運営者
Bitlet
姉妹サービス
kokalog - 国会
yonalog - 47都道府県議会
nisalog - 東京23区議会
serelog - 政令指定都市議会
hokkaidolog - 北海道内市区町村議会
aomorilog - 青森県内市区町村議会
iwatelog - 岩手県内市区町村議会
miyagilog - 宮城県内市区町村議会
akitalog - 秋田県内市区町村議会
yamagatalog - 山形県内市区町村議会
fukushimalog - 福島県内市区町村議会
ibarakilog - 茨城県内市区町村議会
tochigilog - 栃木県内市区町村議会
gunmalog - 群馬県内市区町村議会
saitamalog - 埼玉県内市区町村議会
chibalog - 千葉県内市区町村議会
tokyolog - 東京都内市区町村議会
kanagawalog - 神奈川県内市区町村議会
nigatalog - 新潟県内市区町村議会
toyamalog - 富山県内市区町村議会
ishikawalog - 石川県内市区町村議会
fukuilog - 福井県内市区町村議会
yamanashilog - 山梨県内市区町村議会
naganolog - 長野県内市区町村議会
gifulog - 岐阜県内市区町村議会
sizuokalog - 静岡県内市区町村議会
aichilog - 愛知県内市区町村議会
mielog - 三重県内市区町村議会
shigalog - 滋賀県内市区町村議会
kyotolog - 京都府内市区町村議会
osakalog - 大阪府内市区町村議会
hyogolog - 兵庫県内市区町村議会
naralog - 奈良県内市区町村議会
wakayamalog - 和歌山県内市区町村議会
tottorilog - 鳥取県内市区町村議会
shimanelog - 島根県内市区町村議会
okayamalog - 岡山県内市区町村議会
hiroshimalog - 広島県内市区町村議会
yamaguchilog - 山口県内市区町村議会
tokushimalog - 徳島県内市区町村議会
kagawalog - 香川県内市区町村議会
ehimelog - 愛媛県内市区町村議会
kochilog - 高知県内市区町村議会
fukuokalog - 福岡県内市区町村議会
sagalog - 佐賀県内市区町村議会
nagasakilog - 長崎県内市区町村議会
kumamotolog - 熊本県内市区町村議会
oitalog - 大分県内市区町村議会
miyazakilog - 宮崎県内市区町村議会
kagoshimalog - 鹿児島県内市区町村議会
okinawalog - 沖縄県内市区町村議会
使い方
FAQ
このサイトについて
|
login
×
kokalog - 国会議事録検索
1951-08-17 第11回国会 参議院 議院運営委員会 第2号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
二十六年八月十七日(金曜日) 午後一時四十三分
開会
————————————— 本日の
会議
に付した
事件
○
委員
の
辞任
及び
補欠選任
の件 ○
講和全権委員
の
任命
につき
国会
の議 決を求めるの件 ○
災害復旧
に関する
緊急質問
の件 ○
ベースアップ行政整理等労働政策
に 関する
緊急質問
の件 ○
平和運動等
の
取締
に関する
緊急質問
の件 ○
給与ベース改訂
に関する
緊急質問
の 件 ○
運輸審議会委員
の
任命
につき本院の
承認
を求めるの件 ○
商品取引所審議会委員
の
任命
につき 本院の
承認
を求めるの件 ○
日本銀行政策委員会委員
の
任命
につ き本院の
同意
を求めるの件 ○小
委員長
の
報告
(
議長公邸
に関する件) (千代田区
平河
町
所在
の本
院分室
に 関する件) (
新宿
区
弁天
町
所在
の本
院職員宿舎
に関する件) (
新宿
区
諏訪
町
所在
の本
院分室
に関 する件) (
院内
四階の
喫茶室
に関する件) (本院の
自動車
に関する件) (本院の
電話
に関する件) (本
院職員
の
超過勤務手当
に関する 件) (
速記
に関する件) (
議員
の
特別急行列車乗車
に関する 件) (
予算委員室
の
映画設備
に関する 件) (
参議院
及び
裁判官弾劾裁判所関係
の
昭和
二十六年度
歳出予算追加要求
に関する件) (本
院議員会館自治委員長
の
要望事
項に関する件) (
庶務関係小委員
と本
院職員組合員
との
意見交換
に関する件) ○
連合委員会開会
の件 —————————————
山田佐一
1
○
