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1952-07-05 第13回国会 衆議院 運輸委員会 第51号
公式Web版
会議録情報
0
昭和二十七年七月五日(土曜日) 午前十時二十九分
開議
出席委員
委員長
岡村利右衞門
君
理事
黒澤富次郎
君
理事
滿尾
君亮君
理事
山崎 岩男君 稻田 直道君
大澤嘉平治
君
岡田
五郎君 尾崎 末吉君
片岡伊三郎
君 關谷 勝利君
玉置
信一君 坪内 八郎君 畠山 鶴吉君 江崎 一治君
出席政府委員
運 輸 技 官 (
港湾局長
)
黒田
靜夫君
委員外
の
出席者
専 門 員 岩村 勝君 専 門 員 堤 正威君 七月四日
委員山本猛夫
君辞任につき、その補欠として東 井三代次君が議長の指名で
委員
に選任された。 —
——
——
——
——
——
——
本日の
会議
に付した事件
港湾行政
に関する件
委員派遣
に関する件 —
——
——
——
——
——
——
岡村利右衞門
1
○
岡村委員長
これより
会議
を開きます。 この際お諮りいたします。
自然休会
中におきまして
委員派遣
を実施し、
国政調査
を行いたいと存じますが、その取扱いにつきましては
委員長
に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
岡村利右衞門
2
○
岡村委員長
異議
なければさよう
決定
いたします。 ちよつと
速記
をとめて。 〔
速記中止
〕
岡村利右衞門
3
○
岡村委員長
速記
を始めて。
玉置委員
より
港湾事情
につき質疑の通告がありますので、これを許します。
玉置
君。
玉置信一
4
○
玉置
(信)
委員
私はこの場合、
港湾行政
について
黒田港湾局長
にお伺いをいたしておきたい点があるのであります。それは本州、
九州地区
における
港湾予算編成
あるいは
計画等
について、以下申し上げることについては
関係
がないであろうと思いますが、
北海道
の
港湾施設
の
予算化
について、これを政治的の具に供し、とやかく流布されておるという奇怪千万なことを聞き及んでおるのであります。私はこの問題はおそらくためにせんがためのものであろうと想像いたしておるのでありますが、同時に私
ども日
ころ
港湾行政
をながめて、当の
黒田港湾局長
がその
手腕力量
に卓越せる点、また大局より公正な判断のもとに企画し立案されておられるところから、人格的にも尊敬いたしておる
黒田局長
のもとにおいて行われる
港湾行政
であるがゆえに、絶対
信頼感
を持
つて
、今日までいろいろと御協力を申し上げ、かつお骨折りをお願いして参
つて
おるわけでありますが、さいぜん申し上げましたように、特に私の
管内
における
港湾
の
施設
、
予算化
の面において、大体私
ども
事務的にも信頼し得られる
決定
の面に対して、これが政治的に左右されたということを聞くことは、はなはだ納得ができないので、これから順を追うて
お尋ね
をいたしたいと思うのであります。
一般
と申しますか、国全体の
港湾費用等
につきましては、私から申し上げるまでもなく、
運輸省港湾局
において
調査企画
いたし、これによ
つて安本
との
事務的折衝
を経て
予算化
されおり、これまた当然のことでありますが、
北海道
におきましては御
承知
のように、
北海道開発法
に基きまして
各省
の
——
たとえば
運輸
、農林、
建設
、その他の
各省所管事業
は、一応
北海道開発庁
にこれをこれをとりまとめ、総合勘案して
企画立案
したものを
北海道開発審議会
に諮り、その議を経てこれを
予算化
し、つまり
国会
を通過し、獲得した額を
各省
に移しがえをして、実行に移しておるのが現状でございます。そこで二十七
年度
の
港湾施設
は、
開発庁
において当初
企画立案
したものは、五箇年
計画
で、
重要港湾
と
地方港湾
を含めて三十六港でありました。これには
継続事業
と
新規事業等
を含めて、こうした
計画
を立てたわけでございます。私実は
北海道開発審議会
の
委員
をしておりまして、二十七
年度
計画
の当初は、前段申し上げましたような五箇年
計画
、三十六港を
目標
として進んだわけであります。この間
運輸省港湾局
の
計画課
においても
調査企画
をされておること勿論であります。
従つて開発庁
においては、
運輸省
の
事務当局
、
安本
の
事務当局
と常に緊密な
連絡
をとり、他面
大蔵省事務当局
の意向をも参酌しながら、
総合検討
の上、
企画立案
