○
岩本副
議長 ちよつとお諮りいたします。御承知のように、
アメリカの副
大統領がこちらに突然見えたのであります。先般来、
国会の
議員各位がたびたび
アメリカへ参りましたが、副
大統領は上院の
議長として、
職務上及び
職務を離れても、
日本の
議員のためにきわめて便宜をはか
つてくれました。
従つてこちらに見えたこの機会に、そうした人々が集ま
つて、お招きをして懇談したらどうか、こういう御
意見が私の
手元まで各方面から出ております。それに対しまして、実は
総理の
秘書から数日前
議長まで話がありまして、今申し上げたように
向うに行かれて世話に
なつたという
意味のお方と、
各党の
代表者と申しますか、そういう方々に集ま
つていただいて、茶会でも開いたらどうだろう、そういう
意味でやや打合せたという話であ
つたのであります。それによると、二十八日の午後三時、ころ、こういうことであります。ところが
参議院もそういう計画が若干あるようでありますが、二十八日は普通で言いますと、
参議院の方は朝から晩まで多用であろうという見通しがつくわけであります。
従つてそういうことが実現するとすれば、この会期内では、
衆議院議長サロン、要するにこの
場所を使うよりほかに
場所がない、こういうことに考えられます。そこでへ数の点はいかん。こうなると、
アメリカへ参りました
議員の数だけでも実は非常に多いし、いわんや衆参となりますと、ここへ
ちよつと包容し切れなくなると思う。
従つてかりに案を立てれば、
衆議院十五名、
参議院十名ぐらいにしまして、それを
各党幹部から出していただく、それも
向うへ行きました
関係者が、党の
代表として出て来てもらうことを主にいたしまして、そのぐらいの人数でや
つたらどうか、こういうことなのであります。但し二十八日は先方の都合がどうか、
総理の
秘書官はそんなことを言
つて来ましたけれども、その後ウイリアムズ氏の方に
ちよつと当
つてみましたら、
向うでは日を
打合せ済みでないということのようであります。しかしそういうことはよかろうということにこの
運営委員会でなれば、あらためて渉外の方から当
つてもらおう、こういうことですが、いかがですか。
〔「
異議なし」「
けつこうです」と呼ぶ者あり〕