具体的に私は
調査を願いたいと思います。現在勾留されておりますのは、中野社宅のデモについての
調査であります。それともう
一つは、それよりずつと前、十月九日にありましたデモ隊が正門を乗り越えて工場に入
つたこと、これはどこまで行
つておりますか、まだ市警の手にあるかどうかわかりませんけれ
ども、これが
調査をされておる、こういうことでございます。われわれといたしましては同じ
調査をするならば、さらに次のような事実があるじやないか、こういうことをい
つておるわけです。それは今お話がありました八幡市の百九十七俵の米の問題でございます。さらに十月八日、第一
組合の
事務所に暴力団が入
つて来まして、一人は
傷害で顔に裂傷を受けております。さらにめがねを破損をしております。また数名軽傷を負うております。器物投棄につきましては、いすあるいは黒板、窓ガラスがこわれておる。この問題につきましても、再三市警の方に連絡をと
つて、こういう
事件もあ
つたじやないかということを言いますけれ
ども、全然市警としては
捜査をやろうとしておらないわけであります。さらに十月十四日と十五日、デモ隊が参りました場合に、工場内から凶器を突き出しておとしている、こういう事実がございます。これはこん棒の先に十インチの刃物をつけて、そうしておとしている。さらに十五日にはれんがを投げまして、そうして一名の者が頭部の右側に全治一週間のけがをしております。これにつきましても市警の方に連絡をとりましたけれ
ども、全然関知してくれない、こういうことでございます。こういう事実があるにかかわらず、
会社側といいますか、あるいは第二
組合の側といいますか、そういうものにのみ有利に運んでいる。こういうところに非常に第一
組合の方に憤懣があるわけであります。ことに対
会社の問題、労使
関係の問題は終りました。しかし第一
組合と第二
組合の問題があるわけであります。そこで幹部あるいは第一
組合の人々が長く勾留されているということは、第一
組合にと
つて非常に大きな問題があると思うのであります。でありますから、すみやかなる
調査をお願いいたしたいと思います。以上であります。