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1953-01-29 第15回国会 衆議院 議院運営委員会 第23号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
二十八年一月二十九日(木曜日) 午後二時
開議
出席委員
委員長
福永
健司君
理事
菅家 喜六君
理事
村上 勇君
理事
椎熊
三郎君
荒舩清十郎
君 飯塚 定輔君 今村 忠助君
大野
市郎君 久野 忠治君
佐藤洋之助
君
羽田武嗣郎
君
濱地
文平君 森 清君
石田
一松君
佐藤
芳男君
池田
禎治
君
土井
直作
君
松井
政吉君 森
三樹
二君 安平 鹿一君 渡辺
惣蔵
君 坊
秀男
君
出席国務大臣
国 務 大 臣
緒方
竹虎君
委員外
の
出席者
議 長
大野
伴睦
君 副 議 長 岩本 信行君 議 員
石野
久男君 事 務 総 長
大池
真君
衆議院参事
(
事務次長
)
西沢哲四郎
君 ――
―――――――――――
一月二十九日
委員園田直
君、
木下郁
君、
井手以誠君
及び
武知
勇記君辞任につき、その補欠として
中村寅太
君、
土井直作
君、
森三樹
二君及び
坊秀男
君が議 長の指名で
委員
に選任された。 ――
―――――――――――
本日の
会議
に付した事件
国務大臣
の
演説
に対する
質疑
の日取及び割当時 間に関する件
昭和
二十八
年度
本院、裁判官
訴追委員会
及び裁
判官弾劾裁判所
の
予算
に関する件
土地調整委員会委員任命
につき
同意
を求めるの 件 ――
―――――――――――
福永健司
1
○
福永委員長
ただいまから
議院運営委員会
を開会いたします。
最初
に、
前回
の
委員会
の際に、いずれにしても明日から
再開
をするということの確認があ
つた
わけでございますが、それについて、
国務大臣
の
演説
その他を何日からどういうようにやるかということについて御
協議
をいただきたいと思います。
椎熊三郎
2
○
椎熊委員
明日
劈頭
、
総理
の
施政演説
があるだろうと思いますが、あるいは緊急な
決議案等
も出すような情勢が展開されるかもしれない。そういう場合は、
国会
並びに
政府
の機構に関する重大なる
決議
ですから、これは
総理大臣
の
演説
に優先すると思いますが、そう心得てよろしいですか。たとえば
不信任決議案
を出すというような場合ですが……。
土井直作
3
○
土井委員
この問題は、
懇談
にしてもら
つた
らどうですか。
福永健司
4
○
福永委員長
暫時
懇談
いたします。 〔
速記中止
〕
福永健司
5
○
福永委員長
懇談
をとじます。
官房長官
が見えましたから、
官房長官
に御
質問
があれば、お願いいたします。
椎熊三郎
6
○
椎熊委員
官房長官
にお伺いしたいのですが、明日の
再開劈頭
、
総理大臣
のほか、だれが
演説
されますか。
緒方竹虎
7
○
緒方国務大臣
総理大臣
のほか
大蔵大臣
、
外務大臣
、
経済審議庁長官
、それだけであります。
池田禎治
8
○
池田
(禎)
委員
官房長官
にお尋ねします。
新聞等
によ
つて
見ますれば、相当たくさんの
法案
が
提出
される模様でありますが、大体どの
程度政府
はお
出し
になるお
考え
でございましようか。
緒方竹虎
9
○
緒方国務大臣
この間、閣議で一応決裁しましたものは二百くらいであります。それをすぐ
提出
するかどうか、その点につきましてはまだ……。
池田禎治
10
○
池田
(禎)
委員
私も、実はそういうことをニュースで伺
つた
わけです。そういたしますと、御
承知
の
通り会期
は三月三十一日までと思いますが、この中で特に
政府
が重要たと――
政府
がお
出し
になるのだからいずれも重要だとは思いますが、大体どういうものを今日お
考え
にな
つて
おられるか、その点を承りたいと思います。
緒方竹虎
11
○
緒方国務大臣
私は、二百の内容は今詳しく記憶いたしておりませんが、
義務教育費
の
全額国庫負担
、それからこれはまだ
提出
までの
準備
ができておりませんが、
警察法
の
改正
、それから
公共的性格
を持つ産業のストに関する
法律案
、それから
独占禁止法
を緩和する
法律案
、
恩給制度
に関する
法律案
、これは
軍人恩給
