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相馬助治君 残念ながら
緊急性を計る尺度は本院にないわけですね。そこでこういうことをまあ
議論して
行つたのでは果しがないと思うのです。それでこの前に私は
保留しようと主張したわけは、三人のところ、二人でやるからけしからんというような
理由では全然なくて、
行政協定によ
つて三人
質問しておる。而も
共産党からも一人聞いておる。そこで
説明によれば
行政協定に持
つて行つてそれに連関しての
質問なんだ。ただタイトルだけがああいうふうに出ているのだという前段の御
説明があ
つたので、私はそれならば話す必要はなかろうと、こういうふうに
言つていたわけです。それで私は実は現在ここへ来るまでに、
共産党はこの
質問をみずから御
撤回になるのではないかと予想して来たわけです。という
理由は、不満足ではあるけれ
ども、例の
ギャングの問題については波多野君、荒木君の両者から話が出て、それでまあ一応の
答弁があ
つた。そういう形から、これは一応その
事件の
自動車がどう、
ピストルがどうということを焦点に置いて
質問するのじやないという今の兼岩さんの御
説明通り、この問題は一応
保留されて、次の機会にでもおやりになるような自発的御意思ではなかろうかと実は思
つていたのですが、そうではなくして、緊急のどうしても御
質問になりたいと、こういうことになれば、今のこの制度から申しますれば、
共産党の
言分を認める以外に手がないと思うのですが、それで私は問題は、
さつき菊川さんが
言つただんだんの
お話も私は非常に理窟があると思うので、そこで兼岩さん
自身が自発的にそれらの
お話を聞いて、なお
質問者の
岩間君とも連関されて、成るほどこの際はおやめに
なつたほうがいいと、こういう御見解に達するならば非常に望ましいと思うのです。その
理由の
一つとしては、聞くところによると、
大会派のほうから
緊急質問についても枠をはめ
ようじやないか、もう少し議会のいろいろな進行上の便宜上に、
緊急質問についての
一つの基準を設け
ようじやないか、こういうことが取沙汰され始ま
つたので、私はもう真向から反対なんです。反対なるが故に
緊急質問というものが最近濫発されているという形を、みずから
議員としての
反省の上に立
つて、その
反省を真先きに
共産党に求めることは誠に失礼ではあるけれ
ども、実は自発的におやめ下さ
つたらという気持があ
つたのですが、どうですか、兼岩さん、もう一度
岩間君にお聞き
願つてお
取りやめになるものか、それでお
取りやめにならないというなら、私はやむを得ずです、やむを得ずというと
言葉がおかしいのですが、私はあなたの
緊急質問には賛成します、賛成しますが、
一つあなたの
会派自身でこの問題をもう一考して見る必要がないですか。