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1951-11-17 第12回国会 参議院 議院運営委員会 第20号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十六年十一月十七日(土曜日)    午前十一時二十二分開会   —————————————   委員の異動 本日委員大隈信幸辞任につき、その 補欠として小川久義君を議長において 指名した。   —————————————  出席者は左の通り。    委員長     山田 佐一君    理事            加藤 武徳君            木村 守江君           小笠原二三男君            鈴木 直人君            境野 清雄君    委員            上原 正吉君            川村 松助君            中川 幸平君            安井  謙君            菊川 孝夫君            相馬 助治君            椿  繁夫君            中村 正雄君            原  虎一君            赤木 正雄君            小宮山常吉君            杉山 昌作君            高橋 道男君            中山 福藏君            小川 久義君            油井賢太郎君            三浦 辰雄君            水橋 藤作君            須藤 五郎君   委員外議員    岩間 正男君   —————————————    議長      佐藤 尚武君    副議長     三木 治朗君   —————————————   政府委員    内閣官房長官  岡崎 勝男君   事務局側    事 務 総 長 近藤 英明君    参     事    (事務次長)  芥川  治君    参     事    (記録部長)  小野寺五一君    参     事    (議事部長)  河野 義克君    参     事    (警務部長)  丹羽 寒月君    参     事    (委員部長)  宮坂 完孝君   法制局側    法 制 局 長 奧野 健一君   —————————————   本日の会議に付した事件 ○今国会提出予定法律案に関する件 ○院内交渉団体解散並びに結成届出  に関する件 ○農林業振興基本政策確立に関する決  議案委員会審査省略要求の件 ○委員辞任及び補欠選任の件 ○議院運営小委員補欠選任の件 ○議院運営小委員予備員補欠選任の  件 ○庶務関係小委員辞任及び補欠選任  の件 ○会期延長の件 ○議院運営に関する件   —————————————
  2. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 只今から会議を開きます。  先ず官房長官から発言を求められております。要件は昨日の委員会における内閣提出議案に関する説明の補足をいたしたいということであります。官房長官発言を聞くことに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  3. 岡崎勝男

    政府委員岡崎勝男君) 昨日いろいろの法案について、例えば今会期中に成立希望するもの、十二月三十一日までに成立を必要とするもの、或いは條約発効までに成立を必要とするものというふうに分けて御説明をいたしたわけです。ところが甚だ粗忽な次第で申訳ないのですが、事務のほうでそれぞれ丸を付けたり、三角を付けたりして持つて來たやつを、たくさんあつたやつをそのまま申上げたところが、その中で外国人財産補償法案をこれは事務のほうでちよつと間違つたのだろうと思いますが、條約発効までに成立を必要とするものという中に入れて読んでしまつたところが、これは御承知のように平和條約第十五條の関連で、実はその前に、講和ができない前に関係国からの希望としては先ず法律案作つておいてもらいたい、それでないと不要だからというような話がありましたのを、政府のほうで條約の草案もできないうちに法律案だけ先に出すわけにはなかなか参らないということで、最後の瞬間に至りまして、然らばというので十五條の中には何月何日の閣議決定の趣旨によりということにして話が付いたわけです。從つて形式的には或いは條約発効のときにできていればいいというものであるかも知れませんが、從來経緯関係国との話合いの経緯にまりますと、これは是非早く一日も速かに成立することを希望すべきものであることは当然でありまして、政府としてはできる限り條約承認のときに時を同じうしてこの法律成立さしたい、こういう希望であります。昨日それを読違いまして、言い間違いましたので、ここに訂正をいたしたいと思つて発言を求めた次第であります。
  4. 小笠原二三男

    小笠原二三男君 事務のほうでも事務の事情があるのでしようから、変なことは申上げませんが、事務的なことの手違いから、内閣の番頭が今間違つたということで委員会審議に重大な錯誤を來たしたというようなことは誠にうまくないことだろうと考えます。これ以上申上げません。
  5. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 別に官房長官に御質疑ありませんか……。御質疑がなければ了承いたしたことにいたします。   —————————————
  6. 山田佐一

