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1952-01-22 第13回国会 衆議院 議院運営委員会 第7号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
二十七年一月二十二日(火曜日) 午前十一時五十一分
開議
出席委員
委員長
石田
博英君
理事
倉石 忠雄君
理事
福永
健司君
理事
椎熊
三郎
君
理事
土井
直作君 飯塚 定輔君 押谷 富三君 鹿野 彦吉君 菅家 喜六君 島田 末信君
高塩
三郎
君 田渕 光一君
橋本登美三郎
君
柳澤
義男君 小林
運美
君
長谷川
四郎君
委員外
の
出席者
議 長 林
讓治
君 副 議 長 岩本 信行君 議 員 今野 武雄君 議 員 高田 富之君 議 員 田中織之進君 議 員
小平
忠君 事 務 総 長
大池
眞君
衆議院参事
(
庶務部長
)
山崎
高君
裁判官彈劾裁判
所参事
池田
英雄君
裁判官訴追委員
会事務局長
野間
繁君
国立国会図書館
参事
武内時之助君 ――――――――――――― 本日の
会議
に付した
事件
昭和
二十七
年度
の本院、
国立国会図書館
、
裁判
官訴追委員会
及び
裁判官弾劾裁判所
の
予算
に関 する件
議員
の請暇に関する件 明日の本
会議
の
議事
に関する件 ―――――――――――――
石田博英
1
○
石田委員長
それではただいまより
議院運営委員会
を開会いたします。 本日御
協議
申し上げたい案件は、
昭和
二十七
年度
の
衆議院予算
、
裁判官訴追委員会予算
、
裁判官弾劾裁判所予算
、並びに
国立国会図書館
の
予算
について御
協議
願いまして、次に明日の本
会議
の
議事
について御
協議
をお願い申し上げたいと思います。
最初
に、各
予算
について
事務総長
の御
説明
を願います。
大池眞
2
○
大池事務総長
この前の十八日の議運の
あと
で、
庶務小委員会
をお開き願い、各派の
委員
の方に二十七
年度
の
衆議院予算
につきまして、
新規要求事項等
について御報告を申し上げ、御了承を得ました。二十七
年度
の
衆議院
の
予算
につきましては、
庶務小委員
の方が非常な御
努力
をしてくださいまして、
参議院
の
委員
の方々と御一緒に、
主計局長等
にも十分御
説明
を
願つた
次第でありますが、
国家財政
の
関係
から、
要求事項
全部はもちろん認められませんでしたけれども、おかげさまで、急を要するものの一部分の
要求
はいれていただいたのであります。つきましては御手元の表について概略を申し上げたいと思
つて
おります。 一番
最初
に
昭和
二十七
年度
衆議院予定経費要求書
というのをごらん願いたいと思います。ここに書いてあります
通り
、二十七
年度
の
要求総額
は十二億二千五百余万円になりまして、昨
年度
と比較いたしますと四百万円以上の
増加
に
なつ
ております。その
内容
について一応御
説明
申し上げますと、
国会
の
運営
に必要な
経費
十一億四千七百余万円、
衆議院営繕工事
に必要な
経費
七千余万円、
予備金
は従来
通り
七百万円で動きはございません。この全部を合せたものが、
衆議院合計
としてそこに出ております。その
内容
として、
上記金額
の
科目別内訳
を示すと下記の
通り
であるというところから御
説明
申し上げたいと思います。
議員歳費
は御承知の
通りベース
・
アップ
の
関係
で
議員歳費
が
増加
をいたしました結果、昨年のものにその
増加費用
を
盛つた
だけの
数字
であります。これは四千四百万円
余プラス
に
なつ
ておるわけであります。 次の
職員給與
の分につきましても、従来の
職員給與
の分に対しまして、
給與
の
ベース
・
アップ
の部分だけ
プラス
されまして三千七百万円
余プラス
になるわけであります。
特殊勤務手当
は、
速記授業
その他の
特殊勤務手当
、これは従来あ
つた
ものがこれに載
つて
おるのでありますが、従来よりも
渉外課
の
行政整理
によりまして
定員
を落さなければならない分がマイナスに
なつ
ておりまして、昨年よりも十二万四千円ばかりの
減額
に
なつ
ております。 それから
超過勤務手当
は、開会中大体三箇月の一番忙しいときが五十時間、前後の二箇月が三十時間、その他閉会中は十五時間という標準に基きまして、それを計上いたしたものであります。別に大差ないわけでありますが、
定員
の多少の
減員等
に基きまして、昨
年度
よりも八十八万一千円の減と
なつ
ております。
山崎高
3
○
山崎参事
これは
臨時国会
の分だけを除いたものであります。
大池眞
4
○
大池事務総長
これは
臨時国会
が昨年は数回ありまして、その
補正予算
で追加いたしましたものからその分だけがなくなりまして、
通常国会
だけが載
つて
おるわけであります。従いまして今後
臨時国会等
がありますれば、その都度
補正
をして、また補充をお願いしなければならないことに
なつ
ております。
議員通信手当
は、この前
庶務小委員会
でも御
説明
