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1951-11-30 第12回国会 衆議院 本会議 第23号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十六年十一月三十日(金曜日)  議事日程 第二十二号     午後一時開議  第一 水産資源保護法案(本院提出参議院回付)     ————————————— ○本日の会議に付した事件  行政機関職員定員法の一部を改正する法律案内閣提出参議院回付)  日程第一 水産資源保護法案(本院提出参議院回付)  電源開発促進に関する決議案(小金義照君外二十四名提出)  中小企業金融促進に関する決議案(小金義照君外二十四名提出)  請願日程 谷山町の地域給指定に関する請願外六百六十四請願  連合軍事故による被害者損害賠償に関する請願  米価審議会委員任命につき国会法第三十九條但書規定により議決を求めるの件  産業合理化審議会委員任命につき国会法第三十九條但書規定により議決を求めるの件  文化財保護委員会委員任命につき同意の件  内閣委員会外十五常任委員会及び公職選挙法改正に関する調査特別委員会外特別委員会における閉会審査の件     午後十時十二分開議
  2. 林讓治

    議長林讓治君) これより会議を開きます。      ————◇—————
  3. 林讓治

    議長林讓治君) 参議院から、内閣提出行政機関職員定員法の一部を改正する法律案が回付せられました。この際議事日程に追加して右回付案議題となすに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  4. 林讓治

    議長林讓治君) 御異議なしと認めます。よつて日程は追加せられました。  行政機関職員定員法の一部を改正する法律案参議院回付案議題といたします。     —————————————
  5. 林讓治

    議長林讓治君) 採決いたします。本案参議院修正同意諸君起立を求めます。     〔賛成者起立
  6. 林讓治

    議長林讓治君) 起立多数。よつて参議院修正同意するに決しました。(拍手)      ————◇—————
  7. 林讓治

    議長林讓治君) 日程第一、水産資源保護法案参議院回付案議題といたします。     —————————————
  8. 林讓治

    議長林讓治君) 採決いたします。本案参議院修正同意諸君起立を求めます。     〔賛成者起立
  9. 林讓治

    議長林讓治君) 起立多数。よつて参議院修正同意するに決しました。(拍手)      ————◇—————
  10. 福永健司

    福永健司君 議事日程追加緊急動議提出いたします。すなわち、小金義照君外二十四名提出電源開発促進に関する決議案は、提出者要求通り委員会審査を省略してこの際これを上程し、その審議を進められんことを望みます。
  11. 林讓治

    議長林讓治君) 福永君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  12. 林讓治

    議長林讓治君) 御異議なしと認めます。よつて日程は追加せられました。  電源開発促進に関する決議案議題といたします。提出者趣旨弁明を許します。神田博君。     〔神田博登壇
  13. 神田博