    委員長山田佐一君) それでは次に院内交渉団体結成に関する件を議題に供します。
  7. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) 先ず最初に御報告を申上げます。本日日本社会党参議院議員会長金子洋文君の名を以ちまして、議長宛に、日本社会党参議院議員会を解散いたすことになつたというお届出がございました。この意味院内交渉団体日本社会党を解散すると、かような意味に了承いたしております。次に小泉秀吉君を代表とする同君ほか二十九名で日本社会党第三控室結成届出が出ております。更に金子洋文君ほか二十九名で日本社会党第二控室結成届出が同じく出ております。その結果從來社会党におられました藤原道子君だけが純無所属になられるということに相成ります。更にこれに伴います措置といたしまして、議席の件につきましては、こういうふうに分れました以上、本日から変更いたすようにいたしたいと存じます。それから更に控室の問題といたしましては、社会党には第二控室、第三控室及び第四控室という小部屋が付いております。そこでこの第四控室につきましては、この際便宜的な措置といたしまして、今国会もすでに会期余すところ短いのでございますから、今期国会に限り第四控室は右両団体共管を認めまして、通常国会において改めるということで、この問題は改めて検討するということで如何かと存じます。更に両団体に属しておられます委員の問題につきましては、国会法四十六條二項の規定により割当数変更せねばならないのでございますが、これは新らしい両団体の間の協議によりまして、他の党に関係なく調整ができるものと考えております。
  8. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 只今事務総長からの御報告いたしましたことに別に御質疑ありませんか。
  9. 木村守江

    木村守江君 別に社会党さんに理窟を言うのじやないのですが、両方に分れて……若しも同一政党であつて二つ交渉団体を持つているということになりますと、今後前例として非常にまずいのじやないかと思うのですが、まあそんな考えがあるのですが、そのほうのお考えを伺いたいと思います。
  10. 小笠原二三男

    小笠原二三男君 政治結社届出はいたしておりません。
  11. 木村守江

    木村守江君 同一政治結社としてこの参議院の中に二つ交渉団体作つて差支えないのでしようか。
  12. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) 事務的に一応申上げますと、政治的結社の問題は院内の問題と一応心得ております。それから交渉団体の問題といたしまして、院内では交渉団体二つあるという事実だけの問題として一応まあここで申上げたわけでございます。
  13. 木村守江

    木村守江君 別に私もそれは惡いとか、いいとかという問題でないのですが、こういう同一政党、つまり公党、ほかの第一クラブや何かとちよつと性質が違い、日本の大政党でありまして、この政党が同じ政党であつて二つに並んで交渉団体を持つというような形が前例となつて、私はこれからいろいろ面倒な問題が起つて來ることもあるのじやないかと思うのですが、どうですか。
  14. 小笠原二三男

    小笠原二三男君 どういうことを木村さん言つているのか私にはさつぱりわかりませんが、参議院前例になるという考え方は私聞きとれないのですが、誰も強いて好んでそういうことをやるものではないのですから、一時限り起れば起ることだということで、何も前例として次に例となつてこういうことは起る問題ではないのでありまするし、これは我々日本社会党立場における党内の自由な行為の中に入ることでありますから、木村さんからあれこれと言われることは……別段の機会において御批判は頂くとしまして、議運としましては問題外のことですから、その程度にして頂きたい。
  15. 木村守江

    木村守江君 小笠原君の言われたことはよくわかる。社会党の現在の状態を言うのじやないのですが、例えばこれから発言を多くしたいというふうなために、そういう故意の意思のために二つも三つも同一政党交渉団体を持つというような状態ができた場合に、これを制止する方法がなくなるのじやないかということを聞いたのです。
  16. 中川幸平

    中川幸平君 木村君の言われることは御尤もだけれども、一時的の何だからこれでいいと思います。
  17. 赤木正雄

    赤木正雄君 一時的……。
  18. 中川幸平

    中川幸平君 前例になるということはないのだから……。
  19. 小笠原二三男

    小笠原二三男君 そのくらいで…。
  20. 木村守江

    木村守江君 ちよつと事務総長に……。これは文句を言うのじやないのですが、理窟を言うのじやないのですが、例えば非常に政治的に複雑になつて参りますと、そしていろいろな問題が起つた場合には、発言を多くするためにいろいろな交渉を機構を変えて論議を釀成するような恰好から、幾つもの交渉団体を分れて持つておるということは、ないとは思いますが、そういうようなことができて参りましても、これを制止することができなくなるのじやないかということを心配するのですが、どうでしようかね、事務総長
  21. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) その問題につきましては、交渉団体届出を受けられた場合に皆さんの御判断によつて、さような必要のために、さような事態の下に行われた場合、それを如何処置するかということは、その事態に臨んで御決定になるべきことじやないかと一応私ども考えております。
  22. 木村守江

    木村守江君 そういうことになりますと、社会党がいわゆる右と左と分れたことになるでしよう、右か左かわかりませんが……。そうすると、今度の両條約に限つて分れたというようにも解釈できるのです。内部では何でもないのだ、ただ今便宜的にというようなことにも解釈できるのだ。それでも差支えないですか。
  23. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) 交渉団体としての届出があれば、その一つ交渉団体が定数を以て成立いたしますと、今後における議員割当の問題、委員長の割振の問題、すべてその団体を相手にして交渉なさることになると思うのです。單に一日だけでやつて翌日から又一緒で、又分れると、こういうことはすでに私は良識ある国会において行われないことであり、多分皆さんも御承認なさらないだろうと私は考えております。そういうことは、又御承認になつてはならないことだろうと思います。 団体はつきりと二つ交渉団体としてお分れになつたならば、その分れたという届出が正当なものであるならば、これを承認なさつて然るべきものと私は存じております。
  24. 木村守江