をし、これで万全であるということで初めて
予算化
をするのでありますが、当時の
目標
は、先に申しました三十六港を説明申しますと、
重要港湾
、
地方港湾
をあわせて申し上げますが、凾館、小樽、室蘭、釧路、留萌、稚内、網走、岩内、紋別、森、江差、瀬棚、浦河、苫小牧・霧多布、花咲、増毛、羽幌、焼尻、枝幸、鴛泊、香深、松前、幌泉、広尾、
椴法華
、
奥尻
、
天塩
、
鬼脇
、
船泊
、
沓形
、
天売
、
宗谷
、
石狩
、
余市
、
根室
、こうした三十六港を
目標
として、
予算
の面においては十九億を当初予定いたしてお
つたの
であります。ところがこの中におきまして、いわゆる
運輸省事務当局
、
安本事務当局
、
開発庁事務当局
の三者が常に
連絡調整
をはか
つて
いろいろ検討し、
努力
をしてくれたのであ
つた
が、
予算
の面において御
承知
のようにその後十三億となり、十二億あるいは六億とだんだん減りまして、
最後
の線には五億余ということに相な
つた
わけでありますが、単に
予算
の圧縮のみならず、その
地理的状況
あるいは港の
利用度
の点その他を勘案されまして、そのうち
沓形
、
天売
、
宗谷
、
石狩
、
余市
、
根室
、六港が一応二十七
年度
の線からはずれることにな
つた
わけでございます。
沓形
に対しては
要望
をいたし、
開発庁
及び
運輸省当局
において相当考慮されておられたのですが、
沓形
は
災害費
をも
つて
現に
継続事業
を実施しておる
関係
上、これは時期を見てやろうということになり、また
天売
のごときも強い
要望
があり、これまた
運輸省
あるいは
開発庁当局
においても相当真剣に考えておられたようでありますが、これも
農林省所管
の第四種漁港というような
うわさ
も飛びまして、またその他
予算等
も勘案されて、これは翌
年度
まで見送ろう。
宗谷
はまたその規模が非常に大きいので、これも緊要ではあるが、漸次これを取上げて行きたいから、今はがまんしてもらいたいというようなことで、その他
根室
、
石狩
、
余市
の三港も、それぞれの
事情
でやむ得ずこれを延ばすことに相な
つたの
がその経緯でありまして、このことは
黒田局長
からも直接お聞きしたこともありますし、また
港湾局
の
計画課長
以下
主査
その他の
担当官
、
開発庁
は
岡田次長
ほかそれぞれの
主査
、
担当官
、
安本
の
担当主査
の
方々
もそういうことを言
つて
おられた。私はこのうちで
沓形
、
宗谷
の三港につき、本
年度実現方
をいろいろと熱望したのでありますが、大体諸種の
事情
を勘案して、やむを得ないものであろうと納得いたしまして、昨年の秋大体この線でしばしば
折衝
いたしたあげく、
事務当局
のこの
計画
を私は了解をいたし、ともに協力してこの線だけはぜひ進めて参りたいし、具現させていただくように懇請をいたした次第であります。そのうち
新規事業
といたしましては、
椴法華
と
奥尻
は
避難
港であ
つた
と思いますが、特に私の
管内
の
船泊
、
鬼脇
、
天塩
という
新規
の
地方港湾
に対しては、私たちの
要望
にこたえ、
北海道開発庁
、
運輸省
、
安本等
において多大の御
努力
を払われ、
予算
の非常にきゆうくつな中に、二十七
年度
実施案
を出していただいた。この点非常に感謝をいたしておるのであります。 ところが私たまたま九月末に、この席におられます
滿尾委員
と御同道いたして、
アメリカ
に三箇月
間旅行
をいたし、
帰つたの
が十二月末であります。帰りまして二十六日に横浜へ上陸したのでありますが、二十七日からただちに、当時
総務
をいたしておりました
関係
上、二十七
年度
の
公共事業費
があまりに少額に失するというので、二十七
年度
の
予算
は
総務会
で
政府
と
折衝
しよう、こういうことになりまして、二十七、二十八、二十九の三日間、実は
総務会
において
政府当局
と
折衝
をし、
一般公共事業費
その他の
災害費
であるとか、あるいは
道路費
、
産業教育費
であるとか、あるいは
港湾費
の
増額等
も考えまして、
一般公共事業費
の
増額
を要求し、これが二十九日の深更において
政府側
と妥結を見たという
経過
であります。ところが、昨年の九月以降十二月上旬までの間において、この
新規
の三港が
予算
の
関係
でオミツトされてしま
つたの
だが、
政治的工作
によ
つて
復活させてやるとか、や
つたの
だというふうに、まことしやかに宣伝されておるということを聞きまして、私はなはだ奇怪に存じ、かつ苦々しく
