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横田委員 これは
外国人土地法あるいは今度資料として出されたうちのどれに入るかわかりませんが、あまり奇々怪々な
日本における
講和の
進行ぶりから、
日本国民として非常に疑問に思いますから聞くのですが、かりに
アメリカが
日本の国へ
飛行場をこしらえ、そうしてそこには自由党のいやがる
原爆基地をこしらえる、こういうような場合、われわれ第三者から見ますと、
アメリカは不当以上に悪辣な利権を
日本においてと
つていると思うのです。われわれは、普通の
話合いで
行つた場合これは
差別だと思うのです。そうようなものに対してはどういう法を発動し、どういうような形においでそれが解釈されて行くのですか。要約いたしますと、
日本に
アメリカが
飛行場をこしらえる、われわれが飛行機をこしらえる、これだ
つたならば対等なんです。
日本はこしらえないで
アメリカがこしらえる。ところがこの問題は別であ
つて、ほかの問題において
話合いして行こうというような形を押し進めて行くと、
まぐろのように
アメリカだけが得し、
日本だけが損するということになるのですが、こういうような
事例はどのような
法規によ
つて、
相互の
話合いにおいて得するようなことにな
つて行くのでありますか。