    木村守江君 もう一つ済みませんが……。私は正当なものと認めることは、これは非常に解釈に相違があると思います。これはやはり今度の内容を見ますと二つに分れることが大きな問題になつて來ます。何でもないのですよ。
  25. 小笠原二三男

    小笠原二三男君 何でもなかつたら止めてくれ。議員の良識に待つ話しなんだから……。
  26. 木村守江

    木村守江君 そういう事例がないというような、事務的に異変がないというならば、私は別にこれ以上追及しようとはしませんが……。それからこういう問題はもう少しはつきりしてもらわないと、ほかの問題が起るのではないかと思うものですから……。
  27. 鈴木直人

    鈴木直人君 これはまだはつきり規則が設けられないから、ちよつと事務総長にお聞きしたいのですが、院内交渉団体いううものは或る定足数を以て自発的に議院作つて、そうして事務的にそれを議長届出るという行為があれば、それはもうそのまま受理されて、從つて議院運営委員会等においてはそれを承認するとか、承認しないとかいうことを必要としない。自然的にそれが交渉団体となるようになつておるのか。そうでなくして、届出があればその届出をした者が果して交渉団体としての規則に合致するかしないかということを念頭において検討して、そうして議運がそれを決議して、初めて交渉団体というものは成立するようになつておるのか。その規則ちよつと説明して頂きたい。
  28. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) 前段社会党からお届出のあつたことにつきまして、報告として申上げました趣意は、すでにお届出議長に対しでありました際に、交渉団体としてはここに成立しておるという意味の下に御報告として前段で申上げ、措置の問題はここでお諮りを願うというふうに私どもは心得ております。
  29. 鈴木直人

    鈴木直人君 そうすると、議長届出たことによつて交渉団体はもう成立するという規則がどこかにありまして、そうして成立したとすれば、その措置とはどういうことを言うのですか。
  30. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) それは院内交渉団体の数が何ぼなければならんというようなことについて、衆議院ではいろいろ御協議になつて、或る協定ができておると思います。これは協定に基いてそれが成立する問題であると思います。協定がなければ、国会議員団体がお届出があれば、それが直ちに交渉団体になる。本院においては数が二十五名以下はいけないとかいう申合せが現在ございませんので、すでに六名或いは四名というような数で交渉団体成立して、各種の交渉に応じておられます実例から、現在三十名というような団体で、こうしてちやんとお届出がある以上、これを承認するのは当然と心得てこの措置をとつたわけであります。
  31. 鈴木直人

    鈴木直人君 承認議長がするのですか。
  32. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) 議長はそれを受けて、直ちにそれに基いて他の措置をとると、こういうことであります。
  33. 鈴木直人

    鈴木直人君 その他の措置というのは何ですか。
  34. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) 他の措置というのは、先刻申しました議席を本日から変えるということと、本日から社会党の第四控室を両団体共管として、便宜上の措置としてこの国会だけ承認するということ、それから委員変更の問題は、他の党派には関係なくこの国会だけは調整ができるのじやないかと、この三件だけを申上げた次第であります。
  35. 鈴木直人

    鈴木直人君 そうすると、交渉団体をこの議院運営委員会でいいとか、惡いとかいうことを議するものでないということですね。これはもう議長権限においてそれはすでに成立したもので、その結果として議長から報告され、その結果として議席を変えるとか控室をどうするとか、委員長をどうするとかいうことについて議運に諮つていると、こういうことなんですか
  36. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) お説の通りでございます。
  37. 山田佐一

    委員長山田佐一君) どうです、この辺で……。承認しましようね。
  38. 加藤武徳

    加藤武徳君 只今二つ交渉団体が届けられまして、そのあとの措置でございますが、議席変更とか、或いは第四控室共管の問題とか、或いは常任委員会特別委員会委員長についてのお諮りがございましたが、その他の問題につきまして、或いは何らかの措置が要るということが起りました場合においても、本会期がすでに余すところ日も少くなりましたので、本会期中に摩擦を生ずるようなことは避けまして、若し根本的な必要がございますれば、次の通常国会に入りまする前に根本的に御相談申上げたいと、かように考ております。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
  39. 山田佐一

    委員長山田佐一君) それでは両団体のできたことに対する議長措置として、この措置をば事務総長報告通り認めまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  40. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ないものと認めます。さよう決しました。  次に加藤君の言われたことにつきましても御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  41. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ないものと認めます。さよう決しました。   —————————————
  42. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 次に決議案委員会審査省略要求に関する件を議題に供します。
  43. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) 羽生三七君ほか二十六名から農林業振興基本政策確立に関する決議案提出に相成つております。なお発議者羽生三七君ほか二十六名からは本委員会審査省略をせられたいという要求が出ております。右委員会審査省略要求に関する件をお諮り願いたいと存じます。
  44. 山田佐一