申しました
通り
、今回月額一万円になりましたので、これが三千四百万円ばかり
プラス
に
なつ
ております。 それから
議員秘書手当
でありますが、
議員秘書手当
は、この前の額は月一万三千五百円でありましたが、今度一万五千円にお願いすることに
なつ
ておりますために、そこに千五百円の
プラス
で、千四百万円
余増額
をいたしております。 次に
非常勤職員手当
でありますが、これは
行政監察委員会
の分その他
非常勤
の者の
予定
の報酬を載せてあるだけで、従来と
新規
の
関係
では何もございません。 次の
雑手当
も増減ございません。 次に
休職者給與
、これは今回新たに載
つた
ものでありますが、従来
休職
を命じてありました者には
給與
を払わなか
つた
のでありますが、今回から八割の額が払えることに
なつ
ておりますから、二十一人分の八割の
給與
を載せてあるわけであります。 次に
公務災害補償費
、
退官退職手当
、これは従来
通り
でかわ
つて
おりません。
速記生徒
の
手当
も前と同じであります。 次に諸
謝金
、それから
議員旅費
であります。
議員旅費
については、
各省
全部
旅費
に関して何ぼかの
減額
がありましたが、これは
減額
をいたしておりません。この四千五百万円ばかりの
減額
に相
なつ
ておりますのは、
臨時国会
の分がないためであります。次の
職員旅費
については、
各省並
の
減額
をいたしてあります。
委員等旅費
についても多少の
減額
をいたしてあるわけであります。
証人等旅費
もそうでございます。 次に
庁費
、
議案類印刷費
などは大した問題はございません。 公邸及び
土地借料
、
議会雑費
、
審査雑費
、
各所修繕費
、
会議費
、
立法資料調査委託費
その他は、大他従来
通り
で昨年の率によりまして、
新規増額
の分はございません。かわ
つて
おりません。ただ
数字
だけをこういうように書いておくということだけでございます。 その次の
衆議院施設費
、これは前に申し上げました
営繕工事費
の
内訳
でございます。一番
最初
の
衆議院議員宿舎
新
営費
、これも
庶務小委員
の方にいろいろ御心配願いましたのですが、大体二十五室分だけを
新規
に認められまして、二十五室を
鉄筋コンクリー
トのものでつくりたい、
鉄筋コンクリー
で三百坪ばかりのものをつくりたいというのが、ここに載
つて
おります三千余万円でございます。 次に
自動車置場新営費
であります。これは
自動車
がふえました
関係
で、四十七台分の
置場
をつくらなければなりませんので、これが約二日八十坪で、二千百万円余というものを認められたわけであります。その次に
傍聴人等休憩所
新
営費
でありますが、
傍聴人等
の
休憩所
が非常に狭くていろいろ困りますので、これを百坪ばかりふやしていただくために五百万円をいただいております。これも
新規
のものです。 その次に
統合電話交換所附属施設
その他新
営費
でありますが、これが四百万円、次の
衆議院敷地買収費
これが四十四万円でありますが、これは
運輸省
の
土地
を
有償
で
保管転換
を受ける場所がこの先の方にありまして、その分だけをとりあえず
有償保管
を受けておきませんと、よそに持
つて
行かれますので、四十四万円だけ
新規増額
に
なつ
ております。
椎熊三郎
5
○
椎熊委員
どこですか。
山崎高
6
○
山崎参事
旧
文部大臣官舎
と旧
海軍施設本部
の間にございます。1
大池眞
7
○
大池事務総長
これは元の
文部大臣
の
官舎
のあそこにありますものであります。 それから
各所
新
営及修繕費
でございますが、これは従来
通り衆議院
がいろいろ持
つて
おります分の
修繕費等
でございます。 大体ただいままでで一応
数字
を整理して申し上げたのでありますが、結局今回新しくふえました分は、
議員
の
通信手当
の
郵便料値上げ等
によりまして当然上らなければならぬ分と、
議員
の
秘書手当
が上りました分と、ただいま申し上げました
営繕関係
で、
宿舎
の二十五室分、
自動車置場
、
傍聴人
の
休憩所
を少しふやすこと、
運輸省
よりの
保管転換
、これ以外は、昨年の
予算
に対しまして、ペース・
アップ
した分だけの
既定率
を
プラス
して出したというだけで、
あと
は多少
各省並
の
減額
をいたして、全部合せてみますと、一番
最初
に申し上げましたように十二億二千五百六十八万九千円ということになります。昨
年度
の
予算
に比べますと、四百七万余円だけ多く
なつ
た、こういうことに
なつ
ております。ただ残念なのは、本
議場
の
冷房装置
を認めていただきたいと
思つたの
でありますが、相当な
費用
になりますので、これができなか
つた
のは残念であります。次回までにはお願いをいたしたいということに
なつ
ております。
椎熊三郎
8
○
椎熊委員
本
議場
の
冷房装置
はどのくらいかかるのですか。
山崎高
9
○
山崎参事
七千二百万円ばかりかかります。
椎熊三郎
10
○
椎熊委員
それを
大蔵省
が認めなか
つた
わけですか。
大池眞
11
○
