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1951-10-30 第12回国会 衆議院 議院運営委員会 第10号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十六年十月三十日(火曜日)     午後零時三十分開議  出席委員    委員長 小澤佐重喜君       石田 博英君    岡延右エ門君       岡西 明貞君    押谷 富三君       倉石 忠雄君    島田 末信君       塚原 俊郎君    柳澤 義男君      山口喜久一郎君    川崎 秀二君       椎熊 三郎君    土井 直作君       梨木作次郎君    林  百郎君       田中織之進君    中村 寅太君  委員外出席者         議     長 林  讓治君         副  議  長 岩本 信行君         議     員 成田 知巳君         議     員 寺崎  覺君         議     員 岡田 春夫君         事 務 総 長 大池  真君     ————————————— 十月三十日  委員柳原三郎君辞任につき、その補欠として小  林運美君が議長の指名で委員に選任された。     ————————————— 本日の会議に付した事件  緊急質問取扱いに関する件  委員割当変更に関する件  議席変更に関する件  本日の本会議議事に関する件     —————————————
  2. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それではこれより議院運営委員会を開きます。  本日は大した議題もないのでありますが、緊急質問が大分出ておりますので、その取扱い方を冒頭に御協議願います。内容につきましては、事務総長から御説明願います。
  3. 大池真

    大池事務総長 お手元に配付いたしました通り、六件だけ今手元に参つております。
  4. 椎熊三郎

    椎熊委員 この中の第二の、わが党から出ておる地方財政危機に関する緊急質問は、予算委員会等の都合もありますので、来週にしていただきたいと思います。第一の中共東南アジア及び近東貿易に関する緊急質問は、非常に緊急を要する問題でありますので、ことにきようは何もないのですから、きようの本会議でやらしていただきたいと思います。
  5. 土井直作

    土井委員 私の方で出しております三つの緊急質問のうち、最近雨がしきりに降つておりますが、電源地帶はほとんど降つていないし、なお緊急内容を持つておりますので、電力危機に関する緊急質問は、きようやらしていただきたいと思います。
  6. 石田博英

    石田(博)委員 きよう日程等もあまりないので、ふだんと違つて多少の便宜をはからうことは考えてもいいことですが、ただこの間も申し上げた通り、原則的には、国務大臣に対する質疑が行われたのでありますから、その国務大臣に対する質疑の行われる時期以前に発生しておる事態については、その機会になさるのが当然であつて、それ以後に起つた事態についての問題だけを、きよう相談申し上げたいと思うのです。あとから起つて来た事態についてならお話合いもできると思うので、そういう意味合いでひとつ御相談願いたいと思うのです。地方財政危機に関する緊急質問は、ただいま御撤回になつたのですが、人口対策に関する緊急質問は、緊急性を持つているとも思われないし、あとでもできる性質のものであり、米麦統制撤廃電力危機も、過般の国務大臣演説に対する質疑で述べられたことであるしするから、中共東南アジア及び近東貿易に関する緊急質問と、今次災害対策に関する緊急質問を……。
  7. 椎熊三郎

    椎熊委員 これは国務大臣演説で、具体的なものが出て来たのです。
  8. 石田博英

    石田(博)委員 これは英国保守党内閣の出現によつて中共東南アジア及び近東貿易に関する緊急性は出て来たと言えるが……。
  9. 椎熊三郎

    椎熊委員 もつと具体的な問題がある。今内容に触れることはいやだが、日本の重要な貿易政策の上に影響する問題が現に生じて、政府が折衝しておる問題もあるし、インドネシアとの問題とか、そういうことがあるのです。それから床次君が出しておる今次災害対策に関するものも、非常に緊急性があるわけです。
  10. 土井直作

    土井委員 米麦統制撤廃の問題は、実際問題としては少し前の問題には相違ないけれども、最近の情勢から行くと非常に緊急度を加えて来た。これは一応やはり質疑をして、政府所信をある程度明快にすべきときだと思う。大臣演説に対する質疑の前はそうでもなかつたが、最近いろいろ情勢の変化もあるし、こういうことも勘案して、国民生活全般の上に影響があることなので、一応きよう緊急質問をして政府所信を明らかにしたいということです。
  11. 岩本信行