    神田博君 ただいま上程せられました電源開発促進に関する決議案について、提案者を代表して、簡單にその趣旨弁明させていただきます。  まず決議案を朗読いたします。    電源開発促進に関する決議案   独立平和日本建設の道は、わが国鉱工業生産を増強することによつて自立経済を確立し、もつて民生の安定を期するにある。   しかるに、終戰後、回復の一途をたどりつつあつた各種産業は、今夏以来の異常渇水と、需要の急激なる増加による電力不足に基因して、著しくその増勢をそがれ、本格的の渇水期に際しては、一般中小工業はもちろん、重要産業までも麻痺状態に陥る虞れなしとせぬ現状である。   更に明年以降の電力需給関係は、平水状態においてさえも、その平衡を保つことは困難とされている。   かくの如きは、水力資源を豊富に惠まれているわが国現状としては、到底納得し得ぬ状態と信ずるが故に、この際政府は、速やかに具体的な水力電源開発促進の方途を定め、これが実施を計るべきである。   よつて衆議院は、政府電源開発促進のため必要な措置を講じ、その結果を本院に報告することを要求する。   右決議する。 以上の通りであります。  敗戰のため領土とともに資源の大半を喪失した結果、現有資源最高度に活用することが、新しい日本が自立するための最大要件となつたのであります。しかるに、電源に関する限り、豊富なる資源をいたずらに日本海や太平洋に放流するのみならず、一朝豪雨に見舞われんか、河川の氾濫によつて、さんたんたる災害をこうむり、これが復旧のため乏しい財源を蕩盡せざるを得ないというのが、わが国の実相でございます。生産力を増強して自立経済を達成せんがためにも、国民生活の不自由、不明朗を回避せんがためにも、電源開発が焦眉の急務であることは、あらためて説くまでもないのであります。  本院においては、つとに昭和二十四年五月十四日の第五国会におきまして、電源開発に関する決議を満場一致をもつて可決し、急速に電源開発するため、所要資金資材の確保その他に関する政府の善処を要望したのであります。しかるに、その後遺憾ながら期待したがごとき進展を見るに至らず、電力拡充遅々としてはかどらない反面、経済復興に伴う電力需要は急速に増大したため、需給状態はすこぶる安定を欠くに至つたのであります。たまたま今夏異常渇水に逢着し、しかも火力用炭取得に関する当事者の措置よろしきを得なかつたため、未曽有電力飢饉を招来するに至りました。かく各種産業は極度の操業短縮、ひいては企業の整備を余儀なくせられる一方、労働不安に悩まされるに至り、遂に單なる経済問題の域を越えまして、深刻な社会問題の様相を呈することとなつたのであります。しかも、これら当面の混乱は、ごうも緩和せられる見込みがないのみならず、今や冬季本格的渇水が目睫の間に迫りまして、前途いよいよ暗澹たるものがあるのであります。この実情にかんがみまして、本院はここに再び電源開発促進に関する決議を行うのやむなきに至つた次第であります。  電源開発については、政府においても、もとより異存なきことと思うのでありますが、従来何がゆえに電源開発が行き悩んでいたか、その原因をしさいに検討せられまして、各種の隘路について、それぞれこれを打開するための適切なる具体策を立て、これを急速かつ強力に推進されたいのであります。政府においては、他日本院において三たびこの種の決議を繰返されるがごときことのないよう、今回こそは本件の重要かつ緊急性にかんがみまして不退転の決意のもとに、万難を排した遺憾なく善処せられんことを切望いたしまして、私の電源開発促進に関する決議案趣旨弁明を終ることといたします。何とぞ満場の御賛成あらんことを切望いたす次第でございます。(拍手
  14. 林讓治

    議長林讓治君) 採決いたします。本案を可決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  15. 林讓治

    議長林讓治君) 御異議なしと認めます。よつて本案は可決いたしました。
  16. 福永健司

    福永健司君 議事日程追加緊急動議提出いたします。すなわち、小金義照君外二十四名提出中小企業金融促進に関する決議案は、提出者要求通り委員会審査を省略してこの際これを上程し、その審議を進められんことを望みます。
  17. 林讓治

    議長林讓治君) 福永君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  18. 林讓治

    議長林讓治君) 御異議なしと認めます。よつて日程は追加せられました。  中小企業金融促進に関する決議案議題といたします。提出者趣旨弁明を許します。山手滿男君。     〔山手滿男登壇
  19. 山手滿男