    委員長山田佐一君) どなたかこれに対して……。別に御発言がなければ、要求承認を与えましてよろしうございますか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  45. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ないものと認めます。さよう決しました。
  46. 小笠原二三男

    小笠原二三男君 これは小委員会の問題になるのですが、小麦協定の案が外務委員会にかかつておる。そのほうの関係する案件が本会議にかかる日にこれも上程して欲しいという希望でありますから、その点も……。
  47. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) 只今おつしやつたのは、国際連合食糧農業機関憲章を受諾することについて承認を求めるの件だと存じます。本件は聞きますところによりますと、本日委員会はまだ予備審査の形になつておりますが、本日上るように一応外務委員会のほうから伺つております。
  48. 小笠原二三男

    小笠原二三男君 ですから、本日若しも上るというようなことであれば、本日この決議案の上程を緊急に成立いたしたいと思います。
  49. 山田佐一

    委員長山田佐一君) それでは審査省略要求に関する件は承認を与えまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  50. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ないものと認めます。さよう決しました。  それでは本会議の進行を見て又お願いをいたしたいと思います。それまで休憩をいたします。    午前十一時四十五分休憩    ——————————    午後八時三十四分開会
  51. 山田佐一

    委員長山田佐一君) それでは休憩前に引続きまして会議を開きます。  先ず常任委員辞任及び補欠に関する件を議題に供します。
  52. 河野義克

    参事河野義克君) 国民民主党から議院運営委員大隈信幸君、懲罰委員小川久義君がそれぞれ辞任せられて、議院運営委員小川久義君、懲罰委員大隈信幸君を後任として指名せられたいというお申出が出ております。
  53. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 只今報告通り決しまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  54. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ないものと認めます。さよう決しました。   —————————————
  55. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 次に議院運営小委員及び同予備員補欠選任に関する件を議題に供します。
  56. 宮坂完孝

    参事宮坂完孝君) 議院運営小委員森崎隆君の後任として相馬助治君、大隈信幸君の後任として小川久義君、同予備員大野幸一君の後任として中村正雄君、それから中川幸平君が議院運営委員復帰に伴いまして、再び予備員に推薦せられております。それから社会党の第三控室から新たに原虎一君が推薦されております。
  57. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 只今報告通り決しまして御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  58. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ないものと認めます。さよう決しました。   —————————————
  59. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 次に庶務関係小委員辞任及び補欠に関する件を議題に供します。
  60. 宮坂完孝

    参事宮坂完孝君) 菊川孝夫君の後任中村正雄君、大隈信幸君の後任小川久義君を推薦されております。
  61. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 只今報告通り決しまして御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  62. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ないものと認めます。さよう決しました。   —————————————
  63. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 次に明日の本会議を如何するかということについて御審議を願います。
  64. 岩間正男

    委員外議員岩間正男君) その前にちよつと伺いたいのですが、会期延長の件であります。これはまだどうなつておるのかはつきり……、これについて当然私は委員長報告があるものと実は期待しておつたのでありますが、未だ不明です。聞くところによりますと、衆議院のほうでは三時頃の本会議ですでに会期延長の件は決定しておる、こういうことを聞いておる。衆議院がこちらへ申込んで、当然これの協調の立場から言うと、これを念速にこちらではこれに同調して、私は本会議がこれは休憩になつておるのでありますから、当然今までの約五時間の間に、この件については諮られるものと期待しておつたのでありますが、未だこれがないというのは、非常に私はおかしいと思います。この点から先ず明らかにしてほしいと、こういうように思います。
  65. 山田佐一

    委員長山田佐一君) お答えいたします。議運で十日延長ということがすでに決定になつております。先刻小委員会においてこれも承認せられまして、休憩開会と同時に、議長から議場へお諮りがあることと存じております。
  66. 岩間正男

    委員外議員岩間正男君) どうもおかしいですね。さつきの小委員会というものは、そうすると決定された分については、これは効力を持つて、その他のところはこれはお開きというわけですか。
  67. 山田佐一

    委員長山田佐一君) その辺は議長権限でありますから、委員長の答弁の限りでないと思います。
  68. 岩間正男

    委員外議員岩間正男君) 甚だ不明瞭ですね。
  69. 小笠原二三男

    小笠原二三男君 先ほどの小委員会において、事務総長に再三、会期延長議運決定しておるが、衆議院から同調の意思があつたのであるが、議運に諮らないでよろしいかということをお尋ねしましたところ、法律的にも、運営上の問題から言つても、前例等はそれでよろしいことになつておるということが確認されましたので、小委員会においては、休憩後の本会議を開きました場合、冒頭に議長からそれが報告せられるという決定だけは小委員会決定しておりまして、それについては小委員会を閉じるに当つて異議なく、ただ白紙に返つて論議もなくて終了したものでありますから、從つてこの関係はつきりしておる。又順序も決定しておることで、疑義はないと考えます。(「了解」と呼ぶ者あり)
  70. 小川久義