委員長
(
山田佐一
君) それでは
只今
から
会議
を開きます。 先ず
常任委員
の
辞任
及び
補欠
に関する件を
議題
に供します。
河野義克
2
○参事(
河野義克
君)
社会党
から、
予算委員
の
山田節男
君、
永井純一郎
君、
岩崎正三郎
君、
決算委員
の
上條愛妻
がそれぞれ
辞任
せられまして、
予算欠員
に
伊藤修
君、
上條愛
一君、
小酒井義男
君、
決算委員
に
永井純一郎
君を
補欠
として推薦されております。又第一
クラブ
から、
決算委員
の
千田正
君が
辞任
せられて
石川清一
君を
補欠
として推薦せられております。
山田佐一
3
○
委員長
(
山田佐一
君)
只今
の
報告
滞り決しまして御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
山田佐一
4
○
委員長
(
山田佐一
君) 御
異議
ないのと認めます。 —————————————
山田佐一
5
○
委員長
(
山田佐一
君) 次に
講和全権委員
の
任命
につき
国会
の議決を求むる件の取扱に関する件を
議題
に供します。
只今理事会
を開きまして、
議長
のほうから
仰せ
になれば、この
審議
の
主体
は当
運営委員会
でやるということで
理事会
の
意見
は一致しました。その際に、若し
外務委員等
から
合同審査
の
要求
があればそれを受けて
合同審査
をするということにきまりましてございますが、
理事会
の
決定
通り
いたしまして御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
山田佐一
6
○
委員長
(
山田佐一
君) 御
異議
ないものと認めます。それではさよう決しました。 —————————————
山田佐一
7
○
委員長
(
山田佐一
君) 次に
緊急質問
に関する件をお諮りいたします。
近藤英明
8
○
事務総長
(
近藤英明
君)
緊急質問
の御
要求
が四件こちらに出ております。順次申上げます。その第一が
社会党
の
三輪貞治
君から
災害復旧
に関する
緊急質問
、
要求大臣
は
農林大臣
、
建設大臣
、
大蔵大臣
、
所要
時間は十五分というお申出でございます。第二番目は同じく
社会党
の
椿繁夫
君からでございまして、
案件
は
ベース
・
アップ
、
行政整理等労働対策
に関する
緊急質問
でございます。
要求大臣
は
総理大臣
、
大蔵大臣
、
労働大臣
、
人事院総裁
、
行政管理庁長官
、
所要
時間は十五分でございます。第三番目は
共産党
の
須藤五郎
君からでございます。
案件
は
平和運動等
の
取締
に関する
緊急質問
でございます。
要求大臣
は
総理大臣
、
法務総裁
でございまして、
所要
時間は二十分間という御
要求
でございます。第四番目は
労農党
の
千葉信
君からでございまして、
案件
は
給与ベース改訂
に関する
緊急質問
でございます。
要求
は
人事院総裁
を求められております。
所要
時間は三十分というお申出でございます。以上四件の
緊急質問
のお申出でございます。
本件
の御
協議
をお願いいたします。
中川幸平
9
○
中川幸平
君 この四件の
緊急質問
のうち、二件まで
給与
べースについての
質問
だと聞きましたが、そうではありませんか。
近藤英明
10
○
事務総長
(
近藤英明
君) 念のため、
只今
の
仰せ
になりましたのは、
緊急質問
の第二番目に申しました
社会党
の
穂繁夫
君の
緊急質問
と、第四番目に申しました
千葉信
君の
緊急質問
かと存じますので一題名をもう一遍申します。椿君のは
ベース
・
アップ
、
行政整理等労働対策
に関する
緊急質問
でございます。それから
千葉信
君のは
給与ベース改訂
に関する
緊急質問
でございます。
小笠原二三男
11
○
小笠原二三男
君
両君
とも
緊急質問
をやることに対しまして、時間は前側もありましようから統一してや
つて
頂くようにしたらいいと思います。
鈴木直人
12
○
鈴木直人
君
緊急質問
をやることについて
賛成
でありますが、併し今回の
臨時国会
の開かれた経緯から見ましても、講和問題に関する
案件
が全部終了した後に時間があればやる、そういうことにしたい。例えば
講和全権委員
の
任命承認等
がありますが、そういうようなものが終りまして、そしてすべて終了した後にこれをや
つて
もらう、こういうようなやり方をしたほうがい六と思います。
鈴木清一
13
○
鈴木清一
君 今
鈴木
さんが言われましたが、御心配ないと思います。例えば
全権委員承認
の問題については、今も諮られたように一応当
委員会
を開きまして、そうすると
