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1953-06-27 第16回国会 衆議院 議院運営委員会 第11号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十八年六月二十七日(土曜日)     午後零時五十五分開議  出席委員    委員長 菅家 喜六君    理事 坪川 信三君 理事 渡邊 良夫君    理事 椎熊 三郎君 理事 正木  清君    理事 土井 直作君 理事 加藤常太郎君       生田 宏一君    今村 忠助君       尾関 義一君    田嶋 好文君       田渕 光一君    三和 精一君       山中 貞則君    山田 彌一君       小泉 純也君    園田  直君       長谷川四郎君    井手 以誠君       島上善五郎君    山本 幸一君       池田 禎治君    松井 政吉君       山下 榮二君    中  助松君       岡田 春夫君  委員外出席者         副  議  長 原   彪君         事 務 総 長 大池  眞君     ――――――――――――― 六月三十七日  委員池田正之輔君及び小林信一辞任につき、  その補欠として中助松君及び岡田春夫君が議長  の指名で委員に選任された。 同日  理事池田正之輔君補欠として加藤常太郎君が  理事に当選した。     ――――――――――――― 本日の会議に付した事件  理事互選  議員請暇の件  中央機関施設整備促進法案起草の件  決議案取扱いの件  緊急質問取扱いの件  前議員尾崎行雄顕彰に関する件  本日の本会議議事に関する件  九州地方における豪雨による水害の被害調査及  び罹災者慰問のため議員派遣の件     ―――――――――――――
  2. 菅家喜六

    菅家委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。委員池田正之輔君辞任に伴いまして理事に欠員を生じましたので、その補欠は、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  3. 菅家喜六

    菅家委員長 御異議がなければ、理事加藤常太郎君を指名いたします。     ―――――――――――――
  4. 菅家喜六

    菅家委員長 次に、先ほど理事会を開きましたが、理事会決定事項を一応御報告申し上げまして、さらに御協議を願うことにいたします。  今回の九州における風水害被害は、まことに甚大なるものがあるのであります。そこで、まずとりあえず本会議におきまして、所管大臣より、今回の風水書被害状況報告説明を求めることにいたしたいということに、各党とも理事会において意見一致を見た次第でございますが、なお、さき西日本を襲いました風水害対策等政府においてできておることであろうから、この際、これも所管大臣より説明を聞くということに意見一致を見た次第でございます。さらに、これは前例もありますので、さき西日本風水害、今回の風水害と、この二つの災害に対する見舞金として一人千円ずつを議員が出す、こういうことに決定をいたしました。なお、今回の風水害に対して、衆議院より十五名の慰問調査団現地に派遣するということに、これも意見一致を見た次第でございます。この十五名の各党の割当は、自由党六名、改進党三名、社会党左派二名、右派二名、小会派一名、分自党一名、このように意見一致いたしました。  以上の事柄について理事会において決定いたしましたから、一応御報告申し上げまして、さらに本委員会においてこの件に関する御協議を願いたいと思います。御意見があれば御発表を願います。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  5. 菅家喜六

    菅家委員長 御異議がないようでありますから、理事会決定通り、ただいま申し上げました通り決定いたすことにいたします。
  6. 土井直作

    土井委員 これに関連する問題ですが、御承知通り九州風水害調査は相当急を要するし、また慰問関係も急を要しますので、飛行機で行くことにしていただきまして、帰りは急を要しないから汽車帰つて来る、視察日程は大体五日間くらいの見当でやる、こういうことに願いたいと思います。
  7. 菅家喜六

    菅家委員長 ただいまお聞きの通り土井君から補足して説明がありましたが、その点申し落しました。この慰問調査団の一行は、なるべくすみやかに飛行機現地に行く、帰り汽車ということにして、往復五日間の日程で行く、このように一致いたしましたので、右つけ加えて申し上げます。     ―――――――――――――
  8. 菅家喜六

