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門司委員 同じことですが、今
委員長のお言葉で、今まで呼んだことがないという
お話でございますけれども、この問題の査定をしますには、やはり一応
小林さんを呼んでいただいて、そうして経過の報告を十分していただかぬと、これは困ると思います。そう申し上げますのは、
調停委員会の
意見と
裁定の数字の間に食い違いが出ておりますので、この間の
事情をどう見られたか。私は
小林さんの
意見というものは、やはり
小林さんの立場として
相当権威のあるものだと
解釈をしております。
従つてこれが
権威のないものだという
解釈をすることもどうかと思います。やはり
権威ある人の
意見というものは、私は十分尊重することが必要だと思います。同時にこの案は出し方が非常におそいのでありまして、
予算の
関係を多分に持
つておる本法案を、
予算がそう長くないうちに上ろうとしておりますときに急速出されて、そうして
審議の
期間を短かくすることは、働いておる諸君の身にとりまするといかがと存じますので、三人を呼んで
意見を聞いて、その上でという
委員長の
意見はわからないわけではありませんけれども、そういう手数を省く上からいたしましても——せつかく
理事会でお
話合い願つたのをここでとやかく言うのもどうかと思いますが、
審議を進める上からも、まげてひとつこの
委員会へ
小林さんを呼んで
お話を願いたいと思います。