    小川久義君 只今委員長からお諮りになりました明日の議事に対しましては、五十五條の二の但書を適用せられまして、議長において適当な措置をおとり願うことの動議提出いたします。
  71. 鈴木直人

    鈴木直人君 そうすると、議長において適当なという……私も小川君の動議賛成するものであります。只今議長において明日本会議を開くというように決定して頂きたいという希望を持つて賛成するものであります。その理由は今度の臨時国会は主として講和條世びに日米安全保障條約の承認ということが主たる目的でございまして、勿論その他の重要な案件もございまするが、そういうために開かれた臨時国会でありまして、そのために開かれた会期は明日で終るということになります。勿論その他の案件がありまするので、会期延長の含みもございまするけれども從つて明日は日曜でございまして、定例から見ますというと、明日は休みということでありますが、国際的な関係その他を考えまして、我々奮発しまして、明日も引続いて会議を開いて結論を出す。而もすでに特別委員会においては討論採決を終つている案件でございまするので、そういう意味におきまして、明日も本会議を開く、こういうふうに考えまするので、小川君の動議賛成をするものであります。
  72. 小笠原二三男

    小笠原二三男君 動議が出たり、賛成が出たりしておりますが、その前に私は今のお取扱について委員長に質問いたしたい。明日本会議を開くということの可否を問われたのは、これは委員長としてのお考えでその必要を認めておやりになつたのか、或いは議長からそのことを諮つてくれということでこの議運に諮つたのか、或いはどこかの会派からそういう申出があつてここに諮られるのかですね。それ如何によつて只今鈴木君のような意味合いのことになるのやら、小川君の言うような意味合いのことになるのやら、はつきり結論付けることは私としては躊躇されるものがあるので、この間の事情を御説明願いたい。
  73. 山田佐一

    委員長山田佐一君) お答えいたします。御指示の通りの方面へ全部、公式ではありませんが、略式に話しております。(笑声)
  74. 小笠原二三男

    小笠原二三男君 委員長はなかなか名委員長で、こううまくやるためにそういうことを発言するのでしようが、私の聞いておるのはそうではなくて、ここで明日の本会議の問題を問題として相談をするということはですね、議長がそういうことを考えて相談するということになつているのか、どこかの会派から申出があつて、そういうことになつているのか、委員長お一人のお考えでこういうことをお諮りになつているのか、それをお伺いしているのです。
  75. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 余り独断ではありませんけれども、それぞれの方面の意思は承わつておるわけであります。
  76. 小川久義

    小川久義君 少し私の言い方が足りなかつたので、誤解があるように思われますので補足いたします。国会法第五十五條には、「議長は、特に緊急の必要があると認めたときは、会議の日時だけを議員に通知して会議を開くことができる。」、こういうこの條文に基いて委員長が当委員会にお諮りになつた以上は、議長からの内示、若しくは意思表示があつてお諮りになつたものと信じまして、只今動議を出した次第であります。
  77. 小笠原二三男

    小笠原二三男君 どこから出て來たのか、はつきりしないと、どうも扱い方がわからない。
  78. 原虎一

    原虎一君 今小笠原君の言われることは、誠に名案で、こんがらがつているのでありますが、今委員長明日本会議を開くかどうかということをお諮りになつているのですから、その第五十五條なんというものは余り考えなくて、開くか開かんかということを協議されるようにお進めになつたらいいと思います。
  79. 山田佐一

    委員長山田佐一君) その通りいたしております。
  80. 小笠原二三男

    小笠原二三男君 それで先ほど委員長にお尋ねしたのですが、私の了解するような御答弁がございません。それでただ單に漠然と明日本会議を開きましようか、ああ開きなさいといつても、何の必要で、何の案件をやるために諮るのかさつぱりわからない。会期延長ということになつておりますから、從つて日曜の明日開くということには、そういう案件がなければならないだろうと思うのであります。ところがそれらのことを言われないと、漠然と開きましよう、結構でございますというだけでは、恐らく自由党さんたちが希望するような方法で開くことは困難になるのじやないかと思つて、私却つて老婆心ながらこういうことを聞いておるわけです。ただそういうことだけきめてあれすれば、公報の手続その他というようなことの順序を踏まれて出されることになるので、先ほどの小委員会で言われるような、そういうことにはしたいと思つてもなつて行かないということになつて來る。從つて会議を開くということでも、結局は原さんがああいうお話がありましたが、一応そういうことがきまつたにしましても、それは緊急性ありとしても、議長の職権において開くということになるのやら、一般のやり方で行くのやら、そのことによつて我々は話合を進めなければならん。從つて委員長さんは御答弁にならなかつたが、小委員会で言われた加藤君に、もう一度ここではつきり御発言を願つたほうが私は議事が進行すると思うのです。
  81. 加藤武徳