大池事務総長
全部の額の
わく
がありますから、それを持
つて
来ると、ほかの方にまわらないというわけでがまんしてもらいたいというわけであります。
椎熊三郎
12
○
椎熊委員
それは
復活要求
をし
ようじ
やありませんか。七百万円くらい
国会
のために使
つた
つて
いいと思う。
大蔵大臣
を呼んで、
運営委員会
で交渉し
ようじ
やないですか。
田中織之進
13
○田中織之進君
職員
の
給與
で、三千七百万円ばかり前
年度
より
増加
しておりますが、
ベース
にするとどのくらいの
増額
になるわけですか。これは現在の
ベース
で、去年の
ベース
を基準とした
予算総額
よりこれだけふえるというわけですか。
大池眞
14
○
大池事務総長
そういうわけです。去年の分よりも、この間の十月からの
ベース
・
アップ
で額が上
つて
おります結果、この二億七千二百余万円というものは、三千七百万円ばかり
プラス
に
なつ
ておるわけであります。
田中織之進
15
○田中織之進君 二十六
年度
の最終の
ベース
で二十七
年度
の
給與
の
予算
を組んでおるというわけですか。本
年度
における物価の上昇とか、人事院が近く再勧告する新しい
ベース
・
アップ
の分とかは織り込まれていないわけですね
大池眞
16
○
大池事務総長
それは織り込んでいないわけです。
柳澤義男
17
○
柳澤委員
この中で、
議員滞在雑費
などはどこに入
つて
いるのですか。
大池眞
18
○
大池事務総長
それは
議員旅費
の七千三百余万円の中に、
応召旅費
、
滞在雑費等
が入
つて
おります。
柳澤義男
19
○
柳澤委員
これを見ますと、そういう細目がわからないのです。これは
事務総長
に対する希望ですが、今の御
説明
で省略されたものもある。すなわち旧来のものにつきましても、たとえば
雑手当
とか、あるいはまたほかの
旅費
にしても、大体
延べ人員幾ら
で、一人
あたり幾ら
に見積
つて
あるかということがわからないのです。われわれとすると、これから先一年間、たとえば出張などの問題があ
つて
、
旅費
の
関係
はどうとかいろいろの問題が起
つて
来るわけです。それで参考にする場合が起
つて
来るので、これはやはり
とつ
ておかなくちやいけないものなのです。その際今の御
説明
の
程度
では、またあなたのところに
行つて
詳しく聞いてからでないと、
内容
がわからないということがありますので、今後の問題もありますから、私としては備考をできるだけ詳しくつけてもらわなければ、
予算要求
の
意味
がはつきりしないので、詳しくつけていただくようにお願いしたい。
福永健司
20
○
福永
(健)
委員
それは
予算書
には全部詳しく出るわけです。
柳澤義男
21
○
柳澤委員
それはもちろんわかりますが、この
委員会
で審議する場合にも、これを詳しく書いてもらいたい。
大池眞
22
○
大池事務総長
ここで詳しくわかるようにしたいという御趣旨は、よくわかりました。
小平忠
23
○
小平忠
君
自動車
を本年は十人に一台、さらに明年は五人に一台ということを聞いておりますが、それは
予算
に現われておりますか。
大池眞
24
○
大池事務総長
そういうことは別にございません。十人に対して一台ずつの分だけを、この前
予算
に
とつ
ていただきまして、それは本
年度
中に差上げるように
努力
をしてお
つた
わけであります。割当の
輸入自動車
が参りませんために、少し遅れて御迷惑をかけておりますが、それをさらに五人に一台にするということはまだきま
つて
もおりませんし、そういう御
要求
も受けておりませんので、
大蔵省
の方にもその案は出してございません。
小平忠
25
○
小平忠
君
明年度
の
予算
には考えていないということですね。
大池眞
26
○
大池事務総長
考えておりません。
椎熊三郎
27
○
椎熊委員
参議院
などでは、全部買
つて
しま
つた
というようなことを聞くのですが、その
通り
ですか。
大池眞
28
○
大池事務総長
参議院
は今度買いましたが、それは古いもので、向うは
委員
の数が少いし、絶対数はないということです。
田中織之進
29
○田中織之進君 台数をふやしてもらうようなことについては、
庶務小委員会
では
議論
にならなか
つた
のですか。
土井直作
30
○
土井委員
この間
庶務小委員会
を開いて、まだ十人に一台もないのだから、五人に一台というようなことは、また
あと
でや
つた
らどうかということで……。
石田博英
31
○
石田委員長
それではほかに御
質疑
ございませんか。――御
質疑
がなければ、これを承認するに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石田博英
32
○
石田委員長
御
異議
がありませんから、さように決定いたします。 ―――――――――――――
石田博英
33
○
石田委員長
次に
裁判官訴追委員会
の
予算
について御
協議
を願います。
野間繁
34
○
野間裁判官訴追委員会事務局長
私は
裁判官訴追委員会
の
事務局長
の
野間
でございます。