    菅家委員長 次に、議員請暇の件が出ております。一応事務総長から御説明申し上げます。
  9. 大池眞

    大池事務総長 議員請暇願が出ております。それは河上丈太郎君と西末尾広君、この両君でございますが、社会主義のインターナシヨナルの第三回大会があるそうでございまして、その大会出席いたしまして、それに引続いて東南アジア、西ヨーロッパ各国政情視察をいたしたい、――これは大会に御出席のついでになさるごとと思いますが、そういうことで、七月一日から請暇をお願いしたい、従いまして、七月一日から参りますと、本会期中はとうてい帰れない、こういう予定でございますので、七月一日から本会期請暇を願いたい、こういう申出でございます。
  10. 菅家喜六

    菅家委員長 御異議ありさせんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  11. 菅家喜六

    菅家委員長 御異議がないものと認めまして、請暇の件は右のように決定いたします。     ―――――――――――――
  12. 菅家喜六

    菅家委員長 次に、先般来から問題になつておりました中央機関施設整備促進法案、これに関して庶務小委員会において議がまとまつたようでございますから、一応庶務小委員長よりこれに関する御報告を願います。
  13. 今村忠助

    今村委員 庶務小委員会決定いたしましたことを御報告申し上げます。  行る二十三日、二十五日、二十六日の三日間、衆参両院庶務小委員会合同打合会協議して、一応結論に達しましたものでございますから、日本庶務小委員会であらためてこれが取扱いについて御協議をいたしたその結果を御報告いたしたいと思います。それは、今お手元配付してございます中央機関施設整備促進法案というものを議員提出で出したい、これは各党共同提案にいたしたいというのであります。  この内容に入る前に、ちよつとこの趣旨弁明をさしていただきたいと思います。それは、過般この十六国会に入つた初めのころに、国会センターとでもいうベき衆参両院を中心とする将来の一つ計画の大綱とでもいうようなものを、皆さんに御了承願つたことがあるのでありまして、独立後の国会一つの権威を持つて、いろいろな点についての整備をするようにということで努力して参つたのでありますが、とりわけ施設の面においては経費を伴うことでありますから、御承知通り、十分なその目的達成にはほど遠い状態でございました。そこで、今後施設整備して参るわけでありますが、それにはまず土地を確保しておかぬと、思うように計画が進められないわけであります。ちようど現在、衆参両院でこの用地問題について三つの問題があるのであります。それは、参議院の裏口を出た、いわゆる現在官公労の人たちがテントを張つておられるあの付近を、図書館の用地、また衆議院の車庫の用地などの買収にかかりましたが、なかなか進まないので困つている問題があるわけであります。これはどうしても必要な用地でありますので、これらの話がうまく行くようにいたさなければなりませんが、いわゆる法律に基かない接収でございますと、荏苒日を送るだけでなく、遂には目的を果さないような事態にならぬとも限らない。その一つ参議院の裏側の、今申し上げたところの五百四坪というものを民間か買い取りまして、九階建の建物を建てる、その建築許可願がすでに首都建設委員会に出ておりまして、建築上これは技術的にもさしつかえないというので、来月七日には許可しなければならぬという状態なつております。従つて、こういう建物ができますと、先ほど申しました国会センターというような一つ計画に基く施設の設置について一大支障があります。これらもいろいろ折衝してみたのでありますが。すでに三千万円の設計費を払つて用意して、許可にさえなれば八月初めから着工するという段取りまでできておるということでございますので、すぐにこれが対策を講じなければならぬという事態なつておるのであります。それを考えまして、最初に申し上げたように、一つ法律によつて国会センターというようなものが確立できるように、まず第一に敷地を用意する、そういう目的でこの法律をつくろうというのであります。庶務小委員会では、今言う衆参両院の三回にわたる合同打合会におきまして大体これを了承しまして、議運報告いたして御審議を願い、ぜひ実現を期したい、こう考えたわけでありまして、法案等説明につきましては、法制局で立案いたしたいものでございますから、係の者に説明いたさせたいと思います。
  14. 菅家喜六