に関するものでございますが、その
程度
しか今覚えておりません。
池田禎治
12
○
池田
(禎)
委員
今言われたような
法案
につきまして、どの
程度
までの
準備
が進んでおるか伺いたいと思います。
国会
が
再開
されるまでにはお
出し
になれるかどうか、その点の
見解
を伺いたいと思います。
椎熊三郎
13
○
椎熊委員
それは
政府
が
考え
て出すのだから、つつかない方がいい。ぼくらは、そん
なつ
まらない
法律案
なんか通過しない方がいいのだ。
出し
方によ
つて
は
審議未了
になるものが相当あることが想像されるだけで、われわれとしては、その点について
政府
を奨励する必要はない。
池田禎治
14
○
池田
(禎)
委員
ただ御
承知
の
通り
、二百件もお
出し
になるというのに、この
会期
は、私の見るところでは日曜、祭日を除くと、事実五十日ぐらいしかないと思う。
従つて政府
がお
出し
になるならば、早急にお
出し
にならなければならぬと思う。それは
椎熊
さんのような言い方もあると思いますが、
会期
が押し迫
つて
出し
て来て、
国会
が
審議
を怠
つて
おるというようなことを常に世間に宣伝される、これにはわれわれはしばしば迷惑を受けておるから、
重要法案
に対する
提出
の用意、それがどの
程度
進んでおるかということを承りたいと思います。
福永健司
15
○
福永委員長
大体まとま
つた
ら、いつもの例のごとく表にでもつく
つて運営委員会
に
出し
て来るということで、
整理
をしてもら
つた
らどうですか。
池田禎治
16
○
池田
(禎)
委員
ただ、早急にお
出し
になるものは、すぐにでも出せるものがあるかどうかということを伺
つて
おきたいと思います。
緒方竹虎
17
○
緒方国務大臣
一応提案の
準備
のできておるものもありますが、
準備
ができておりませんものも、今
国会
中には提案し得ると思います。
椎熊三郎
18
○
椎熊委員
三月十五日過ぎにな
つて
出すものについては、
国会
は
責任
を持てないと思います。両院の
審議
は二週間でやれるというようなことで、簡単なものは別ですが、大きな
法案
を三日中旬以後出されるようなことは迷惑です。それが
審議未了
になる場合の
責任
は
政府
にあるので、
国会
にはないということを今から申し上げておきます。
緒方竹虎
19
○
緒方国務大臣
私が今申し上げたのは、
劈頭
に
総理
の
施政演説
と同時に出すまでの
準備
がないと申し上げたので、もちろん今申されましたような時期より前に
出し
得ると思います。
池田禎治
20
○
池田
(禎)
委員
そこで、この際
緒方官房長官
に伺いたいのでありますが、最近
自由党
の党内の紛争をめぐりまして、閣僚の中には
解散
ということを平気で述べられている者がある。あるいは
官房長官
の談の中にもさような言葉があるかのごとく世上伝えられております。これは
政府
のおやりになることでありまして、
国会
はこれについて独自の
見解
を持つわけでありますが、一体
政府
は
解散
する腹を持
つて
おるかどうか。かりに
解散
する腹があるならば、そういう
重要法案
を二百件もお
出し
にな
つて
も、
国会
としてこれを受入れられるかどうか……。
緒方竹虎
21
○
緒方国務大臣
政府
は、今申し上げたような
重要法案
を何とかして
国会
を通過させたいのであります。従
つて
解散
するという
考え
は毛頭ございません。
池田禎治
22
○
池田
(禎)
委員
これは当然
国会
において論議されることとは思いますが、たとえば
総理大臣
が、現在のぶんどり主義、この
膨脹予算
というものは、
国会
がどうきめようとも、
政府
としてはそういうことを聞かないというような談話が伝わ
つて
おります。この点などから
考え
まして、
国会
の
審議権
に
政府
が
重圧
を加えるがごとき
印象
を与えておることはいなめない。この点につきまして、われわれ
審議権
を持つ者といたしましては、十分に
質問
いたしたいと思
つて
おりますが、その点十分御考慮を願いたい。われわれは、
政府
が
国会
に対して何か
重圧
を加えるがごとき
印象
を与えておることは、
国会軽視
、
国会侮辱
の姿であるということを感じておりますので、この点を一言申し上げておきます。
福永健司