昭和
二十七
年度
裁判官訴追委員会予定経費要求書
としてお手元にお配りしてありますものについて、御
説明
申し上げます。
昭和
二十七
年度
裁判官訴追委員会予定経費要求額
は七百二十二万三千円でございます。これを前
年度
の
予算額
七百九十三万四千円に比較いたしますると、七十万一千円の
減少
に相
なつ
ておるのであります。この
経費
は、
日本国憲法
、
国会法
、及び
裁判官弾劾法
の
規定
によりまして、
裁判官罷免
の
訴追
を行うために必要な
訴追委員
の
職務雑費
、
調査旅費
及び
事務局職員
――これは十二名でございますが、その
人件費
、
事務費
及び
調査旅費
などでございまして、
科目別金額
を示しますと、次の
通り
でございます。
職員給與
が二百四十八万四千円、
超過勤務手当
が十二万四千円、
職員旅費
が三十六万九千円、
委員等旅費
が七十五万円、
証人等旅費
が六万八千円、
庁費
が九十万四千円、
職務雑費
が二百三十八万五千円、
会議費
が十三万九千円、以上でございます。
石田博英
35
○
石田委員長
何か御
質疑
がございますか。
高塩三郎
36
○
高塩委員
これが
減つた理由
についで御
説明
が願いたい。
野間繁
37
○
野間裁判官訴追委員会事務局長
これは、
自動車
を昨年は一台買いましたのでそれだけふえておりましたが、今年はそれがなくなりましたのでございません。それを除きますと、全体としては多少増に
なつ
ておるのでございます。
長谷川四郎
38
○
長谷川委員
これは十二名の
職員
に対して二百四十八万四千円の
給與
でございますか。
野間繁
39
○
野間裁判官訴追委員会事務局長
さようでございます。
石田博英
40
○
石田委員長
それではこの件は承認するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石田博英
41
○
石田委員長
御
異議
がありませんから、さように決定いたします。 ―――――――――――――
石田博英
42
○
石田委員長
次に
裁判官弾劾裁判所予算
を議題にいたします。
池田英雄
43
○
池田裁判官弾劾裁判所参事
裁判官弾劾裁判所
にかかります
昭和
二十七
年度
予定経費要求書
につきまして御
説明
申し上げます。
昭和
二十七
年度
裁判官弾劾裁判所
の
予定経費
の
要求総額
は五百三十四万八千円でございます。これを前度の
予算額
六百七十九万九千円に比較いたしますると、百四十五万一千円を
減少
いたしております。その
内容
は、
日本国憲法
、
国会法
及び
裁判官弾劾法
の
規定
により、
裁判官
の
弾劾裁判
を行うため必要な
裁判員
の
職務雑費
、
調査旅費
並びに
事務局
の
人件費
、
事務費
及び
調査旅費等
でございます。 次にこの五百三十四万八千円の
総額
の
内訳
を申し上げます。
職員給與
といたしまして二百四十七万二千円、この
人員
は昨年と同様でございます。次に
超過勤務手当
が十二万四千円、諸
謝金
が四万五千円、
職員旅費
が三十万九千円、
委員等旅費
が十四万三千円、
証人等旅費
が十八万九千円、
庁費
が八十八万六千円、
職務雑費
が百四万一千円、
会議費
が十三万九千円、以上のように
なつ
ております。しかして
減少額
の主要なるものは、
訴追委員会
と同様、
自動車
の構入費が除いてございますが、主としてそれによるものであります。そのほか
一般
の節約による
経費
の
減少
でございます。以上で御
説明
を終ります。
椎熊三郎
44
○
椎熊委員
弾劾裁判所
は、設置以来一件も
事件
があ
つた
ことがないと聞いておるのですが、そうすると、本
年度
の
予算
などは
事務費
、
証人旅費
その他
職務雑費等
において、相当の余りが出て来るだろうと想像するのですが、そうは行かないですか。
池田英雄
45
○
池田裁判官弾劾裁判所参事
御
説明
申し上げます。
開設
以来取扱いました件数は二件でございまして、昨年は一件もなか
つた
わけでございますが、この
経費
の
要求
は、一応
事件
が幾件かあるという想定のもとに組みました
経費
でございまして、
年度
間におきまして
事件がかり
になか
つた
といたしますれば、それに伴う
経費
は当然
剰余金
として余るわけであります。これは
規定
によりまして、
不用額
として返還することに相なります。
椎熊三郎
46
○
椎熊委員
前
年度
はどのくらい余
つて
おりますか。
池田英雄
47
○
池田裁判官弾劾裁判所参事
二十五
年度
は、六十万円近く
不用額
が出たと思
つて
おります。
椎熊三郎
48
○
椎熊委員
何も用がないのに、それでは使い過ぎるようにも思うのですが、何ら
事件
がなくてそれだけかかるのですか。
給與
はしかたがないとしても、
委員旅費
もなし、
証人旅費
もなし、
職務雑費
もいらないわけです。それで五十何万円しか余らないようなことでは、
むだ使い
をしておるような感じを與えるのですが……。
池田英雄
49
○
池田裁判官弾劾裁判所参事
職務雑費
は、本
年度