思つて
おります。そういうようなばかな事実はあり得ようはずがないと思うのでありますが、この点について
黒田局長
の方において、何かそういうふうな
新規事業
が、
予算
の
関係
で
船泊
、
天塩
、
鬼脇
の三港が一応オミツトされたものを、後において、すなわち十一月末か十二月初旬ごろに
政治的工作
によ
つて
復活し、でき
上つたの
だというようないきさつが、事実その時期にあ
つたの
であるかどうか。私はさようなばかなことがなくて
——
私渡米前にすでに
黒田局長
初め
——
繰返して申しますが、
運輸省港湾局
の
計画課長
や
主査
、あるいは
安本
の
公共事業課長
、同
主査
、
北海道開発庁
の
岡田次長
、
中村課長
、
布施主査等
、
事務当局
と私しばしば
折衝懇談
をいたし、前段申し述べた
事務当局
の
継続新規
計三十港
予算化
の案がはつきりきま
つて
いたものが、さらに私
ども
アメリカ
から帰
つて
来て
政府
に
公共事業費
の
わく
の
増額
を要求するときにも、過去に何ら
変更
したことがなく、最初の
案通り
であると承
つて
いたわけであります。その間に何らこの
新規港湾
が浮かんだりあるいは消えたりしたような
経過
や事実はないということを、私は
黒田局長
を信頼し、
関係事務当局
を信頼いたしておるがゆえに、一応聞き流して今日に至
つて
おるのでありますが、伝えられることが単に
港湾
のみでなく、他の面にも同様のそうした
政治工作
によ
つて予算
をつけて新たにまた浮き
上つたの
だというようなことが伝えられておりますので、一体そのようなことがあ
つた
かどうか、この点について重ねて質問いたします。この機会にお聞かせ願えればはなはだ幸いと思うわけであります。
黒田靜夫
5
○
黒田政府委員
公共事業
でや
つて
おります
港湾
の
整備
につきましては、かねてからこの
運輸委員会
の絶大な御
支援
を受けまして、二十七
年度
の
港湾
の
予算
の
わく等
においても、前年と比べて
増額
を見たことをまことに感謝しておる次第でありまして、特に
北海道
の
港湾
につきましては、
北海道開発
のためにいろいろ
港湾
の緊急の
整備
が必要なんでございまして、
北海道
の
港湾
の
整備
は、
一般
的に言いますと、
本土
、
九州等
と比べまして立ち遅れの感がございますので、その点に関しましては
玉置委員
からもいろいろ御尽力を願いまして、
北海道
全体の
港湾改良費
の
整備
に特に御
支援
をいただいているような次第でありまして、
先国会
には、
北海道開発
のためにする
北海道
の諸港に対する
特例
を設けまして、国の
負担額
と申しますか、
北海道
の
港湾改良
のために
北海道
の
港湾
に対する国費の率を高めるというような
特例
を
議員提案
でお願いいたしまして、
玉置委員
初めほかの
先生方
にも主とな
つて
いただいてこれが通過を見たような次第でありまして、
北海道
の
港湾
の
改良
につきましては、私といたしましても、従来以上に
整備
に
重点
を置いて参
つて
いるような次第でございまして、この点は
北海道開発庁
の設立の趣旨に
沿つて
、いろいろな
港湾
の
行政
をや
つて
いるような次第であります。ただいま、一応去年の秋の末に、
内定
と申しますか、おおむねきま
つて
お
つた整備計画
が、その後
変更
されたかどうかという
お尋ね
でございますが、昨年の秋に
内定
いたしました
港湾整備
の数なり、あるいはその
金額等
におきまして、これは一応の
内定
でございまして、最終的の
決定
におきまして緊急に
整備
する港が出て参りまして、この
北海道
の
わく
内で
避難
港を一港着手することにいたしたのでございます。これはたしか
奥尻
だと思いますが、御
承知
の
通り奥尻
は
離島
であり、また
避難
港でもございまして、最近のいろいろな緊急な情勢から、この
奥尻
港に対しまして緊急に
整備
の必要があ
つた関係
でございまして、そのほかには、
離島
につきましては、
離島
の
港湾整備
は、これは
道路
にかわるべきものでありまして、私
ども
としては最も
重点
を置いているものの一つでございまして、この点につきましては
鬼脇
、
船泊
などが新しく本
年度
から着手したのと軌を同じくするものでございまして、この
奥尻
に対しまして、緊急に
離島
としての
整備
をやる必要が生じて参
つた関係
で、
内定
した
わく
の中でその
費用
の一部を
奥尻
の方に
計画
の
変更
をいたしまして、これは
北海道開発庁
