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小川(豊)
委員 そういうことをお聞きするのはやめましよう。そこで結論としてこういうことが言えるのです。米の
配給は、
日本糧穀株式会社を中心とした、
実需者でない、私どもの通称
トンネル会社をつく
つているのが二つばかりあ
つて、しかもこれは、ほとんどあなたの方の先輩の方が、ここの社長なり何なりをしている。それから大豆もそうです。やはりあなたの方の先輩の方が、社長なり会長なり、
理事長をしておられるが、そういうところへ
払下げている。しかもこれについては、ある団体へ、あなたの方へこれこれの大豆を
払下げるから、これを味噌工業協会の方へまわしてくれと、ひもつきで
払下げている。こういうことをあなたは否定しても、私は事実を知
つている。さらに、砂糖の問題はやめますけれども、これも私は名前をみな知
つている。しかも議会に
関係している人です。なぜそういうふうなことをなされなければならないか。私はこういうことはぜひやめてもらいたい、こう思うのです。せつかく百姓が丹精してつく
つた米を安く供出している。しかも
配給を受ける方では高いと言
つている。こういう状態の中で、何万
トンもの米がこういうふうに横流しをされたり、あるいは大豆がひもつきでも
つて流されたり、粉よりも高いふすまを百姓が家畜のえさに与えなければならないような、こういうことは、私はぜひやめてもらわなければならない。こういう建前で今までお聞きしたのでありまして、実はもつともつと実例をあげてお聞きしたい点が幾多あるのですが、総括的に、あなたは
実需者に今後必ず
払下げる。そして
実需者でないものにそれが横流しされた場合には、これに対しては厳重な取締りをすると同時に、その業務の停止を命ずるということを、この前
答弁なさ
つているが、その点をあなたが今後
守つてくださるかどうかということを伺いたい。過ぎてしま
つたことをつき出すことよりも、今後こういうことを継続してもらわないということを建前としたいので、あなたが御
答弁なさ
つたから間違いないと思うが、これをここで再確認しておきたいと思う。