○
土井委員 先ほど私の方からも申し上げておりましたように、事
外交問題、ことに
日本の浮沈に関するような大きな問題につきましては、私は特に
議員の方から
緊急質問という
形式で出なくても、
総理大臣みずから進んで
国会にその
内容を御
報告願うというくらいの
積極性があ
つていいのじやないか、
国民に対して親切があ
つてしかるべきじやないかと考えておる。ところがどうもこういう問題に関することになると、えてしてこれを回避する、言いかえますれば秘密
外交的な
考え方あるいは行動をされるということは、まことにこれは遺憾なことであります。前の
平和條約並びに
安保條約の問題、ことに
安保條約の中の
行政協定等の問題につきましても、事実上どの
程度であつたかわからぬが、
総理はこれに対して十分な、ことに親切な
答弁というものはほとんどなかつた。これは将来の
運営において非常に遺憾なことでありますので、私はやはりこの際
総理が
所労のために出られないというならば、ただいま
椎熊君が言うように、月曜日に本
会議を開いて、そうして
総理みずから進んで
答弁の衝に当る、あるいは
報告をしていただくということが必要だと、かように考えております。
従つて十七日に本
会議を開くということに賛意を表します。