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1953-03-04 第15回国会 参議院 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第2号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
二十八年三月四日(水曜日) 午前十一時三十一分開会
—————————————
出席者
は左の通り。
委員長
大谷
瑩潤君
理事
瀧井治三郎
君 常岡 一郎君
藤原
道子
君
千田
正君
委員
木村 守江君 草葉
隆圓
君
紅露
みつ
君
谷口弥三郎
君
事務局側
参 事 (
委員部
第三課 勤務)
青木
正吉君
—————————————
本日の会議に付した事件 ○
理事
の
互選
○本
委員会
の運営に関する件 ○
議員派遣要求
の件
—————————————
大谷瑩潤
1
○
委員長
(
大谷瑩潤君
)
只今
より
委員会
を開会いたします。 先ず、
理事
の
互選
を行います。その方法は如何いたしましようか。
藤原道子
2
○
藤原道子
君
委員長
に一任いたします。
大谷瑩潤
3
○
委員長
(
大谷瑩潤君
)
只今
の
藤原先生
の御
動議
に御同意願えますか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大谷瑩潤
4
○
委員長
(
大谷瑩潤君
) それじや
只今
の御
動議
の通り行うことに御
異議
ないものと認めます。よつて私から御指名を申上げることにいたします。自由党から
滝井委員
、
緑風会
からは常
岡委員
、
社会党
第二
控室
からは
堂森委員
、
社会党
第四
控室
からは
藤原委員
、改進党、
民主クラブ
、第一
クラブ
、
労農党
、共産党を代表して
千田委員
、以上五名を
理事
に指名いたします。 次に次回の日程でございますが、私の予定いたしておりますものを申上げますから、御
意見
があつたらお
申出
を願いたいと思います。三月九日午後一時
援護庁
から
一般状況聴取
、午後二時横浜の
白山丸視察
、三月十一日午後一時
代表団
のかたを
参考人
として招致する。これは今
中共地区
へ
帰国
の打合せに行つておられまする
代表団
を呼びまして、そうしてここでその実態を承わるということなんでございます。それから三月十一、十二、十三は舞鶴の
受入施設視察
のため
議員
を派遣する、どなたか行つて頂こうと存じておりまするが、この
派遣議員
の選定その他に対しましてはどういう工合にいたしましようか。
皆さん
の御
意見
を承わりたいと存じます。
紅露みつ
5
○
紅露みつ
君
派遣議員
につきましては、
委員長
、
理事
の間で御
選考願
つたらどうかと存じます。
大谷瑩潤
6
○
委員長
(
大谷瑩潤君
) では
紅露委員
の御
意見
に御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
大谷瑩潤
7
○
委員長
(
大谷瑩潤君
) 御
異議
ないものと認めまして、
理事
、
委員長
におきまして協議の上
皆さん
に御報告申上げることといたしたいと存じます。 なお昨日、この
委員会
ができましたことを、
中共
の紅十字
総会会長
に
感謝
と御依頼の電報を打つこと、並びに
日本代表団
に
通知
をすることをおき
め願つたの
でありましたが、その
電文
を読み上げますので一応お聞き取り願いたいと存じます。 〔
青木参事朗読
〕 貴
中国紅
十字
総会
の御好意ある取計いの下に、
日本国民
の
帰国
の実現を見たことを
感謝
す。
日本国会参議院
は
帰国者
に対する
援護
の
特別委員会
を設けて
受入れ
の万全を期す。今後共御
協力
を乞う。
昭和
二十八年三月三日
参議院中共地域
からの
帰還者援護
に関する
特別委員長
大谷瑩潤
中国紅
十字
総会会長
李 徳全殿
代表団各位
の御努力の下に、
日本国民
の
帰国
を見ることを
感謝
す。
日本国会参議院
は
帰国者
に対する
援護
の
特別委員会
を設けて
受入れ
の万全を期す。今後共御
協力
を乞う。
昭和
二十八年三月三日
参議院中共地域
からの
帰還者援護
に関する
特別委員長
大谷瑩潤
日本代表団長
島津忠承殿
大谷瑩潤
8
○
委員長
(
大谷瑩潤君
) 以上のような
電文
で
感謝
と御
通知
を申上げましたことを御報告申上げておきます。 では今日はこれにて
散会
をいたします。 午前十一時三十七分
散会