委員会付託
で直ちに結論が出るとは考えられない。
従つて
大体時間を想定すると、遅くなるのじやないか。そういたしますると、明日、本
会議
を開いてそれをや
つて
おる間に、相当時間があるはずです。そうしたところを利用すれば、別にそうむずかしく考える必要はない。それと、いま
一つ
は、
鈴木
さんの言われたのに
講和問題云々
と言われましたけれども、一番
最初国会
に
要求
したことについては、講和問題と噛み合せていろいろの
要請
がある。その
要請
の中には、
ベース
問題、労働問題については明らかに触れてお
つた
はずであります。
従つて
講和問題のみという限界を付けてしまうよりも、やはりそれも含めて考えられた場合には、十分時間を利用して
緊急質問
ができるのじやないかと思いまするので、
小笠原
君の
提案
に
賛成
いたします。
鈴木直人
14
○
鈴木直人
君 明日は
質問
があるようですが、全体でどのくらいの時間になりますか。
近藤英明
15
○
事務総長
(
近藤英明
君) 明日残
つて
おります
質問
は、お二人でございます。時間は十五分づつでございますから三十分、それに再
質問
として認められる時間がおのおの五分づつ、それを入れまして、
合計
いたしまして四十分、かようなことにな
つて
おります。
大野幸一
16
○
大野幸一
君 それが済んだ
あと緊急質問
をや
つて
、むしろそうして時間を待
つて
いたほうがいいと思います。十五分くらいずつに切
つて
頂いて……。
赤木正雄
17
○
赤木正雄
君 今
鈴木
さんがおつしやいましたように、そこをうまく運営してや
つて
、その間にうまくや
つて
もらう、こういうふうにしたら如何です。
山田佐一
18
○
委員長
(
山田佐一
君) 大体は小
委員会
で御
決定
を願うことにいたしまして、今の議論はこの辺で打止めまして……。
鈴木恭一
19
○
鈴木恭一
君 それで、この時間ですが、どうですか。
山田佐一
20
○
委員長
(
山田佐一
君) 小
委員会
できめてもらいましよう。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
山田佐一
21
○
委員長
(
山田佐一
君) それでは
緊急質問
は
承認
することに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
山田佐一
22
○
委員長
(
山田佐一
君) 御
異議
ないものと認めます。さように決しました。
三輪貞治
23
○
三輪貞治
君 私の
要求
にかかわる
緊急質問
の
要求大臣
に、
地方自治庁長官
を追加して頂きたいと思います。
近藤英明
24
○
事務総長
(
近藤英明
君)
三輪
さんの御
要求
は、
農林
、
建設
、
大蔵
とな
つて
おります。
三輪貞治
25
○
三輪貞治
君
地方自治庁長官
を追加して頂きたい。
近藤英明
26
○
事務総長
(
近藤英明
君)
地方自治庁長官
をこの
あと
にお入れになるのですか。
三輪貞治
27
○
三輪貞治
君 ええ、追加して下さい。 —————————————
山田佐一
28
○
委員長
(
山田佐一
君) 次に
運輸審議会委員
の
任命
につき本院の
承認
を求めるの件、
商品取引所審議会委員
の
任命
につき本院の
承認
を求めるの件、
日本銀行政策委員会委員
の
任命
につき本院の
同意
を求めるの件、右三件を一括して
議題
に供します。先ず
官房長官
の御
説明
をお願いいたします。
岡崎勝男
29
○
政府委員
(
岡崎勝男
君)
運輸審議会委員栢原語
六君、
富山清憲
君の
両君
は、去る六月十二日に
任期
満了いたしましたのですが、
国会閉会
中のために、
運輸省設置法
第九条第二項の規定によりまして、六月十三日附で再任いたしましたので、両
議院
の
承認
を求めるために
本件
を提出いたします。
履歴書
で御
承知
の
通り
、
栢原
君は、二十四年に亘り弁護士を開業して来たものであり、法規について極めて明るい人でありますので、
昭和
二十四年六月、
任期
二年を以て
運輸審議会委員
に任ぜられたものであります。又
富山
君は、
大正
十四年
大学卒業
後
鉄道省
に入り、爾来
新潟鉄道局長
、
鉄道総局勤労局長
、
職員局長
を歴任し、
昭和
二十一年八月官を辞してからは、
飯野産業株式会社常務取締役
、
日本運輸倉庫株式会社監査役
を経て、二十五年三月
岡田信次
君の
後任
として
運輸審議会委員
に任ぜられたものでありまして、その広い
経験
と高い
識見
よりして、今回
両君
とも
政府
において再任したものであります。何とぞ御
審議
の上御
承認
をお願いいたします。 次に
