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1952-05-24 第13回国会 衆議院 議院運営委員会 第50号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
二十七年五月二十四日(土曜日) 午後二時二十五分
開議
出席委員
委員長
石田
博英君
理事
倉石
忠雄君
理事
福永
健司君
理事
土井
直作君 飯塚 定輔君
岡延右エ門
君
菅家
喜六君 島田 末信君
田中
元君
田渕
光一君
橋本登美三郎
君 柳澤 義男君
山口喜久一郎
君
石田
一松
君
椎熊
三郎
君
松井
政吉君
梨木作次郎
君
田中
織之進君
委員外
の
出席者
議 長 林
讓治
君 副 議 長
岩本
信行君 議 員 中野 四郎君 議 員
岡田
春夫
君 議 員 小林 進君 事 務 総 長
大池
眞君 ――――――――――――― 本日の
会議
に付した事件
回付案
の
取扱い
の件
請願
の
紹介提出期限
に関する件
決議案
の
取扱い
の件
緊急質問
の
取扱い
の件
議員
の
出席促進
に関する件 本日の本
会議
の
議事
に関する件 ―――――――――――――
石田博英
1
○
石田委員長
それでは本日の
運営委員会
を開会いたします。 初めに、
回付案
の
取扱い
の件をお諮りいたします。
最初
に、
一般職
の職員の
給與
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
、これは
前回保留
にな
つて
お
つた
ものでありますが、今回どういたしますか。今回もやはり
保留
で御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石田博英
2
○
石田委員長
では、さ
よう
に
決定
いたします。 次に、
公共事業令
の一部を
改正
する
法律案
、これも
前回保留
でありますが、本日も
保留
するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石田博英
3
○
石田委員長
では、さ
よう
決定
いたします。 次に、
食糧管理法
の一部を
改正
する
法律案
と、
文部省設置法
の一部を
改正
する
法律案
が、本日
参議院
から回付されました。
事務総長
から御
説明
を願います。
大池眞
4
○
大池事務総長
食糧管理法
の一部を
改正
する
法律案
の
参議院
から
修正回付
して参りました要点だけを申し上げますと、米と麦の
政府
買入れ及び
売渡し価格
の
決定
にあたりまして、
生産者並び
に
消費者
の利益に資する
目的
で
修正
をされて参りました点が五点ばかりございまして、第一点は、第三條第二項の
改正
でございます。米の買入れ
価格
の
決定
にあたりましては、米穀の再
生産
の確保を旨とするという
言葉
を入れたいというので、この点が
修正
されて参りました。第二点は、第四條第二項であります。米の
売渡し価格
を
決定
するにあたりまして
消費者
の家計安定を旨とするということを入れて参りました。第三点は、第四條の二に、麦の
売渡し申込み
に対しては無
制限
に買入れをするということで、無
制限
という
言葉
を入れて参りました。第四点は、第四條の二の第二項といたしまして、麦の買入れ
価格
の
決定
にあた
つて
は、
昭和
二十五年度と二十六年度との麦の価の平均を基準とし、それに
パリテイ指数
を乗じた価額を下らないものとするという点を
改正
して参りました。第五点は、第四條の三の第一項でありますが、麦の
売渡し
は
随意契約
を
原則
として、
農林大臣
がこれを不適当と認めるときは、入札による
一般競争契約
または
指名競争契約
のうち、
農林大臣
の選択する
競争契約
によるということに直
つて
来ております。第六点は、四條の三の三項でありまして、麦の
売渡し価格決定
にあた
つて
は、その
家計費
、米価その他の
経済事情
を参酌し、
消費者
の家計安定を旨とするというぐあいに入れて参
つて
おります。以上六点の
改正
が、
食管法
の一部
改正
であります。
