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庄司委員 この際ごく簡単な質問をお許しいただきたいと思います。
電話関係の
政府委員あるいは
説明員がおいでであれば御答弁を願いたいと思いますが、もしおいでにならなかつたならば、この次の
委員会までに御調査の上、その際お答えを願いたいと思います。本員——私は荒川区日暮里二丁目一番地、しこうして私の所有
電話は浅草の一四八五番でございますが、去る本月の十一日自分の郷里の宮城県の大河原、これは
電話一〇九番、私の事務所は仙台駅前、
電話八〇七〇番、この二つの
電話をただいま申し上げた浅草の一四八五番より呼んだのであります。それは午後の十時に呼び出した。ところが、翌朝の午前二時二十分まで
電話がでません。その間に記録であるところの
電話一一四番一一五、一一六番等に、かわるがわる私の子供らをして呼ばしめたのであります。遂に翌朝の二時二十分ごろまでは
電話がでませんで、取消しをいたすの餘儀なきことに相なりました。最近
電信電話の出方、電報の配達がまことに機敏に、スピーデイーにな
つて参つたことを喜んでおつたのでありますが、どういうわけでその日はさような状態であつたか、私は疑問にたえないのであります。そこでいろいろ自分の身分等も語り、自分は電通
関係の衆議院の常任
委員もや
つているというようなことまで打明け、長
距離電話の記録であるところの
電話一一四、一一五、一一六をかわるがわる呼んでも全然出ないのであります。ようやく午前二時二十分に出た。しかし自分も安眠をしなければなりませんので
電話を中止し、取消しを頼んだのでありますが、その間全然出ないのであります。
電話に故障が偶然できたのであるかどうかわかりませんけれども、仙台も大河原も出ません。さような時間でありますから、あまり
電話の注文も煩瑣でない、比較的閑散な時間であると自分は考えておりますが、このためにまことにがつかりしたのであります。
わが国の
通信文化のために私は悲しんだのであります。自分の頼んだ用が足らぬ、
電話が出ないという小さなことのために、私の感情をも
つてこれを言うのではありません。私以外の他の
一般公衆の間においても、かような迷惑を感ずるようなことがあ
つてはなりませんので、よ
つてこれはぜひ調査の上、この次の
委員会等において御答弁を願いたいと思うものであります。