商品取引所審議会委員寺田省一
君は、去る六月二十六日依願退職いたしましたので、
商品取引所法
第百三十九条第三項及び第四項によりまして、その
後任
として本月四日附を以て
南正樹
君を同
審議会委員
に
任命
いたしましたので、両院の
承認
を求めるため
本件
を提出いたした次第であります。南君はお
手許
の
履歴書
で御
承知
のように、
大正
四年
大学卒業
後直ちに
農商務省
に入り、
東京
、大阪各
営林局長
の要職を歴任し、
昭和
九年退官してからは、
産業組合中央金庫理事
、満
洲硫安工業株式会社常務理事
、満
洲林業株式会社理事長
、
中央食糧営団理事
、
日本罐詰統制株式会社社長
を歴任して来たものでありまして、
取引所
について広い
識見
と抱負を有するものであります。何とぞ御
審議
の上、同
審議会委員
の
任命
を速かに
承認
されんことをお願いいたします。 最後に、
日本銀行政策委員会委員中山均
君は、去る六月十六日
任期
が満了となりましたが、同君を再び同
委員
に
任命
いたしたく、両
議院
の
同意
を求めるために
本件
を提出いたしました。
中山
君は
昭和
二十四年六月、
日本銀行法
第十三条の四、第一項第四号に規定してありまする
金融業
に関しすぐれたる
経験
と
識見
を有する者のうち、
地方銀行
に関し
経験
と
識見
を有する者として、二年
委員
に
任命
されたものであります。お
手許
の
履歴書
で明らかなるごとく、明治四十一年
大学卒業
後、第百、
浜松
、西遠、遠州、
浜松貯蓄銀行
、静岡の各
銀行
の役員を歴任し、
昭和
二十一年には
全国地方銀行協会会長
に選任されたものでありまして、
地方銀行
についてのその豊富なる
経験
とすぐれた織見によりまして、最
適任者
と存じますので、今回
政府
において再任せんとするものであります。何とぞ御
審議
の上、御
同意
を与えられんことを望みます。
小笠原二三男
30
○
小笠原二三男
君 殊に特段な御
質問
がなければ、恒例によ
つて会派
に持ち
帰つて打合せ
の上、明日の
議運
において審査するように進められたいと思います。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
森崎隆
31
○
森崎隆
君 今すぐ御
説明
を願うことはできないかと思いますが、
商品取引所審議会委員
に出られております南さんの問題について、私は何もどうこう言うわけじやないが、
履歴
の中に
日本罐詰統制株式会社社長
という
履歴
もありますし、昨年
内閣委員会等
で問題になりました
公団等
の
不正事件
について、やはり
罐詰関係
でも相当いろいろの問題がありましたので、そういうことに直接
責任
をとられなければならないようなことがあるかないか。それにつきまして、明日の
議運
で結構でございますから、一応はつきりと
責任
を取る必要があるかないかを、次のときにお
調べ
の上や
つて
頂きたいと思います。そういう
意味
で
責任
をとるようなことがある場合には当然変更して頂きたいと思います。さようお
調べ
を頂きたいと思います。
山田佐一
32
○
委員長
(
山田佐一
君) ほかに別に御質疑はありませんか……。それでは皆さんが党へお帰りになりまして、明日までに態度を御
決定
の上、御
審議
をお願いいたすことにして、この案はそれで打切ります。 —————————————
山田佐一
33
○
委員長
(
山田佐一
君) 次に
講和全権委員
の
任命
でありまするが、まだ
只今
のところ
合同審査
の
申入れ
も何も正式にありませんが、幸いに
官房長官
がお見えにな
つて
おりまするから、そういうことを聞いて見まするか、もう少し経
つて
あと
で聞いて見まするか、どちらにいたしましようか。
鈴木清一
34
○
鈴木清一
君 結局何ですか。例えば
議運
が
主体
としてということになりますれば、これを各
委員会
はまだ御存じないわけですね。そういたしますると、希望持
つて
おられてたまたま出された
外務委員会
は別といたしまして、これ又希望を出しておられる
人事委員会
は別といたしまして、ほかからの
意思表示
を求める場合にはどういう経路で求めるのですか。これは各
委員会
のほうから出されるのを待つのか、それともこちらから……、待つのが常識だろうと思うのです。これはもう大体
各派
へ
帰つて
の話になると思うのです。そういたしますると、そのことに対する時間というものも少しはなくてはならない。
従つて
私はいずれ
合同
にな
つて官房長官
にお尋ねするのがいいじやないか。つまり
議運
としては相当尋ねてあるわけです。又はかから
変つたかた