文部省設置法
の一部を
改正
する
法律案
の
参議院修正
は、第二十四條の表の中を
修正
して参りました。これは
著作権審議会
についての
諮問事項
のうちに、「その他
著作権
に関する
事項
」とありましたのは、広範囲であるからこれを削除するということで、削除して参
つて
おります。それから
附則
の方で、第一項を
修正
をして、
平和條
約の効力がすでに発効してしまいましたので、
施行期日
を公布の日からというぐあいに
修正
して参
つて
おります。
附則
の第三項の
修正
は、ただ表現の仕方を
ちよ
つとかえたにすぎません。ま
つた
く字句の
修正
であります。
附則
の第六項の
修正
は、現在の定員を基礎に数字を改めただけであります。それだけが
文部省設置法
の一部を
改正
する
法律案
の
修正回付
であります。
土井直作
5
○
土井委員
この
回付案
に対しては、わが党としてまだ十分
審議
しておりませんから、
次会
にお願いいたします。
石田博英
6
○
石田委員長
この二件の
回付案
は、
次会
に延期するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石田博英
7
○
石田委員長
では、さ
よう
決定
いたします。 ―――――――――――――
石田博英
8
○
石田委員長
次に、
会期
も
大分終り
に近寄
つて
おりますので、
請願
の
紹介提出期限
の件をお諮り申し上げておきたいと思います。 大体今月末ぐらいまでということにしておきたいと思いますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石田博英
9
○
石田委員長
では、さ
よう
決定
いたします。 ―――――――――――――
石田博英
10
○
石田委員長
次に、
決議案
の
取扱い
の件をお諮りいたします。
最初
に、領土に関する
決議案
、これは
前回通り留保
で御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
椎熊三郎
11
○
椎熊委員
き
よう
や
つて
もらえないですかね。
本人
は、き
よう
や
つて
もらいたいと言
つて
いるのです。
石田博英
12
○
石田委員長
これは
外務委員会
にまわした方がよいのではないですか。
椎熊三郎
13
○
椎熊委員
それじや、き
よう
は留保しておいてください。党に帰
つて
相談
してみます。
石田博英
14
○
石田委員長
それじや、き
よう
は留保いたします。 次に、
木村法務総裁不信任決議案
をおはかりいたします。これは
説明
は承
つて
おりますから、あらためて承るまでもないので、本日上程するかいなかをお諮りいたします。本日上程するに
反対
の
諸君
の
挙手
を願います。 〔
反対者挙手
〕
石田博英
15
○
石田委員長
挙手
多数。よ
つて
本日は上程しないことに
決定
いたします、 次に、
中華人民共和国
、
ソ同盟
及び
東欧諸国
との自由な
貿易打開
に関する
決議案
をお諮りいたします。御
説明
を願います。
梨木作次郎
16
○
梨木委員
わが党から出しております
中華人民共和国
、
ソ同盟
及び
東欧諸国
との自由な
貿易打開
に関する
決議案
、これは現在
吉田政府
のもとにおきまして、中国、
ソ同盟
その他
東欧諸国
との自由な
貿易
が禁止あるいは
制限
されておりまして、そのために非常に日本の
経済
に困窮と破壊をもたらしておるのであります。これらの国々との
貿易打開
に関する
要望
というものは非常に強くな
つて
、今やほとんど全
国民
の輿論とな
つて
来ておるのであります。そういう
状態
でありますから、この際この
決議案
を本
会議
に上程せられまして、この
国民
の
要望
に沿う
よう
に
政府
が
処置
されることを要求することが、きわめて重要であると思うのでありまして、本日ぜひともこれを上程されんことを希望いたします。
石田博英
17
○
石田委員長
この
決議案
についての
説明
は承りました。御
意見
がございますか。
倉石忠雄
18
○
倉石委員
これは、とにかくき
よう
は
保留