    加藤武徳君 私は小委員会におきまして縷々発言をいたしましたように、今回のこの十二国会は、両條約を中心に開かれたものであつて、この両條約だけは是非この会期中に上げたい、この念願を持つておるのであります。明日は日曜でありまするので、実質上今日が第十二国会の最後であつて会期延長せられましても、延長せられました期日は定員法なり或いは予算案等を中心に審議せられるべきものであつて、今日中に両條約を上げたい、このような念願を持つて進めておつたのでありまするが、不幸にして小委員会が満場一致の結論に達しませず、次第に時間も経過いたしまして、今日では両條約が上らないのではないだろうか、こうような危惧が生じて参つたので、十八日に、明日本会議を開く、開いて頂きたい、このような希望を持つておるのであります。從いまして委員長におかれては、明日本会議を開くか開かないか、この問題を先ずお諮り願つて結論をお出し願つて、具体的な時間等については更に相談を進めて頂きたい、このように考えるわけであります。
  82. 小笠原二三男

    小笠原二三男君 よくその内容はわかりましたが、次に議長にお尋ねいたします。私はどうしても具体的には小川君がお話になるような五十五條の二、緊急な必要を認めてこれを開くというようなことでなければ、手続上その困難な問題が出て來るのではないかと思うのであります。議長においてはどういう……明日そういう形で開くことについて議長の御意思はどういうところにあるのか、この際率直な御意見の発表が願えるならば、議長のお考えを御発表願いたい。
  83. 佐藤尚武

    議長(佐藤尚武君) 議長としてはまだ何とも決意はしておりません。この運営委員会議事の進行を見て、そして決断をしたいと考えております。ただ私の見ておりまするところでは、あの両條約に対して特別の委員会が設けられ、そうしてこの数日間の非常な議員諸君の御努力で以て、本日夕刻あの両條約が委員会を通過したと、こういうことになつておるわけであります。その委員会の努力の経過から見ましても、私といたしましては、できるだけ早くこの條約は本会議に上程しなければならない、かように考えておるものであります。
  84. 小笠原二三男

    小笠原二三男君 そうすると、これは議長のお考えは、緊念な必要があるとこの議運で認めてやる場合においては、議長もそれに同意せらるるという御意思が十分にあり、議長もその扱いを望ましいというふうにお考えのように聞きとりました。從つて会議を開くという問題は、そういう五十五條の二によつて開くというふうに追込まれて行くのではないかと思います、具体的には……。それでそういうふうに扱つて頂いたほうが議論を進めるのには早いのではないかと思いますので、委員長においてお取計らいをお願いしたいと思います。
  85. 相馬助治

    相馬助治君 今加藤君からの明日本会議を開いてほしいという理由が、大体の輪郭が説明なつたわけです。各委員はこれについて未だ賛成とも反対とも言つていないわけであります。(「まだまだ」と呼ぶ者あり)從つてこれが反対であつて議長意思と本運営委員会意思とが齟齬した場合には、議長が如何考えるか知りませんけれども、(「その通り」と呼ぶ者あり)このことについては、今小笠原君が言うように、緊急必要があると認めたから、さようにして取扱うということは、未だその時期にないと私は思う。
  86. 小笠原二三男

    小笠原二三男君 私が申上げておることに誤解がある、相馬君が……。私はその賛否のことはこれからの論議なんで、論議をして行く問題としては議長もそうであり、加藤君の意見も、緊急なる事態と必要によつてそういうことを言われるということで、これは初めから異例なことなのですから、具体的には続けて夜中にやつて行くことなんですから、だからそういうことでお取扱いになつて論議を進めて行かれるというほうが、どういう結論になるかはわかりませんけれども、話を進めるのに手早いということで、焦点を絞つてつて欲しいということを申上げておるわけです。
  87. 相馬助治

    相馬助治君 小笠原君の御発言を私が誤解しておるのではなく、小笠原君の今のお話は、夜中に開いて云々というお話でありますが、私どもの会派では未ださようには考えていないのです。そうなるかも知れない、そういうことに賛成するかも知れませんけれども明日本会議を開くということを仮にきめれば、これは常道として定例の時間に開くものであるという了解がこれは付いておるはずなんです。それで明日の本会議を開く場合は、その前提が夜中であるとか、何とかいう場合は別なんで、未だ私どもは夜中になるか、どうなるかということは考えていないから、さような発言をしたわけです。
  88. 水橋藤作