23
○
福永委員長
それでは先刻の
国務大臣
の
演説
に関する件についてまず御
協議
をいただきます。ただいま
官房長官
が申しましたことく、三十日に
総理大臣
、
大蔵大臣
、
外務大臣
、
経済審議庁長官
、この四人の
演説
を
政府側
としては行えるということですが、三十日にこれを行うことに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
福永健司
24
○
福永委員長
それではこの
国務大臣
の
演説
は三十日に行うことに
決定
いたしました。 そこで、
前回
の
委員会
の際に
委員各位
の中からそういう御
意見
もあ
つたの
ですが、これに対しまする
質疑
につきまして、従来ですと、
参議院
の方は午前中に行います
関係
上早くな
つて
お
つたの
ですが、その点をどうするがというような
点等
につきまして、本院としての
態度等
をおきめいただきたいと思います。今
各党
から出ておりますものは、改進党さんが三名、
社会党右派
が三名、
社会党左派
が二名、
無所属倶楽部
から一名、
労農党
から一名、合計十名の
質疑通告
が出ておるわけでございます。これらをいかに取扱いますか御
協議
を願います。
椎熊三郎
25
○
椎熊委員
参議院
よりも先に
質問
したいという当
委員会
の総意であ
つたの
ですが、そのことについて、
衆議院
の
事務当局
の方と
参議院
の
事務当局
との間、あるいは
参議院
の
委員会
との間に何か御交渉でもあ
つた
でしようか。これからなさるのでしようか。
大池真
26
○
大池事務総長
これは、この前三十日に
総理
の
施政方針演説等
がありまして、三十一日から
質疑
をやるという一応の御
決定
で、本
決定
は今日ということにな
つて
おりましたので、それについて
参議院
の方と事前の打合せは
事務当局
に御一任がございませんでしたから、や
つて
おりません。
椎熊三郎
27
○
椎熊委員
どうでしようか、
事務当局
にでもお願いして、一ぺん向うの意思を聞いてみることをさつそくや
つて
もら
つた
ら……。
池田禎治
28
○
池田
(禎)
委員
私の方も、
質問演説
は当然
衆議院
が先にやるべきだということを強く要望しておりますから、その点はぜひそういうふうにおきめ願いたいと思います。
福永健司
29
○
福永委員長
それでは、その点は聞いてもらうことにいたしまして、いずれにいたしましても三十一日に
質疑
を行う。これはこの前大体そういうことであ
つたの
でありますが、正式に
さよよう
にきめることに御
異議
ありませんが。
石田一松
30
○
石田
(一)
委員
三十一日ということにしたのは、今の
参議院
に交渉しようということにかか
つて
おる。一日置いてゆつくり研究してや
つた
方がいいのじやないかということもあるけれども、
参議院
がもし三十一日にやるということになれば、こちらが二日も空白を生ずるようになると困るから三十一日にしようということに
なつ
たわけで、
参議院
との話合いがつけば、三十一日にすぐやるということも……。
土井直作
31
○
土井委員
それは
石田
君の御
意見
ですが、この前の
委員会
で三十一日に
質疑
をするという
決定
をしたのは、一日が日曜でしよう。だから二日間間を置くことは、それだけ気が抜けるだろうというようなこともあ
つた
わけです。そこで、
参議院
の方でこの問題はそう簡単に解決つかないと思うから、従来のような形であ
つて
も、こちらは三十一日に
質疑
をするということに御
決定願つて
、ここに
質疑
される人々の名前が出ておりますし、持時間の
関係
その他事務的に処理されて行
つた
らどうですか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
福永健司
32
○
福永委員長
それではただいま
土井
君から御
発言
もございましたので、三十一日に
質疑
を行うことにいたしまして、
あと
、この
質疑
をどういう
順序
でだれがや
つて
、どういう時間というようなことを御
協議
いただきます。
椎熊三郎
33
○
椎熊委員
時間は
前例通り
でどうですか。それから十人ありますが、時間等を勘案して三日でやり上げる、第一日が
党代表
の三人、二日目も三人、三日目だけは四人、この四人というのは、