したらどうです。
田中織之進
19
○
田中
(織)
委員
この
決議案
の趣旨については、実は同様なことをわれわれも計画しております。しかし、き
よう
初めて出ておる関係でありますから、できれば一緒にやりたいと思いますので、しばらくお待ちを願いたいと思います。
石田博英
20
○
石田委員長
本
決議案
は本日は留保するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石田博英
21
○
石田委員長
では、さ
よう
決定
いたします。 ―――――――――――――
石田博英
22
○
石田委員長
次に、
緊急質問
の
取扱い
をお諮りいたします。
緊急質問
は四件出ておりますが、本日は
各派
のお
申合せ
で、
重要法案
が本
会議
に上程せられる
よう
でありますので、
次会
に御
相談
申し上げたいと思いますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石田博英
23
○
石田委員長
では、さ
よう
決定
いたします。 ―――――――――――――
石田博英
24
○
石田委員長
次に、
前回
の
運営委員会
におきまして、
田渕
君から特に御
発言
がございました
議員
の
出席
を促進する件でありますが、私の
責任
においてその
具体案
を立案してお諮りするということを前今申し上げておいたのでございます。そこで私といたしまして考えました点をお諮り申し上げます。 第一点は、
通常国会
が開会されてから今日までの間、本
会議
が開会せられましたのは四十四回であります。その四十四回の本
会議
に、三分の一未満しか
出席
していない
人たち
のところで一応線を引きまして、その
諸君
は、はなはだ私
ども
としては残念でありますが、
請暇
の
許し
を得たのは別として、特別に
請暇
の
許し
もなく三分の二以上
欠席
した人の
氏名
を発表する、これが第一点であります。 第二点は、
あと
で原文を読んでもらいますが、全
議員
に対しまして、今日こういう
事情
にあるからぜひ
出席
してもらいたいということを、一応本日
議長名
をも
つて
通達
をいたしまして、それでなお五日以内程度に
登院
をされない
諸君
、あるいは何らかの
手続
をとられない
諸君
に対しては、正式に
招請状
を発する。
招請状
を発しますと、今度は
国会法
に基きまして、
招請状
が発せられてから一週間以内に
登院
しない
諸君
は、
懲罰委員会
に付されることになります。そういう
手続
をとりたいと存じますが、いかがでございまし
よう
。これは私の案であります。
石田一松
25
○
石田
(一)
委員
ただいま
後段
におつしや
つた
ことについては何ら
異議
はないのです。しかし三分の二以上
欠席
した者に対して、その
氏名
を発表するということは、要するに
一つ
の
懲罰
的な
方法
だと思います。その点は、今日
議長
がわざわざ
議長名
をも
つて
出席
を要求する
よう
に
通達
をし、一週間た
つた
後に、それに応じなければ
国会法
上の問題になるわけですが、こういう
通達
がとられた後ならば、そういう
懲罰
的な
方法
を講ずるのも当然です。しかし今まで確固たる
処置
をとらないでおいて、過去における三分の二以上の
欠席者
に対して――もちろんこれはいい人じやない、悪いけれ
ども
、それに対して何ら
法的根拠
のない
処置
を、いわば
本人
の今後の
選挙等
の死命を制する
よう
な重要な
処置
がなされるということは。……(「ふまじめな
議員
を弁護することはいらぬじやないか」と呼ぶ者あり)そういう簡単なものじやない。
扱い方
の問題です。 〔
発言
する者多し〕
石田博英
26
○
石田委員長
静粛に願います。
石田一松
27
○
石田
(一)
委員
これは弁護するわけじやございませんけれ
ども
、手順としては、まず
あと
のことをおやりにな
つて
、しかもなお
成績
が悪いときにこの
処置
がやられるのならば何も言うわけじやありませんが、まず三分の二以上の
欠席者
を発表して
しまつて
、それと同時に、あわせて
招請状
を発するということは、
委員長