あるいは
経済安定本部
の
建設交通局
とも事務的に
十分打合せ
をいたしまして、
運輸省
と全
関係各省一致
のもとに、これが緊急に
整備
する必要があるということで、その
必要性
を認めまして、二十七
年度
から着手する段階に入
つたの
でございますが、
奥尻
は、御
承知
のように
北海道
の
南部地区
におきまする離れ島でありまして、
本土
との
連絡
は毎年非常な
港湾
の不備のために遅れておるのでございます。実は私
ども
もこの
港湾
については、何らかの形で早く着手いたしたいと
思つて
、二十七
年度
には
調査費
を計上してお
つたの
でございますが、その後本
年度
に入りましてから、いろいろ
講和条約
の後における緊急な
事態
に対応いたすために、今申しましたように、
関係
各庁の事務的な話合いがまとまりまして、
計画
の一部を
変更
して、
港湾
の
わく
内から、ここに額は今記憶いたしておりませんが、とにかく緊急必要な
整備
に着手いたしたような次第であります。
玉置信一
6
○
玉置
(信)
委員
ただいま
黒田局長
の
お話
を伺いまして、私の考えておりましたこととま
つた
く一致いたしておりますし、また
事務当局
から聞いたこととも一致いたしておりますので、この点私非常に滿足いたすものであります。 特に
北海道
五港のうち、私の方の
関係
の
船泊
は、先ほど申し上げましたように
事務当局
において検討して、これを
新規
に承れていただいたのであります。そして
予算化
する前の
計画
の線に入
つて
お
つた
ものが、途中においてこれが一旦打切られた。しかしそれは特定な人の
政治工作
によ
つて
、浮び上らせたのだというような
デマ
が、まことしやかに飛んでおると聞かされておるわけであります。私
アメリカ
から帰りまして、
局長
のところへごあいさつに参りましたときに、
局長
は私
ども
が渡米する前に、
事務当局
と
折衝
し協調してお
つた
ことと同じことを申されて、君の方の
要望
してお
つた新規事業
は、先ほど
お話
ありましたように、
安本
、
開発庁
の
事務当局
によ
つて
あらゆる角度から検討した結果、妥当であると意見が一致して載せてあります、ことごとく
要望
にこたえ、入りましたから御安心くださいという
お話
を、
局長
から私お聞きしたのを記憶いたしておりますが、しかし一面においてはさきに申し述べたような
デマ宣伝
もあるのであります。ただいま
局長
の
お話
を伺いますと、この三つの港については何ら
変更
や
移動
がなか
つた
ということがわかりました。しかし何か
局長
のお耳に入
つて
はおりませんか、重ねて
お尋ね
いたします。
黒田靜夫
7
○
黒田政府委員
いろいろな
うわさ
があるということは全然聞いておりませんので、今
玉置委員
からそうい
つた
ような
お話
を伺いまして、実は私は意外に
思つて
いる次第でございます。従来
通り
の
北海道
の
港湾
につきましては、昨年の秋に事務的にいろいろと
関係庁
と打合せて検討してきま
つた
ものを
整備
するとともに、その後緊急な
事態
が出ましたので、これに即応するために、これまた
開発庁
と
経済安定本部等
と事務的に打合せまして取上げた次第でございます。
玉置信一
8
○
玉置
(信)
委員
黒田局長
の御答弁ですつきりいたしましたので、私も了解いたしました。将来場合によ
つて
は多少政治的に
変更
、
移動
をしなければならぬものが絶対ないとは申しませんが、しかし私個人の考えといたしましては、何としてもこれだけ広大な
北海道
の港を
整備
発展せしめる上におきましては、その專門家でありまする
港湾局
、
開発庁
、
安本
、各
当局
の
方々
の考え方が一番公平であろうという
見解
を私は今日までと
つて
来ております。何も
官僚政治
を謳歌したり、
官僚
をおだて上げたりする気持でなくて、大所高所からながめて、やはりこの事務的の案が基本にならなければ
最後
の
予算化
は至難だと思いますので、この
見解
を申し上げたわけであります。
予算
の獲得においては
政治的行動
によることは当然のことであります。ただいまの
お話
を聞きまして安心いたしました。今後もどうかその御
方針
で進まれるでありましようが、なおそういうような
うわさ
もあ
つた
ことをひとつ御記憶にとどめていただいて、今後ともただいまの
方針
を堅持せられんことをお願い申し上げて、私の質問を打切ります。
岡村利右衞門
9
○
岡村委員長
本日はこれにて散会いたします。 午前十一時七分散会