    菅家委員長 ただいま庶務小委員長より御報告があつた通りでありますが、これは初めて出て来たのでありまして、御質問があればこの際質問だけ伺いまして、あとは各党にお持ち帰りなつて御研究の後、適当な機会に本委員会において最終的決定を見たいと思います。
  15. 椎熊三郎

    椎熊委員 これは適当な措置だとは思いますけれども、いやしくも、民間人が買い上げてそれだけの準備をしたのに対して、今度できる法律というのは、何かそれに対する補償のようなものはあるんですか。
  16. 今村忠助

    今村委員 それは土地收用法に基く補償というようなものは当然でありますし……。
  17. 椎熊三郎

    椎熊委員 今聞くと、図面を引くだけで三千万円かかつた――実際かかつたかどうかわからぬが、そういうものに対する補償があるわけですか。
  18. 今村忠助

    今村委員 それに対しては、非公式な懇談でありますけれども、適者なかえ地等を考える。五百四坪予定されておりますから、その坪数に、言いかえれば計画を立てて三千万円払つたという、その建物のできるだけの広さのところをやはり心配してやるということでございます。
  19. 菅家喜六

    菅家委員長 他に御質疑はありませんか。
  20. 田渕光一

    田渕委員 ただいま委員長各党に持ち帰つてというようなお話がありましたが、先刻今村委員長から申されました通り、七月七日が首都建設委員会許可を与えなければならない日に当つておるのであります。そこでお願いいたしたいことは、委員会審査を省略して、本日の本会議で御審議願いませんと、参議院審議の期間を考えますと、この施行公布が七日までに間に合わないということも起るのであります。そうすると、向うでは三千万円かかつた設計についてただちに工事にかかる。国会がどうしてもほしいというのなら、設計でさえ三千万円かかつたものでありますから、その工事にかかつてさらに収用するとなれば、国会経費はまたよけいいります。そこで、わが党では、今日総務会で、本日当該委員会審査を省略して、当委員会で御決定願つて、できるごとなら本日の本会議上程願つて決定願わなければならぬということになつておるのでありまして、このように時間に追われておるわけであります。今日まで数回、今村委員長の申し上げました通り衆参両院合同会議もやつております。今日この国会において、全国から毎日数千人の参観者があつて、統計をとつたらこれはたいへんなものであります。これらの児童、学セ参観があるとき、あそこに九階建のキヤバレー、ホールのようなものを建てられた場合を考えますと、これはたいへんなことであります。さような意味で、できることならばそういうふうにお願いいたしたいと思います。
  21. 菅家喜六

    菅家委員長 ただいまお聞きの通りでございますが、御異議がなければ、当該委員会審査を省略して本会議に上程してもよいわけでございますが、各党の御恵見を伺います。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  22. 菅家喜六

    菅家委員長 御異議ないようでありますから、しからばこの問題は、委員会審査を省略して、日本の日会議に上程することに決定いたします。     ―――――――――――――
  23. 菅家喜六

    菅家委員長 次は、決議案取扱いですが、前会申合せいたしておきましたように、各党間の話合いがついたらということでございましたが、この領土に関する決議案取扱い話合いがついたでしようか。
  24. 大池眞

    大池事務総長 ちよつと私から御報告申し上げますが、内灘海岸試射場の問題と、浅間山等の問題がありまして、これは左右両社で打合せをするということで、一応ただいま事務の方にまわつて来ております。皆さんのお手元に差上げる準備まではついておりませんが、それは石川内灘海岸試射場として強制使用することに反対する決議九、こういうことでありまして、内容は、「われわれは、石川内灘海岸試射場として強制使用することに反対する。右決議する。」大体この表題とまつたく同じような意味の簡単な決議案であります。こういう決議案が出て参つておるということだけ御報告申し上げておきす。
  25. 椎熊三郎