が別な観点からお聞きなされると思うので、ここでは尋ねないと思います。それと、いま
一つ
は、その
意味
において、私は、はたからなされる
意味
において、本日は
議運
をこれで閉じて頂くことを……、そして明日や
つて
頂く……。
山田佐一
35
○
委員長
(
山田佐一
君) 明日の昼だと遅くなりまするから……。
中川幸平
36
○
中川幸平
君
合同審査
の申込がありましても、それをするか冠ぬかということは、これは各
委員会
の話もありまするから、三十分か一時間休憩して頂きまして、そうしてや
つて
頂きたい。 〔「
賛成
」と呼ぶ者あり〕
山田佐一
37
○
委員長
(
山田佐一
君) それでは、これから休憩するか、せぬでも
庶務関係
の小
委員長
の
報告
がありますから、それを聞いてお
つて
もよろしいのですが。
鈴木直人
38
○
鈴木直人
君 ここでお聞きするのはどうかと思うのですが、
外務委員長
さんがおいでになるので、
外務委員会
の御
要求
はいつ頃申込まれる模様ですか。
大隈信幸
39
○
大隈信幸
君 もう十分ぐらいです。
小笠原二三男
40
○
小笠原二三男
君
鈴木
さんのお話もありますけれども、
中川
さんのおつしやるように、
全権承認
に関する
案件
の
提案説明
はちよつと待
つて
頂いて、その他の議事を進められて、一応この会を休憩して、各
会派
にこれを伝えて、そうして或る時間を
切つて議運
を開くということにしておいて、その間、
連合審査
の
申入れ
があるところはして頂いて、そのときに
提案
して頂くように願いたいと思います。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
山田佐一
41
○
委員長
(
山田佐一
君) 先ず取りあえず
官房長官
は御退席を願
つて
おいてよろしうございますか。どうも
官房長官
有難うございました。ここで一応休憩いたしまするか。
庶務関係小委員長
の何か
報告
があるそうですが、
報告
を聞いておりますか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
山田佐一
42
○
委員長
(
山田佐一
君) それでは小
委員長
にお願いいたします。 —————————————
高橋道男
43
○
高橋道男
君 今回又重ねて
庶務関係小委員長
を
仰せ
付かりましたので、
皆様方
の御協力をお願い申して置く次第であります。発言のお許しを頂きましたが、およそ二十分ばかりかかるのでございますけれども、
報告書
を
報告
いたしますか、或いはこの書類もできておりますから、これを
速記録
に載せて頂くことにして項目だけ申上げましようか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
高橋道男
44
○
高橋道男
君 それでは簡単に申上げて、
あと
は記録にこの御
報告書
を御登載頂くことにして頂きます。 前
国会
が閉会されましてから、
庶務小委員会
としてその必要を感じましたので、前後六回に
亘つて小委員会
を
開会
して、次の事項について
協議
申しました 先ず前の小
委員会
で取上げてこの本
委員会
に
報告
いたしました
議長公邸
、それから
平河
町の本
院分室
に関する件、
牛込弁天
町の
職員宿舎
に関する件、それから
新宿
区
諏訪
町
所在
の本
院分室
に関する件、
院内
四階の
喫茶室
に関する件などにつきまして、
事務局
がこれに対処しておる
経過
を見、且つその
解決方
について相談をいたしたわけでございます。
只今職員
の
宿舎事情
も取
調べ
まして、
宿舎関係
につきまして、
予算関係
、特に
大蔵
省のほうとも連絡をいたしまして、成るべく
職員
の
宿舎
についても全部に即刻というわけには参りかねますが、成るべく早い
方法
を以て解決できるような
方法
を相談いたしておる次第でございます。 それから本院の
自動車
に関しまして、これは
皆様
に御
関係
のあることでございますので、一応の
経過
を申上げて置きたいと思います。
本件
につきましては、先ず主として現在
自動車
の
運用状況
、
ガソリン
の
配給
並びに
消費
の
状況
などについて
調査
をいたしました。その結果、現在の
運用状況
については、現在
議員専属車
は
合計
三十七車、
予備車
は七車、
事務用車
は六車でありまするが、全般的に
需要
に対して車輌の数が十分でないため
配車
が窮屈でありますけれども、
稼動率
は極めて良好であると判明いたしました。
ガソリン
の
配給量
は、
原則
として
委員長乗用車
は一カ月五十ガロン、
コマンド車
は一カ月六十五ガロンでございまするが、
一般議員共通乗用車