におきましては百四万一千円でございますが、これは
手当
の日額の
増加
によりまして、かような多額のものに
なつ
ておるのでございます。二十五
年度
におきましては、たしか現在の三分の一以下の額と心得ております。従いまして
職務雑費
も三十万円
程度
、
委員旅費
、
証人旅費
、こうい
つた
経費
につきましても、これよりもはるかに
減少
された
経費
で算出されておるわけでございまして、直接
事件
に関する
経費
といたしましては、大体二十五
年度
においては六十万円
程度
が、純粋に
事件
の
関係経費
の
不用額
として出ておると心得ております。
椎熊三郎
50
○
椎熊委員
私の言うのはこういう
意味
です。私は
弾劾裁判所
の
委員
なんです。ところが何も
仕事
がないのです。何も
仕事
がないのに、
予算面
だけはこういうように出ておる。これはそうしないで、
開設
以来そんなに
事件
がないし、ないことが望ましいくらいの
委員会
ですから、こういう
厖大
な
予算
を組まずに、もし
事件
があ
つた
ら、
国会
の
予備費
か何かで補填するような
予算
の
組み方
にしたらどうか。
一般
に
要求
する
予算
として、何もないのにあることを予想して――何件予想したか知らぬけれども、
厖大
な
予算
を
要求
しておることはおかしい。こういう考え方なんです
自動車
でも買わなければ、百何十万円余
つて
おると思うのです。二十五
年度
予算
はもう
決算
としてできておると思うが、われわれ
国会
において
大蔵省
をあれほどいじめ抜いて、
経費
についてやかましく言
つて
おるのに、
国会関係等
の
予算
にこういうずさんなものがあ
つた
のでは、
議員
としても体裁が悪い。その点、きように
至つて
はこのことは申し上げませんが、この
予算
の
組み方
については、将来非常に考慮を要する点があると私は思う。
土井直作
51
○
土井委員
今
椎熊
君から非常に寛大な考え方できように
至つて
はこの
予算
について言わないというような御言葉がありましたが、われわれはきよう
予算
を審議しておるので実際の
予算
がどう
なつ
ておるかということは十分に考えなければならない。たとえば今お聞きすると、昨
年度
などは
事件
が一件もないということである。一件もないのに
超過勤務手当
は
とつ
ておるのですか。これは
既定
の
費用
として、
超過勤務
をしなくても、
仕事
がなくても
超過勤務手当
などはとるのですか。
池田英雄
52
○
池田裁判官弾劾裁判所参事
超過勤務手当
につきましては、
一般各省並み
に、
最少限
のところを
規定
することは、
大蔵省
でも盛り込んでおります。
椎熊三郎
53
○
椎熊委員
実際二十五
年度
の
決算
を見なければわからぬのですが、
超過勤務手当
などは受取
つて
おらぬでしようね。受取
つて
おるとすればおかしい。
仕事
がないのに
超過勤務
をとるわけがない。
土井直作
54
○
土井委員
今の問題は、受取
つて
おるというよりも、
仕事
がないのだから、
超過勤務
があるはずがない。
仕事
の
内容
から見て、実際に一件もなければ、特に
超過勤務
をしなければならない事態は起きていないのではないですか。
池田英雄
55
○
池田裁判官弾劾裁判所参事
御
説明
申し上げます。直接の
仕事
でなしに、それに付随いたしまして、あるいはそれの予備的な
事務
といたしまして、
弾劾裁判所
の当然の任務があるわけでございます。たとえば
弾劾裁判制度
の
研究
であるとか、あるいは
外国図書
の
翻訳研究
であるとかいうことを常時いたしておりまして、
事件
が参
つた
ときに遺漏のないように十分盡しておるつもりでございます。それに従いまして僅少な
人員
でございますので、時によりましては
事務
の都合で、多少
超過勤務
をいたさせておるわけでございます。
土井直作
56
○
土井委員
実際上の問題としては、
超過勤務
は
各省並
に出しておるということは、端的に言えば、官庁の
経費
の一つの
アプレ傾向
だと思う。むしろこれは
給與ベース
の中に包含されるべきものである。それで
各省
で
超過勤務手当
というものが一人について
幾ら
という
予算
がきま
つて
おるからそういうふうにしておるかしらないが同時に
超過勤務
をしなくても、したような形で
費用
をとる。こういう形が実際に行われておると思う。これは小さなことを言うようだけれども、要するに国費を濫費するという形に
なつ
ております。今の御
説明
のように、要するに
弾劾
に関する
ケース
というものは個々まちまちな
ケース
であ
つて
、一定の
わく
内で問題を処理することはそれぞれ条件が違
つて
おるのではないかと思うし
外国
の文献とかその他を
研究
するということも必要であるには相違ないかもしれないが、来るべき
事件
というものを想定して問題を論議することはないじやないかと思う。そういうことでオーバー・タイムをしなければ
研究
できないという問題はないと思う。
仕事
が全然ないのだから、ないところでわざわざ
超過勤務手当
をとれるかどうか知らぬけれども、とることはちよつと不自然だと思う。むしろこれは