    ○水橋藤作君 私は先ほどから申しました通りに、明日は日曜である。而も早急に緊急に本会議を開かなければならんという理由が未だに納得できないことが一つ。それからもう一つ国会法の手続によりまして、只今論議されまして、賛成もありましたが、明日本会議を開くといたしまするならば、その手続上から言つて、そこに欠陥が生じやせんかと心配するのであります。そういう意味におきまして、只今賛成がありましたが、私は反対いたします。
  89. 加藤武徳

    加藤武徳君 民主党の小川君の明日本会議を開く、それは国会法五十五條の第二項によつてお開き願いたいという動議成立いたしまして、これに鈴木君の賛成の意見も開陳されたのでありまするし、ここで御採決を願いたいと思います。
  90. 中村正雄

    中村正雄君 ちよつと、私は発言をしないほうがいいと思つてつたわけですが、今小川君の五十五條の二の提案、加藤君の賛成の五十五條の二というのは、ちよつとここの議題となるのはおかしいと思うのです。從つて私が説明申上げてもいいのですけれども国会法の五十五條の一項、二項の説明、並びに五十五條の二の本文並びに但書の説明及びいわゆる運営委員会がどういうことをするか、小委員会がどういうことをするか、小委員会の意見の一致がない場合にはどういう方向で本会議を開くことができるか等について一応議事部長からよく説明願いたいと思うのです。(「その通り」「必要ない」「採決々々」「説明させろ」と呼ぶ者あり、その他発言する者多し)私が申上げておるのは、何もこの会を混乱させようと思つて言つているのではない。ただ運営委員会の権威のために、小委員会の権威のために、議長の職権の権威のために申上げておるのです。今の小川君の五十五條動議なんて、実際これは今までの運営委員会のあれと全然違う。運営委員会に付議すべき問題と全然違う。運営委員会が開かれなかつたり、運営委員会がどうにも収拾つかん場合の議長の職権をきめておる場合が五十五條の二の但書だ。運営委員会を開いた場合には、これは五十五條の一項、五十五條の二の本文のために運営委員会を開いておるわけである。運営委員会を開くということは、五十五條の二項なり、五十五條の二の但書の適用がないから開いておるので、私は議事の妨害をして発言しておるのではない。議長の職権の権威のために私は発言をしているのだ。私は初めから発言しないつもりで今日は來ておるけれども、そういうおかしな運営なつたら、参議院の恥ですよ。参議院のために御反省を願いたい。(「正論」と呼ぶ者あり)
  91. 原虎一

    原虎一君 参議院以外の人の発言を禁止し給え。又混乱しますよ。参議院の権威のために五十五條を読んでみましようか。(「必要なし」と呼ぶ者あり)採決しろとは余りに無茶ですよ。動議成立したと言つて議事法に基いて動議成立されないから、こういう問題が起きているのだ。(「採決々々」と呼ぶ者あり、その他発言する者多し)
  92. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 私語を禁止いたします。
  93. 原虎一

    原虎一君 参議院以外の傍聴人が発言しているじやないか。そういうことがあつて君らがやるというならやり給え、又問題が起きるぞ、問題が……。(「静かに議論し給え」と呼ぶ者あり)
  94. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 小笠原君に発言を許しました。
  95. 小笠原二三男

    小笠原二三男君 最近において運営委員会が採決を云々することは三回あります。その前例に倣つて今回は自由党さんのほうで採決を以て出て來たわけであります。それで今のかたの御発言があつたように、質問が出ておるのです。質問が……。ところがこの発議しておる小川君のその内容は、質問としても説明を要することなんです。ただ單にもう技術上採決ということできめて行くことのできない内容を持つ採決なんですから、これで仮にいろいろな参議院の権威のためにという御発言があつて、我々もお叱りを受けたような状態ですが、仮にそういうことがあつたとしても、この際はこの質問を受けて、そうして疑義を明確にしておいて、そうして事を運ばれるということが本会議運営のために私はいいのではないかと思います。そうしないと、今度は議長において、動議成立の鍵を持つている中村君において又同様のことを問題にされた場合には却つて議場は混乱するのであります。從つて事情によつては採決で押しまくることもいいでしようけれども、一応事務当局の答弁を求めてから進められることを願います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
  96. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 議事部長から説明いたします。それでは委員以外の発言を禁止します。
  97. 河野義克