    椎熊委員 内灘決議案で、ただいまこの委員会に入つて来る途中、左派の勝間田さんから決議案内容についての説明を受けたのですが、それには私ども同調できないと答えるわけにも行かぬし、同調すると即答することもできない、党に帰つて相談するということを申し上げて、いまだ党の相談がまとまつておりませんので、本日のところは、そのままでやられることは同たしかねます。
  26. 菅家喜六

    菅家委員長 決議案の全部を留保して、次回の委員会でやるということでかがですか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  27. 菅家喜六

    菅家委員長 それでは、決議案取扱いは次回の委員会において決定いたします。     ―――――――――――――
  28. 菅家喜六

    菅家委員長 次は、緊急質問取扱いについてお諮りいたします。この緊急質問は、前回委員会において、ある程度の整理をいたしたのでありますが、次々と緊急質問が出て来るのであります。御承知通り緊急質問取扱いについては、各党国会対策委員長と当委員会理事合同会議において、一応国会対策委員長会議にかけて、その会議でまとまらなかつた際には、この委員会提出するという取扱いをいたすことにきまつております。しかるに、国会対策委員長会議に一応提出もされないで、どんどん出て来るようでございますが、これは従来せつかく集まつてきめたことでございますから、一応国会対策委員長会議にかけられて、そこで議がまとまればもちろんここでやることになります。まとまらない場合においても提出することはできるのでありまして、まとまらない場合には御提出願つて、本委員会において最終的決定を見るというような扱い方を確立いたしておきたいと思います。各党国会対策委員長会議にかけないで次々に緊急質問提出されるということでなく、これは各党国会対策委員長会議に一応おかけ願いたいと思います。そういう意味から、本日のところ緊急質問は次回の委員会まで留保いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  29. 菅家喜六

    菅家委員長 さよう決定いたします。
  30. 椎熊三郎

    椎熊委員 どういう問題が出ておるのですか。
  31. 大池眞

    大池事務総長 七、八、九、十と、この前以外に四つ出て参りました。     ―――――――――――――
  32. 椎熊三郎

    椎熊委員 別な問題ですが、先般来懸案になつておりました、尾崎行雄さんの永年勤続に対する表彰方法等について、各党で今週中に案を持ち寄るということになつております。わが党はすでに案ができておりますので、ただいま印刷物を配付いたしますから、参考のためにごらん願いたいと思います。これはあのとき、来週一ぱいにきめようということであつた。その来週とは今週のことです。ところが、どうもそういう運びになつていないようで、はなはだ残念です。必ずしもきよう最後的決定をしなくてもよいのですが、近く御決定になるようお運びを願いたいと思います。ついてはわが党の考えた案を御参考までに提示いたします。御検討を願います。また各党それぞれの案がございましたら、私どもの方にもお示しを願いたいと思います。
  33. 菅家喜六

    菅家委員長 ただいま改進党の椎熊君より御発言のあつた通りでありますから、御質問があればこの際、この配付された案について質問を願います。また質疑でなく、各党において意見決定されておるようでございましたら、御提示を願いたいと思います。
  34. 土井直作

    土井委員 わが党としては、まだこの問題について十分議を連つておりませんので、今改進党から配布されたものについて特に御貸間申し上げるような点もございません。次会の、なるべく早い機会において、この委員会にわが党の態度を決定いたしまして持つて参りたいと思つておりますから、本日のところは留保を願いたいと思います。
  35. 正木清

    正木委員 わが党としても、前回議運での話合いもあり、努めて今週中に結論を出そうと努めたのでありますが、問題が問題だけに、まだ最後結論が出ておりません。そこでただいま改進党から御配付になりましたこの具体案を党に持ち帰つて、わが党としては努めて結論を出すように努力いたしたいと思います。従つて椎熊君から御配付になつた、これに対する質問はございません。但し、前会尾崎さんの顕彰等について当委員会で取上げられましたとき、事務当局等においても、いろいろな観点から、こういう問題に対する資料等をまとめて出してもらうように委員会議がまとまつておつたのですが、もし事務局の方で何か具体的なこれに関連するまとまつた参考的なものでもあるならば、この際承つて、党に持ち帰りたいと思つております。
  36. 大池眞