給與ベース
の中にこういうものを包含されて
行つて
いいのではないかと思うのです。その点はどうですか。
椎熊三郎
57
○
椎熊委員
関連して……、今に
なつてこ
の
予算
について何言わぬと私が
言つたの
は、二十五
年度
の
決算書
が
国会
に出る次の
国会
を待たなければ、この
議論
はほんとうはできないと思う。私は幸か不幸かその
委員
であるからそのことが予想し得るので、この
予算
もずさんじやないかという警告を発しただけなんです。この
予算
を今認めなければならぬということは、いつ何どき
事件
が起きないとも限らぬし、
年度
末までに
事件
が起きないとも限らぬから、
予算
は
予算
として組んでおくが、次の
国会
で
決算
を見たときに、今までの
予算
がずさんであ
つた
ということは証明することができると思う。そういうことを基礎に置いて、来
年度
の
予算
の編成をするときには、もつと厳密な
予算
を組まなければならぬ。
超過勤務手当
を一応は載せておくべきであるが、私が去年は
超過勤務手当
をと
つた
人はないでしようねと聞いたのは、非常に含蓄のあることなんです。その辺は十分考慮してや
つて
もらわぬと、むだに金が使われておるということを
国会自体
としてや
つて
おることは、
大蔵省全般
の
予算
について、われわれが文句を言えないことになるので、そういう
意味
から言
つて
おるわけであります。
石田博英
58
○
石田委員長
ただいま
椎熊
君から非密に適切な御発言がありましたが、大体
弾劾裁判所
という制度が現存しておりますし、
事件
の予測ということも考えなければなりませんから、
椎熊
君の御発言の御趣旨のような
意味
におきまして、この
経費
要求
は承認いたしたらどうかと思いますが……。
土井直作
59
○
土井委員
今、
椎熊
君の言
つた
超過勤務手当
というのは、昨
年度
においては
とつ
ていないだろうということについて、適切な回答がなか
つた
んだが、これを明確にしてもらえませんか。
椎熊三郎
60
○
椎熊委員
それは翻訳等で、
超過勤務
したということだから……。
土井直作
61
○
土井委員
何か翻訳その他でや
つた
というふうに承
つて
いいですね。
池田英雄
62
○
池田裁判官弾劾裁判所参事
その
通り
です。なお御趣旨に沿うように、今後十分
努力
いたします。
石田博英
63
○
石田委員長
それでは、そういうことでこれを承認するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石田博英
64
○
石田委員長
御
異議
がありませんから、さように決定いたします。 ―――――――――――――
石田博英
65
○
石田委員長
次に
国会
図書館の
予算
を議題に供します。どなたか御
説明
願います。
武内時之助
66
○武内
国立国会図書館
参事
昭和
二十七
年度
会所管
国立国会図書館
の
予定経費
要求
額は二億九千百二十六万二千円でございまして、前
年度
の
予算額
二億一千四百四十三万四千円に比べますと、七千六百八十二万八千円の
増加
でございます。これは事項ごとに申し上げますと、まず
国立国会図書館
の管理
運営
に必要な
経費
、これは
国会
に対する奉仕、それから行政及び司法各部門に対する奉仕、
一般
国民に対する図書館の奉仕、それから国際図書交換に要する
経費
及び
人件費
、こういうものでございまして、一億七千百五万六千円に
なつ
ております。それから
人員
は四百四十九名、ほかに九名分を二箇月分計上してございます。これは
行政整理
の
関係
でございます。 次に参りまして、
国立国会図書館
支部上野図書館の管理
運営
に必要な
経費
、これが三千七百九十五万六千円、
人員
百十七名、ほかに二箇月分三名ございます。これの
人件費
、物件費及び図書購入費等でございます。 次に参りまして、
国立国会図書館
の施設費でございますが、営繕工事に必要な
経費
が八千二百二十五万円に
なつ
おります。これは
国立国会図書館
庁舎の敷地買収費と
国立国会図書館
三宅坂分室に書庫を新営いたします
経費
、
国立国会図書館
支部上野図書館の書庫の新営に必要な
経費
でございます。以上合計いたしまして、二億九千百二十六万二千円であります。
人員
は五百六十六名、ほかに十二名二箇月分を計上してございます。 これを科目別に申し上げますと、
職員給與
、これが一億七百五十五万六千円、
超過勤務手当
が八百六十五万六千円、
非常勤職員手当
が十二万円、
休職
者給が百十一万円、
公務災害補償費
が十四万八千円、退官、退職
手当
が百五十一万二千円、諸
謝金
が五十六万五千円、
職員旅費
が百七十二万七千円、
庁費
が三千七百五十八万九千円……。
石田博英
67
○
石田委員長
朗読はけつこうです。御
説明
だけお願いいたします。
武内時之助
68
○武内
国立国会図書館
参事
大体におきまして、
明年度
の事業費は本
年度
の事業費の九五%ということに
なつ
ております。図書費のごときは、二割方
増加