無所属倶楽部
と
労農党
は時間が非常に短かい。ですから二人としても、
ちようど
時間的に三つに割
つて
いい時間になるのじやないですか。
福永健司
34
○
福永委員長
その場合、念のためにお諮りいたします。
社会党左派
まではともかくといたしまして、いつでも小
会派
の方につきましては
議論
がいろいろありますが、今回この
質疑通告
にありますお二人の
質疑
を許すことに御
異議
ありませんか。
土井直作
35
○
土井委員
これは、従来の
慣例
から行きますといろいろ
議論
のあるところでありますが、
施政方針演説
とかこういう重大なときには、特に慣習を破
つて小会派
の方々にも
質疑
をさせる、その他の事柄については、これは
運営委員会
の基本的な
決定
に従
つて
もらう、こういうことにいたしてもら
つた
らよいと思います。
福永健司
36
○
福永委員長
他の党はいかがですか。ただいま
土井
君のような御
意見
で……。
池田禎治
37
○
池田
(禎)
委員
無所属
の方に伺います。これは蛇足かもしれませんが、
無所属
から
質問
される方は、当然
無所属
を代表される方でしようね。
坊秀男
38
○
坊委員
無所属
は、
思想
とか
意見
というようなことにつきましては一人一党でございますから、厳密にい
つて
、われわれが
政務調査会
を持
つて
、そこから築き上げて
行つた質問
をやるというわけには行かないのであります。ただ
議員
全体に関することについてみずから傷つけるとか、そうい
つた
ようなことはやらせない、こういうことにはな
つて
おりますが、いろんな政見とかなんとかにつきましては、完全に
思想
を統一することはできないのでありますから、そこのところ
無所属
の特性として御
了承
いただきたいと思います。
福永健司
39
○
福永委員長
それでは先ほど
土井
君から御
発言
のごとく、この
施政方針演説等
に対する
質疑
につきましては、これを特別に取扱いまして、
無所属倶楽部
及び
労農党
にも
質疑
を許すことに
決定
をいたします。 そういたしますと、
前回
の例によりますと、持時間が改進党、
社会党右派
及び
社会党左派
、この
質疑者
につきましては各四十分の持時間であ
つた
わけであります。
無所属倶楽部
及び
労働者農民党
の
質疑者
につきましては各二十分、
前例通り
この
程度
で
質疑
を行うということに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
福永健司
40
○
福永委員長
それではそういうことに
決定
いたしました。 そこでこの
質疑
の
順位
でございますが、これは従来の
慣例
によりまして、多数の
会派
から順次やるということになります。
大池真
41
○
大池事務総長
発言順位
につきましては、第一日目の一番
最初
は
松村謙三
君、次は
社会党右派
の
三宅正一
君、それから
左派
の
和田博雄
君、改進党の
松本瀧藏
君、
小畑虎之助
君、それから次が
社会党右派
の
松前
君、それから
社会党左派
の
武藤運十郎
君。
椎熊三郎
42
○
椎熊委員
これは
前例
もありますから、わが党の
小畑
君は
順位
としては
松本
君の次ですが、
順位
をお譲りいたしまして
武藤
君の次にやります。そうすると
松本
、
松前
、
武藤
ということになります。
土井直作
43
○
土井委員
特に
順位
をお譲りいただかなくてもけつこうだと思いますが、せつかく
椎熊
さんからの御
発言
でもありますし、いろいろな事情がありますから、これは恩恵的なものでなくて、改進党の御都合ということで……。
福永健司
44
○
福永委員長
それでは、
順序
といたしましては、
最初
に今の三人、一日目は
椎熊
君及び
土井
君の御
発言
がありましたので
松本
君、
松前
君、
武藤
君ということになります。
大池真
45
○
大池事務総長
そういたしますと、三日目は
小畑
君、
今澄
君、只野君、
石野
君、こういうことになります。この前もそういうことでおやり願
つた
わけでございます。
福永健司
46
○
福永委員長
ただいま
西沢事務次長
が
参議院側
と交渉いたしましたようですから、その結果を
ちよ
つと当人から皆さんに申し上げます。
西沢哲四郎
47
○