としては
ちよ
つと考えなければならぬのではないか、こういうことであります。
石田博英
28
○
石田委員長
今の
石田一松
君のおつしや
つた
ことについては、実は
自分
でもよく考えたのであります。無
警告
で
懲罰
を加える
よう
なことになりはしないかと考えました。しかし本来私
ども
は、もうすでに
会期
も大半過ぎておる、
警告
の有無にかかわらず、
議員
が
出席
するということは
国民
に対するわれわれの
義務
である。それで、半分くらいにし
よう
かと実は思いましたが、それでは酷だから、三分の一ということにして、
請暇
の
手続
を得てある者はそれから除く、ま
つた
くずぼらというとおかしいが、
国会
の
規則
を完全に無視し、
議会
を無視した人だけがやられるわけなんです。それはやはりこの際や
つて
おかなければ、やむを得ないのではないか、すなわちこれから三分の一とい
つた
ところで、
あと
はわずかなんですから、そうでなくて、
あと
は
残つた
きわめて重要なときに
出席
してもらうためにも、その方がよいのではないかと考えて、そういうふうなことを勘案いたしましたのが私の案でありまして、御
賛成
を得られるならばけつこうでありますが、案をつく
つて
来るということを約束したので、つく
つて
みただけであります。
石田一松
29
○
石田
(一)
委員
私は、三分の一ということにも相当の疑義を持
つて
おるのです。それは三分の一
出席
して、三分の二は出ない、こういう
状態
だとすれば、要するに
定足数
の問題から考えても、何らここの
審議
に対して影響を與えておらず、実際においては数は違いますが、そういうことも言える。そういうことも考えて、これは何でもない
よう
ですけれ
ども
、これがもし
新聞
あるいは雑誌、
ラジオ等
に出るということになれば、相当
国民
が興味を持
つて
見るところの大問題です。(「それがためにやるのです」と呼ぶ者あり)それだからやるのだ
といつて
も、出るのは、これをやるといえば出るでし
よう
。や
つて
しまつて
、
あと
で来たから
といつて
も、その効果はなくな
つて
おる。それよりか、これをやるということを通告することが先決問題です。それで、この
人たち
があわててでも
登院
して来るというのならば、何もすることはない。
石田博英
30
○
石田委員長
申し上げますが、私
ども
の
手元
に、実は調査したものがございます。そうすると、ただいまの御
発言
の結果は、
新聞社
の
諸君
に、それでは三分の二以上休んでおる
議員
はだれだれかと聞かれた場合に、私は教えないわけに参りません。うそをつくわけにも行かぬし、答弁を拒否する
根拠
もありません。その点はあらかじめ御了承を願います。
石田一松
31
○
石田
(一)
委員
それはやむを得ぬ。
福永健司
32
○
福永
(健)
委員
議長
が積極的に発表したのではなくて、
新聞社
が調べて発表するというのならば、しかたがない。
菅家喜六
33
○
菅家委員
登院
してお
つて
も、本
会議
に
出席
しないという者もある。
石田博英
34
○
石田委員長
副
議長
から御
発言
があります。
岩本信行
35
○
岩本
副
議長
今の
石田
君の
提案
とかみ合せて、どうしても考えていただかなければならないのですが、御
承知
の
よう
に、本
会議
のある場合には、
原則
的に
委員会
は休んで、本
会議
に全部出てもらうのだということにな
つて
おります。但し
衆議院規則
第四十一條によ
つて
、
議長
の
許可
を得て
委員会
を開く、こういうことにな
つて
おるわけです。そこで、本
会議
のある日を除いた
月水金
に
委員会
は、開いてもら
つて
、本
会議
のある日は午前中にしてもらう。しかもどうしても急を要する場合は、
議長
の
許可
を得て
委員会
を開く。この
方法
をとらざる以上、今の
処置
をやりましても
定足数
に達しない。今の
処置
も絶対必要でありますけれ
ども
、この
原則
を守らぬ以上は
定足数
に達しない。だから
委員会
は、何とか本
会議
のない日に勉強してもら
つて
、あるいは本
会議
のある日だけは午前中とか、こういうことをや