をされております。三宅坂に建てます書庫は、坪数が二百坪でございます。上野に建ちます書庫は三百坪ということに
なつ
ております。以上御
説明
申し上げます。
石田博英
69
○
石田委員長
御
質疑
がありますか。
椎熊三郎
70
○
椎熊委員
三宅坂のはいつできますか。
武内時之助
71
○武内
国立国会図書館
参事
明年度
できます。
椎熊三郎
72
○
椎熊委員
つまり今年中にでき上るのですか。
武内時之助
73
○武内
国立国会図書館
参事
ただいま
事務
室のために百六坪の建設をいたしております。本年中に完成いたす
予定
であります。
椎熊三郎
74
○
椎熊委員
現在
国会
の四階に来ておるのは、何人来ておりますか。
武内時之助
75
○武内
国立国会図書館
参事
十人ほど米ております。
椎熊三郎
76
○
椎熊委員
これをやめさせることになると、
国会
議員
が
国会
図書館を利用するのに非常に不便を感ずるので、なるべく從来の四階で事足りるようにしてもらいたい。これは金森さんにも再再
要求
してあるが、
国会
の四階に優秀な
職員
を充実しておいて、何でもあそこに行けば本部と連絡して、間に合うようにしてもらわぬと、われわれの能率が上らない。三宅坂の図書館ができるまで、四階の方も充実してもらいたいと思います。
土井直作
77
○
土井委員
大体今までの成績は、
国会
図書館について、
議員
の諸君はどういうぐあいに利用しておりますか。
武内時之助
78
○武内
国立国会図書館
参事
読書をいたします方は割合に少ないようでございますが、但しこれは
議員
の方々が参考になる事項の調査を命じてくださるならば、私の方ではこれに対して調査いたすことに
なつ
ております。これは最近非常にふえまして、昨
年度
は一年を通じて三百五十件から四百件ぐらいでございましたのが、昨年の十一月は急に百十三件もござ心まして、この分で参りますと、千二百件ぐらいになるのではないかと思います。これが非常にふえますことは、私どもとして非常に望ましいことと思
つて
おります。
土井直作
79
○
土井委員
たとえば、
議員
の方から電話で依頼するとか、あるいは手紙でそういうことを頼んだ場合、受付けてや
つて
くれますか。
武内時之助
80
○武内
国立国会図書館
参事
や
つて
おります。それから
一般
に対するそういう質問なども、非常に多く参りまして、十一月は約五百件ございました。
飯塚定輔
81
○飯塚
委員
項目の第六ですが、諸
謝金
というのはどういうものですか。五十六万五千円とありますのは……。
武内時之助
82
○武内
国立国会図書館
参事
これは図書評価
委員会
、マイクロ写真
委員会
、納本代償
委員会
とか幾つかの
委員会
がございまして、この
委員会
には民間の方々が入
つて
おります。そういう方々に対する
謝金
を計上しております。
大池眞
83
○
大池事務総長
ちよつと附加して御
説明
申し上げておきます。一番最後の項の
国立国会図書館
施設費の一番
最初
の
国立国会図書館
庁舎敷地買収費二千万円、これは本館を建てるために買収をしておく
土地
の
費用
でありまして、
庶務小委員会
等でいろいろ御奔走願いまして、図書館の方の御
要求
金額だけは、急には参りませんでしたが、ここに頭を二千万円だけ出して、買収費を今度新たに認められた。これだけが新たに載
つて
おるものであります。
柳澤義男
84
○
柳澤委員
今の
事務総長
の
説明
ですが、その場所は今きま
つて
おるわけじやありませんか。
大池眞
85
○
大池事務総長
どこというわけではございません。
柳澤義男
86
○
柳澤委員
場所はあらかじめきま
つて
おらぬけれども、毎年
幾ら
かずつ積んでおくというわけですね。
大池眞
87
○
大池事務総長
大体は三宅坂を中心にやらなければなりませんが、民間の
土地
がありまして、それをどうしても買収しなければならなぬものがありますから……。
柳澤義男
88
○
柳澤委員
つまりこれは積んで、ためておくという
予算
ですね。
大池眞
89
○
大池事務総長
そうじやございませんが、大体
土地
だけは少しずつでも、手をつけて参りたいということであります。これについては来
年度
も御奔走を願いまして、またお願いしたいと思います。
小平忠
90
○
小平忠
君 上野図書館の書庫を三百坪新営しなければならないという理由について、御
説明
願いたい。
武内時之助
91
○武内
国立国会図書館
参事
今の図書館は九十万冊ぐらいの本を持
つて
おりますが、書架の上に載
つて
おるのは半分ぐらいで、その他の半分は積み重
なつ
てあるという、非常に残念な状態におかれております。そこで書庫をどうしても建てて、これを保管いたさなければならぬ必要に追られております。実はもつとたくさん建てていただきたいのでございますが、このくらいでがまんをしたいというので、三百坪ということに
なつ
ております。
石田博英
92
○
石田委員長
他に御発言はありませんか――それではこの案件は、承認するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石田博英