西沢哲四郎
君 ただいま
参議院
に参りまして、こちらの
決定
の趣を通知に
参つたの
でありますが、あいにく
参議院
の
事務総長
が
不在
でございまして、
事務次長
と
議事部長
にそのことを申入れいたしましたところ、ただいま
事務総長
も
不在
でありますし、事務的にはこの際ただちに御返事申し上げることはいたしかねる。明日は正式に
運営委員会
も開かれることと思うから、その際申し上げて何分のごあいさつを申し上げる、こういうことでございました。
福永健司
48
○
福永委員長
というわけでございますから御
了承
をいただきたいと思います。 ━━━━━━━━━━━━━
福永健司
49
○
福永委員長
次に、
土地調整委員会委員任命
につき
同意
を求めるの件、これを御
協議
いただきます。
大池真
50
○
大池事務総長
履歴はお
手元
に差上げてありますが、
土地調整委員
の中で一人
欠員
がすでにあ
つたの
であります。それは、前にな
つて
おられた
井手成
三君がお
やめ
になりました
あと
がそのまま
欠員
にな
つて
お
つたの
でありまして、その
欠員
の分に対して、お
手元
にあります
青沼亜喜三
君を補充いたしたいというのが第一点であります。それから現在
調整委員
をや
つて
おります
佐野憲次
君、これは一月一ぱいで
任期
が満了いたしますので
再任
をいたしたい、こういう申出であります。従いまして、新規に
土地調整委員
となられます
青沼亜喜三
君と、
任期満了
に基いて
再任
をいたそうという
佐野憲次
君、この
佐野憲次
君の方は、
ちようど
一月三十日に
任期
が終りますので、もし
各党
の
態度
がお間に合いになりますれば一月三十日までにお願いいたしたい、こういうことでございますが、明日ということでなくても、明後日、
質疑
が終
つた
ところで御
決定願
つた
らどうかと思います。
椎熊三郎
51
○
椎熊委員
当初、
土地調整委員会
の
委員
の選任は、なるべく
各党
から
平均
したように推薦しようということだ
つた
と記憶しております。
青沼
さんという方は
自由党系
の方でしようが、
佐野
さんあたりはどつちなんですか。
大池真
52
○
大池事務総長
佐野
さんは、元
蚕糸局長
から
農地局長
をや
つて
来られて、
農地局長
が最後でお
やめ
にな
つたの
であります。農地問題の
関係
で、特に
学識経験
と申しますか、
経験
が豊富であられる方でございます。
椎熊三郎
53
○
椎熊委員
今日でなくて、三十一日でよければ、党に帰
つて
相談したいと思います。
松井政吉
54
○
松井委員
土地調整委員会
の
性格
についてお伺いしたい。
法律
的には
青沼
さんは明るい人のような感じがいたしますが、
土地関係
の
調整委員
に推薦をして来た
いきさつ等
がおわかりになりましたら伺いたいと思います。
大池真
55
○
大池事務総長
これははつきりわかりません。今
委員長
は
我妻栄
君がや
つて
おられます。今の
佐野
君と
津田広
君、それから
諸橋襄
君、それと
井手
君がや
つて
おりまして、これは
最初
のときには、たしか
あと
から
国会
の
承認
を得たのだと思いますが、これは
土地調整委員会設置法
で、「
委員長
及び
委員
は、人格が高潔であ
つて
、
公共
の福祉に関して公正な判断をすることができ、且つ、
法律
又は
経済
に関する
学識経験
を有する者のうちから、両
議院
の
同意
を得て、
内閣総理大臣
が
任命
する。」ということにな
つて
お
つて
、
国会
の閉会または
衆議院
の
解散
のために両
議院
の
同意
を得ることができないときには、前も
つて
内閣総理大臣
が
任命
をしておいてよろしい、その場合には、次の
国会
の初めに
承認
を受けなければならぬ。
承認
が得られなければ罷免をしなければならないというような、特別な規定があります。
最初
の
経緯等
につきましては、また調べましてから……。
松井政吉
56
○
松井委員
それ以上聞いても
いきさつ
はわからぬと思いますから、これは今日でなくしていただきたいと思います。
福永健司
57
○
福永委員長
それでは三十日で
任期
が来るようでございますから、三十日、三十一日くらいの間に、いずれにしても本
会議
でどうするかということをおきめいただきたいと思います。 ――