    山手滿男君 私は、ただいま議題になりました中小企業金融促進に関する決議案に関しまして、提案者を代表して趣旨弁明をいたすものでございます。  まず決議案を朗読いたします。    中小企業金融促進に関する決議案   わが国中小企業は、わが国経済機構において極めて重要な地位を占めている実情にかんがみ、従来より中小企業に対しては諸般の金融措置を講じて、その維持育成に努めてきたのである。   しかるに年末を間近かに控えて、わが国金融機関制度及びその運用現状においては、中小企業の必要とする金融を積極的に充足し得ない憾み少しとせざるものがある。   よつて、ここに政府及び関係機関は、中小企業金融円滑化につき万全の措置を講ずべきである。   右決議する。  本年もようやく押し詰まつたのでありますが、今年もまた、中小企業にとりましては実に苦難の、考えさせられる一年になつてしまつたのであります。今春の滯貨金融以来のわが国経済再建のしわ寄せを最も大きく受けました中小企業は、七、八月を契機といたしまして、その基礎の弱いものは、転廃業するか、あるいは倒産するという運命に突入したものがきわめて多かつたのでございます。それでも、基礎の強固な、しんぼう強い業者は何とかして今日までよく持ちこたえて参つたのでございますが、しかも今日の状態は、今年の暮れはどうして過して行くのか途方に暮れまして、相当に名のある、歴史のある有名な企業までが今倒産に瀕しておるという実情でございます。  年末の通貨発行が五千億を越ゆることは確実であります。それが五千何百億になるか、大きな関心事でありますので、それだけでも金融は引締められるということは確実でございます。しかも、今度のドツジ氏の来朝によつて政府金融界も、いまさらのごとく機械的に金融引締めを強行しようとしておるのでございます。もし伝えられるような機械的な金融引締めが年末を控えて行われるといたしまするならば、大企業まつ先下請企業整理いたしまして、中小企業犠牲において加工賃の引下げ、加工賃の支拂い延期を強要して参るのでございまして、最も基礎の弱い中小企業に一番大きくしわ寄せされて行くことは明白でございます。組織労働者諸君は、いろいろ団結によつて自分たちを防衛する手を持つておるのでございまするが、中小企業者にとりましては言うて行くところがないのでございまして、争う手段のない中小企業者は、その都度経済再建というふうな実名のもとに犠牲に供せられて行くのでございます。  われわれは、ドツジ氏の警告をまつまでもなく、ビルデイングの建設であるとか、あるいはそのほかいろいろ遊興施設のような不要不急の非生産的な方面に貴重な資金資材を消費して行くということは、国内的にも国際的にもきわめて危険であるということを早くから警告いたして参つたのでございまするが、政府は総合的な経済政策を樹立いたしまして、効果的な施策を強力に推し進めることを躊躇いたしまして、單に公約にとらわれて自由放任経済を推し進め、今月のこういう状況に追い込んで参つたのであります。  しかも今年は、特に中小企業者にとりましては悪い條件が重なつております。皆さん御承知のように、朝鮮事変見通し、そのほかいろいろ昨年よりの世界経済の大きな転換は、日本経済にも必然的に大きな波を寄せて参りまして、キヤンセルや、そのほかいろいろな問題が起きております。ことに今どきになりますと、米の供出が相当盛んになり、供米代金が農村に流れ込んで参りまして、これがわが国経済末端組織であるところの中小企業にも相当潤うようになつて参るのでございますが、今年は米の統制に関する政府の不手ぎわによりまして、それがまつたく見通し難に相なつておるのでございます。  さらにまた、この九月末以来の電力不足によりまして、中小企業者相当に手痛い打撃を受けておるのでございます。この電力不足は、中国方面で、ひどいところでは一週間に三日半、あるいは中部地方のような比較的電力の豊富な地方においても二日半程度の、非常に大幅な停電を余儀なくさせられておりまして、電力不足による中小企業の損失はまつたく致命的なものがあるのでございます。これは中小企業にとりましては、生産減少などという問題ではなく、倒産するかどうかというふうな問題でございます。  金融機関にとりましては、中小企業信用が薄弱でございまして、商業金融ベースに乘せるにはあまりにも危險と思えるのであつて、期待される政府資金も、他の重要産業資金にすりかえられて行くというのが通常でございます。中小企業庁の調べによりますと、中小企業の必要とする資金のうち、金融機関よりの借入れを必要とするものは二百五十億でありまして、それが今まつたく全面的に門戸をとざされようとしておるという実態でございます。中小企業借入れ残高を調べてみますと、借入れ期間三箇月以下のものが六〇%、借入れ金額十万円以下のものが五五%をも占めておるといわれておるのでありまして、その社会問題的な性格がよくうかがわれるのであります。  思うに、中小企業金融の不円滑は、金融機関の自己保存的な、きわめて安易な考え方にその源を発しておるとも言えるのでありますが、さらに金融機関融資資金源不足が根本であるとも言えるのでございまして、第一に、商工中金、国民金融公庫に対しまするところの政府出資額を二十億あるいは百五十億くらいまでにそれぞれ引上げるというふうな措置はもちろんでありまするが、資金運用部資金あるいは国庫余裕金預託等により、この際資金を徹底的に注入いたしまして早期にその裏づけをしてやる必要があるのでございます。また中小企業信用保險制度につきましても、信用保險金額を七五%から九〇%くらいに引上げるとか、貸付限度引上げをするとか、問題は非常に多いのでございまするが、これらにつきましても、政府は早急に金融機関が本制度を積極的に利用するような措置を講じつつ、年末までにどうしても相当資金の裏打をいたしまして、金融機関が積極的に融資して行くようにしてやる必要があると思うのであります。  要するに、年末を控えて山積せる悪條件は、中小企業にとつてはきわめて前途困難なるものがあるのでございまして、私どもは、この年末を非常に心配しております。しかも、ドツジさんがおいでになりましてからこの方の金融機関萎縮状態中小企業に対する考え方というものは非常に悪辣でございます。どうか皆さん方から本決議案に御賛成をいただきまして、積極的に金融できるようにお願いいたしたいのでございます。
  20. 林讓治