    岩本議長 それは小林達美君がやつたのじやないかな。
  12. 石田博英

    石田(博)委員 米麦統制の問題は、今も副議長が言われたように、前にやられたから……。
  13. 岡田春夫

    岡田春夫君 土井君の言うように、電力危機米麦統制撤廃は重要なものだから……。
  14. 石田博英

    石田(博)委員 一言にして言えば、先ほどから申し上げておるように、原則から言えば全部適当ではないと思うのですが、きようは下手な取引をしてもしかたがないから、この中から民主党一つ社会党一つということにして、民主党中共東南アジア及び近東貿易に関する緊急質問を……。
  15. 椎熊三郎

    椎熊委員 緊急度から言つたら、第六の今次災害対策の方が緊急性があるんです。
  16. 石田博英

    石田(博)委員 君はさつき、一の方が緊急度があると言つたから……。
  17. 椎熊三郎

    椎熊委員 一つより許さないとすれば、そつちの方緊急性があるわけです。
  18. 岡田春夫

    岡田春夫君 二つずつやつたらどうだろう。
  19. 石田博英

    石田(博)委員 いや、それは一つずつにしてもらいたい。
  20. 土井直作

    土井委員 それでは電力危機と今次災害対策をやろうじやないですか。
  21. 梨木作次郎

    梨木委員 私の方からも、不法家宅捜索に関する緊急質問が出ておりますが……。
  22. 石田博英

    石田(博)委員 それは法務委員会でやつていただきたい。
  23. 林百郎

    ○林(百)委員 各党一つずつだから……。
  24. 梨木作次郎

    梨木委員 これは新聞でも報道されておりますが、たとえば十月九日に全国八百六十一箇所にわたつて家宅捜索が行われた。その後ほとんど連日のように、家宅捜索が行われており、実際一種の恐怖状態が現出しておるよう状態であります。これは一体どういう理由と根拠に基いてこういうことがなされておるのか。これは非常に重要な問題だし、この点については緊急性があるのです。
  25. 椎熊三郎

    椎熊委員 それをここで質問されても困るが……。
  26. 林百郎

    ○林(百)委員 これは緊急性がある。議員宿舎まで入るのだから、大きく国会で取上げて人権を守らなければならぬ。これほど大きな緊急性のあるものはない。
  27. 柳澤義男

    柳澤委員 詳しくは委員会でやれば……。
  28. 林百郎

    ○林(百)委員 詳しいことは委員会でやらなければならぬが……。
  29. 石田博英

    石田(博)委員 今共産党から出た緊急質問は、ことに議員身分に関することでもあり、一般人権に関する問題として、特に非常に重要な問題だと思うのです。しかしそれだけに細部にわたつて、十分検討してもらわなければならぬので、今はきのうまで出ておる緊急質問について御相談したのでありますから、共産党のその問題は、私の方といたしましては、委員会において十分徹底的におやり願いたいと思います。
  30. 小澤佐重喜

    小澤委員長 ただいまの共産党緊急質問あとまわしにしまして、先に出ておるものだけについて、その取扱いをきめたいと思います。今の議題は、今まで出ておる緊急質問だけを議題にしたのですから……。
  31. 石田博英

    石田(博)委員 それでは中共東南アジア及び近東貿易に関する緊急質問と、電力危機に関する緊急質問、これだけを本日上程されんことを望みます。
  32. 椎熊三郎

  33. 林百郎

    ○林(百)委員 椎熊君、今次災害対策でなくていいのですか。
  34. 椎熊三郎

    椎熊委員 諸般の政治情勢を勘案いたしまして、一の方だけやる。
  35. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それでは今石田君の発言のように、宮腰喜助君の中共東南アジア及び近東貿易に関する緊急質問と、加藤鐐造君電力危機に関する緊急質問、これだけ上程することにいたしまして、あと委員会で審議することに決定して御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  36. 椎熊三郎

    椎熊委員 あと留保しておいたらいかがですか。
  37. 倉石忠雄

    倉石委員 一応あと委員会で御審議願うことにしておきましよう緊急度を加えた場合にあらためて御相談することにして……。     〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
  38. 小澤佐重喜

