○
森崎隆君 それで今の城
委員の申されたこと、これは今のように申されることは僕は余り……、これは僕としてはどうも承服しがたい。それはなぜかというと、四人こうして来られまして、今申されましたことはそのときの事実を我々聞いておるわけなんです。問題はどこにあるかというと、
松原委員さんが、これは全く今日申すのは甚だ申訳ありませんが、私はこう思うが、あなたはどう思うかと述べられたので、それを
佐々木衛視長さんが、私はこう思うと言
つた。これは正しいと思うのです。これは
意見を聞かれたから
言つているんで、それは幾ら聞かれてもそれを
言つていけないということなら、若し
佐々木衛視長が申されればそれは私はよくないと思う。それが惡いとするならば、
松原委員さんがそういう
意見を特に聞いたことが惡いし、その聞いておるのを黙
つてお
つた委員長が私は惡いと思う。それはそういう
意見をここで聞くべきじやない、我々がよくその事実を聞きまして、いろいろな資料を集めてよく審議いたしまして、そうしてこれがまあ非常に重大なポイントになり、果して
投票の
妨害の意思を持
つてや
つたかやらないか、これは大事な問題ですよ、これは十分に審議をいたしまして、そのときにどうも判断が付かない、甲論乙駁をや
つた場合に、
一つの参考として再びまあ佐佐木
衛視長その他の
かたがたの個人的な見解も一応聞いて見ようじやないかということでこれは聞いた場合なんですよ。これは私はいいと思います。今
松原委員が聞かれましたから素直に答えられた。そういうことを言つちやいかんということは人を圧迫することで、これはできないことじやないかと思います。その点私は特に心配したわけですから、これは城さんのおつしやることは尤もだと思いますから、全般としては城さんと同じぐらいな気持ですが、今日はそういうふうなものじやなくして、事実の中でこの
行動とこの
行動とがどうも続かないが、ここのところは君はどう思うとか、先に
委員長が言われたように、もう一人人物がおるが、これは一体誰かというようなこういう事実を必要あればお聞き頂きまして、それで全体が済めば、四人の
かたがたの問題は一応終えて頂きたい。こういうような資料に基いて又
あとから我々愼重にお聞きしたいと思います。そういう点を念のために申上げます。