つて
もらわざる以上、この督促をしても、実は
定足数
に達しない、こういうことになるわけです。
松井政吉
36
○
松井
(政)
委員
その点もある。
石田博英
37
○
石田委員長
懇談
に移します。 〔
速記中止
〕
石田博英
38
○
石田委員長
懇談
をとじます。
石田一松
39
○
石田
(一)
委員
私は、言いたくなか
つた
のですけれ
ども
、こういうことになるならば、それじや申し上げます。
ちよ
うど幸いなことに、前国務大臣の
山口
さんも
おいで
にな
つて
おるが、第一、
議長
がおつしや
つた
よう
に、本
会議
における
定足数
が足りないという問題は、それは少くとも
野党
がその
責任
を負うべきじやないのです。
與党
が三百名からの人数を擁していて、
定足数
が三分の一に達しない、要するに、
審議
が思う
よう
に行かぬということのために、全般的にこれが発表されるなどということは、
與党自体
の不勉強の
責任
を、
野党
にまでかぶせて行こうという
よう
に見える。要するに
野党
は、建設的な
意見
を述べて批判をするが、必ずしも今の
政府
を絶対的に支持して、強力にこれを推進し、
国会
で何とかまとめて行かなければならぬという
責任
を負
つて
おるのではない。
野党
としては、時には
政府
のやり方について
反対
し、全然
審議
を終らせぬ
よう
にし
よう
という戦法もあるわけなんです。そういうわけですから、
定足数
が足りないからこれをやるというのだ
つた
ら、大いに
與党
が
責任
を持
つて
、毎日百五十名の人を集めて
出席
なさればよろしいと思うのです。それを
野党
にまで及ぼすということは、
ちよ
つと行き過ぎておる。しかし道義的な問題としてはわかるのです。わかるけれ
ども
、強硬にやるということはどうかと思うのです。これはここにいらつしやる
山口
さんもたびたびおつしや
つた
ことであ
つて
、
定足数
の問題を
與党
が云々しなければならぬという、そんなばかなことはないと、強硬な
意見
をお吐きにな
つて
おる。その
通り
であ
つて
、これは
手続
をふんでおやりになることが
ほんとう
である、私はこう言
つて
おるのです。
石田博英
40
○
石田委員長
提案者
として、今の御
発言
にお答えいたします。
與党
、
野党
ということですが、
法案
を通過させる
責任
というものは、もちろん言うまでもなく
與党
です。しかし
議員
として
議会
に
出席
するということは、
反対
、
賛成
という
よう
なこととは別の問題で、当然
出席
すべきだという
考え方
に立
つて
おります。
田中織之進
41
○
田中
(織)
委員
その問題は、
與党
、
野党
ということを問わないで、要するに、われわれが本来の
義務
を忠実に実行するということのために取上げられたことなんです。その
意味
から見れば、
委員長
のこういう
提案
がなされたということ
自体
、
一つ
の
意味
があると思うのです。そこで、結論は
石田一松
君と同じになるわけでありますが、
後段
の点を励行することによ
つて
、私は
十分目的
を達すると思います。三分の二以上
欠席
しておる者の
氏名
を発表するという点は、当然のことを怠
つて
おるということにはなるわけなんですけれ
ども
、
事前
に何ら
処置
をとらずに、抜打ち的にやることはどうかと思いますので、その点は
石田一松
君と同じ
よう
に、
後段
の点だけに
処置
を願う
よう
にしていただきたいと思います。
倉石忠雄
42
○
倉石委員
田中
さんの
お話
ですが、これがき
よう
初めて問題に
なつ
たことならば、一応
田中
さんのお説もうなずけるのでありますけれ
ども
、
田中
さんが
委員会
に
おいで
に
なつ
たときであるかどうか知りませんが、数回にわた
つて
このことは論議されておるのであります。そこで今そういう
お話
が
委員長
から出たのでありまして、私
ども
としては、
與党
だとか
野党
とかいう立場でなくて、
国会議員
として、
国民
を代表して国政の
審議
に当るという建前から、
議員
に
警告
を発することは当然なことだ、むしろ私はおそか
