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1952-04-23 第13回国会 参議院 決算委員会 第18号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十七年四月二十三日(水曜日)    午前十一時五分開会   —————————————   委員の異動 四月二十一日委員小酒井義男辞任に つき、その補欠として椿繁夫君を議長 において指名した。 本日委員椿繁夫君、森崎隆君及び山田 佐一君辞任につき、その補欠として小 酒井義男君、成瀬幡治君及び宮田重文 君を議長において指名した。   —————————————  出席者は左の通り。    委員長     岩男 仁藏君    理事      高橋進太郎君    委員            長谷山行毅君            溝淵 春次君            飯島連次郎君            小酒井義男君            棚橋 小虎君            秋山俊一郎君            大矢半次郎君            古池 信三君            郡  祐一君            瀧井治三郎君            西山 龜七君            宮田 重文君            伊藤 保平君            藤森 眞治君            溝口 三郎君            森 八三一君            栗山 良夫君            小林 孝平君            田中  一君            菊田 七平君            紅露 みつ君   政府委員    大蔵省主計局次    長       東條 猛猪君   事務局側    常任委員会専門    員       森 莊三郎君    常任委員会専門    員       波江野 繁君   —————————————   本日の会議に付した事件理事補欠選任の件 ○小委員補欠選任の件 ○特別会計政府関係機関及び終戰処  理費の経理並びに国有財産処理に  関する調査の件  (昭和二十三年度会計検査院決算検  査報告批難事項第三百九十七号足利  工業株式会社に対する二重煙突代金  支拂及びこれに関連する事項) ○昭和二十五年度一般会計予備費使用  総調書(その二)(内閣提出衆議  院送付) ○昭和二十五年度特別会計予備費使用  総調書(その二)(内閣提出衆議  院送付) ○昭和二十五年度特別会計予算総則第  六條並び昭和二十五年度特別会計  予算補正(特第一号)総則第四條に  基く使用調書内閣提出衆議院  送付) ○昭和二十六年度一般会計予備費使用  総調書(その一)(内閣提出衆議  院送付) ○昭和二十六年度特別会計予備費使用  総調書(その一)(内閣提出衆議  院送付) ○昭和二十六年度特別会計予算総則第  七條に基く使用調書内閣提出、  衆議院送付)   —————————————
  2. 岩男仁藏

    委員長岩男仁藏君) 只今より決算委員会開会いたします。  先ず理事補欠互選の件及び決算審査に関する小委員補欠選定の件を議題に供します。去る二十一日、理事小酒井義男君が委員辞任されましたので、理事及び決算審査に関する小委員が欠員になつておりますが、これらの補決選定委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  3. 岩男仁藏

    委員長岩男仁藏君) 御異議ないと認めます。よつて委員長理事並びに決算審査に関する小委員に、本日再び委員会委員になられました小酒井義男君を指名いたします。   —————————————
  4. 岩男仁藏

    委員長岩男仁藏君) 次に昭和二十三年度一般会計歳入歳出決算及び昭和二十三年度特別会計歳入歳出決算のうち、昭和二十三年度決算会計検査院検査報告批難事項第三百九十七号、足利工業株式会社(契約当時は足利板金工業組合)に対する二重煙突代金支拂及び之に関連する事項議題に供します。
  5. 飯島連次郎

    飯島連次郎君 この問題に関しては、本国会劈頭、当委員会の常岡委員からも発言があり、なお本件審査経過等については、すでに御列席の各位が御承知の通りでありますし、なおこの問題の処理について去る十七日各理事の打合会等において相談の結果、本問題についての審議打切るということに大体の方向がきまつたやに拜察しておるのでありますが、昭和二十三年度の決算の終末をつけることに関しても、ひとしくこれが促進が要望されておる状況から判断をいたしまして本問題に関する審議打切をすることを動議として提出いたします。
  6. 藤森眞治

    藤森眞治君 飯島君の動議賛成いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)
  7. 棚橋小虎

    棚橋小虎君 本件は、大橋氏に関する調査はまだ十分でないと認めますので、この際打切には反対いたします。
  8. 長谷山行毅

    長谷山行毅君 私は今まで誠に慎重に周到に調査を続けて来まして、只今棚橋委員から言われておりまする大橋君の問題についてもすでに十分なる調査が遂げられたものと思料しますので、全面的に先ほどの飯島君の動議賛成するものであります。
  9. 岩男仁藏