    小澤委員長 別に御異議もないようですから、そういうことに決定いたします。
  39. 石田博英

    石田(博)委員 質問時間は十分ですか。
  40. 土井直作

    土井委員 十分でいいでしよう
  41. 石田博英

    石田(博)委員 それから、きよう総理は参議院に出ておられますから、緊急質問の答弁は、関係大臣でいいということに御了承願いたい。
  42. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それでは質問時間は十分ということに決定いたします。  次に、共産党から出ました緊急質問取扱いについて御協議を願います。
  43. 林百郎

    ○林(百)委員 これは留保しておいてください。お互い議員身分の問題だし、あなた方もまた十分考えてもらいたいと思う。
  44. 椎熊三郎

    椎熊委員 それはそうです。留保にしておいたらどうですか。
  45. 石田博英

    石田(博)委員 いいでしよう
  46. 林百郎

    ○林(百)委員 委員会でもやつてみますが、本日はちよつと留保しておいてください。
  47. 石田博英

    石田(博)委員 その意味において留保賛成
  48. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それでは共産党のきよう出た緊急質問は、本日は留保いたします。     —————————————
  49. 小澤佐重喜

    小澤委員長 次に本日の議事に関して、事務総長からお話願います。
  50. 大池真

    大池事務総長 本日は議事日程にあります日本国憲法第八條の規定による議決案、これは皇室財産使用承認に関するものでありまして、救らい事業に対して二百万円を出したいというのであります。これは内閣委員会全会一致承認を受けたものでありまして、理事の青木正君が報告をいたします。議案としてはただいまこれだけ上つておりますが、ただいまお許しになりました二件の緊急質問を先におやりを願いまして、それからただいまの議案委員長報告を願うことにいたしますか。
  51. 石田博英

    石田(博)委員 日程の方を先にやつたらどうですか。皇室財産使用の問題ですから、劈頭にやつたらどうですか。
  52. 大池真

    大池事務総長 それではそれを先に済ましていただいて、そのあと緊急質問をやることにいたしますか。
  53. 小澤佐重喜

    小澤委員長 別に御意見もありませんから、それではただいま御報告ように決定いたします。     —————————————
  54. 土井直作

    土井委員 私の方からちよつとお願いしたいことがあるのですが、それは特別委員会委員割当の問題です。御承知の通り、第二十三控室日本社会党があります。従来は一本になつておりました関係上、海外胞引揚の方は受田、岡、堤の三君がなつておりました。行監の方は猪俣君と久保田君と坂本君の五名になつてつたわけです。公職選挙の方は門司、鈴木、前田、こういうことになつておりました。大体委員の数を比較対照してみますと、二対一という形で割振りが行われていいと思うのであります。従つて海外胞引揚行監公職選挙特別委員会について、頭数の関係上、これらについてスムースに委員の入れかえをすることを一応了解していただきたい。
  55. 田中織之進

    田中(織)委員 両方話合おうじやないか。
  56. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それは常任委員会の方も当然お考えになつてください。庶務小委員の方も従来一人出ておられましたが、今度もし必要だという希望があれば、またみなで相談の上考慮したいと思いますし、そういうことは、ひとつ両方で御相談願つてからお願いしたらどうですか。
  57. 土井直作

    土井委員 それでは、田中君とぼくでやればいいわけですな。
  58. 田中織之進

    田中(織)委員 いいです。
  59. 大池真

    大池事務総長 その点今まで二十五名の委員でも、三十名の委員でも、社会党の方は三人出ておられます。それが二対一の比率に新しくなりますが、三名あるいは二名出ておりましたのは、内部的にひとつ割振りをやつて申出を願いたいと思います。
  60. 田中織之進

    田中(織)委員 問題は、今土井君が請求したように、三名が片方委員会に片寄つている、あるいは三名のうち二名が片方に片寄つておる、あるいは二名のところ全部が片寄つておるというところがありますので、それはここで御了承を得ておけば、両方話合いによりましてさしかえをしたいと思います。
  61. 土井直作

