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委員外議員(
野溝勝君) これで打切わたいと思いますが、御趣意をお伺いすればよくわかるのでございますが、これは受ける感じというものは実に私
どもおかしく感ずるのです。ところが最近の
法文並びに体裁と言いましようか、こういうようにな
つて来ているというのですが、最近の
云々というよりは、実際、むしろこういうことを書くこと
自体が、私は
却つて如何にも
業者が社会不安と言いましようか、こういうことの監査なり、必要以上の監視と言いましようか、
監督と言いましようか、不安を感ずるということを大体
政府は感得しておると思う。わか
つておると思うのです。だから、そういうわか
つておるようなことを必要以上に与えること
自体、すでに改めていいと思うのです。みんなこういうふうに書いてありません。
政府の助成したものは全部書いてありますか。私はそれならば、これから又改めて
質問しなければならんが、こういうことが全部書いてあるという今
お話がありましたが、私はそれは承服いたしません。そういう点から、これは或る
意味においては必要以上に強い
政府の介入なんです。むずかしい言葉で言えば、或る
程度基本的人権をも脅威せしめている
考え方から、こういうものが出ているのです。ですから、こういうことでなくしてもう少しく民主的に私は今の
政府の
考え方を現わして行くことができるであろうと思います。
余り時間を割いては失礼でございますから、これ以上私深くは申しませんが、特に
日本の
国民の
生活必需品であるところの
砂糖の原料の
てん菜生産の
振興をしてやろう、しようという御
趣旨だ
つたら、片方のほうで轡をはめて鎮をつけて、不安を起すような、そんな二一大作の五にならんような
考え方の
法律の立て方というものは、これは矛盾も甚だしいと思うのです。だから、こういう点を今後改めるか、さもなければ、こういう点については十分研究してみるというつもりがふるならば、私はこれ
母上質問をいたしたくないと思います。この
程度で省略いたしたいと思いますが、どうかこの点だけお伺いしておきたいと思います。