    委員長岩男仁藏君) 只今議題に供しておりますいわゆる二重煙突事件について飯島君から、審議は十分盡きたからして、これで本問題は終了したものとして審議打切るという動議提出されまして、賛成者もありましたので、本動議は成立いたしました。よつて飯島提出動議は成立いたしましたので議題に供します。飯島提出動議に対して御意見のおありのかたは賛否を明らかにして御発言を願います。御意見ありませんか。……別に御発言はないようでありますからして、討論を省略して採決をいたします。念のために申上げますが、本日出席された委員の数は、委員長を除いて十七名であります。過半数は九名であります。飯島提出動議通り賛成のかたの起立を求めます。    〔賛成者起立
  10. 岩男仁藏

    委員長岩男仁藏君) 過半数と認めます。よつて本議題となりましたいわゆる二重煙突事件は本日を以て審査打切るということに決定いたしました。   —————————————
  11. 岩男仁藏

    委員長岩男仁藏君) 次に公報を以てお知らせをいたしておきました昭和二十五年度一般会計予備費使用調書(その二)ほか五件を一括して議題に供します。これらの事件財政法第三十六條の規定によりまして承諾を求めるために国会提出され、去る四月十七日本委員会に付託されたものであります。政府当局の説明は、去る三月五日予備審査の際すでに聽取いたしておりますので、只今より質問に入ります。政府からは東條主計局次長が出席されております。御質疑のあるかたは御発言を願います。それでは專門員から一応概略を説明いたします。
  12. 森莊三郎

    專門員森莊三郎君) 予備費使用承諾の件につきましては、その内容を一々調査いたしました。二十五年度の予算審議の際にいろいろ問題になつたものが別段この中には含まれてもおりません。それからその後世間でいろいろな問題になつたようなものもないかと思つて調べましたところが、それも別段これというほどのものは見当りません。それからなおこの予備費使用につきましては、閣議におきまして、例えば国会開会中には重要な問題についのは、予備費使用をしない。言い換えれば、国会審議を求めるというような工合に内規というものが定められたのであります。その点に触れることがありはしないかというので調べましたところが、只今そこに御配付申上げましたように、新たな款項を設ける必要のあるもの、官吏定員の増加を伴うもの、行政機構の設置、改廃を伴うもの、法律、政令の改廃を伴うもの、これらにつきまして国会開会中には別にその目的のために支出したものではないということでありまするので、一般的の問題として私どものほうで調べましたところでは別段問題となるところはないように存じますので、右御報告申上げます。
  13. 岩男仁藏

    委員長岩男仁藏君) 他に御質疑はございませんか……。別に御発言もなければ、質疑は終了したものと認めて御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  14. 岩男仁藏

    委員長岩男仁藏君) 御異議ないものと認めてこれより討論に入ります。御意見のあるかたは賛否を明らかにして御発言を願います。
  15. 栗山良夫

    栗山良夫君 討論を省略いたしまして直ちに採決に入ることの動議提出いたします。
  16. 長谷山行毅

  17. 岩男仁藏

    委員長岩男仁藏君) 只今栗山君から、討論を省略して直ちに採決に入りたいという動議が出まして、賛成がございました。栗山動議通り進行してよろしうございますか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  18. 岩男仁藏

    委員長岩男仁藏君) 別に御異議がないものと認めます。それでは採決に入ります。昭和二十五年度一般会計予備費使用調書(その二)、昭和二十五年度特別会計予備費使用調書(その二)、昭和二十五年度特別会計予算総則第六條並び昭和二十五年度特別会計予算補正(特第一号)総則第四條に基く使用調書昭和二十六年度一般会計予備費使用調書(その一)、昭和二十六年度特別会計予備費使用調書(その一)及び昭和二十六年度特別会計予算総則七條に基く使用調書、以上六件はいずれも承諾を與うべきものと議決することに賛成のかたの起立を求めます。    〔賛成者起立
  19. 岩男仁藏

    委員長岩男仁藏君) 総員起立と認めます。よつて予備費使用調書、以上六件は承諾を與うることと決定いたしました。  なお本院規則第百四條による手続等については、委員長に御一任願うこととして御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  20. 岩男仁藏

    委員長岩男仁藏君) 御異議ないと認めます。それから本院規則第七十二條によりますと、委員長が議院に提出する報告書には多数意見者署名を附することになつておりますから、承諾を與えることに賛成した方は順次御署名を願います。   多数意見者署名     菊田 七平  飯島連次郎     溝口 三郎  伊藤 保平     森 八三一  藤森 眞治     紅露 みつ  栗山 良夫     秋山俊一郎  小酒井義男     古池 信三  宮田 重文     西山 龜七  高橋進太郎     瀧井治三郎  郡  祐一     長谷山行毅  溝淵 春次
  21. 岩男仁藏

    委員長岩男仁藏君) 御署名漏れはざいませんか……。御署名漏れはないと認めます。  本日はこれを以て散会いたします。    午前十一時二十一分散会