―――――――――――
福永健司
58
○
福永委員長
それから次に、
昭和
二十八
年度
の本院並びに
訴追委員会
、
弾劾裁判所
の
予算
、これにつきまして
事務総長
から御
報告
をいたします。
大池真
59
○
大池事務総長
お
手元
に差上げてありますが、
前回
の
運営委員会
で、
庶務小委員長
の御
報告
に基きまして、
衆議院予算
についての御
決定
を願いまして、
数字
の
整理
をいたして大蔵省に要求することにな
つて
おりましたので、
数字
上の
整理
をいたしたものをただいまお
手元
に差上げてあるわけであります。これについて簡単に申し上げますと、二十八
年度
の
衆議院
の方の総
予算
は十七億三千百八十四万二千円、こういうことになるわけであります。これは前
年度
に比較しますと、三億七百四十一万二千円の増加にな
つて
おります。これを
項目別
に申し上げますれば、
国会
の
運営
に必要な
経費
が十五億四千百三十四万七千円で、この中身は
議員
の歳費、
通信手当
、
秘書手当
、
応召旅費
、
滞在雑費
、それから今回新たにきまりました
立法事務費等議員
に関する
経費
、これが総額で七億八千六百万余になるわけでございます。これが第一でございます。第二は、
事務局
、
法制局
、それから
常任委員会
に要する
人件費
とか光熱、
水道料等
、
総計
で七億三千七百二十五万八千円という
数字
にな
つて
おります。第三といたしましては、
行政監察特別委員会
の月百五十万円
平均
、
総計
千八百万円、こういうものでありまして、それ以外は
国際会議費
、これは今度新たに各省で持つように、
衆議院
みずからその
予算
をと
つて
いただきました分が四千六十一万一千円、こういうことになります。この分は、大体
列国議会同盟会議等
に行く者を、一応
議員
五人くらいに予定しておりまして、この
列国議会同盟会議
以外に、
南方方面
その他に行かれる
議員
三十名
平均
のものがこの中に入
つて
おります。これはこの前、
庶務小委員会
で御
決定
になりまして、
数字
はすでに御
報告
申し上げた分であります。 次に
衆議院施設費
の方は、
補正予算
に将来組まれるものは別といたしまして、一億四千二百八十八万四千円、これだけが今回の分に載
つて
おります。それから
予備金
は七百万円でありまして、以上全部を合計いたしましたものが、先ほど申し上げましたような十七億三千百八十四万二千円であります。これを各
予算
の科目に繰入れました
数字
がその
あと
にこまかく出ております。 なお話追
委員会
の方は、これはま
つた
く新しいものはございません。事務費的なものでございまして、先日ここで御
決定願
いました
参事
、
主事
三人ずつ六人、それ以外の
主事補
以下の
職員等
に関する
経費
その他でございます。本
年度
は九百四十九万八千円ということにな
つて
、昨
年度
に比して二百万円余ふえております。これは今申し上げましたように、各
費目ごと
に割当てますと、本給、
手当等
、お
手元
に差上げてありますような
数字
にな
つて
おります。 これ以外に
国会図書館
の
経費
、それから
弾劾裁判所
の
経費
がございますが、
国会図書館
の費用につきましては、
図書館運営委員会
の
承認
を得ました後こちらに御
報告
になりますので、後日に御
報告
願いたいと思
つて
おります。
弾劾裁判所
の方は、
参議院
の方と同時にお願いすることにな
つて
おるそうでございますが、これは
訴追委員会
と同じようなものでございまして、総金額が、ここに書いてありますように七百七十万六千円、これは昨
年度
に比して二百万
ちよ
つと出た、こういう形にな
つて
おります。ま
つた
く
数字
の
整理
だけでございますので、この点の御
了承
を願います。
石田一松
60
○
石田
(一)
委員
これは私は
異議
ありませんが、この前の
運営委員会
でも、少ししつこいくらい申し上げておきましたように、一ぺんこの
委員会
で
決定
したものを
政府
が削除した。それでまたごの
数字
をやり直して来たが、今度またこれを削られたら、またあらためてやるのかどうか。それからもう一つは、
事務総長
にお伺いしたいのですが、
衆議院関係
のこれらの
予算経費
が「
年度