    議長林讓治君) 採決いたします。本案を可決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  21. 林讓治

    議長林讓治君) 御異議なしと認めます。よつて本案は可決いたしました。      ————◇—————
  22. 林讓治

    議長林讓治君) 本日の日程に掲載された請願を一括して議題といたします。     —————————————
  23. 林讓治

    議長林讓治君) 各請願委員長報告を省略して採択することとし、同種の議案議決の結果採択とみなすものの整理については議長に一任するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  24. 林讓治

    議長林讓治君) 御異議なしと認めます。よつてさように決しました。      ————◇—————
  25. 福永健司

    福永健司君 議事日程追加緊急動議提出いたします。すなわち、連合軍事故による被害者損害賠償に関する請願議題となし、その審議を進められんことを望みます。
  26. 林讓治

    議長林讓治君) 福永君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  27. 林讓治

    議長林讓治君) 御異議なしと認めます。よつて日程は追加せられました。  連合軍事故による被害者損害賠償に関する請願議題といたします。     —————————————
  28. 林讓治

    議長林讓治君) 本請願委員長報告を省略して採択するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  29. 林讓治

    議長林讓治君) 御異議なしと認めます。よつて請願は採択するに決しました。      ————◇—————
  30. 林讓治

    議長林讓治君) お諮りいたします。内閣から、米価審議会委員衆議院議員河野謙三君、同足立篤郎君、同坂田英一君、同笹山茂太郎君、同足鹿覺君、参議院議員片柳眞吉君を任命するため議決を得たいとの申出がありました。右申出通り決するに賛成諸君起立を求めます。     〔賛成者起立
  31. 林讓治

    議長林讓治君) 起立多数。よつてその通り決しました。      ————◇—————
  32. 林讓治

    議長林讓治君) 次に内閣から、産業合理化審議会委員衆議院議員首藤新八君を任命するため議決を得たいとの申出がありました。右申出通り決するに賛成諸君起立を求めます。     〔賛成者起立
  33. 林讓治