    土井委員 その点一応御了解願います。
  62. 大池真

    大池事務総長 それから民主党小林信一君が一応無所属になられましたが、海外胞引揚委員をおやめくだされば、それは自由党の方へ返ります。無所属には割当がないので……。
  63. 椎熊三郎

    椎熊委員 本人がやめないとなると、どうなるのですか。自由党の方はいらないでしよう
  64. 石田博英

    石田(博)委員 いらないというものは一つもありません。
  65. 岡田春夫

    岡田春夫君 今の問題は私の記憶では、無所属行つた場合にもそれを持つて行つた例がある。松谷天光光君が……。
  66. 大池真

    大池事務総長 それは持つて行かれましたが、一ぺん自主的にやめていただいて……。
  67. 岡田春夫

    岡田春夫君 やめないときは……。
  68. 大池真

    大池事務総長 やめないときは、議院運営委員会でその割当決定変更できることになつておりますから……。
  69. 小澤佐重喜

    小澤委員長 そういうことをしたくないから、今申し上げておるわけです。
  70. 倉石忠雄

    倉石委員 民主党は、三人減つたら。委員割当も減るのじやないですか。
  71. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それではただいまのことはよくお話合い願つた上で、こちらへお申出を願いたいと思います。     —————————————
  72. 梨木作次郎

    梨木委員 それからちよつと……。国会内に私服警察官が入り込んでおる事実があるわけです。具体的には去る十月二十五日十二時ごろ、私服警察官二名が共産党控室の廊下の前あたりをうろついておりました。それから隣の第十号室行政監察委員会に入つたのを目撃いたしましたので、衛視と立会いの上、警察部長のところに一緒に行つてもらいまして問いただしたところ、判明したのは、名前細渕義雄、これは埼玉国警、もう一人は加藤進、これは大宮の市警であります。この細渕君のバツジ総理府の一三八号、公務員帶用証大臣護衛というのであります。加藤進君の方はやはり総理府バツジで一三九号、帶用証公務員帶用証大臣護衛というのであります。この二人に、一体何のために来ておるのかと聞きますと、きよう傍聽に来ておるのだ、こういうわけであります。今勤務時間中なのか、休んで来たのかと聞いたところが、勤務時間中であるというのであります。これはよく調べましたところが、現在は衆参両院名前で出ておるバツジでありまして、警務課では、参議院が今のところ当番でありまして、参議院から総理府に出したバツジだ、こういうのであります。総理府では、大臣護衛使つておるバツジだそうであります。ところがこの二人に聞きますと、これは警視庁捜査第二課の河合さんという人からバツジをもらつて来ておるのだ、こういうのであります。しかも勤務時間中に傍聽しておるのであります。まことに私たちには了解に苦しむことで、警察官公務員バツジ使つて 国会の中をうろついて監視しておるというような事実を発見したわけであります。この点は、国会の中へこういう警察官が入り込んで、国会議員政治活動を監視するのではないかという疑いが十分あるのでありまして、これは本委員会において取上げて、十分この問題についても徹底的な究明と、適当の取扱いをしていただきたいと思うのであります。
  73. 小澤佐重喜

    小澤委員長 その問題は一応事務局調査願つて、必要がありますれば、院内警察秩序小委員会で調べてもらつたらどうですか。
  74. 石田博英

    石田(博)委員 院内警察秩序の小委員会が必要ならば、それを設置するということをきめないとできないわけです。今度の国会ではまだきめてありませんから……。
  75. 小澤佐重喜

    小澤委員長 一応事務的に事情を調べてもらつて院内警察秩序小委員会調査する必要があれば、またあらためて調査をやることにしたらどうですか。
  76. 梨木作次郎

    梨木委員 埼玉県の国警が、総理府に出した大臣護衛バツジを警規庁からもらつて勤務時間中に傍聽に来ておることは、明らかに特別の任務を持つておるということは明瞭だと思う。
  77. 倉石忠雄

    倉石委員 ぼくはそういうふうに邪推しない方がいいと思う。たとえば長野県の警察官が、警察講習会に来て国へ帰るのだというので、この間ぼくらが七名ばかり入れてやつたこともありますから、そういうふうに邪推しないで、事務的に調べてみたらどうですか。
  78. 梨木作次郎