は別に
基準量
を定められておりません。なお
国会
の
会期
末等特に必要な場合は若干の増配をすることがございます。
配給
はすべて
運輸省
の
東京陸運事務所
を通じて行われており、又その
消費
も厳正に行われていることが判明いたしました。
事務用
の
自動車
の使用につきましては、
専属車
は
事務総長
及び
事務次長
のみでありまして、その他は
国会開会
中その他
事務
上必要ある場合に限り、その都度
要求
により
配車
することにな
つて
おります。 次に、このたび
関係方面
の好意により、
外国製自動車
が
日本側
に払下げられることになり、本院に対しましては第一次及び第二次の二回に亘り
合計
三十車を払下げられることになりましたので、その
割当等
について
協議
いたしました結果を御
報告
申上げます。
外国車
第一次及ぶ第二次
払下げ分
三十車の
内訳
は、
キヤデラツク
及びパツカード各一車、
シボレー
十三車、
ポンチアク
十五車でありまするが、これを次の
通り
割当てることにいたしました。即ち
議長用
として
キヤデラツク
一車、副
議長用
としてパッヵード一車を割当て、
常任委員長
二十三名、
特別委員長三
名に対しては、
ポンチアク
十五車、
シボレー
十三車、計二十八車のうちから割当てる。現在の
議長用車
、副
議長用車
はそれぞれ
予備車
といたします。残余の
外国車
二軍、現在の
常任委員長用車
二十三車、現在の
特別委員長用車
三車、計二十八車から、そのうち
電気自動車
三車、
トヨペット一軍
、計四車を差引いた二十四車については、
昭和
二十六年七月二十四日現在の本
院議員
数二百五十から、
議長
一、副
議長
一、
常任委員長
二十三、
特別委員長三
、
国務大臣
二、
政務次官
五、
欠員議員
二、
無所属議員
一、計三十八を差引いた残り二百十二を
基準
として計算した二十二車、これは
議員
十名について一車として、端数は繰上げております。この二十二車を
議長
、副
議長
、
常任委員長
、
特別委員長
、
国務大臣
、
政務次官
を除いた各
会派別議員数
に按分して
抽せん
によ
つて割当
をする。但し
所属議員
数十名に満たない
会派
には
一軍
を割当てる、なお
運転手
については、
交替抽せん
は従来
通り年
一回、七月とするのでありますが、今回に
限り外国車割当
のときに行う。
月額手当
、年二回の
臨時手当
、
超過勤務手当等
は従来の
専属車通り
とすることにし、又一
車当り月別ガソリン割当量呈
については、一応従来
通り
五十ガロンといたしますが、将来新車の
気筒容積
を勘案し、必要ある場合には適当に考慮することにいたしております。なお
配車
は
各派ごと
にその
責任
において行うようにいたしたいと存じます。以上の方針で割当いたしました結果、各
会派
に対しましての
割当数
は、自由党七、
社会党
五、
緑風会
五、民主党二、第一
クラブ
一、
労農党
一、
共産党
一とな
つて
おります。 次に本院の
電話
でございますが、
控室
において使用される
電話
に
相当支障
を来たしていることが明らかでございますので、
只今控室室
一台の割合でその増設の計画をいたしておりまするが、これは
補正予算
で以て
予算
を獲得する必要がありまするので、現在は一応
配線設備
だけを使用している状態であります。 第三に、本
院職員
の
超過勤務手当
に関しまして取
調べ
ました。これもかねてから
予算等
の
関係
で、その支給が円滑でないというような問題もございましたので、その事実を
調査
いたしたのでございます。その結果、本
院事務局
においては、
職員
一人
当り平均年間
三百六十時間分を各部に配付し、各部長の
責任
におい七
職員
の
勤務
時間に応じて支給しております。又
自動車運転手
に対しては、その
勤務
の性質上、四百五十時間分を支給し、又衛視については八部制の
勤務
によ
つて
合理的に支給していることが明らかになりました。因みに他の各省においては百五十時間分を支給しているのが最高の様子ですから、本院はこれに比較して相当高額を支給しているのでありまして、懸念されたような点は認められませんでした。 次に
委員会
の
速記
に関することでございますが、
速記
の
需要
を現在の
速記者
の員数で賄い切れないため、小
委員会
には、
原則
として
速記
を付さないことにな
つて
いるのでありますが、それでもなお往々にして
速記者
の
労働過重
を招く結果とな
つて
おりますので、こういう事態が起ることを避けて、現在の
速記能力
を有効に活用することについて
協議
いたしました。その結果、
委員会等
におきましても、特に重要でない部分は、できるだけ
