○磯川
証人 大体同じことでありますが、負担金という字を使
つておりますが、これは負担金でなく寄付金であります。当然これはお断りしていい
数字でありますけれども、判を押した
理由は
あとで申し上げますが、負担費用は別紙の
通りであるとして、それは一千五十三万円、そうしてその一千五十三万円の内訳というものは中に入
つております。それからあの
土地で
自分がか
つてに使
つていい
土地は、これは大したことではありませんが、約百二、三十坪であります。それも私の方で承認しました。それで前の
店舗を売りました五百三十二万何千円を、それから差引いてくれということに
なつて差引きました。ところが五百三十二万円というのは、この
数字は私自身は知らないし、その金を私は取扱
つていないし、
自分が
自分でとられた金ですから、これはどうだか私も一向にわかりませんが、しかし
契約面には入れておきました。そのかんじんなことは一番うしろの
数字でございますが、たとえば十五箇月分、一箇月二十五万円の人件費の三百七十五万円、これを計上しておるわけであります。ところが事務員というのは、私の
部下の事務員は私の方で支出しておりますから、この三百七十五万円というのは、
セントラル・
ビルで使
つてお
つた人件費までこれに総合されておるのです。けれどもこれは書きました。それから
あとの百九十二万円、取片づけ費用というものは、これは当然聖十字
学園が負担すべきものであります。それから
事務所とか
倉庫を使
つて百五万円というのも、これも当然聖十字
学園が負担すべきものであります。但し大きな
太陽の家、築地会館に建設した売店舖等に要した費用として、二百五十万円と書いてあります。そうすると売店舖にな
つた建設費用の二百五十万円も当然聖十字
学園が負担して、かつ五百三十二万円の
店舗からと
つた金も
渡邊さんが差引いておるのであります。そうするとまるきり私の方には
数字から参りますと、借金を負わされたような形なのです。しかしこれは借金を負わされたというのと、
あすこが形になりましたというのとはおのずから性質が違うだろうと思います。こういう借金を負わされたことに対しましては、私は非常に不満でありまして、時期があればこれは相殺してゼロにしていただきたいと
思つておりますが、しかし反面
あすこを形をつく
つてくれますことについては、
渡邊さんのような方だから金を出してくれたのだから、その点に対しては感謝しております。