つた
と思うのでして、これはぜひ
決定
してや
つて
いただきたいと思います。
岡田春夫
43
○
岡田春夫
君 さつきの
委員長案
というのを聞いておると、
衆議院
の本
会議
のある日、こういう
よう
に限定をされ
よう
です。これはいろいろ
根拠
があ
つて
やられたのだと思うのですが、
ほんとう
は、
出席
するという本来の
考え方
から行けば、本
会議
のある日ということに限定する必要はない。
会期
中であるという
意味
において、本
会議
がなくても
委員会
があるのは当然なんだし、そうすると、本
会議
に限定して、そのときの
出席
を考えるということは、これは
衆議院
の本
会議
の出欠の問題に関連して考慮されておることになる。
登院率
の問題ということになると、本
会議
の問題だけに限定しないで、全
会期
を通じて見るべきものだと思うのです。もちろん
請暇
を要請した場合とか、
自然休会
の
よう
な形をと
つて
おるときという
よう
なことは、常識的に判断すればわかるわけですから、全
会期
中を通じてやるべきものじやないかと思うのですが、この点をことさらに本
会議日
だけということにしたのは、どういう
根拠
ですか。
石田博英
44
○
石田委員長
提案者
としてお答え申し上げますが、私が本
会議
だけということに限定しましたのは、御
承知
の
よう
に本
会議
は一日おきに開かれるのです。だから
旅行等
は一日で行
つた
り来たりできるわけでないので、大体本
会議
の日にちを見て行けば、そう不公平でないものが出て来る。それから
委員会
は、
自分
の所属している
委員会
が開かれていない日もありますので、そこまで
登院
を調べることは、むずかしいことかと思うのです。
ちよ
つと
懇談
で御
相談
申し上げます。 〔
速記中止
〕
石田博英
45
○
石田委員長
懇談
をとじます。
懇談
のうちに、一、二度強い御
反対
がございましたけれ
ども
、大体
原案
に
賛成
の御
意見
が圧倒的多数でございます。この種類のことに対して
採決等
の
方法
を用いたくございませんから、圧倒的多数の空気を御承認願いまして、さ
よう
決定
したいと思います。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石田博英
46
○
石田委員長
そこで、具体的な
氏名
の点でありますが、ただいままだ、
氏名
の
原案
のうちで、
請暇等
の
手続
を調べなければなりませんから、き
よう
は間に合わないかもしれません。よく慎重に調査した上で発表いたします。疎漏と間違いのない
よう
に厳重にいたしたいと思います。
田中織之進
47
○
田中
(織)
委員
きま
つた
ことはよろしゆうございますが、
氏名
の発表については、
事務局
で十分調べた上で、各党から議運の
委員
も出ておるのですから、
事前
に連絡をと
つて
、間違いのない
よう
に願いたい。
石田博英
48
○
石田委員長
間違いのない
よう
にいたします。しんしやくするという
意味
じやなくて、調査の結果が疎漏でないかどうかということを調べるための御
相談
は申し上げます。
全員集まつ
たところで、
秘密会
で御
相談
を申し上げます。 それから、本日
議長名
をも
つて
差出します手紙の
原案
を朗読していただきます。
大池眞
49
○
大池事務総長
それでは私から朗読いたします。 本
会期
も愈々
終り
に近づき重要議案山積しておりますが、
議員
の
登院成績
が悪いために、
議院運営委員会
で問題となり、
正規
の
手続
を経ないで
欠席
の多い者は、これを公表することになりましたから、
正規
の
手続
による
欠席
の外必ず
登院
される
よう
議長
より要請します。
石田博英
50
○
石田委員長
これについて御
意見
を伺いたいと思いますが、
懇談
にいたします。 〔
速記中止
〕
石田博英
51
○
石田委員長
懇談
をとじます。 それでは
議長
よりの
勧奨文
については、ただいま朗読の
通り
決定
いたします。
石田博英
52
○
石田委員長
次に、本日の本
会議
の
議事
の件をお諮りいたします。
事務総長
から御
説明