速記
を省くというような
方法
によ
つて
、重点的に
速記
を使用するよう、各
委員長
に
要望
いたしたい。これが適当な措置であるということに
決定
いたしました。 次に
国会議員
の
特別急行列車無料乗車
に関する件につきまして、衆
議院
の
庶務関係小委員長
と
協議
の上、私に一任するということでございましたので、
国鉄側
と折衝いたしましたら、これは実現が相当困難であるということがわかりましたが、一応
無料乗車
ということにつきましては、これを遠慮することにいたしました。但し
国会議員
の特急における
座席確保
についてはいろいろ
方法
があろうと思いますから、
国鉄当局
においても研究して見たいということでございました。 次に
予算委員室
の
映画設備
に関してでございますが、現在
予算委員室
にある
映画設備
は、戦時中
ニュース映画映写
のため応急的に設置されたものでありまして、現状においては
火災予防
その他の点から不適当であるのみならず、
映写機
が故障しておりますので、これが
改善方
について
協議
いたしました。その結果必要な
経費
を
補正予算
に計上することにいたしております。 次に
参議院
及び
裁判官弾劾裁判所関係
の
昭和
二十六年度
補正予算
の
要求
につきまして、 先ず
参議院
に関する
経費
につきまして申上げますと、第一に第十回
国会
の
会期延長等
に伴う
必要経費
として、1、
議員
に関する
経費
千三百七十一万八千五百円、2、
常任委員会
に関する
経費
百十六万六千円、3、
事務局
に関する
経費
九百九十二万円、4、
法制局
に関する
経費
五百三十万円、それから第三に
営繕工事
に必要な
経費
として七千六万七千円、
合計
一億十七万千五百円であります。 その内容について申上げますと、 第一の第十回
国会会期延長等
に伴う
経費
につきましては、 1
議員
に関する
経費
の
内訳
は、
延長日数
二十八日分の
滞在雑費
七百万円、同じく
延長日数
二十八日分及び
国会議員
の
歳費旅費
及び
手当等
に関する法律の一部改正に伴う
増額分
を含む
議会雑費
百七十一万八千五百円、かねてより
議員
から
要望
のありました
立法調査費
を
議員
一人
当り年額
二万円として五百万円であります。 2
常任委員会
に関する
経費
の
内訳
は、各
常任委員会
に必要な
参考資料費
、
筆耕料
、
食糧費等
であります。 3
事務局
に関する
経費
の
内訳
は、
会期延長
に伴う
職員
の
超過勤務手当
百十八万四千円、先に
庶務関係小委員会
において
決定
いたしました
予算委員室
の
映写機購入費
百五十万円、同じく
庶務関係小委員会
にて
決定
いたしました
各派控室用
の
電話新設
及び維持費目四十万五千円、
会期延長
に伴う臨時
職員
の
給与
その他五百八十三万一千円、 4
法制局
に関する
経費
の
内訳
は、先に申上げた
議員
に対する
立法調査費
と同様の目的を持つ立法
調査
研究費五百三十万円であります。 第二の
営繕工事
に必要な
経費
の
内訳
は、前回
国会
の本
委員会
において
決定
されました
議員
宿舎
新営に要する
経費
の不足分五千百四十万円、同じく前回
国会
において
決定
されました
法制局
庁舎その他の新常費の不足分二百六十一万円、本院の
自動車
の増加等に伴う
自動車
置場新営費四百八十五万九千円。閉会中の
庶務関係小委員会
において
決定
いたしました
予算委員
会の映写設備改善に関する
経費
、本院の
電話
交換室の改造に関する
経費
等合せて一千十九万八千円であります。 次に裁判官弾劾裁判所に関する
経費
は、先に申上げた
議会雑費
と同様、第十回
国会
の
会期延長等
に伴う裁判長の職務雑費五万九千円であります。 以上が
庶務関係小委員会
において
決定
いたしました
参議院
及び
裁判官弾劾裁判所関係
の
昭和
二十六年度
補正予算
の
要求
額の大要でありますが、本
委員会
の御
承認
を得ますれば、これによ
つて
関係
当局と折衝するようになるわけでありまするが、先ほど申上げましたように、この
要求
については、特に
各派
議員
の絶大なる御援助を賜わりたいのであります。 次に
議員
会館自治
委員長
の
要望事
項でありますが、一、議事堂と
議員
会館の間に地下道を開設すること、それから、これは危険予防及び便利の点から前年来この計画はあるのでありまするが、
予算
の
関係
で削除されておるのであります。二、浴場をガス風呂に改造する件、これは現在の浴場は石炭風呂であるために、煤煙或いは
火災予防
の点から問題がありまするので、衆
議院