末に一応支出された、これに対する
会計検査院
あるいは
国会
の
決算委員会等
の役目を、この
委員会
が果すのか、それとも、特に何らかそういう方法があるのかどうか、そういうことを
事務総長
に伺いたい。
大池真
61
○
大池事務総長
ただいま
石田委員
から御
質問
の、今御
報告
申し上げました
数字
に対して、
政府
がこれを削減するようなことがあるかどうかという点でございますが、これはございません。ここでおきめ願
つて
要求したものが本
年度
の
予算
に載
つて
出て来るわけでございますから、
予算委員会等
で削減もしくは増加されることがあれば、その
決定
によ
つて政府
が縛られるということで、これは
事務局
の手を離れておりますから、その問題はございません。 第二点の、すでに
衆議院予算
として成立したものに対する
使途
に関する
決算
の問題でございます。これは御
承知
の
通り
、
決算
は、本
年度
の分が本年すぐ出るものではございません。翌
年度
にな
つて決算
に出て参ります。
会計検査院
からは、一年のうち数回にわた
つて
衆議院
に出張して
予算
の
使途
に関する実地の検査をしておるのでありまして、その
報告
はすべて
決算委員会
にまわされて、
決算委員会
で
審議
する、こちらの当事者もしばしばそこに呼ばれて、それに対する
説明等
もいたしております。当
委員会
での
決算
の
審議
は今日までいたしておりません。
石田一松
62
○
石田
(一)
委員
私は、
国会法
の
改正
などという問題が持ち
上つて
おるときでもありますので、特に
衆議院関係
の
予算
を
審議
するときには
運営
委員
が参画してや
つて
おるのだから、支出されたものについては、
衆議院
自体に
決算委員会
があるが、
運営委員会
が何らそれにあずからないということは不合理ではないかと思います。これは研究題目として、
国会法
改正
などのときには、一応考慮の中に入れておいてもらいたいということを申し上げておきます。
坊秀男
63
○
坊委員
こまかい点ですが、お尋ね申し上げます。むろん反対ではないのですが、立法事務費というのがあります。これはそのまま党の方に行きますか、それともわれわれの袋に入れてもらうのか、どういうことになるのですか。
大池真
64
○
大池事務総長
それは
予算
が
通り
まして、立法事務費として渡るということになりますれば、その方法等をどうするかを御
決定願
つた
上でお渡し申し上げる、こういうつもりでございます。
土井直作
65
○
土井委員
これは、大体そのときに御相談申し上げることではあろうと思いますが、
予算
が通過して
決定
したならば、やはり立法事務費は
議員
個人の袋に入れるということでなくて、党にまとめて渡してもらう、こういうことにしてもらいたいと思います。そこで
無所属
関係
ですが、これはもう少し
考え
なければならぬと思います。党の政調のために多くこれを費すのだから、党をつく
つて
いない
無所属
をどう取扱うかということは、一応
考え
なくちやならぬ。早急に
無所属
はどこかの党に所属してもらうかどうか……。(笑声)
大池真
66
○
大池事務総長
それから御
了承
願いたいと思いますのは、明日の
総理大臣
の
施政方針演説
に先だちまして、佐賀県選出
議員
の江藤夏雄君が御登院になりますれば、これを皆さんに御紹介申し上げますから、この件を御
了承
願います。 それから、先日一応御
報告
申し上げました列国議会同盟日本
議員
団の評
議員
の本院の十名につきまして、
自由党
、改進党、それから
社会党右派
から一応届出がございましたから御
報告
申し上げます。
自由党
の方は村上勇君、菅家喜六君、
福永
健司君、周東英雄君、小澤佐重喜君、改進党は
椎熊
三郎君、
石田
一松君、
社会党右派
は
土井直作
君、
松井
政吉君、
あと
社会党左派
の方が一名ございますので、なるべく早くお願いいたしたいと思います。
安平鹿一
67
○安平
委員
明日中にでもお届けいたします。
大池真
68
○
大池事務総長
これは向うの本部の方に登録していただく都合がございますから……。
福永健司
69
○
福永委員長
それでは本日の
運営委員会
はこれで散会いたします。明日は午前十一時から本
委員会
を開会することに予定いたしておきます。 午後二時四十五分散会