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柏木庫治君 私はこの
改正案に
賛成をいたすものであります。
衆議院の
修正は案の生命に少しも傷つきませんので
修正通りで結構と思います。
附帯決議でありますが、こういう
附帯決議に若し
異議があるとするならば、第二の「
郵便業務は
国家専掌とする
本旨にかんがみ、
委託業務は漸次出来得る限り縮小すること。就中」ここからでありますが、「
通常郵便物の取集、
配達等を
請負とすることは
特例の場合を除き避くべきこと。」ここだけに
異議を見出すのでありまして、
あとの
決議はもうすでに現に行われていることなんです。その行われていることを更にもう一度述べたという
程度でありまして、私の
賛成する
意味は、この
附帯決議の
通りにすでに行われておるという
前提の下に、私は
賛成をいたすのであります。
それからもう
一つは、この
改正は精神の美しい、
良識のある者同士の実行であるところに非常に意義があるのでありまして、万一
業者なり、或いはさせるほうで少しでも不純なものがありますならば、これはこの
改正を根本的に傷つけ、覆えすものであります。でありますから、
独占的になりやすい
仕事は、
郵政省当局が最も人を選び、そうして美しい
気持を以て遂行されたい、又遂行されておると信ずるが故に、この
改正を危な気なく私は
賛成をいたすのであります。この
賛成をする奥には、不純なものがこれからもう起らないという
前提の下でありますから、どうぞ
当局は、私
ども委員が
当局の
良識とその心持を最も固くごごで信じておるということを御承知頂いて、行政に携わられたい。そうして私は
賛成いたします。