93
○
石田委員長
それではさように決定いたします。御苦労さまでした。 ―――――――――――――
石田博英
94
○
石田委員長
次に明日の本
会議
の
議事
の点について、御
協議
申し上げます。これは大よそ決定いたしておるのでございますが、進行の都合上、各質問者の御氏名並びに大体の時間等が判明をいたしておりますならば、承
つて
おきたいと存じます。民主党いかがですか。
椎熊三郎
95
○
椎熊委員
民主党は、第一陣は苫米地義三君、持時間九十分のうち、約半分の
予定
です。
大池眞
96
○
大池事務総長
今苫米地さんと水谷さんだけ申出があります。
椎熊三郎
97
○
椎熊委員
まだ二陣はきま
つて
おりません。
土井直作
98
○
土井委員
私の方は水谷君だけはきま
つて
おります。大体の時間は四十分ぐらい。
石田博英
99
○
石田委員長
共産党はいかがですか
今野武雄
100
○今野武雄君 私の方は梨木君と山口君。
石田博英
101
○
石田委員長
梨木君が先ですね。
今野武雄
102
○今野武雄君 梨木君が先で、およそ二十五分間、山口君が二十分間の
予定
です。
長谷川四郎
103
○
長谷川委員
民主党の第二陣は
椎熊
君です。
石田博英
104
○
石田委員長
小会派の方は……。
田中織之進
105
○田中織之進君 実は、この間は農協党と労農しか出ておりませんので、社民その他第三倶楽部と連絡しておりませんが、私の方では大体猪俣浩三君に
なつ
ております。
小平忠
106
○
小平忠
君 まだきま
つて
おりませんから……。
石田博英
107
○
石田委員長
それではこの間のお打合せの
通り
、二十五日は民、社、共、小会派四人や
つて
いただくことに
なつ
ておりますが、ただいまの御発言の時間をとりますと、四十五分、四十分、二十五分、猪俣君が三十分くらい…。
長谷川四郎
108
○
長谷川委員
猪俣君がやるかどうかまだわからないというのですから…。
石田博英
109
○
石田委員長
それはわかりませんが、とにかく三十分くらいですね。そうしますと何分になりますか。
大池眞
110
○
大池事務総長
二時間二十分ですね。
石田博英
111
○
石田委員長
それではただいまのお申出
通り
といたしますと、二十五日の質問者は苫米地義三君、水谷長
三郎
君、梨木作次郎君、小会派は大体猪俣浩三君、質問時間の総計は二時間二十分
程度
になります。 それでは二十六日の質問についてお申出を願います。
椎熊
君は何分ですか。
長谷川四郎
112
○
長谷川委員
四十五分。
石田博英
113
○
石田委員長
社会党は。
土井直作
114
○
土井委員
社会党は三十分、人はまだきま
つて
おりません。
石田博英
115
○
石田委員長
そうすると共産党は山口君で二十分、小会派が残り三十分、人選はまだきま
つて
いない。そうすると時間は二時間と五分ということになります。 ―――――――――――――
石田博英
116
○
石田委員長
なお植原悦二郎君と勝間田清一君から請暇願が出ておりますので、それについて御
協議
願いたいと思います。 これを許可するに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石田博英
117
○
石田委員長
それでは許可することに決定いたします。 ―――――――――――――
大池眞
118
○
大池事務総長
ちよつと簡単なことを御報告申し上げておきます。前
議員
の野村嘉六君が一月十七日におなくなりになりまして、十九日の十一時に葬儀があ
つた
わけであります。
衆議院
の方で御通知をいただきましたのが十九日の十時ごろで、その日の十一時から十二時までの間に葬儀がある、こういうことでございました。従
つて
非常に忙しいものでございましたから、各派に事前に御通知を申し上げて御了承を得る時間がなか
つた
のであります。永年在職で表彰をされた
議員
でありますので、先例によりまして、
衆議院
の弔詞を贈呈いたしておきました。これはずつと前からの例に
なつ
ておりましてその弔詞の
内容
は、
衆議院
ハ多年憲政ノ為二盡瘁シ特ニ院議を以テ其ノ功労ヲ顕彰セラレタル従四位勲二等野村嘉六君ノ長逝ヲ哀悼シ恭シク弔詞ヲ呈スというのであります。これはあらかじめ皆様の方に通知をする時間がありませんので、十時に御通知をいただき、十一時までにお届けしなければならぬという事情でありましたので、さようにいたしました。それから議長からの花輪等も、先例によりましてお供えしておきました。御了承を願います。
土井直作
119
○
土井委員
これは永年勤続者でないとやらないのですね。
大池眞
120
○
大池事務総長
永年勤続者と前議長前副議長で、それ以外の方は、
委員会
等で御承認を得た分は別でございます。
石田博英
121
○
石田委員長
それでは明日は別に正式に議題にいたすこともございませんので
議院運営委員会
を開く必要はないと思います。もし必要があ
つた
ときには、お集まり願うことにします。本
会議
は定刻一時から開会をすることにお願いいたします。 それでは本日はこれにて散会いたします 午後零時四十八分散会