を願います。
大池眞
53
○
大池事務総長
本日の本
会議
の
議事
は、ただいまお
手元
に差上げてあります
通り
、
議事日程
といたしましては、
農産物検査法
の一部を
改正
する
法律案
だけでございます。
農林委員長松浦東介
君が
報告
をされまして、共産党が
反対
でございます。
議事日程
はこれだけでありますが、
労働三法
が本日上るために、
労働三法
を緊急上程してもらいたいという
申出
があります。
労働三法
が上程になりました場合、
各派
の
修正案等
が出ておりますので、その
各派
の
修正案
についての
取扱い
をおきめ願いたいと思
つて
おります。大体ただいま
修正案
の出ておりますのは、小
会派
の出しております
共同修正案
と、
社会党
から出ておりまする
修正案
と、改進党から出ておる
修正案
があります。要するに、三派から各案についてそれぞれ
修正案
が出ておりますので、
修正案
が九件あるわけであります。従いまして、三案を一括して議題といたした場合に、各
修正案
の御
説明
は、その際に一括してお願いできますが、
採決
の場合に、これをどういうぐあいに
採決
するかということおきめ願いたいと思います。事務的に考えて一番簡明でいいのではないかと思いますのは、小
会派
の
修正
が一番遠うございますから、小
会派
の出しました
修正案
をまず第一に
採決
して、その次に
社会党
の出しました
修正案
が遠うございますから、これを
採決
願う。この際に、小
会派
が出しました
修正
と、それから
社会党
の出しました
修正
には
共通
の
部分
がございまして、その
共通
の
部分
は第一回目の
採決
で
決定
しておりますから、その
部分
を除きましてそれ以外の
修正
の
部分
を
採決
いたす。その次が改進党の
修正案
でございまして、それを
採決
いたします場合に、前の
修正案
の
部分
と
共通
の
部分
がございますから、これまたそれを除きまして
採決
をお願いする。そこで三案の
採決
が済みまして、それがもし否決になりますれば、残るものは
原案
でございますから、
最後
に
委員長報告
の
原案
につい一て御
採決
を願う。一案について四回の
採決
がございます。次に、他二案についおのおの
そういよう
に
採決
を願いますと、結局
採決
は全部で十二回になりますが、そういう
扱い
でお願いを申し上げたいと思います。
椎熊三郎
54
○
椎熊委員
十二回のうち
最後
の
原案
に対する
採決
だけは
記名投票
にして、他は
起立採決
でどうですか。
倉石忠雄
55
○
倉石委員
みんな
起立
でいいでし
よう
。
石田博英
56
○
石田委員長
ちよ
つと
懇談
に移します。 〔
速記中止
〕
石田博英
57
○
石田委員長
懇談
をとじます。 それでは
採決
の
方法
は、一番
最初
の
原案
の
採決
、つまり
労調法
の
原案
に対する
採決
だけ
記名投票
、
あと
は
起立採決
ということで御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石田博英
58
○
石田委員長
では、さ
よう
決定
いたします。
大池眞
59
○
大池事務総長
この三案は一括上程いたしまして、労働
委員長
の島田さんが
報告
をされ、
修正案
の趣旨弁明といたしましては、改進党の森山飲司君、
社会党
の前田種男君、
社会党
第二十三控室の青野武一君、この三人から逐次
修正案
の御
説明
を願いまして、これに対して
賛成
、
反対
の討論になるわけであります。ただいま出ておりますところでは、共産党から
反対
討論として柄澤登志子君、それから労農党から
反対
討論として中原健次君、社会民主党から小林君の通告があります。
倉石忠雄
60
○
倉石委員
自由党は、
賛成
討論に船越弘君が出ます。
大池眞
61
○
大池事務総長
そうすると、船越君が
最初
になります。
椎熊三郎
62
○
椎熊委員
改進党は、
石田一松
君が
反対
討論をいたします。
土井直作
63
○
土井委員
社会党
は、熊本虎三君が
反対
討論をいたします。
石田博英
64
○
石田委員長