の会館もその措置をとられておりまするので、同様にしてもらいたい。第三に、暖房装置の改善、これは現在の電気ヒーターを蒸気暖房に改められたい。次に会館の通路舗装の件、これは悪天候の場合を考慮いたしまして、会館の本屋と炊事場、配電室などの通路をコンクリートに舗装されたい。次に会館の構内の植樹の件、こういう項目について御
要求
があ
つた
のでありまするが、第一の地下道と暖房の件は、これは新規
要求
になりまするので、
昭和
二十七年度に
要求
することといたし、
あと
の三件につきましては、本年度の
補正予算
が希望
通り
与えられますればそれの範囲内において実施するというような申合せをいたし、なお、その
必要経費
については
事務局
において
調査
して
要求
することにいたしております。 次に
職員
組合との
関係
でございますが、我々
参議院
といたしまして、
事務局
の運営は一切
事務総長
の支配下においてなされておるのでありまして、今日まで我々
議員
と
職員
との間に
意見
を交換するような機会はなか
つた
のであります。無論我々といたしましても、
事務
の運営は
事務局
においてなされ、その限りにおきまして
職員
と
事務局
との間で進められて行くのが妥当であると思
つて
いるのでありまするが、一度
職員
の諸君と直接に
意見
を交換する機会が持たれれば、或いは我々として気付かないような点もあり、又
議員
に対する
職員
からの
要請
もあるというようなことも考えまして、その機会を持つことに計画いたしております。この
臨時国会
がなければすでにその機会が得られたと思うのでありまするが、そういうような突然のことが起りましたので、今回の
臨時国会
直後にそういう機会を持ちまして、本院の運営並びに
事務局
の運営をより一層明朗にするように努力をいたしたいと考えております。 以上御
報告
いたします。
山田佐一
45
○
委員長
(
山田佐一
君) それでは
只今
庶務小
委員長
の御
報告
は了承いたしまして御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
山田佐一
46
○
委員長
(
山田佐一
君) 御
異議
ないものと認めます。さよう決しました。 —————————————
山田佐一
47
○
委員長
(
山田佐一
君) 御
異議
ないものと認めます。さよう決しました。
小笠原二三男
48
○
小笠原二三男
君 先ほどの
決定
に基いてそれぞれの希望の
連合審査
を
申入れ
る
委員会等
の措置が取られるまで、暫時の間休憩し、およその申出の出揃
つた
最も短かい次の機会に
議運
を再開せられるように願います。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
山田佐一
49
○
委員長
(
山田佐一
君) それではそういうことにいたしまして、三時まで休憩いたします。 午後二時二十七分休憩 —————・————— 午後三時十七分
開会
山田佐一
50
○
委員長
(
山田佐一
君)
只今
から
議院
運営委員会
を開催いたします。先刻
議院
運営委員会
において他の
委員会
から
合同審査
の申出がありましたならばそのときに開くということを御
承認
を願
つて
おいたのでありまするが、その後、
人事委員会
、法務
委員会
、
外務委員会
の三
委員会
から
合同審査
の申出がありました。よ
つて
合同審査
の
委員会
を開きますことに御
異議
ございませんか、 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
山田佐一
51
○
委員長
(
山田佐一
君) 御
異議
ないものと認めます。さよう決しました。
議院
運営委員会
はこれで休憩いたします。 午後三時十八分休憩 〔休憩後
開会
に至らず〕 出席者は左の
通り
。
委員長
山田 佐一君 理事 木村 守江君
鈴木
恭一君
小笠原二三男
君
鈴木
直人君 大隈 信幸君
委員
上原 正吉君 加藤 武徳君 川村 松助君
中川
幸平君 大野 幸一君 菊川 孝夫君 椿 繁夫君
三輪
貞治君 森崎 隆君 赤木 正雄君 片柳 眞吉君 小宮山常吉君 杉山 昌作君 高橋 道男君 油井賢太郎君 三浦 辰雄君
鈴木
清一君 兼岩 傳一君 —————————————
議長
佐藤 尚武君 副
議長
三木 治朗君 —————————————
政府委員
内閣
官房長官
岡崎 勝男君
事務局
側 事 務 総 長 近藤 英明君 参 事 (
事務次長
) 芥川 治君 参 事 (記録部長) 小野寺五一君 参 事 (議事部長) 河野 義克君 参 事 (
委員
部長) 宮坂 完孝君
法制局
側 法 制 局 長 奧野 健一君 参 事 (第二部長) 岸田 實君