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青山正一君 ちよつと申添えますが、
北洋の漁業問題ですが、この問題が非常に世間を賑わしているのですが、こういつた問題について
相当衆議院の
水産委員会あたりは積極的に進んでいるわけなんですが、参議院としても、
衆議院の行き方とは全然
違つた意味合におきまして、公正なる建前から、こういつた問題は一体どう進んでいるか聞く必要があろうと思います。こういつた問題を聞くために、
農林大臣がどうしても暇がなくて来られないというならば、一度
水産庁長官を、例えば月曜の
委員会あたりに呼んで頂いて、こういつた問題について細部的にお聞きしたいということと、それからもう
一つは、最近
南方の漁業問題が非常に積極化して、例えばインドネシアとか、
インド方面と日本との
漁業協定の問題とか、或いはそちらに
行つて操業をするとかいう問題がありますが、そういつた問題についてもどの程度まで進んでいるかということもやはりお聞きしたいし、又
政府の心構えもお聞きしたいことと、それから
漁船拿捕の問題は一応措くといたしまして、例えば
漁業証券のあの
資金化の問題についても、まだはつきりしていないようにも見受けられますし、そういつた点の結論は一体どうなるのかというような問題、それから最近
中央卸売市場法の改正問題が別の角度から出ておるわけです。つまり現在農林省の管轄と
なつておるものを、はつきりと通産省へ移そうというような運動が非常に積極化しておるようにも見受けられますが、これは
農林委員会としても、
水産委員会としても相当問題になろうし、
研究もしなければならんし、又そういつたことは一に
広川農林大臣のこの前の言明から惹起した派生的の問題であろうとはこちらも思つておりますが、そういつた問題を阻止する
意味から行きましても、
農林大臣、又は
農林大臣がどうしても来られなければ、当面の
責任者か、
水産庁長官を月曜
あたりに呼んで、そうして御
研究を願いたいということを
一つ各位にお諮りを願いたいと思います。