○田島(ひ)
委員 私は昨年、二十六
年度の
協会の
予算を審議いたしますときに、旧
法人から新
法人に切りかえられましたときに、いろいろ世間に疑惑を生んでおりましたので、古垣会長をお呼びいただきまして
質問いたしましたが、あのとき、二十六
年度の
予算外のことは
質問を許さないというので、
質問を打切られてしまいまして、緊急動議でそれはそのまま
承認されてしまつりたのです。私は旧
財産と新
財産の切りかえについて、まだ納得がいたしかねる点が
相当ございます。これだけでは私よく納得できないのです。そういう詳しい点は検討させていただいて、なお疑惑のあるところはいずれ
質問いたしたいと思います。きようは一、二点だけ
質問させていただきたいと思います。
それは一昨年の第八
国会で私は、朝鮮事変が始まりましてから韓国向けの
放送がなされるようになりましたが、その韓国向け
放送の費用とか、その他の点いろいろと御
質問いたしました。非常に小さい問題のようでございますけれ
ども、この点はつきりいたさないので
質問いたしましたら、長谷
政府委員から、それは目下検討中だからというお答えをいただきました。その韓国向けの費用は、どこの費用においてなされておるのか、どのくらいなのか、御検討なされて御発表にな
つておるのか、な
つていないのか。これは私一昨年
質問をしたのですが、もう一度御
質問いたしたいと思います。
もう一点は、それと関連いたしまして、この
説明書の終りの方の、第四の流動負債のところで、流動負債二億五千百二十二万三千円中、短期借入金一億七千二百万円、これは連合軍
放送役務料金等の未収による
資金の一時的不足を補うために借り入れた短期借入金であると書いてあります。これは大体どこからお借りになり、もうすでに返済されておるのか。返済されているといたしますれば、その利子はどのくらいにな
つているのか。その利子の負担は聴取者の上にかか
つて来ているのかどうか。この二点をお伺いいたしたいと思います。