    大池事務総長 私からちよつとお答え申し上げますが、この名誉議員制度といいますか、こういうことをやることは日本では初めてでございまして、外国の例などにあるということで、確かにフランスの議会にはあるということでございまして、飛行便で問合せ中でございますが、いまだその返答が来ないものでございますから、フランスあたりで、だれをどういうように取扱つておるかという具体的な案をお示しすることはできないのであります。従いまして、それならば、事務的に見て、どういうことができるであろうか、というような点についての諸種の資料並びに参考点を申し上げるという段階にございません。今ここに改進党の案として出ておりますが、名誉議員となつた者取扱い、この顕彰をいかなる形でやるかということは、最初の本文にあるような程度のことならさしつかえないと考えて、川崎さん等ともお話申し上げたわけでございますが、この取扱いの問題にも四つございますけれども、こういうことなら支障はなかろうかと思つております。いい悪いはいろいろ御議論もあるかと思いますが、憲法並びに国会法等に特別な支障はないのじやなかろうかというような私的な、岳見等をかわしたのであります。しかし、皆さんのところに資料としておまわしするだけのものがございません。そういう程度でございまして、各派で一応御検討を願いたいと思つております。
  37. 椎熊三郎

    椎熊委員 私ども一つの試案として出したので、必ずしもこれに何ら妥協の余地がないというわけではございません。たとえば、第三の点をどうするとか、第三の点をどうするとかいうことであれば、それはおのずから融通自在でございまして、要するに尾崎さんの功績をたたえることができる目的が達せられればよいのでありますから、これでどこまでもつつぱるという意味ではない。さらにあなた方の方にいい案があれば、それに妥協するにやぶさかではございません。一応御参考までに、こういうことをやつたらどうかということでございます。
  38. 坪川信三

    坪川委員 本問題につきましては、わが党といたしましても、いろいろの機関で目下検討いたしまして、まだ結論を出していないのであります。今改進党から新たな案を出されましたので、わが党としてはさらに検討いたして結論を出したいと思いますから、本日は留保していただきたいと思いさす。
  39. 椎熊三郎

    椎熊委員 それではどうですか、きようきめるということもこの情況では無理なようですから、来週はどうにかして結論を出していただきたいと思います。だらだらしておると、いつまでたつても同じですから……。
  40. 菅家喜六

    菅家委員長 それでは、本日のところはただいまの改進党案を承つただけで、各党意見は来週中に結論を出したいと思います。いつまでたつても結局同じことでございますから、そういう意味各党においてそれぞれ御研究願うということにして、本日のところは留保しておきます。     ―――――――――――――
  41. 菅家喜六

    菅家委員長 次に、本日の議事について事務総長より御説明を求めます。
  42. 大池眞

    大池事務総長 本日の議事は、御承知通り議事日程はございません。ただいまおきめを願いました河上さん、西尾さんの請暇の件、この請暇のお許しをまず第一に願いまして、それからただいま御決定になりました西日本災害地の方の報告、これは前回の分とあわせて報告をされることであるならば、これもお願いいたしたい。
  43. 正木清

    正木委員 対策もですよ。
  44. 大池眞

    大池事務総長 それから、その御報告を承つて、次に議案でございますが、議案については、大体本日会議を特に開くようお願いを申し上げました。その予定されましたものは、七月分の暫定予算、これは参議院の方に早くまわしてやらないと、七月中に成立しないという関係がございますので、本日委員会から上りますれば、これをぜひお願いいたしたい、こういうことでございます。従いまして、暫定予算につきまして、これが上つた際討論者等のお申出がございますので、その上つた場合を仮想いたしまして御決定を願いたい、こう思つておるわけでございます。ただいまごれに対する討論の通告がございます。そこで予算が済みますれば、本日の委員会で上つておりますか、あるいは上るはずになつております郵便法の一部改正、この郵便法の一部改正は七月一日から施行するということになつておりますから、これは大体満場一致各派一致で上る予定なつておりますので、それが満場一致上るような場合には、緊急上程をお願いいたしたいと思つております。
  45. 菅家喜六