    梨木委員 私たちの方で調査したことがありますから、邪推でなく、他の重要問題があるわけです。
  79. 石田博英

    石田(博)委員 この問題は倉石君が言われるように、傍聽という意味なら、警察官が上京したときなど何回も傍聽さしたことがある。そういうことを、どうということに、ここで断定して、予断をもつてものを調べることのいかぬことは、弁護士がお二人もおられるのでおわかりだと思います。予断をもつてかからないで、むしろ総理府へ出したバツジが、どうして警視庁に行つておるかということを調べてみる必要があると思うのです。
  80. 林百郎

    ○林(百)委員 バツジの問題だけ取上げると、そういうように誤解を受けるが、たとえばわれわれの議員宿舎にしても、われわれの観念としては、国会の一部だと思つておるのです。
  81. 石田博英

    石田(博)委員 それは違う。
  82. 林百郎

    ○林(百)委員 それは法理的にはそうだが、しかし実際の観念としては、国会の一部だと思つておるのです。そこに議員がいないのに捜査をするとか、国会が開かれているのに国会議員がスパイに尾行されるというようなことは、全体的の問題として考えてもらいたい。われわれの方から言い出したから、あなた方もそういうふうにお考えになるかもしれないが、国権の最高機関たる議員身分を保障するという点で、ぜひ皆さんに考えてもらいたい。
  83. 石田博英

    石田(博)委員 そういう目的を初めから言うのではなくて、一切の予断を抜きにして事実を調べてみましよう
  84. 小澤佐重喜

    小澤委員長 この問題の扱いは、先ほど申し上げました通り、一応事務的に公正に調べまして、なお適当な小委員会でも設けて審査する必要があると認めた場合には、院内警察及び秩序に関する調査小委員会なりを再復活いたしまして、そこで調査願つて、本委員会で適当に処理することにいたします。     —————————————
  85. 土井直作

    土井委員 もう一つ事務的な問題があるのですが、それは議席の問題です。
  86. 小澤佐重喜

    小澤委員長 議席の問題は事務的に相談して……。
  87. 林百郎

    ○林(百)委員 それは党内同士相談したらどうですか。
  88. 小澤佐重喜

    小澤委員長 一応事務案を出して、両方意見を聞いてから決定すればいいと思います。
  89. 土井直作

    土井委員 事務案があるのですか。
  90. 小澤佐重喜

    小澤委員長 これから出して、あなたの方へお示しして……。
  91. 椎熊三郎

    椎熊委員 そうしてやるよりしようがないと思う。
  92. 土井直作

    土井委員 これは議長議席を決定するのだから……。
  93. 石田博英

    石田(博)委員 原案をつくつて、それで相談するわけです。共産党うしろと前の方に議席がありますね。
  94. 土井直作

    土井委員 共産党のところに十ばかり議席がある。そこに現在の共産党の諸君に移つてもらえれば、あそこに約十五の席ができるのです。ぼくの方は前田君と井上君、それから石川君がいるから、それをこつちに持つて来て、十五だと一つ足りないから、一つ足りないものはぼくの方に入れてもらうということを、この間梨木君にちよつと相談をしたのだが……。
  95. 石田博英

    石田(博)委員 それは、相談してやつてもらいたい。
  96. 小澤佐重喜

    小澤委員長 共産党の方と御協議を願います。
  97. 椎熊三郎

    椎熊委員 これは全体を移動すればいいじやないか。
  98. 倉石忠雄

    倉石委員 それはたいへんだから、今言う通り共産党と入れかえてもらつて……。
  99. 梨木作次郎

    梨木委員 私の方は横の方があいておるのですが、しかしこれは非常に聞きにくいところなんです。私の方に社会党の二十三控室の方から申入れがあつたときにいろいろ相談したのだけれども、ここは聞きにくいのです。この点についてはまたあとで御相談いたします。
  100. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それでは本会議の開会時間は何時にいたしますか。     〔「一時半」と呼ぶ者あり〕
  101. 小澤佐重喜

    小澤委員長 それでは一時半ということにして本日はこれで散会いたします。     午後零時五十八分散会