    参事河野義克君) 国会法五十五條の「各議院議長は、議事日程を定め、予めこれを議院報告する。」とございますが、この議事日程というものは参議院規則第八十六條によりまして、「議院会議に付する事件及びその順序、及び開議の日時は、これを議事日程に記載しなければならない。」、つまり議事日程というものはその要件として、会議に付する事件と、その順序と、それを何時から開くかということ、この三つのことが議事日程の要件になつております。議長は必ずこれを各議員に通知いたしまして開くということが五十五條の第一項の規定するところでありまして、これは本会議の招集の本則でございます。併しながら緊急の必要がありまして、議長がどうしても開かなければならないと考え、而もその時においては議事日程の案件、その順序がまだ決しがたいときには、單に何時から開くということだけをきめて本会議を招集することができると規定したのが五十五條の第二項でございます。これは議会運営上その必要ありとして第二国会のとき、国会法を改正して、この五十五條の第二項が追加修正されたものでございます。それから第五十五條の二というのも同じく後において修正されたのでありますが、それは当時まで各派交渉会というものがございまして、議長が当日の議事を諮るためには各派交渉会に諮問してこれをやつてつたのでありますが、これを法制化しようということから五十五條の二というものを新たに置いたのであります。この趣旨といたしますところは、議長が当日の議事等につきましては、「議院運営委員会が選任する小委員協議することができる。」ということでございまして、その場合に但書がございまして、「議長は、小委員の意見が一致しないときは、これに拘束されない。」とあります。ここに書いてあります通り、小委員の意見がすべて一致いたしますれば、議長はすべてこれに拘束せられて、これに從つて行動するわけであります。但し小委員の意見が一致いたしませんければ、議長は元來の自由な立場に立つて議長考えによつてつてよいということが半面解釈として出て來ると思います。それはそれといたしまして、五十五條の二というものは、そういう趣旨でできております。以上説明申上げます。
  98. 中村正雄

    中村正雄君 從つて議事部長説明通り、大体御了解願えると思います。小川君、加藤君も五十五條の二というのは運営委員会に付議したりすべき問題ではありません。從つてこの場合議題になるのは明日は定例日ではありませんから、明日本会議を開くか、開かないかということが議題になるのです。從つて会議を開くと決定なつた場合には、議長は恐らく小委員会を招集願つて議事日程その他を諮問なさると思います。そのときに若し小委員会において意見が一致しない場合には五十五條の二の但書の適用があるわけで、この本委員会で五十五條の二の但書をやるかやらんかをきめる権限のあるべきではありません。從つてこの委員会で議論するのは明日本会議を開くか開かないか。これを議題にするだけであります。
  99. 山田佐一

    委員長山田佐一君) それを今やつているので……。
  100. 岩間正男

    委員外議員岩間正男君) 今議事部長中村君の説明はつきりしたと思います。從いまして先ほどの動議というものは意味を持たない。從つてそれに対する賛成というものは、これは意味をなさない、從つて動議成立していないのであります。  先ず最初に動議の撤回を願い、それから次の議題に移つて欲しい、これは当然であります。これは参議院の権威のためにはつきりして置く。
  101. 小川久義

    小川久義君 只今議事部長説明はつきりいたしましたので、明日本会議を開くということの動議提出いたします。
  102. 岩間正男

    委員外議員岩間正男君) さつきのを撤回して頂きたい。
  103. 山田佐一

    委員長山田佐一君) あなたが御要求になりましたが、向うさんは撤回いたしません。五十二條は撤回……。
  104. 小川久義

    小川久義君 説明でわかりましたので、先ほどの動議は撤回いたします。改めて只今動議明日本会議を開くということの動議提出いたします。
  105. 鈴木直人

    鈴木直人君 只今小川君の動議賛成をいたします。その理由は先ほど私が申上げた理由であります。
  106. 山田佐一

    委員長山田佐一君) そうしますと、明日本会議を開くということに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  107. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ないものと決定いたします。
  108. 水橋藤作

    ○水橋藤作君 委員長委員長、さつきから質問しておる、(「決定々々」と呼ぶ者あり)提案の理由を説明されること。もう一つ、先ほど申しました通り、明日の本会議を開く場合に、手続上の問題がありはせんかということを質問している。それに対して成規の手続がとれるかどうかという回答がない。それを回答願います。
  109. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 只今動議成立いたしまして、明日開くということに決定をいたしました。(「賛成」と呼ぶ者あり)若しその採決に異議があるならば、多数決でもう一遍やつて見ますが。
  110. 小笠原二三男

    小笠原二三男君 これは議事手続としては決定しましたので、これを蒸し返して私はいろいろ論議はいたしません。それで運営委員会はやはり暫時の間、必要がある場合と思いますので、休憩せられんことの動議提出いたします。(「続行々々」と呼ぶ者あり。)まだあるの、大事なこと。(笑声)必要があれば続行……。
  111. 木村守江

    木村守江君 私は只今小笠原君の動議賛成いたしまして、直ちに小委員会の開催を要求いたします。
  112. 山田佐一

    委員長山田佐一君) それでは直ちに小委員会を開きます。議運は暫時休憩をいたします。    午後九時九分休憩    〔休憩開会に至らず〕