    議長林讓治君) 起立多数。よつてその通り決しました。      ————◇—————
  34. 林讓治

    議長林讓治君) なおお諮りいたします。内閣から、文化財保護委員会委員内田祥三君を任命するため本院の同意を得たいとの申出がありました。右の申出通り同意するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  35. 林讓治

    議長林讓治君) 御異議なしと認めます。よつて同意するに決しました。      ————◇—————
  36. 林讓治

    議長林讓治君) お諮りいたします。内閣委員会外十五常任委員会公職選挙法改正に関する調査特別委員会及び海外胞引揚に関する特別委員会において閉会審査いたしたいとの申出がありますから、その申出事項参事をして朗読せしめます。     〔参事朗読内閣委員会において  一、利根川開発法案参議院提出、   第十回国会参法第一七号)  二、北上川開発法案参議院提出、   第十回国会参法第二五号) 人事委員会において  一、公務員の給與に関する件地方行政委員会において  一、地方自治及び地方財政に関する件  二、警察及び消防に関する件 法務委員会において  一、裁判所侮辱制裁法案田嶋好文君外四名提出、第十回国会衆法第四七号)  二、裁判所司法行政に関する件  三、法務行政に関する件  四、検察行政及び国内治安に関する件 外務委員会において  一、国際政治及び経済に関する件  二、国際情勢に関する件 大蔵委員会において  一、在外公館等借入金の返済の実施に関する法律案内閣提出)  二、農林中央金庫法の一部を改正する法律案夏堀源三郎君外四十七名提出、第十回国会衆法第二三号)  三、徴税及び金融状況に関する件 文部委員会において  一、学校教育に関する件  二、道徳教育に関する件  三、商船大学に関する件 厚生委員会において  一、社会保障制度に関する件農林委員会において  一、食糧及び肥料に関する件 水産委員会において  一、小型機船底びき網漁業整理特別措置法案内閣提出)  二、真珠養殖事業法案石原圓吉君外十四名提出)  三、海洋漁業に関する件  四、漁業制度に関する件  五、水産金融に関する件 通商産業委員会において  一、企業合理化促進法案(小金義照君外三十四名提出)  二、電気事業及びガス事業に関する事項  三、貿易振興状況並びに貿易資金調達現状に関する事項  四、中小企業金融状況並びに中小企業協同組合の結成及び活動状況に関する事項  五、鉱業、採石業鉄鋼業繊維工業化学工業機械工業その他一般工業の実状特に需給並びに金融状況及び企業合理化進行状況等に関する事項 運輸委員会において  一、陸運特に国鉄の経営合理化に関する件  二、船舶港湾に関する件  三、観光に関する件  四、空運事業に関する件 建設委員会において  一、国土計画都市計画に関する件  二、住宅復興に関する件  三、道路、治山治水事業に関する件 経済安定委員会において  一、国土総合開発に関する件決算委員会において  一、昭和二十四年度一般会計歳入歳出決算昭和二十四年度特別会計歳入歳出決算及び昭和二十四年度政府関係機関收支出決算 議院運営委員会において  一、議長よりの諮問事項 公職選挙法改正に関する調査特別委員会において  一、公職選挙法改正に関する調査の件 海外胞引揚に関する特別委員会において  一、海外胞引揚に関する件
  37. 林讓治

    議長林讓治君) ただいま朗読いたしました案件について各委員会において閉会審査するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  38. 林讓治

    議長林讓治君) 御異議なしと認めます。よつてさよう決定いたしました。  諸君、第十二回国会は、本日をもつて終了いたしました。  今国会は、平和條約及び日米安全保障條約承認の重大使命をになうものでありましたが、諸君連日の御精励により、よくその職責を果されました。ここにわが国戰後初め独立基礎を築き、進んで世界平和に寄與する道を開くに至つたことは、まことに御同慶にたえません。  なお補正予算及びその他の重要議案審議のため会期は再度延長されましたが、その間の御労苦に対して深く感謝の意を表する次第であります。  これにて散会いたします。     午後十時四十分散会