そこで討論時間及び小
会派
の
発言
についてお諮りしたいと思いますが、
懇談
にいたします。 〔
速記中止
〕
石田博英
65
○
石田委員長
それでは、
お話
合いがついた
よう
でありますから、
懇談
をとじます。
委員長報告
並びに
修正案
の
説明
は、おのおの二十分ずつかかる
よう
であります。討論の時間は、全部十五分以内ということにいたしまして、小
会派
はお一人におまとめ願いたいと思います。これに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼び者あり〕
石田博英
66
○
石田委員長
さ
よう
決定
いたします。 なお、次回の本
会議
でありますが、
次会
は火曜日の定刻から開きます。
運営委員会
は、同日午前十一時に御参集を願いたいと思います。 ―――――――――――――
石田博英
67
○
石田委員長
次に、ヘルシンキのオリンピツク選手派遣費についてですが、費用がなかなか困難であるので、その呼び水の
意味
で、
国会議員
が醸金するということについてお諮りをいたします。これは寄付ですから、
反対
の方からはいただくわけには参りません。
賛成
の方から五百円ずついただくことにいたしたいと思いますが、いかがですか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石田博英
68
○
石田委員長
それでは御
反対
の方は、
事務総長
までお
申出
を願います。 次に、
椎熊
君から御
発言
があります。
椎熊三郎
69
○
椎熊委員
今までの
お話
と全然別個な問題ですが、議院内の運営上に関することで、とりきめをしておいてもらうと便利だと思
つて
、先般来運営
委員長
と下
相談
をしておきました。それは、
国会
開会中の
議員
食堂利用の件ですが、このごろ非常に
議員
食堂は込み合
つて
いて、
議員
以外の人等もあそこを利用しておる場合が間々あるのであります。これがまた
議員
としては当然そういうことも必要なことで、必ずしも禁止すべきでないのですが、ただ
議員
以外の外部の人を交えた宴会などに利用する場合、今までどこで
許可
していいかわからない
状態
であ
つた
のです。そこで運営
委員長
に届け出て、運営
委員長
が適当と認めたら
許可
する、不適当と思
つた
ら
許可
して相ならぬ、そういうふうに、運営
委員長
の判断で
許可
をきめるということにしておいてもらうと、われわれ使う場合に
責任
の所在が明白になるので、たいへんいいと思うのですが、御
賛成
を願いたいと思います。
石田博英
70
○
石田委員長
はなはだ迷惑な話だけれ
ども
、やはりある程度の整理の必要はございますので、それでは御了承を得るならば、私の
手元
で公平に整理をいたしたいと思います。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石田博英
71
○
石田委員長
なお、梨木君から御
発言
があります。
梨木作次郎
72
○
梨木委員
先ほど
議長
から、
登院
の問題について、
登院成績
の悪い人に対しては
氏名
を発表し、勧奨状を出すということが
決定
されたわけなんですが、この問題に関連して、本
会議
並びに
委員会
の定足の問題は、今後
議長
並びに
委員長
において厳重に励行してもらいたい。われわれがこの問題を提出した場合には、いついかなる場合にも取上げて、
国会法
並びに
衆議院規則
通り
実行とてもらいたいと思う。この点を特に
要望
しておきます。
石田博英
73
○
石田委員長
承りおきます。
田中織之進
74
○
田中
(織)
委員
本日
保留
になりました
一般職
の職員の地域給に関する問題その後両院の間の話が進んでおることはわれわれも
承知
しておりますけれ
ども
、できるだけ早く処理する
よう
に、大体次回の
運営委員会
あたりに目標をきめていただきたいと思うのです。
石田博英
75
○
石田委員長
わかりました。早くする
よう
にいたします。 本日の本
会議
の開会時刻は、労働
委員会
が上り次第ということにいたします。 本日はこれで散会いたします。 午後三時二十八分散会