    菅家委員長 ただいま事務総長より申し上げた通りでありますが、これは暫定予算が上つて来るものと仮想して、大体その程度においてきめておきたい。従来の例によつて討論の方は十五分ですが、これは従来同様でいかがでしようか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  46. 菅家喜六

    菅家委員長 それでは十五分程度ということにいたしておきます。
  47. 大池眞

    大池事務総長 そこで、委員長報告がありまして、予算三件の編成替を求めるの動議が出ておりますので、この趣旨弁明をお願いいたしまして討論に入る。討論は青野さんと吉川さんの二人でございます。採決の方は、編成替の動議をまず採決して、それから次に一般会計外二件の委員長報告について採決をする。この採決の場合に、起立採決にするか記名投票にするか、これもおきめを願いたいと思います。     〔「起立採決」と呼ぶ者あり〕
  48. 菅家喜六

    菅家委員長 それでは採決方法起立採決ということに決定いたします。
  49. 大池眞

    大池事務総長 なお、先ほど申し落しましたが、郵便法の一部改正と並んで、先ほどおきめ願いました中央機関施設整備促進法案ですが、これを委員会審査を省略してただちに本会議で議題としていただきまして、これの緊急上程をお願いいたしたい。これについては、この法案趣旨弁明をして採決をいたす、こういうことになります。  なお、十五名の慰問並びに視察団のことでありますが、これはもし院議をもつてこれを送るということになれば、議長発議で、院議で御決定を願いたい。従来院議でない場合もありますし、院議の場合もありますので、院議をもつてするということなら、そういう手続にお願いいたしたいと思います。
  50. 菅家喜六

    菅家委員長 九州災害地慰問団は、議長発議によつて院議によつてやるということに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  51. 菅家喜六

    菅家委員長 さよう決定いたします。
  52. 大池眞

    大池事務総長 その議長発議院議をとる時機は、建設大臣等報告の宿後の方がよろしゆうございましようか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  53. 大池眞

    大池事務総長 それではそのようにお願いいたします。
  54. 正木清

    正木委員 事務総長にお伺いしますが、議運決定したこの取扱いに対して、現に受けたこの風水害に対する政府の知り得た現状報告は、どなたがおやりになるのでありますか。
  55. 大池眞

    大池事務総長 今それを申し上げようと思つておりましたが……。
  56. 正木清

    正木委員 それから前回風水害に対する政府対策並びに方針等、これはだれがやるのか、それをはつきり聞いておきたい。
  57. 菅家喜六

    菅家委員長 今正木君より御質問があつたのでありますが、建設大臣は本日九州方面に飛行機で立ちましたので、本会議のときはちようど留守になりますので、副総理が概況報告並びに政府対策を御説明するということになつております。さよう御了承を願います。
  58. 岡田春夫

    岡田(春)委員 両方ですか。
  59. 菅家喜六

    菅家委員長 さようでございます。  それでは次会は二十九日に会議を開きます。議院運営委員会も二十九日午前十一時ということにいたしておきます。本日の本会議の開会時刻は午後二時半ということで……。
  60. 今村忠助

    今村委員 先ほどの中央機関施設整備促進法案提出者並びにその趣旨弁明者を申し上げておきす。提出者は議院運樽委員全部ということにして……。
  61. 坪川信三

    坪川委員 小委員長が提案説明ですね。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  62. 菅家喜六

    菅家委員長 それでは本会議は午後二時半。本委員会はこれで散会いたします。     午後一時三十分散会