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1952-07-29 第13回国会 衆議院 内閣委員会 第37号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十七年七月二十九日(火曜日)     午後二時二十九分開議  出席委員    委員長 八木 一郎君    理事 江花  靜君 理事 青木  正君    理事 大内 一郎君 理事 船田 享二君       井上 知治君    木村 公平君       田中 萬逸君    平澤 長吉君       本多 市郎君    松本 善壽君       山口六郎次君    松岡 駒吉君  委員外出席者         総理府事務官         (恩給局審査課         長)      城谷 千尋君         専  門  員 龜卦川 浩君         専  門  員 小關 紹夫君     ————————————— 六月三十日  委員庄司一郎辞任につき、その補欠として木  村公平君が議長指名委員に選任された。 七月四日  委員小西英雄君及び平川篤雄辞任につき、そ  の補欠として田中啓一君及び笹森順造君が議長  の指名委員に選任された。     ————————————— 七月十一日  軍人恩給復活に関する請願山崎岩男紹介)  (第四〇五四号)  同(村上勇紹介)(第四〇五五号)  同(芦田均紹介)(第四一〇一号)  同(川野芳滿紹介)(第四一〇二号)  同(大内一郎紹介)(第四一一五号)  恩給の不均衡調整に関する請願山本久雄君紹  介)(第四〇九九号)  同(川野芳滿紹介)(第四一〇〇号) 同月二十三日  元軍人恩給臨時措置に関する請願川野芳滿  君紹介)(第四一四五号)  軍人恩給復活に関する請願中馬辰猪紹介)  (第四一五九号)  同(佐藤重遠紹介)(第四一七七号)  同(中島茂喜紹介)(第四一七九号)  同(瀬戸山三男君外一名紹介)(第四二四七  号)  同(木村俊夫紹介)(第四二八〇号) の審査を本委員会に付託された。 七月十一日  軍人恩給復活に関する陳情書(第二五七五号)  同(第二五七六号)  元軍関係公務員恩給審議に関する陳情書(第  二五七七号)  恩給問題に関する陳情書(第二五七八号)  恩給法市費支弁教育職員の一時恩給負担区分  等に関する條項改正陳情書(第二五七九号) 同月二十五日  参議院制度に関する陳情書(第二七一五号)  軍人恩給復活に関する陳情書(第二七一六号)  老齢者軍人恩給復活に関する陳情書(第二七  一七号) 同月二十六日  元軍人恩給審議に関する陳情書(第二八八一  号)  憲法改正に関する陳情書(第三〇四九号)  行政整理実施に関する陳情書(第三〇五〇号)  国内の安定と世界協和に関する陳情書(第三〇  五二号) を本委員会に送付された。     ————————————— 本日の会議に付した請願  一 軍人恩給復活に関する請願山崎岩男君紹    介)(第四〇五四号)  二 同(村上勇紹介)(第四〇五五号)  三 同(芦田均紹介)(第四一〇一号)  四 同(川野芳滿紹介)(第四一〇二号)  五 同(大内一郎紹介)(第四一一五号)  六 恩給の不均衡調整に関する請願山本久雄    君紹介)(第四〇九九号)  七 同(川野芳滿紹介)(第四一〇〇号)  八 元軍人恩給臨時措置に関する請願川野    芳滿紹介)(第四一四五号)  九 軍人恩給復活に関する請願中馬辰猪君紹    介)(第四一五九号) 一〇 同(佐藤重遠紹介)(第四一七七号) 一一 同(中島茂喜紹介)(第四一七九号) 二一 同(瀬戸山三男外一名紹介)(第四二四七    号) 二二 同(木村俊夫紹介)(第四二八〇号)  陳情書  一 軍人恩給復活に関する陳情書(第二五七五    号)  二 同(第二五七六号)  三 元軍関係公務員恩給審議に関する陳情書    (第二五七七号)  四 恩給問題に関する陳情書(第二五七八号)  五 恩給法市費支弁教育職員の一時恩給負担    区分等に関する條項改正陳情書(第二五    七九号)  六 参議院制度に関する陳情書(第二七一五号    )  七 軍人恩給復活に関する陳情書(第二七一六    号)  八 老齢者軍人恩給復活に関する陳情書(第    二七一七号)  九 元軍人恩給審議に関する陳情書(第二八    八一号) 一〇 憲法改正に関する陳情書(第三〇四九号) 一一 行政整理実施に関する陳情書(第三〇五〇    号) 一二 国内の安定と世界協和に関する陳情書(第    三〇五二号)     —————————————
  2. 八木一郎

