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説明員(
津田弘孝君) 今回の
等級改正に関しまして凡百の
物資につきまして、一定の定められました方針に従いましてずつと作業を進めて参
つていたのであります。その際にもそれぞれ
物資の所管官庁でありまする農林省或いは通産省と十分に常に密接な連絡を保
つて参
つて来たのでありますが、そうして最後に残りましたものといたしまして一番大きなものが木材
関係、それからもう
一つは鮮魚
関係でございますが、木材
関係につきましてはいろいろと事務的調整もかかり、又最後には政党
方面のかたにも中に入
つて御斡旋を頂きまして、結局決定をいたしましたところでは、木材の大宗でありまするところの原木、これも檜とか樫とか高級のものは除きまして、普通の原木でございます。その普通原木、これは現在の
等級が七級でございまして指数が八五でございます、
改正等級によりますと減トンを加味いたしまして八八という指数に相成ります。それからパルプ用材が現在が七級で指数が八五、これを減トンを加味いたしまして八八という指数になるわけであります。それから坑木
関係が現在七級で指数が八五でございますが、今回の
等級改正によりまして減トンを加味いたしまして八八という指数にな
つております。それから普通製材が、やはりこれも檜等は除きます、
一般の普通の製材ですが、現在七級で指数が八五でございますが、
改正は九一という指数に相成るのでございます一そこでいろいろと相談をいたしました結果、農林省との間、或いは木材につきまして非常に関心を持
つておられる議員のかた
がたの御斡旋を得まして最後的にきまりましたところは、この四つのもの、つまり普通原木と普通製材、坑木、パルプ用材これらを全部合せまして指数が八八になるようなふうに
措置をするということで御了承を得たのでございます。