    八木委員長 これより内閣委員会を開会いたします。  本日は公報をもつてお知らせいたしておきました請願及び陳情書日程審査を行います。本日の請願日程中、日程第八、元軍人恩給臨時措置に関する請願を除く他の各請願先会採択の上内閣に送付と決定いたしましたものと同趣旨でありますので、これら先会と同様に決したいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  3. 八木一郎

    八木委員長 御異議がなければさよう決定いたします。     —————————————
  4. 八木一郎

    八木委員長 次に陳情書日程に移ります。陳情書日程中、軍人恩給及び軍関係者恩給に関する日程第一ないし第三及び第七ないし第九の各陳情書並びに一般恩給に関する日程第四の恩給問題に関する陳情書はいずれも先回委員会において了承いたしましたものと同趣旨でありますので、今回も同様に決したいと存じますが御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  5. 八木一郎

    八木委員長 御異議なければさよう決定いたします。     —————————————
  6. 八木一郎

    八木委員長 次に日程第五、恩給法市費支弁教育職員の一時恩給負担区分等に関する條項改正陳情書を議題とし、文書表の朗読を省略し、政府意見を求めます。
  7. 城谷千尋

    城谷説明員 この陳情趣旨は、市町村立高等学校以上の先生方の一時恩給国庫または府県負担してほしい、こうゆうふうな陳情のように考えるのであります。元来この一時恩給と申しますのはずつと昔にございました退官賜金、つまりやめるときにもらうところの賜金の変形のものであります。これが大正十二年に恩給法が制定されます際に、一時恩給として恩給法の中に取入れられておるのであります。元来この退官賜金は、御承知の通り、その勤務した庁におきまして支弁すべきものが当然のことと考えられておるのでありますが、そういうふうなわけで一時恩給もやはり勤務庁負担することに相なつておるのであります。従いまして大正十二年に恩給法を制定します際にもやはりその思想を受継ぎまして、市町村立学校の場合は市町村でこれを負担するというふうなことに相なつておつたのであります。ところがその後これが負担の問題につきましていろいろ議論がありましたために、たとえば甲の市町村から乙の市町村へ移る、さらにまた丙の市町村へ移るとしました場合におきまして、丙の市町村でその一時恩給の全額を負担しなければならないのははなはだ不公平じやないか、こういうふうな意見もありましたので、昭和の中ごろにおきましてこの制度を一時恩給分担、つまり一時恩給勤務庁ごとに、いはゆる割勘をするというふうな考え方で進みまして、甲の市町村乙市町村、丙の市町村というふうに、おのおのその持ち分を持つことにしておつたのであります。ところが大東亜戦争の進展に伴いまして、人手その他の関係でこの分担制度が一時中止になりまして現在に至つておるのでありますので、最後の勤務庁が全部これを負担しなければならないというふうな問題に相なつておるのであります。こういうふうな理由といきさつがありますのでこれをこの請願にあるようにただちに国庫負担とかあるいは府県負担というふうなことにしますことにつきましては、今後十分検討しなければならない問題であると考えております。さよう御承知を願いたいのであります。
  8. 八木一郎

    八木委員長 これにて政府意見聴取は終りました。何か御質疑ございませんか——別になければ本日委員会の態度を決定いたしました請願につきましては、本委員会報告書作成に関する件を委員長に御一任願いまして、本日はこれにて散会いたします。     午後二時三十四分散会